きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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1535 【名物パン150】早逝させられた英俊と「サーティーン」‥福井市


足羽川を挟み、福井市中心街と向い立つのが「足羽山(116m)」。低山ですが桜の名所として親しまれ、古くは豊臣秀吉公が北之庄城の柴田勝家公を攻めた際、ココに本陣を置いたとか。山上は公園に成ってます

幕末の頃、日本国中で「英俊」と云われる人が大勢出て居りますナ。勿論ソレまでだって優れた才能を持った人は大勢居たンでしょうが、「需要と供給」の関係と云うか、必要とされて無かったンで目立たなかっただけでしょうケド。

但しその才能が活用されたかドウかは千差万別で、多くは幕末のドサクサの中で亡く成ったり殺されたり、或いは隠棲を余儀なくさせられてりで、明治政府の大立者と云われる連中は‥。上手く立ち回る才は有ったンでしょうが。

薩摩藩に「西郷隆盛」と云うお方が居られます。コリャ誰でもご存じのお方ですが、才能が有ったのに足軽と身分が低く、本来ならば野に埋もれたままで終わった筈の人。ソレを見い出したのは、水戸藩の藤田東湖と云う先生だ。

初期の幕末動乱をリードした大人物で、徳川御三家の一つ・水戸藩の改革を指導して富国強兵を推し進め、「尊王攘夷」なる思想を生み出した方。尤も東湖のソレは「幕府を盛り立て、外国に対抗しよう」と云う考えだったンですが。


足羽山を登るのは意外に大変。幾つか登り道が有りますが、その一つが「愛宕坂」。山上に在った愛宕大権現への参道で、昔は料亭や茶屋が立ち並び賑やかだったとか。現在は美術館や文学館が並んでますヨ

幾度かの挫折の末、幕府の中枢に迎えられ「日本の舵取り」に乗り出したのに、東湖は「安政の大地震」で落命し、コレが為に幕府は方針が定まらずに崩壊へ向かうンですが、在命中に諸国の英才を多く見い出して居られます。

西郷公と同様に、東湖に見いだされた人物に福井藩の「橋本左内」と云う方が居られますヨ。西郷公より身分は上ですが、藩医の子と云うから本来ならば政治と関係ない立場の筈。さて福井藩の重役が東湖の許を訪ねます。

「他藩の様な英才が福井には居らぬ」と愚痴りますと、東湖先生は「橋本左内が居るではないか」と即答を。「天下の東湖が薦める人物ならば」と、まだ二十一歳の左内を、福井藩主・松平春嶽公は大抜擢!余程優れてたらしい。

幕府の重役も務める春嶽公の懐刀として、東湖亡き後の「日本の舵取り」に挑みますが、春嶽公と敵対する大老・井伊直弼公に嫌われ、「安政の大獄」にて斬首されたのは二十六歳の時。こうして幕府は自壊してった訳ですネ。

       
足羽山の麓に左内の墓が在り、その側にこの銅像が建ってます。同じ東湖の門下として西郷公から「わしが終生尊敬する人物は、東湖先生と橋本左内」と言わしめたお方で、立場は違えど二人の思想を実現する為に西郷公は尽力を。よほど尊敬してたと見えまして、西郷公は西南戦争で自決された時、左内から貰った手紙を宝物として持ち歩いてたソウですヨ。左内さんが長生きしてたら、きっと歴史は変わってた筈です

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★明日は「富山県高岡市」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「ふくいドットコム」福井県観光連盟HP
http://www.fuku-e.com/
★「福井市散歩 足羽山公園」福ふくガイドHP
http://www.fuku2.co.jp/asuwayama.html
★「ふくい歴史百景・足羽山(あすわやま)」福井テレビHP
http://fukui100kei.dogaclip.com/kanko/Profile-100000036.html
★「歴史の見える風景・橋本左内生家跡」越前若狭歴史回廊HP
http://okhome.fc2web.com/scene/0504.html
★「ものすごい先生たち」日本国家の歩みブログ
http://blog.goo.ne.jp/sanyou-gaisi/e/16411f38be43f5bc736a8fe9f711fcaa
★「西郷が尊敬した左内」気ままに江戸♪散歩・味・読書の記録ブログ
http://wheatbaku.exblog.jp/14926964/
★「マルサパンの『オヤキパン』」ストレスのない生き方を求めて‥ブログ
http://blog.goo.ne.jp/kouchan1968/e/1110bd421b760ad89fd1bf14a1de0304

(関連する記事)
★「215 【お米料理10】二つの北ノ庄城と『ソースカツ丼』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=213
★「699 【呑みモン24】『ローヤルさわやか』を福井城址で飲む!」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=704
★「1176 【スイーツ67】冬はコタツで『水羊羹』‥福井市」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1270
★「1534 【やきそば162】『たれ焼きそば』と制外の御大名‥福井市」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1602

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
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★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
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(どんなに遠くに住んでても、才能の有る人は才能の有る人が判るンですナ)

東京や大阪以外の大きな街には、歴史のある「ローカル製パン会社」が在るモンですが、福井市でもやっぱり発見!大正十二年(1923)創業と云うからエライ老舗の「マルサ製パン」さんで、JR福井駅の裏手に工場と売店がございましたヨ。趣ある(レトロな)パッケージの袋パンが並んでましたが、今回はその中から二つ。左は真ん中の窪みにバタークリームを乗せた、懐かしい感じのする円形「カステラロールパン」。右は当り前の円錐形じゃ無く、寸胴型のチョココロネ「サーティーン」‥どう云う意味ナンでしょうか?橋本左内さんはその倍の二十六年間の生涯でしたが




| 2013.10.24 Thursday (00:15) | みんな福井へ来ねの | - | - |
1534 【やきそば162】「たれ焼きそば」と例外扱いなお大名‥福井市


福井市街地を流れる「足羽川」は、古くは守護大名・朝倉家の本拠・一乗谷への水運で栄えた川。朝倉家の滅亡後、少し下流の河畔に「北ノ庄城」が(画像右手の辺りに)建築され、ソレが福井城下に発展してます

