新型コロナの感染防止の為、社会的距離を保って訪ねてます
前回は拙宅近くの帝京大学板橋キャンパスのイルミネーションを御案内しましたが、今回は拙宅から一番近い大繁華街・池袋のイルミネーションを・・昼の池袋(雑司ヶ谷)界隈はつい先日ご紹介してますが、何しろ二十分少しも歩けば着くンで普段からほぼ数日おきに来てまして、一番親しいのがサンシャインシティ。但し地上入口に置かれたツリーは今年も控えめで、何だか寂しい感が
ま、足掛け四年も続いた忌わしき疫病が終息してから初めての年末ですし、同じ副都心の渋谷みたいに大勢集まり過ぎて騒動が起きたら困りますンで、以前みたいな盛大な飾り付けは未だ行い難いのかも知れませんが、折角の脱コロナ元年なんだからもう少し華やかにして欲しい様な。駅近くじゃ最大の芝生広場のある南池袋公園は、この時期恒例の養生期に入ってるのもあって実に静か
東口の看板たる西武百貨店池袋本店(イケセイ)前もここ数年変らぬ大人しい電飾で、未だに三密防止に努めてる様な・・外資ファンドとヨドバシカメラに買収されるのを防ぐ為、百貨店としては約半世紀ぶりにイケセイが八月末にストライキを決行したのは全国的な大ニュースに成りましたが、結局は失敗し・・国内三位の売上げを誇る超巨大デパートは今の姿をいつまで保てるモノやら
ヨドバシによって変な風に改悪される前に、私メら地元民が愛した巨大なびっくり箱・イケセイを良く見て廻り、今の姿を努めて覚えて措かなきゃと思うばかりですが・・それは年が明けてからにして、東口から駅の地下コンコースを抜けて西口へ。同じ池袋でもイルミネーションは毎年こっちの方が盛大で、西口のシンボル・東京芸術劇場前のグローバルリングは去年より電飾が派手に
サンシャインシティの出来る前の池袋は西口の方が賑やかでしたンで、電飾だけは東口に負けぬとばかりに芸術劇場周辺で毎冬開催の「extremeイルミネーション」はコレで五回目。つまりコロナ禍に挫けず行われて来た訳ですが、全般的に青っぽい灯火が多いのは医療関係者への感謝を示すブルーライトアップを尚まだ続けようと云う意思?確かココに青い光は無かった筈なのに
西口じゃ閉店した丸井跡に超高層ビルを建てる工事が行われてますンで、ソレが出来たら賑わいを取り戻せるかも知れませんが、昼間は沢山の重機で騒々しい建設現場も夜は至って静かで、どんなビルが建つのかしらんと思いつつ少し先へ進めば、池袋が誇る伝統のイルミネーション現場が在りますヨ。ソレが池袋の最高学府・立教大学(St.Paul Univ)の巨大クリスマスツリー
全国で一体ドレだけの年末イルミネーションが今冬行われ、一体ドレだけの本数のクリスマスツリーが今夜点ってるか見当もつきませんが、確実に言えるのは「その大きさと伝統において、立教のツリーを超えるモノは国内に一つも無い」コト。立教が池袋西口に移って来た大正七年(1918)頃に植えられた、本物のヒマラヤ杉を使った日本最古の伝統を誇るクリスマスツリーですから
大正七年に建てられたモリス館(立教本館)前の広場に聳える二本のヒマラヤ杉は高さ25mを裕に超し、樹齢百年を過ぎた今も成長し続けるホンモノで、ソレに電飾を灯すクリスマスイルミネーションが始まったのは昭和二十四年(1949)。以来毎年行われて今冬が七十五回目・・私ぁ立教OBじゃ無いですが毎年見続けてますンで、このツリーが点るのが我がゴトの様に嬉しいのです
感染拡大防止の為に一昨年・一昨々年は一般者のキャンパス入構が禁じられ、私メらは空しく柵の外から眺めるだけだったのが、去年からまた入れる様に成り・・今年も間近に見上げるコトが叶いましたが、今宵はモリス館横の諸聖徒礼拝堂で立教大を設立した日本聖公会のクリスマスミサがあり、コロナ禍が終ったコトに対する感謝の祈り等が行われる筈。もう二度とあんな疫病の流行らぬ様に、安心して過ごせる日々がずっと続きます様に、異教徒だから私ぁミサに参加できませんが他所ながら神さまに祈ります
