新型コロナの感染防止の為、社会的距離を保って訪ねてます
東海道の宿場・山の上の神社・海辺の城下町と続けた静岡県の旅の帰りは、私メが子供ン頃に住んでた県都の静岡市葵区へ。何年もコロナ禍でナカナカ帰れてなかったのに、今年はコレで何度目かしらん?ひと月半前も記事にしてますが、訪ねた先月末の市内は秋と云うのにまるで夏の様な暑さ。Tシャツだけで歩きたい位
そもそも静岡県自体が全国有数の温暖地域で、西部の浜松市は日本の最高気温41.1℃を一昨年記録した位。流石に市内はソコまで暑くないけれど、拙宅の在る都内より暖かく・・東京が十一月の最高気温を百年ぶりに更新と話題に成った数日前も、市内は28.2℃と更に高かったとか(静岡は二十三年ぶりの記録更新)
ま、浜松のある県西部と違って猛烈な寒風(遠州の空っ風)が冬に吹かずと市内は暖かで、ソレを愛されたのが葵区で育って天下を取り、葵区へ帰って没された大御所・徳川家康公。今年は大河ドラマの主人公なのに盛り上がりに欠けますが、駿府城本丸跡に立たれる権現様(家康公)に「コレから東京へ帰ります」と御挨拶を
ま、実際は旅の初日にも駿府城に寄り、権現様に「帰って参りました」と御挨拶してますが・・その日は暑くなかったモノの市内のお天気は今イチで、静岡県民や元県民が心底愛するお山の姿が良く見えなかったのですヨ。処が帰りの日はこうして雲一つない日本晴れ!ならば改めて参らん、駿府城三の丸跡に聳える県庁へ
この数日前にも来てますし、コロナ禍前は帰静する度に寄ってたトコだから勝手は知ってる県庁別館21階の富士山展望ロビー。本来は大地震発生時の対策本部が置かれる為のスペースですが、ココは静岡人が愛してやまぬ日本一のお山「富士山」を望むに絶好の場所。お城越しに東側を見れば、今日はキレイに見えますナ
我がアイフォンの性能を目一杯に使い、鮮やかに冠雪した富士の高嶺をバシャバシャと。この何日か前に雪雲が上手い具合に山頂に掛かった様で、美しく白く染まった姿を撮れて大満足・・やっぱ白い帽子をかぶった姿が「らしくて」宜しいですナ。尤も記事化するまでの数日の間に、残念ながら雪は溶けてしまいましたが
重なる時は不思議と重なるモノで、最近の僅か一ヶ月の間に北方の山梨・清里高原や東方の新宿・東京都庁やら、富士山を色んな方向から見ましたが・・やっぱ西方の静岡から眺める「表富士」に優るトコは無し。また静岡は南アルプスの多くを含む市で、白い高嶺は見えぬかと県庁北側へ・・こりゃ冬に成らねば無理な様
ならばと南側・・しずてつ新静岡駅(左下)やJR静岡駅のある方向を見れば、青い駿河湾の向こうに伊豆半島(左奥)の姿が!伊豆は付け根を通過するばかりでもう何年も先の方へ入って居らず、偶にはノンビリ廻りたいと思い続けてますが・・その機会に上手く恵まれませんネ。来年は是非とも参りたや、呼んで下さいませ
そして西陽が眩しくてスマホじゃ撮れない西側が中心繁華街「おまち」で、平日午後でもメインの呉服町通りはソレなり以上に賑わいが。年内にもう一度ぐらい帰れたらと願いますが、果たして問屋が思う通りに卸して呉れるか全く判らず、コレが最後に成ってしまう畏れが強そうな。ま、冬は東京からも富士の見える日が増えますンで、その向うに静岡が在ると思って頑張る心算ですが
★次回は「東京都北区西ヶ原」への訪問記です★
(参考リンク)
★「しずおか観光情報 駿府静岡市」するが企画観光局HP
★「するナビ!静岡市」駿河湾観光連盟HP
★「静岡市の観光地を紹介!必ず行きたい王道スポット7選」静岡新聞SBSアットエスHP
★「静岡県の気象特性」静岡地方気象台HP
★「『暑い 半袖でいいぐらい』清水28.2℃、静岡駿河区28℃・・11月の“観測史上最高”気温に 朝の激しい雨風から一転」静岡新聞アットエスHP
★「徳川家康公之像(駿府城本丸跡)」静岡・浜松・伊豆情報局HP
★「世界遺産 富士山とことんガイド」静岡県庁HP
★「静岡県庁別館21階富士山展望ロビー」静岡県庁HP
★「『富士山展望ロビー』静岡県庁別館21階の市内一望スポット!」みなと町でも桜は咲くらブログ
★「静岡県庁別館21階 富士山展望ロビーから薄い富士山を望む」Etudeブログ
★「表富士と裏富士、表口と裏口」フジレキシ・ブログ
★「【残酷な真実】富士山は静岡のもの?山梨のもの?」河口湖セントビレッジHP
★「上質な日常を楽しむ 静岡おまちライフ」静岡新聞SBSアットエスHP
★「静岡おまちの活性化を目指す」I Loveしずおか協議会HP
★「明治22年創業、静岡の地でお弁当一筋120余年。」駅弁の東海軒HP
★「伝統の親子丼、お弁当で再出発 静岡『中村屋』270年の歴史」あなたの静岡新聞HP
★「静岡駅 東海軒 親子めし」駅弁大好ききたのブログ
(関連する記事)
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(大河ドラマで町おこしと云う時代じゃないンでしょうネ、多分)
私ぁ正直そう好みじゃないンですが、世の中にゃ「駅弁を食べる為に旅に出る」と云うお方が多分に在られますナ。しかもソウ云うお方は車中だけで飽き足らず、買って帰って自宅でも食べる。車中なら冷めてるのも仕方ないですが、家でもソウするンだから余程好きナンでしょうネ・・私ぁとても付いて行けませんが、静岡市内やその周辺じゃ家ご飯用に駅弁を買って帰る人が少なからず居るのは、明治二十二年(1889)創業の老舗駅弁会社・東海軒さんが駅以外でもソウ云う売り方をしてるからで、子供ン頃からココの駅弁を(旅に出ないで)食べて育った静岡人が多い結果、創業時からのサンドウィッチ弁当や明治三十年から変わらぬ大定番「鯛めし」を始め、ロングセラー駅弁の多さったら大変!その中じゃ昭和五十六年(1981)から売られてる「親子めし」が新顔に思える位ですが、コレって他所にゃ無い静岡市だけの味!何しろ静岡人のソウルライス・さくらごはん(醤油の炊き込み飯)の上に乗せられてる卵そぼろが甘く、ソウと判ってない方が食べたら咽てしまうかも知れぬ位・・ドウ云う訳か静岡市じゃ昔から鶏の親子丼は甘いのが当たり前で、おまちの老舗・中村屋さんのソレが特に有名でしたネ。つまり東海軒さんのは甘い親子丼の駅弁バージョンですが、大元の中村屋さんが店主さんが高齢の為に一昨年閉店しちゃったモンだから、一躍エースに躍り出てしまった感が。東京へ帰る車中でムシャムシャ食べた私メですが、中村屋さんのをもう一度食べたかったナと思うばかり。尤も週末だけ、東海軒で復刻版?が売られる様で、次はソレを食べたいモノです