大阪から列車に乗りまして、再び北陸地方へと参った私メです。前回は北陸新幹線の長野からの延伸を再来年に控え、少しずつ盛り上がってる石川・金沢市へ参りましたが、今回は北陸新幹線の「ほ」の字も伺えない福井市へ。

いやいやJR福井駅は新幹線が何時来ても良い様に、そのホームらしいモンが途中までは作られてますが、金沢から福井を通って大阪へ向かうルートが未だ決まって無いらしく、新幹線は当分来そうも有りませんネ。何ともはや。

再来年春に開通する区間(長野〜金沢間)よりも、未だにルートの決まって無い区間(大阪〜金沢)の方が儲かりそうに思えますが、お金に成りそうな分だけヤヤコシイ輩共が出しゃ張って、二進も三進も行かなく成っちまってる様。

東京から名古屋の間だけ先に作る「中央リニア新幹線」にしろ、大阪絡みは後回しにするのが目立ってまして、「ソレで良いのか大阪は?」と、東京者は無責任に心配しちまいますが‥。おっと間違えた、福井に来てるンだった。


江戸時代、結城松平家六十八万石の居城だったのが、現在福井県庁の建ってる「北ノ庄城(福井城)」。ですが「北」と云う字は敗北に繋がると嫌がられ、三代目の藩主・松平忠昌公により「福居」と改称されてます

誠に残念なコトに、東京での知名度がエラク低い福井市ですが、東京とのご縁は結構深い街。何しろ福井藩の初代藩主・結城秀康公は、江戸幕府を開いた徳川家康公のご次男で、二代将軍秀忠公のお兄上でございますから。

本来は将軍家を継ぐ立場だったのに、色々有ってソウは成らず、ソコで徳川一門としては最大の六十八万石を与えられ、当時は北陸最大の街だった福井のお殿様に。イザとなれば、直ちに大阪や京都へと攻め込める要衝です。

処が御子孫は問題児が多く、お家騒動が次々と発生。コレが当り前の大名だったら容赦無く、お取り潰しに成ってる筈。でも福井藩は「制外の家」。何事も例外扱いだったンで幕閣中枢も知恵を絞り、何とか取り潰さずに済む様に。

流石に無罪放免と云う訳にゃ行かないンで、禄高はダンダン削られ、三十二万石にまで減らされちゃってますが、御三家とほぼ同格だった筈。なのに、東京から見るとエラク地味で‥。新幹線で行けるのは何時に成るンでしょうか。


戦国時代、織田家の筆頭家老・柴田勝家公が越前四十九万石を与えられ、足羽川の畔に築いたのが初代の「北ノ庄城」。今の福井城とは別の場所(今の福井城と足羽川の間)に在りますヨ。本能寺の変の後、織田家の跡目を巡って豊臣秀吉公と争い、勝家公は炎上する城と共に果て、城址は柴田神社に‥と以前ご紹介しましたが、あれれ?柴田神社の中庭に初代「北ノ庄城」の天守閣が復元されてる‥。例え高さ六m弱の強化プラスチック製の模型だろうと、コレが福井市内唯一の天守閣ですゼ

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★明日も「福井県福井市」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「ふくいcityナビ」福井観光コンベンションビューローHP
http://www.fukuicity-navi.com/index.php
★「福井藩松平家代々の居城<福井城>」日本の城訪問記HP
http://www.geocities.jp/qbpbd900/fukuijo.html
★「郷土の歴史」ようこそ!郷土の歴史・自然へHP
http://tatewa.justhpbs.jp/tugukeiko/homepe2/kyoudo1.html
★「福井市、北ノ庄城再現模型を作成」Fly away by bright wings ブログ
http://blog.livedoor.jp/whitelion_1a/archives/1379503.html
★「福井を元気にする北陸新幹線」福井県北陸新幹線建設促進同盟会HP
http://info.pref.fukui.jp/sokou/shinkansen/
★「蛸八」焼きそば名店探訪録HP
http://yakitan.info/archives/takohachi

(関連する記事)
★「215 【お米料理10】二つの北ノ庄城と『ソースカツ丼』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=213
★「699 【呑みモン24】『ローヤルさわやか』を福井城址で飲む!」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=704
★「1176 【スイーツ67】冬はコタツで『水羊羹』‥福井市」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1270
★「1461 【やきそば149】ヨーロッパへの連絡駅と『蒲鉾入り焼きそば』‥敦賀」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1543
★「1462 【保存食品34】『大根寿し』と原発マネーで潤った街‥敦賀」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1544

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
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(福井って良いトコなのに‥。東京での知名度を上げるにはドウすれば?)

全国の美味しい焼きそば探しの盟友「SaltyDog」氏のブログに載ってた、福井市の焼きそばの銘店「蛸八」サンへ行って参りましたヨ。主に学生相手にお好み焼きや焼きそばを二十数年出されてるソウですが、面白いのは「タレ焼き」。醤油ベースで少し甘辛い味が麺に良く絡み、柔らかい鶏肉と相まってあぁ美味い。他所じゃ食べた事の無い味です




| 2013.10.23 Wednesday (00:15) | みんな福井へ来ねの | - | - |
1462 【保存食品34】「大根寿し」と原発マネーで潤った街‥敦賀


福井・敦賀市の総鎮守は、「けえさん」こと氣比(けひ)神宮。越前国の一宮にして、二千年以上前から在ったらしい北陸屈指の大神社。朝廷から厚く信仰され、参道の大鳥居は国の重要文化財。神々しいトコでした

ウインドウズXPを長年使ってましたが、遂に年貢の収め所と観念し、ウインドウズ8に買い換えた私メです。XP風にカスタマイズしたけれど、エラク勝手の違うOSで、正直良く判ってません。この文章をオッカナ吃驚打ってます。

同時にスマホを止め、アンドロイドのタブレットに買い替えたりと、大変革を一気に推し進めた今夏ですが、デスクトップPC廻りのファイルを整理してましたら、ナント「東京電力・福島第一原発」のクリアファイルが出て参りましたゼ。