★次回は「東京都板橋区高島平」への訪問記です★
(参考リンク)
★「誰もが主役の劇場都市・としま!」豊島区観光協会HP
★「池袋のニュースやイベント情報など」ココシル池袋HP
★「池袋に関わりない人にはさっぱり面白くない情報を発信していくサイト」池袋タイムズHP
★「【2023】池袋のイルミネーション15か所を写真付きで紹介!クリスマスデートにもおすすめ」としまらいふブログ
★「南池袋公園のアクセスや遊具・設備を解説!ピクニックできる芝生の公園」としまらいふブログ
★「誰も知らない池袋−サンシャイン60ができる前までは、池袋といえば西口のことでした」がん治郎のお散歩スクラップノート・ブログ
★「池袋西口公園野外劇場 グローバルリングシアター」公益財団法人 としま未来文化財団HP
★「池袋西口公園 extremeイルミネーション2023」池袋西口公園イルミネーション実行委員会HP
★「池袋西口公園 extremeイルミネーション完全ガイド!期間や点灯時間・アクセス情報も」としまらいふブログ
★「体感できるデジタルプログラムも!『池袋西口公園extremeイルミネーション2023』が開催中!」イルミラボHP
★「池袋の冬の風物詩『池袋西口公園 extremeイルミネーション』を見に行ってきた。」池袋タイムズHP
★「池袋マルイ跡地の用途が決定!地上28階の商業オフィスビルが2025年完成予定」としまらいふブログ
★「Christmas in Rikkyo2023 立教のクリスマス」立教大学HP
★「Rikkyo Christmas 2023」立教大学クリスマス実行委員会HP
★「立教大学池袋キャンパスのイルミネーションが2023年11月27日にスタート!」池袋タイムスHP
★「2023クリスマスその20〜池袋」noteちょっちょブログ
★「みんな笑顔になる そんな街の洋食屋でありたい。」キッチンABC HP
★「【池袋】キッチンABCの名物”漆黒の黒カレー”とは?」YANALOGブログ
★「究極のオムカレー!池袋『キッチンABC』カレー愛好家・カレー細胞のイチ推し。」レッツエンジョイ東京HP
(関連する記事)
★「590 【名物パン45】石ノ森センセとラムレーズン」
★「929 【お米料理64】満開の桜と洋館と『炙った牛丼』・・池袋」
★「1603 【名物パン166】セントポールのクリスマスと『アップルリング』・・池袋」
★「1891 【スイーツ130】チャイナタウンでお月見を・・池袋西口」
★「2010 【やきそば215】セントポールのX’masと『正油焼きそば』・・池袋西口」
★「2067 【お米料理165】江戸川乱歩と『かつ丼おむすび』・・西池袋」
★「2198 【お米料理179】鈴懸のキャンバスで『立教カレー』を・・西池袋」
★「2275 【やきそば241】残暑の鳩寺と『とり塩炒めパスタ』・・西池袋」
★「2347 【お米料理204】『黒いカレー』と池袋が闇市だった頃」
★「2521 【お米料理228】六月の花嫁と『麻雀屋のカレー』・・西池袋」
★「2627 【今川焼き53】またまた選挙の池袋で『芋きんとん鯛焼き』を」
★「2692 【やきそば293】聖なる西池袋で『カリフォルニア焼きそば』を」
★「2817 【お米料理266】新緑のセントポールと『火星カレー』・・西池袋」
★「2946 【お米料理284】ホントの池袋で『アジアライス』を・・池袋本町」
★「2986 【お米料理289】バーミリオンの庭園と『立教伝統のカツ丼』・・西池袋」
★「3010 【麺類色々276】セントポールのX’masと『えぞ鹿のパスタ』・・西池袋」
★「3224 【お米料理324】まだ夏休みのキャンバスと『サウジのカプサ』・・西池袋」
★「3312 【お米料理335】 百年目のクリスマスツリーと『きつね牛丼』・・西池袋」
