きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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3306 【名物パン359】小圓朝さんを惜しむ心と「チャーシューメロンパン」・・早稲田

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平日は学生が溢れる「都の西北」早稲田大学も、週末は当然ながらその影は少なくてホント静か。本キャン(早稲田キャンパス)を貫くイチョウ並木の絶頂に間に合いませんでしたが、ソレなりにキレイに見えます

 

残り十日少しと成った師走の都内をテクテクと、相変わらず青空療法で歩き廻る私メです。尤も歩くのは毎日でも、このブログ旅日記の更新は四日ぶり。キツい高座が続いたのが主ですが、訃報も有りましたンで。

 

実は修業時代から仲良くさせて貰ってた、噺家の四代目三遊亭小圓朝さんが数日前に亡くなりました。芸界じゃ私メの方が少し先輩でしたが、彼とは同い年で同じ板橋区生れ。しかも住んでるトコまで近くと来た!

 

加えて今の名前を襲名する前の私ぁ「陽之助」、彼は今のソレを襲名する前は噺家だった親父さんの名を継いで「圓之助」でしたから、名前まで似てると妙に気が合って、高座帰りに酒を随分呑みに行きましたネ。

 

実に気分の良い「東京っ子」でしたが・・破滅型の酒呑み。ソレが為に体調を損ない命を縮める結果と成りましたが、コッチも病気だったからさ。「共に治ったら呑もう」と約束してましたが、ソレが果たせず残念です。

 

早大のシンボル「大隈講堂」のすぐ北側に広がるのは、彦根藩・井伊家の下屋敷だった「大隈庭園」。早大の創始者・大隈重信卿が私邸として購入・整備したトコで、卿の没後に早大に寄贈して公開されてます

 

人のコトなんか心配してないで、手前のコトだけ考えてりゃ良いのにと思えども、ソコが彼の良いトコで・・絡み酒だけどお人好し。コッチも判ってるから幾ら絡まれてもイヤな気に成らない、その場じゃ迷惑でしたケド。

 

彼について言いたいコト・書きたいコトは沢山有りますが、でもソレは私メの任じゃ無いし、始めると終わらなく成っちまうンで止めときましょ。ですが一言「いい奴だった」、酒さえ常識的な範囲に抑えて呉れてれば。

 

何れにしろ小圓朝さんのコトを忘れる気は無いし、ソレが一番の供養だと思ってますが、同い年の親しい仲間に逝かれると辛いですナ。流石に新しいのが今更増えるとは思えず、コレから段々減って行くだけの筈。

 

ま、私ぁ精々長生きして彼岸の酒場で散々待たせ、すっかり待ち草臥れた頃に成ってから到着し、積もる話に花を咲かせたいと願います。向うにゃ怖い先輩方が一杯居るンで、酒癖も改まってるかも知れませんし。

 

大隈庭園の不思議なのは・・早大の庭で有りながら学外者の立ち入りが全く自由ですし、隣接するリーガロイヤルホテルの庭でも有るコト。手入れはその分キレイに行き届いてまして、紅葉がホント見事でした

 

ま、私メも決して万全な身体・心神じゃ有りませんので、「憎まれっ子世を憚る」で参る為にゃ青空療法を当分続けるしかない。だから赤穂義士討入りの師走は講釈師の繁忙期なのに、時間を見付けてテクテクと。

 

だもんで板橋宿の拙宅に近い辺りを専ら巡ってましたが、雑司ヶ谷からバッケ()を下って神田川沿いに出ると、その北側(文京区)も南側(新宿区)も昔の大名庭園だったトコが多く残ってて、気分がノンビリしますネ。

 

尤も今まで北側の関口台のソレを御案内するばかりで、いつも同じだと飽きちまうンで今回は南の早稲田界隈へ。巨大な学生街ナンで安くて量の多い定食屋が揃ってますし、安くて直ぐに酔える居酒屋まで多い街。

 

もちろん昼前が宜しい青空療法だからそんなトコにゃ寄りませんが、ナニかと騒々しいこの辺りも百五十年前は大名屋敷の多かったトコで、しかもその殆どがお殿様の別荘だった下屋敷・・だから庭園が結構多い。

 

講釈師的に早稲田と云えば・・赤穂義士の一人・堀部安兵衛が叔父の敵討ちした「高田馬場」。駅名に成ってる辺りはソレじゃ無く、早大近くの「水稲荷」さまの長い参道が現場。天慶四年(941)創建の古社です

 