震災で爆発する数年前、知り合いグループに混ぜて貰い、福島第一原発へ私ぁ視察に行ったンですヨ。そして防御服を身に纏い、後に爆発する三号機の原子炉内部へ入り、「コレだけ管理が厳重なら大丈夫」と感心した記憶が。

尤もソレは「張子の虎」で、ご存じ通りの結果に。もっと過酷な津波の直撃を受けた福島第二原発や、女川原発が辛うじて無事だった事を考えると、もっと真面目な対策してたら‥。ま、素人の私メに見抜ける訳は無いンですが。


中心街に聳え立つ、日本原子力研究開発機構が運営する科学館「アクアトム」が‥閉鎖されてましたヨ。私ぁココの球形展望台から、敦賀の街を眺める心算だったンですが、震災の後ひっそりと閉鎖されたンだとか

東京電力がバスを用意し、広報課のエリートさんが案内役を務め、お食事は東電の建てた「Jビレッジ」で頂戴し、原発視察だけじゃ無く、帰りには魚市場で買い物も出来、そしてお土産まで貰えると云う「上げ膳据え膳」なコース。

コレが無料だったンですから、「原発マネーって凄い」と驚いたやら呆れたやら。今回見付けたクリアファイルは、恐らくその時に貰ったンでしょうネ。ホント「原発マネー」は凄まじく、原発の建つ自治体はソレを沢山貰ってましたヨ。

一旦コレに馴れちゃう根性が腐り、震災後に埼玉県に町ごと逃げて来た某F町の様に、受け入れ側から大顰蹙!と成りますが(残念ながらコレは事実です)、今回訪ねた福井・敦賀市は「屑野郎」に成るか成らないかの瀬戸際。

随分と原発マネーで潤ってた様で‥。ですが盛大だった花火大会はエラク縮小されたソウですし、アクアトムを始めとした施設が閉鎖されちまったりと、影響は大だとか。某F町の様に、敦賀は根性が腐って無いと信じてますケド。


東京電力がエリア外の福島や新潟に原発を作ってた様に、本来は北陸電力のエリア内の敦賀を始めとする若狭湾沿いの原発は、関西電力さんの原発が多いですネ。てぇ事は‥ココにゃ関電からのマネーが流れ込んでるのか。正当な対価(危険手当?)ですンで受け取って然りですが、必要以上にソレに依存し過ぎない様に願いたいモンです。私ぁ元俳優の某新人参議院議員の様に、「過激な原発廃止論」を唱える心算はコレっぽっちもございません。原発が無いのに越したコトは有りませんが、現状じゃ無理だと云うのは判ってますし、福島第二や女川原発の様に日頃からの備えを怠らなければ、恐らくきっと多分‥大丈夫でしょうから

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★明日は「千葉県君津市久留里」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「北陸道総鎮守、越前国一宮」氣比神宮HP
http://kehijingu.jp/
★「敦賀観光案内」大漁市場・越前やべ清HP
http://www.yabesei.com/kan/newpage1.html#
★「廃炉濃厚で揺れる原発のまち 敦賀に経済打撃」福井新聞HP
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/42516.html
★「原子力機構アクアトム」ノッポおじさんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/noppo_ozisan/9735604.html
★「ニシンずし(大根寿し)」関心空間HP
http://www.kanshin.com/keyword/982118

(関連する記事)
★「670 【お魚料理36】福島の空は蒼い!『いかにんじん』は赤い!」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=718
★「1031 【お魚料理54】どうする?浜岡原発と『サバの麹漬け』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1101

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
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(確実な代替発電方法が無い以上、暫くは原発を動かすしか無いでしょうナ)

原発の立ち並ぶ若狭湾は、美味い魚の捕れるトコでも有ると共に、冬は厳しい気候に見舞われるトコ。そんな若狭の冬の料理の一つに、「にしん寿し」が有りますヨ。戻した身欠にしんを大根等の野菜と一緒に、米麹に漬けて作る発酵食品(=熟れ寿司)で、野菜が多く成ると「大根寿し」と呼ぶンだとか。処が九月の秋祭りのシーズンにも重用される様で、だから夏なのに買えたみたいです。実に優しい味わいで、ご飯が進みますヨ




| 2013.08.20 Tuesday (05:00) | みんな福井へ来ねの | - | - |
1461 【やきそば149】ヨーロッパへの連絡駅と「蒲鉾入り焼きそば」‥敦賀


敦賀と云えばやはり、駅近くに鎮座なされる「宇宙一の酒呑み」佐渡酒造センセですナ。何度もご紹介してますが、誰だ!酒造センセの神聖なる茶碗酒の中に一円玉を沢山供えたのは‥。神扱いされ始めた様です

福井県の敦賀市へ参りました。以前はココへ行くのは案外面倒でしたが、七年ほど前に大阪からのJR新快速が直通運転する様に成ってから、随分と行き易く成った気が。東京にも新快速みたいな「カッ飛び列車」が欲しいねぇ。

ですが敦賀にゃ、東京からの直通急行列車が戦前は走ってたンだとか。但しソレは金曜日の夜に東京駅を出発する週一本だけだったソウで、余り便利じゃ無い。尤もソレの目的地は敦賀じゃ無く、ヨーロッパ各国だったンですが!