★「3567 【やきそば394】百一年目のクリスマスツリーと『甘味噌パスタ』・・池袋西口」
★「3585 【やきそば396】新年快樂!春節の池袋北口で『牛肉炒河粉』を」
★「3714 【野菜果物124】回復に向かう池袋西口で『豆腐脳』を」
★「3769 【やきそば412】百二年目のクリスマスツリーと『二郎系焼ラーメン』・・池袋」
★「3879 【お肉料理160】『醤大骨』と復活したイケバスが走る街・・池袋」
★「3912 【やきそば425】マルイ閉店!寂しい池袋西口と『豚玉焼きスパ』」
★「3917 【お肉料理164】閉店相次ぐコロナ禍の池袋東口と『カレー焼肉』」
★「3971 【野菜果物141】池袋イルミネーション2021と『干鍋包菜』」
★「4027 【名物パン427】桜咲く大繁華街・池袋2022と『タカセのフルーツドーナツ』」
★「4073 【お米料理449】夏空の池袋東口で『オリエンタルライス&黒カレー』を」
★「4122 【野菜果物150】復活!日本最大のコスプレハロウィンと『二郎系野菜炒め』・・東池袋」
★「4148 【お肉料理179】黄金の雑司ヶ谷2022と『牛焼きトンカツ』」
★「4150 【お肉料理180】池袋イルミネーション2022と『肥腸炒蜆子』」
★「4211 【野菜果物151】桜咲く大繁華街・池袋2023と『台湾の魯白菜』」
★「4233 【麺類色々460】バラ咲く五月の空中庭園で『かるかやうどん』を・・池袋東口」
★「4258 【お米料理480】熱帯夜の池袋ぶらりで『インディアンライス』を」
★「4280 【スイーツ455】決戦!池袋西武のストライキと『和た与の丁稚羊羹』」
★「4305 【揚げモン95】鬼子母神さまのお会式2023と『文化フライ』・・雑司ヶ谷」
★「4332 【スイーツ465】黄金の雑司ヶ谷2023と『江戸時代の元祖カステーラ』」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(もっと派手なツリーは沢山在りますが、やっぱ立教のが一番!)
全国有数の大繁華街・池袋にゃファミリーマートや無印良品・ロフト・牛めしの松屋・定食の大戸屋を初めとする「池袋発祥の全国チェーン」が結構ありますが、池袋やその周辺を中心に頑張ってるローカルチェーンだって結構あり、その全てが「安くて盛りが良くて結構美味い」「メニューが多くて早く出る」に「店員が元気」なトコばかりだと以前から私ぁ力説してますが、池袋っ子の胃袋を掴んで離さないのが昭和四十四年(1969)創業の老舗洋食屋「キッチンABC」。同じ豊島区の老舗洋食チェーン「洋包丁」と共に東口に昔在ったキンカ堂の食堂をルーツとし、池袋東口や西口にあるお店はいつも大繁盛してますが、ABCの三本柱「インディアンライス」「オリエンタルライス」「黒カレー」のうち今回は、寒夜にイルミネーションを見て身体が冷えましたンで、芯から暖めましょと黒カレー・・のライスをオムライスにした物にトンカツまで乗せた豪華版「オムカツカレー」に致しましょ。何をドウすりゃこんなに黒く成るのか未だ判りませんが、他所にないカレーを作ろうとスパイスを沢山使って試行錯誤してる内に、焦がした訳でも無いのに真っ黒なルーが出来たらしく、食べ始めは大して辛く感じないのに食べ進む毎に辛さがジワジワ押し寄せますし、ソレを掛けるライスからしてドライカレー(!)でオムレツで包んでカツを乗せたンだから美味いのは当たり前。付け合わせの豚汁も含め、腹は膨れる身体は暖まる・・今更ながらこりゃ混みますわい。大戸屋みたいに全国区に成ったは良いモノの、手を広げ過ぎて経営が危うく成って買収され、池袋東口の庶民的な定食屋だった頃の味と値段を失ってしまうのより、地元に愛されるのが一番と必要以上に大きく成ろうとしないザ・ローカルが池袋にゃ今も多く、その筆頭たるABCを愛する私メです