早大の本キャン自体が譜代筆頭の井伊家の下屋敷跡ですし、その少し南側の「都立戸山公園」は御三家筆頭の尾張徳川家の下屋敷跡。また水稲荷さま北側に在る「甘泉園」は、御三卿・清水徳川家の下屋敷跡。

 

でも残念ながら全てが「跡」で、早大の大隈庭園は井伊家時代の面影は全く残ってませんし、戸山公園は確かに広いですが尾張家だったと思えない位。辛うじて甘泉園だけが大名庭園っぽいですが、エラク狭い。

 

ソレらしいのが多い文京区側に比べると見劣りしますが、残ってるだけコレでもイイじゃん。しかも学生だらけの街なのに、彼らは余りコウ云うのに興味が無いのかナ?妙に人影が少なくて、大いにノンビリ出来る。

 

小圓朝さんも日頃の鬱憤を酒で晴らさずに、こんなトコで気分転換して発散して欲しかった。尤も私メがこの楽しみを知ったのは、発病して彼とナカナカ会わなく成ってからだったンで、伝えられなかったンですがネ。

 

清水徳川家の下屋敷跡の内、庭園だった部分だけが早大の所有を経て「甘泉園公園」として残されてますヨ。神田川沿いは湧水が多く、ココのは甘露でお茶に適してたンで甘泉園と名付けられたとか。その泉は既に枯れてしまったソウですが、大名庭園の雰囲気を濃く残してま

 

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(参考リンク)
★「落語家の三遊亭小円朝氏が死去」産経ニュースHP

 

★「観光の見どころ満載の新宿を楽しもう!」新宿観光振興協会HP
★「しんじゅくノート」フューチャーリンクネットワークHP

★「早稲田の街‥わせまちドットコム」早稲田大学周辺商店連合会HP
★「Waseda University」早稲田大学HP

★「早稲田大学」書を持って街へ出ようHP

★「大隈庭園(早稲田大学)」東京とりっぷHP
★「早稲田の庭園・大隈庭園」早稲田の風景HP
★「日本稲荷古社の随一」早稲田水稲荷神社HP
★「堀部安兵衛の碑
(堀部武庸加功之遺跡碑)(水稲荷神社)」東京都新宿区の歴史ブログ
★「甘泉園公園」東京を散歩するHP
★「高田馬場に“ファスト中華” 乱立 ワンコインで満腹」日経トレンディネットHP
★「香港のB級グルメ『焼味飯』専門店が早稲田に登場! ローストしたての叉焼飯など“肉メシ”が最高に旨い」食楽web HP
★「【香港華記焼味&米線】香港スイーツ
早稲田」おいしいもの大好きな東京OL♡グルメブログ♡お気に入りは新宿区♡ブログ


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★「2004 【麺類色々158】早大生の街で『釧路のスパカツ』を・・高田馬場」
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★「3202 【保存食品77】盛夏のカテドラルと『セロリーの粕漬』・・関口台」
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★「3302 【スイーツ283】ローマ教皇聖下と『音羽不二家のシュークリーム』・・関口台」

(鯉風のお仕事)
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(彼は病で足を痛めてたから、誘っても散歩にゃ来れなかったかも・・)

早大は積極的に外国人留学生を受け入れてますが、特に中国系が多いからか?今年に入って急に中国の料理屋さん、しかも向こうで人気のチェーン店が進出してますネ。嬉しいのは日本人に味を合せようとしない、つまり向こうのままの味だったりするトコですが、メトロ早稲田駅の出口近くに開店したのが「香港華記焼味&米線(ワーキーベイセン)」で、メインは香港のB級グルメ「焼味飯」ですが・・ソレより気に成ったのは店頭に並べられてる謎の香港スイーツ。エッグタルトや香港ワッフルが並ぶ中、「チャーシューメロンパン」なんてモンが!一旦通り過ぎようとしたンですが、余りの出鱈目が気に成って・・つい買っちまいました。小さなチャーシュー入りタルトに、メロンパン風のビスケット生地が掛けてあるゲテモノで、ドウ考えてもパンじゃ無いですが・・香港じゃ一般的なのかしらん。チャーシャーかメロンパンのどちらかにした方が・・でも、早稲田だからコレでも良いか。次回は焼味飯に挑みたいですネ




| 2018.12.19 Wednesday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3302 【スイーツ283】ローマ教皇聖下と「音羽不二家のシュークリーム」・・関口台

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関口台へはメトロ江戸川橋駅から新目白坂を登って行きますが、この道・・目白通りは三kmほど先のJR目白駅前までイチョウ並木が続き、ソレが黄金色の輝きに。行楽客は殆ど居ないンで、ノンビリ楽しめます