LCCと云う運賃がエラク安い航空会社まで登場し、ますます海外へ行き易く成ってる昨今ですが、飛行機が実用化されて百年少し。戦前は飛行機で外国へ行こうてぇのは命知らずの冒険家か、長距離爆撃に向かう軍人さん位。

一般人は横浜や神戸から国際旅客船に乗って約五十日間の船旅をするか、欧亜連絡船で海を渡り、シベリア鉄道経由でユーラシア大陸を横断するしか無い。その連絡船の出る代表的な港が敦賀で、東京からの急行は接続用。


「旧敦賀港駅舎」が復元され、一般公開されてましたヨ。東京からの急行列車でココに着いた乗客たちは、駅舎裏の桟橋から連絡船に乗り換えて、シベリア鉄道経由でヨーロッパへ。当時は賑わったンでしょうナ

欧亜連絡船は三ルート有ったとか。まず山口・下関港から朝鮮半島・釜山へ対馬海峡を渡り、朝鮮・満州・シベリアと経由して行く地続きルート。同じく下関港から満州の大連へと黄海を渡り、満州・シベリアを経由して行くルート。

そして最短の約十六日間だったのが、日本海を越えてロシア・ウラジオストックへ向かい、始発駅からシベリア鉄道に乗る敦賀ルート。当時の世界の中心はヨーロッパですンで、急ぎの用の有る重要旅客は敦賀へ向かった訳です。

成田や関空の国際線ターミナルの様なモンで、ヨーロッパ各国への「国際連絡切符」を持った紳士淑女らが、日本中から敦賀に集まったンでしょうネ。大正二年(1913)から昭和16年(1941)まで、連絡船は日本海を越えますヨ。

ですが戦争の激化に伴い、国際連絡切符は売られなく成り、直通急行列車も運転されなく成っちまう‥。今じゃ北海道への大型フェリーが発着する位の敦賀港ですが、そんな栄光の過去が有ったのか。私ぁ全く知りませんでした。


旧敦賀港駅舎の裏をのぞいて見れば、ソコに停泊してるのは欧亜連絡船じゃ無く、海上保安庁の巡視船でした‥日夜ホントにご苦労様です。さて‥敦賀港からヨーロッパへ向かった乗客たちも、この若狭湾の夕日を眺めたンでしょうか。私ぁコレを眺めたいが為だけに、東京から敦賀までわざわざ行った事が有る位で、若狭湾の夕日は極上だと思ってます

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★明日も「福井県敦賀市」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「潮風薫る、古湊町敦賀」敦賀観光協会HP
http://www.turuga.org/
★「旧敦賀港駅舎」敦賀観光協会HP
http://www.turuga.org/miru/kyuekisya.html
★「東京発ベルリン行き、欧亜連絡国際列車」せき仙人の京徒然ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sekisen_tsurezure/53453952.html
★「名士列車と敦賀港行きの欧亜連絡列車の時刻について」RailArtブログ
http://blog.livedoor.jp/railart/archives/4368692.html
★「敦賀の鉄道・欧亜国際連絡線」敦賀の歴史HP
http://historia.justhpbs.jp/railway.html
★「ダイニングバー 敦賀コンパ」サントリーグルメガイドHP
http://gourmet.suntory.co.jp/shop/0770252535/

(関連する記事)
★「214 【名物パン15】敦賀まで日本海の夕陽を見に行った」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=214
★「698 【煎餅お餅13】お久し振りです、佐渡酒造センセ・・敦賀」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=703

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(ヨーロッパまで最速で十六日間も掛かってただナンて‥昔は大変ですナ)

昔大きく栄えた街には、独自の焼きそばが有る様な気がする私メ。例えば敦賀には、敦賀コンパさんの「蒲鉾入りの焼きそば」が有ったりする。昭和三十年創業と云うから結構な老舗ですが、お店は素敵なクラシックバー。マスターは福井県のバーテンダー協会のお偉いサンで、高そうな洋酒とカクテルの材料がズラリっと。でも同時にステーキと焼きそばの店でも有るらしく、敦賀特産の蒲鉾を入れた焼きそばを創業当時から出してらっしゃるとか。一見敷居が高くて入り辛いですが、勇気を出して入ってみれば実にフレンドリー。味付けは大人しめの薄味ですが、マスターにシェーカーを振って貰いたく成る焼きそば屋さんって初めてでしたゼ




| 2013.08.19 Monday (08:00) | みんな福井へ来ねの | - | - |
1176 【スイーツ67】冬はコタツで「水羊羹」‥福井市


今回の記事は実際に福井県まで行って居りませんで、コレは以前訪ねた時の福井市中心部の柴田神社の「柴田勝家」公の像でございます。北陸地方へナカナカ参れませんが、きっと雪景色に成ってンでしょうナ

昨日に引き続き、東京・池袋のサンシャインシティで先日開催された「ニッポン全国物産展」で買って来た、福井県の物産でございます。他所様に比べれば遥かに全国をフラフラしてる私メですが、今年は遠出が少なかったですナ。

不況の所為なのか?私メの努力が足りなかったのか?御遠方にお仕事で呼んで戴く事が今年はガクーンと減りまして、コリャ努力不足に違いないと結論づけた私メでございますが、来年はきっと良い風が吹いて欲しいモンですヨ。

戴く分以上にお喜び戴ける様に高座を精一杯努めますので、どうかお気軽に「出前講談」等でお呼び下さいませ。ソレはさて置き、全国商工会連合会主催の「ニッポン‥」では、全ての都道府県が盛大にブースを出してましたネ。

会場の池袋サンシャインシティは拙宅から徒歩圏内で、散歩がてら参りましたが、各ブース毎に美味そうなモンが沢山並び、当然の様に買い食いに。処がナゼか福井県ブースで私ぁ足が止まりましたヨ。あぁ懐かしいモンが在る!


福井市中心部には、ご覧の様な路面電車が走ってます。昨日ご紹介の越前市(旧武生市)と結ぶ私鉄で、以前はフツーの電車が道路を走ってた筈ですが、知らン内に小さな電車に‥。コレの方が便利なのかしらン

全国で二番目に乗降客の多いJR池袋駅。その真ン前に数年前まで、三越百貨店池袋店が在りましたヨ。同じ池袋の「西武百貨店」「東武デパート」に比べると小さめで、歩き回るのに最適な規模だったンで私ぁ愛用してました。

地下の食料品売り場に「全国銘菓コーナー」が在り、流石の三越!全国から直送された「生菓子」が日替りで入荷してまして、買う買わないは別として、「今日は何処のモンが届いてるンだろ?」と時々見に行ってました。暇だネ。

ある冬の事、久し振りに参りましたら「福井名物!水羊羹」なるモノが並んでまして、「おいおい、コレは夏の食いモンだろ」って私ぁ驚きましたヨ。処が尋ねれば「福井じゃ水羊羹は冬に食う、コタツで食べるのが常識」ナンだって。

余りに驚いたンで購入し、拙宅でコタツに入って食べてみたら「コリャ有りかも知れン」。以来、入荷日を確認して求めに参ってたンですが、三越は閉店して「ヤマダ電機日本総本店」に成ってしまい‥。同じ池袋で再会出来ましたヨ。


池袋店が無くなっても、同じ三越の日本橋本店や銀座店にゃ今でも冬に成れば入荷してる筈ですが、わざわざソコまで買いに行くのが面倒臭くって‥。でも東京・青山の福井県のサテライトショップに行けば、冬は必ず売ってる様ですヨ。そのサテライト店で以前、ご覧の「丁稚羊羹」を購入しました。丁稚羊羹と云うと、滋賀・近江八幡市名物の「竹皮に包んで蒸し上げた羊羹」を想像しがちですが、コリャ名前は一緒でも違うモノ。画像のは全く「福井風の水羊羹」で、福井県南部(嶺南地方)ではソレを丁稚羊羹と呼んで居る様です。隣県なのに違うって面白いですナ

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★明日は「東京都文京区関口台」への訪問記です★

(参考リンク)
★「ニッポン全国物産展」全国商工会連合会HP
http://sunshine.local-power.jp/
★「福井のイイトコ見つけました」ふくいCityナビHP
http://www.fukuicity-navi.com/index.php
★「福井県で冬に水ようかんを食べるのはナゼ?」エキサイト・ビットHP
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1290088391876.html
★「福井 水羊かんの歴史」鶴が家の水羊かんHP
http://www3.fctv.ne.jp/~mzyoukan/
★「ためしてみました☆でっちようかん」たくさんとくさんHP
http://www.takusan.net/tamesu/youkan.htm

(関連する記事)
★「215 【お米料理10】二つの北ノ庄城と「ソースカツ丼」」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=213
★「699 【呑みモン24】「ローヤルさわやか」を福井城址で飲む!」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=704
★「490 ふくい南青山291 (メトロ表参道)
http://rifuh.jugem.jp/?eid=410

(声に悪いンでエアコンを使わない拙宅では、今冬もコタツが大活躍しますヨ
)

フツーの水羊羹は「カップに入ってる」のが常識ですが、福井のは「四角い紙箱」に流し込まれて固まって居り、ソレを切れ目に沿ってすくって食べるのが常識らしいですヨ。一般的なソレほど甘くなく、随分と柔らかいのが特徴で、防腐剤を使わないンで日持ちせず、だから他県で売られる事が少ないンだとか‥三越エライ!福井市内のみならず、福井県内の殆どの和菓子屋サンで寒く成ると売られる様で、スーパーやコンビニにも山積みに成るンだってサ。寒い時期に北陸を訪ねる機会が最近無く、実際に「福井でコタツに入って水羊羹を食べる」事が出来てませんが、宜しければお呼び下さいませ。精一杯「水羊羹の宣伝」をしますンで




| 2012.12.07 Friday (08:00) | みんな福井へ来ねの | - | - |
1175 【お米料理77】武生に来たら「ボルガライス」の押し寿司を


今回の記事は実際に福井県まで行って居りませんで、コレは以前訪ねた時の越前市(旧武生市)中心部に在る「蔵の辻」の風景でございます。北陸地方へナカナカ参れませんが、きっと雪景色に成ってンでしょうナ

今年も残り僅かでございますが、振り返って考えてみるに「遠くへ行くのが少なかったナ」でございますヨ。ナニを抜かしやがる、お前ぇほど日本中をフラついてる奴は居ねぇだろう!とお思いの方も多いでしょうが、ホント少なかった。

やっぱり不況なのか?私メの努力が足りなかったのか?御遠方に(高座その他のお仕事で)呼んで戴く事が今年はグーンと減りまして、手銭払って(=自前で)出掛けるコトばかり。やっぱり努力が足らンのでしょうねぇ、反省反省。

ホザキやがれ!フツーの人間は手銭払ってドッカへ出掛けるのが当たり前だ‥とお怒りの方は更に多いでしょうが、私メら寄席芸人はお仕事先に交通費を払って貰って出掛けるのに馴れてまして‥。フザケた商売でござンすネ。

来年は呼んで戴ける回数が増えると嬉しいンですが、果たしてドウ成りましょうか?「出前講談」その他でお呼び下さいナ、戴く分以上にお喜び戴ける様に頑張りますンで。ソウして戴けますと、このブログ旅日記の記事も増えます。


武生は越前国府の在った街。約一千年前、藤原為時と云う公家は越前国司(県知事みたいなモン)に任ぜられ、家族や娘を引き連れ武生に赴任しましたが、その娘が有名な「紫式部」。彼女が青春を過ごした街です

だもんで‥今年は拙宅の在る東京・板橋区や、その周辺で過ごす事が必然的に多く成って居りました。何しろ手銭で遠くへ行くと、タダでさえ大変な家計がもぅ炎上!おぉ我が女房殿よ許しとくれ。きっとトトで六億円当てるからサ!

ま、買わなきゃ当たらないンですが‥。ソレでも心だけは遠くへ行きたがってまして、仕方ないから物産展に出掛けたりする。流石に首都だけ有って東京はその手の催し物が多く、しかも拙宅から歩ける池袋界隈でも良く行われる。

で、先日「池袋サンシャインシティ」で行われた、全国商工会連合会が総力を挙げて毎年開催する「ニッポン全国物産展」に行って参りました。何しろ近いンで散歩がてらでございましたが、全都道府県がブースを出す大イベントだ。

当然の様に方々で買い食いしたンですが、福井県ブースで懐かしいモンに出会いました。「ボルガライス」と云う、旧武生市だけのローカル洋食で食べに行きましたナ。その「押し寿司」版が有ったンで、珍しくて買っちまいました。


各県ごとの商工会議所が選んだお店や企業が大挙出店すると云うイベントで、毎年のコトながら会場を歩き回るだけで大変ナンですが、私ぁナゼか?福井県のブースでイロイロ買っちまいましたナ。特に武生の料亭「萬谷」サンが売ってた押し寿司を、何本も買っちまいました(美味そうだったのヨ)。空弁が当たって以来、どうも福井は「焼きサバ寿司」を売りたいらしいンでソレ()を一本と、見た目はパッテラみたいですが酢で〆たサバじゃ無く、ナント「煮サバ」と云う面白いの()を一本ずつ。関東は握りが主流で、押し寿司が少ないンで嬉しい!サバってホント美味い

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★明日も「東京・池袋で買った、福井県の物産」のご報告です★

(参考リンク)
★「ニッポン全国物産展」全国商工会連合会HP
http://sunshine.local-power.jp/
★「観光案内」越前市役所HP
http://www.city.echizen.lg.jp/kankou/
★「紫式部と武生」日野庵HP
http://www2.ttn.ne.jp/~tomohisa/new_page_11.htm
★「福井の老舗・萬谷がお送りする越前ブランド」越前味倶楽部HP
http://www.echizenajiclub.com/
★「武生に来たらボルガライス」日本ボルガラー協会HP
http://volga-rice.jimdo.com/
★「手軽にボルガライス。」食すてふブログ
http://jungochan.exblog.jp/17067088

(関連する記事)
★「700 【お米料理46】越前武生は『ボルガライス』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=705

(武生にまた行ける様な、そんな都合の良いお仕事は無いモンでしょうか?
)

以前、武生に行って「ボルガライス」を食べた事を記事にしましたら、即座にボルガラー協会のボルガチョフさんと云う、ボルガを心から愛する武生の方からコメントを頂戴した事がございますナ(有難うございました)。簡単に云えば、ボルガはトンカツの乗ったオムライス状のお料理で、上に掛けられたデミグラス等のソースと相まって、実に嬉しい洋食でございますヨ。ソレの「押し寿司」版って‥恐る恐る開けてみれば、真空パックされた棒状のモンで、薄焼き玉子が巻かれたトマトライスの上に細長いトンカツが載せられ、ギュッと押されて居りましたゼ。勿論ホントのボルガにゃとても及びませんが、コレはコレで美味いンじゃ無いかな?良うもまぁ考えたモンでございます。武生から全国に発送して呉れるソウです




| 2012.12.06 Thursday (08:00) | みんな福井へ来ねの | - | - |
701 【今川焼き07】大出世した殿サマと「三六サラダ焼き」・・鯖江


浄土真宗十派のひとつ・誠照寺派の本山「上野山誠照寺」は、京都じゃ無く福井・鯖江市に在ります。ココは誠照寺の門前町として出来た街‥

東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう

さて北陸・福井県の中央部、国道八号線に沿った街巡りの最後に参りましたのは、国内最大の眼鏡産地として有名な鯖江市。ココのメガネフレームは世界の二割のシェアだソウですが、かつては間部(まなべ)家五万石の陣屋町。

「日本の歴史上、一代で最大最高の出世をした人」はソリャ勿論、大阪城を築いた関白太政大臣「豊臣秀吉」公。尾州中村(現在の名古屋市中村区)の百姓の子から、人臣としての最高位にまで上り詰められた。コリャ凄過ぎる。

余りに凄過ぎますンで少しハードルを下げまして、「江戸時代、一代で最大最高の出世をした人」は誰か?色々と基準が難しいトコですが、「柳澤出羽守吉保」サンもしくは「間部越前守詮房」サンのドチラかだと言われて居りますヨ。

柳澤サンは「五代将軍綱吉公(犬公方と云えば判りますか?)」の時に、極めて微禄の小物から、甲府十五万石の大名にして「大老」にまで大出世!大老とは将軍代理とでも言えましょうか?将軍様の次にエライお役目だから凄い。


鯖江藩のご家老のお屋敷の門が、今も立派に残ってます。長屋門と申しまして、門自体が下働き向けの宿舎的建物に成って居り、今でも現役

鯖江のお殿様・間部家の初代「詮房」サンも負けてない。元は猿楽師で、柳澤サンの前の甲府の殿様だった「徳川綱豊」公に気に入られ家来と成り、綱豊公が「六代将軍・徳川家宣公」に成られてからはトントン拍子で大出世だ。

詮房サンは将軍様の忠実で有能な家来として、側用人や老中職を務めて国の舵取りを主導し、高崎で五万石のお大名に。柳澤サンは微禄でも元々お侍でしたが、詮房サンは猿楽師。私ら講釈師と大して変らぬ川原乞食ですゼ。

コリャ凄い!身分社会の江戸時代で、一介の芸人風情がココまで上り詰めた例は他にゃ無かった筈。詮房サンが没した後、凄過ぎた出世の反動として幕閣から虐められた間武家は、方々領地替えの末、鯖江でやっと定着します。

誠照寺の門前に家が多少在る以外、その頃の鯖江は殆どナンも無いトコだったらしいンですが、先祖代々の大名と違い新興なだけに後腐れ無く、優秀な浪人達を家来として雇えた間部家は、苦労しながら町造りをしたみたいです。

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★明日は「謎の金曜日 第637回/第638回放送」の記録です★

(参考リンク)
★「鯖江の情報がたっぷり詰まった・・さばかん」鯖江観光協会HP
http://www.city.sabae.fukui.jp/users/kanko/
★「念仏ひとつ すくいのまんなかに」上野山誠照寺HP
http://www.jyosyoji.jp/
★「鯖江陣屋跡」越前若狭歴史回廊HP
http://okhome.fc2web.com/castle/sabae/sabae.html
★「サラダ焼き タインバーガー三六店」福井っ子による、福井の歩き方ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/gomotty/16199551.html

(関連する記事)
★「367 【今川焼き03】秋田の湯沢に国際色は溢れる」  (2010/10/31)
http://rifuh.jugem.jp/?eid=436

(鯖江から福井市方面へ路面電車で数駅先に、「タインバーガー」は在ります
)

タインバーガー三六の「三六サラダ焼き」。元々は関東発祥のチェーン店らしいンですが(聞いた事は無いですが)、ココ鯖江では今川焼き屋と化して不思議なモンを売ってます。似た様な‥と云うよりほぼ同じマヨネーズとハムが具のモノを、私メは秋田・湯沢市で食べてますが偶然かな?




| 2011.09.16 Friday (07:25) | みんな福井へ来ねの | - | - |
700 【お米料理46】越前武生は「ボルガライス」

お陰様で満700回目のお噂さです。コレからも毎日更新の勢いで参りたいと存じて居りますが、根多はマダマダ沢山有りまして、当分尽きソウも有りません。改めて日本って凄いなぁと思います

白い壁の古い蔵造り建築が並ぶ「蔵の辻」と云う、素敵な空間が武生の街中に。大型SCにする予定を止め、協定を結び保存・活用してる様

東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう

福井県巡りの旅は続きます。福井鉄道と云う二両編成の路面電車に揺られ揺られて参りましたのは、終点の武生(たけふ)市。いや、数年前の合併で「越前市」と云う、全く阿呆らしい名前に「改悪」させられてしまったトコです。

自治体合併は名称問題が大変で、私メの住む東京周辺でも「茨城・つくばみらい市」とか「山梨・南アルプス市」とか「群馬・みどり市」とか、言語道断の下らない名前のトコが次々誕生し、地理好きとしては頭を抱えるばかりですゼ。

今回の震災でも良〜く判った様に地名には、歴史や風土に裏付けされた意味がチャンと有る訳でして、ソレを詰まらないイメージだけで変えちゃいけ無ぇ。「旧国名」を名乗りたがるトコも多いですが、過大に誇張しちゃいけ無ぇ。

旧武生市は東隣りの今立町と合併した時に、相手側から文句が出たンでしょうナ。「旧国名+市」を名乗る事に成っちゃいましたが、ヤヤコシイのは西隣りに元々「越前町」てぇのが在りまして、同じ名前の市と町が隣接しちまった。


この街は明治まで「越前国府」が置かれてたトコ。他国の旧国府の街と同じ様に「総社」が中心部に鎮座され、今でも深く崇拝されてる様です

更に馬鹿馬鹿しいのは、南隣りに「南越前町」まで在ってあぁヤヤコシイ・・福井人は何を考えてンだろうか。但し武生に関しては弁護すべき点もございまして、何しろココは「越前国の国府所在地」だった。言うなら「古の県庁都市」。

何処でもソウですが、旧国府の街はソレ成りに趣の有るトコが多く、ココも存外面白い。路面電車の利用者サービスの自転車(電車の客なら無料!)を借り受け走り廻った私メですが、綺麗に整備された路地裏巡りであぁ草臥れた。

走り廻ってますと、街の方々に漫画家・池上遼一センセの絵のポスターが張られてる。ソレは「武生に来たらボルガライス」と云うモノで、センセはココのご出身とのコト。ボルガ・・てぇのは金沢の「ハントンライス」みたいなモンだナ。

偶々貰った観光パンフを見、中心街の総社大神宮境内の老舗洋食屋サンへ参って食して参りましたが、金沢ハントンに似たオムライスベースでもコチラはトンカツでして、個人的には武生ボルガの方が好みだなぁと思う私メでした。

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★明日は「福井県鯖江市」への訪問記です★

(参考リンク)
★「観光案内」越前市役所HP
http://www.city.echizen.lg.jp/kankou/
★「越前市 蔵の辻」福ふくガイドHP
http://www.fuku2.co.jp/kanokyu.html
★「越前国府・総社大神宮」花橘亭ブログ
http://kakitutei.web.fc2.com/murasaki/etizen/kokufu1.html
★「武生に来たらボルガライス」日本ボルガラー協会HP
http://volga-rice.jimdo.com/

(関連する記事)
★「678 【お米料理40】金沢城と『ハントンライス』」
http://rifuh.jugem.jp/?day=20110825

(郷里の静岡県も「伊豆市」「伊豆の国市」が隣立し、お馬鹿さ大爆発ですが
)

コレが武生名物「ボルガライス」。お店のご主人に聞きますと「元々は東京の料理(格好は異なるらしい)」「武生元祖のお店は無くなった」「ウチは結構前から出してるケド、最近出すトコが増えた」「街の名物と言って貰って嬉しい」とのコト。全く個人の方が運動を盛り立ててらっしゃるそうナ




| 2011.09.15 Thursday (08:20) | みんな福井へ来ねの | - | - |
699 【呑みモン24】「ローヤルさわやか」を福井城址で飲む!


越前六十八万石の巨城「福井城(結城北ノ庄城)」。「北」は敗北に繋がると云う縁起担ぎから、城内の井戸に因み「福井」と命名されたらしい

東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう

昨日ご紹介の敦賀市に続き、参りましたのは県庁都市の福井市。北陸三県の中で一番、関東人に馴染みが無い県の中心ですナ。人口は二十七万弱しか居ないソウで‥あれ?もっと大きいと思ってましたが、古くからの城下町。

ココにも私ぁ昨年参って居りまして、その時に「へぇ、北ノ庄城って二つ在ったンだ」と吃驚したのを覚えて居りますヨ。ココは今でこそ福井市と云う名前ですが、江戸時代初め頃までは「北ノ庄(きたのしょう)」と呼ばれて居た街です。

戦国大名・朝倉家が越前国(福井県北部)を代々治めて居りまして、その時は少し山あいに入った「一乗谷」が本拠地。朝倉家は攻め滅ぼされ、織田信長公の筆頭家老「柴田勝家」公が代わりに入り、福井市中心部に城を築いた。

余談ですが、福岡の某プロ野球チームの親会社の携帯電話のCMに出て来る、白い犬のお父サン「次郎」はナゼか?一乗谷の出身の設定に成ってる様でして、一乗谷じゃウルトラマンが郵便配達してると云うミラクルワールド‥。


福井城の東に在る「養浩館(ようこうかん)庭園」は、藩主松平家の別邸だったトコ。幕末の名君「松平春嶽(しゅんがく)」公の像がございました

閑話休題。昨年参りました時はドウ云う訳か?太閤豊臣秀吉公に攻め立てられ、炎上し落城した「柴田北ノ庄城」跡に在る、柴田神社へ参ってしまったンですが、ソコで知ったのが江戸期の北ノ庄城は別の場所だったと云うコト。

江戸時代、この福井を治める事と成ったのは「徳川家康公の次男坊」「二代将軍秀忠公の兄貴」、越前宰相「結城秀康」公で六十八万石の大々名。お隣り石川県の加賀百万石前田家への監視役だった‥らしいと聞いて居ります。

炎上し灰燼と化した「柴田北ノ庄城」を、同じ場所に復活させる様な事はせず、少しだけ北へずらして「結城北ノ庄城」を建てた様。お陰でJR福井駅の北西と南西に二つの北ノ庄城址が、西武デパートを挟んで並ぶ面白い状態。

柴田側は昨年参ったンで今回はパスし、結城側へ行って参りましたが‥お城本丸内は福井県庁と県警本部の巨大なビルが昔から建ってまして、興を削ぐコト著しいモンがございますヨ。色々と難しい事情が有るンでしょうケドね‥。

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★明日は「福井県越前市武生」への訪問記です★

(参考リンク)
★「福井Cityナビ」福井観光コンベンション協会HP
http://www.fukuicity-navi.com/index.php
★「福井城」ザ・登城HP
http://woodone3831.web.infoseek.co.jp/c-1-3-3-4-siro-FUKUI.html
★「名勝 養浩館庭園」福井市立郷土歴史博物館HP
http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/yokokan/
★「福井のご当地ドリンク『ローヤルさわやか』」ExciteニュースHP
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1287294604397.html

(関連する記事)
★「215 【お米料理10】二つの北ノ庄城と「ソースカツ丼」」
http://rifuh.jugem.jp/?day=20100607

(面白いトコなんですが、福井県はドウしても関東じゃ馴染みが薄いですなぁ
)

福井県でしか売ってません、北陸ローヤルボトリング協業組合の「ローヤルさわやか」なる炭酸飲料。他にも味は有るらしいンですが、ご覧のメロン味が一般的とのコト。味は・・懐かしい甘さのメロンソーダでした




| 2011.09.14 Wednesday (08:30) | みんな福井へ来ねの | - | - |
698 【煎餅お餅13】お久し振りです、佐渡酒造センセ・・敦賀


日本一の「酒呑み」と云えば、宇宙戦艦ヤマトの艦医「佐渡酒造」センセと云うのが、私メら世代の常識。敦賀駅前で今日も呑んでらっしゃる

東日本大震災の被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復興成ります事を期待してます。今はカラ元気を出して乗り切ろう

北陸紀行の第三段、今日から福井県の巻でございます。福井にゃ昨年も参って居りまして、奥越の大野市や若狭の小浜市とかを廻ったンですが、今回の旅は県の中心部・国道八号線沿いのエリアでございます。入口は敦賀市。

郊外の高台から若狭湾に沈む綺麗な夕陽が見れまして、個人的に好きなトコなんでございますが、今回訪ねましたのは中心街。建物の陰に隠れ、どうやら夕陽を拝むのは無理そう。ま、何れ改めて夕陽見物に参る事と致しましょ。

代りに私メが向かいましたのは、JR敦賀駅前ロータリーから中心街へ向かう道の両側に置かれた、漫画家・松本零士センセのキャラのブロンズ像群。中でもお目当てなのは、そりゃ日本一の酒呑み医者「佐渡酒造(さけぞう)」殿。

あぁ懐かしの宇宙戦艦ヤマトの艦医でして、サザエさんのお父っつぁん「磯野波平」でお馴染みの永井一郎センセが声を当ててらっしゃいました(大失敗作の実写版ではナント!高島礼子サンが演じてた様。違う意味で見てみたい)


中心街の国道八号線は異様に道が広く、ソコで道幅を削って駐車場に転用して有ります。縦に車が停まれる様に成ってるのは、敦賀だけの筈

何でも「敦賀は鉄道と港の街だから、宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999がピッタリ」てな理由らしく、駅前通りの片一方はヤマトがズラッと。反対側には999が一杯‥。十年ほど前に来た時にゃ既に在りまして、何時から居るのか?

確かに戦前の「欧亜国際連絡列車」と云う、東京とパリの間を陸路で乗り継ぎ乗り継ぎ繋いでた行路の日本本土最後の駅は敦賀でございまして、ココから船で日本海を渡り大陸まで渡る事に成ってました。昔は悠長でしたなぁ。

でも松本センセのキャラは日本中方々に在りまして、拙宅から程近い東京北区滝野川の馬場商店街なるトコにも、999のメーテルや鉄郎が居りますゼ。でも佐渡酒造センセは他じゃ見たコトございません。実に珍しい素晴らしい。

駅前通りのキャラ像を作った当時、この街に酒好きな実力者が居たかドウかは判りませンが、敦賀へ参る度に佐渡センセの像の前へ私ぁ推参し、センセの様に「浪漫と人情の判る」素敵な酒呑みに成りたいと願うンでございます。

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★明日は「福井県福井市」への訪問記です★

(参考リンク)
★「潮風香る、古湊町敦賀。」敦賀観光協会HP
http://www.turuga.org/
★「シンボルモニュメント〜ヤマトと999」敦賀商工会議所HP
http://www.tsuruga.or.jp/moni/
★「商店街のアーケードに『立づけ』する駐車場」まちおこし編集長ブログ
http://machiokoshi.jugem.jp/?eid=113
★「かたパン(だるま屋謹製)」福井県大好き!!ブログ
http://nipponn-daisuki.seesaa.net/article/32453550.html

(関連する記事)
★「214 【名物パン15】敦賀まで日本海の夕陽を見に行った
http://rifuh.jugem.jp/?day=20100606

(忙しない訪問で、ヨーロッパ軒で敦賀名物『ソースカツ丼』が喰えず‥残念
)

街のアチコチのみならず、駅のキオスクでも売られてた「敦賀名物かたパン」。エラク硬く、エラク日持ちするらしいンで拙宅の備蓄食料に決定




| 2011.09.13 Tuesday (08:09) | みんな福井へ来ねの | - | - |
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