 

盛りを迎えた黄葉・紅葉を愛でたいと、板橋平尾宿の拙宅から都心や城北・城西をテクテク歩き廻る私メです。今年の色付きは出だしが遅かったのに、イザ染まり始めたら一気に進んだンでとても間に合わない。

 

或る程度の遠くならツーリングの出来る身体に戻りましたから、ドッカ行きたいと思ってましたが・・予定と体調が合わず、結局は近場にしか参れずで残念無念。来年はもっと元気に成って、観楓の旅をしたいモノ。

 

尤も毎日の青空療法で訪ねるコトの多い辺りでも、場所さえ選べば遠方に負けない位の美景が在りますし、坂だらけの東京ですンでソレを活かした見事な庭園も多く、わざわざ遠くまで行かンでも充分楽しめますヨ。

 

新目白坂を登りきると、国内最大のカトリック教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂(関口教会)」が。普段は静かなトコですが、教皇聖下がお出でに成ったらスゴイ賑わいに成るンでしょうナ。来年の何月頃かしらん

 

その一つが度々ご案内してます、文京区の関口台辺り。今回も含めて今年だけで七回も記事にしてますが、実際にゃ隔週ペースで参ってまして、界隈に多く在る旧大名庭園でボンヤリしたり、お茶など飲んだり。

 

或いは東京カテドラルでマリア様に告解し、己の心神の安寧を計ってますが・・問題はクリスチャンじゃ無いコト。根本的なトコで相容れないンで洗礼は無理ですが、鬱憤をブチまけて真摯に祈るとスッキリしますナ。

 

ソレに聖母さまの御心は広いから、哀れな寄席芸人にゃ目くじらをお立てに成らンでしょうが、聖母さまに匹敵する()お偉いお方が来年、どうやらココにお出でに成られるらしい。その方はローマ法王フランシスコ。

 

カテドラルのお向かいの椿山荘の庭園を通り抜け、神田川沿いに一分ほど歩くと巨大なイチョウが!コレぞ「水神社の夫婦イチョウ」で、樹齢三百年以上の古木が二本並び立ってて、一本の巨大な木に見えます

 

宗教毎に敬称が違うから注意が必要ですが、カトリックは法王猊下じゃ無く「教皇聖下」と呼ぶのが正しいとか。その教皇聖下が訪欧した河野外相に「来年中に訪日したい」と表明した様で、日本に断る理由は無い。

 

但し五月に新陛下の御即位が有りますンで、政府の式典担当係の手がとても廻らないだろうから、結局は秋に成るかしらん。そして様々な儀式や訪問をなされる筈ですが、東京の一体ドコでミサを行われるのか?

 

何しろ私ぁ信者じゃ無いし、関係者でも無いンで判ろう筈も無く、ソコで去年バチカンから枢機卿猊下がお出でに成った際のスケジュールを見れば、関口台の東京カテドラルで「最後のミサ」をなさって居られますヨ。

 

そして旧細川侯爵家のお庭・肥後細川庭園へ。東京じゃ必要ないけど来る冬に備えた雪吊りが今年も付けられましたが、黄昏の水面に映る紅葉の錦・・一枚の絵ですナ。遠くまで行かなくても、都会もキレイです

 

枢機卿猊下は西日本最大の大阪カテドラルは勿論、長崎・広島の両被爆地と震災被害地の仙台を廻ってから東京カテドラルにお出でで、教皇聖下もその例に倣われるのでは。両被爆地には是非行って戴きたい。

 

ですが警備は米国大統領並みに成るでしょうから、ソウは自在に廻れないかも知れませんし、普段は静かな関口台も当日は戒厳令に近い状態に成って、住民でも信者でも無い私メなんか近寄れもしないでしょうネ。

 

でもまぁ三十八年ぶりに訪日して戴けるのは有難いコトですし、叶うならば日本を満喫して貰いたいですナ。そしてソレが秋ならば・・東京カテドラル近くの細川庭園辺りで紅葉見物をされたらと、フト思った私メです。

 

新江戸川公園と呼ばれてた頃に比べて整備されましたし、文京区も宣伝に力を入れた()ンで散策する人が結構増えた細川庭園。深い森が残ってる関口台のバッケ()が、満錦の赤や黄色に燃え上がってます

 

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(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「目白坂の環境と歴史: なぜ『目白』なのか」グランドメゾン関口計画についてブログ
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「これが教会!? 丹下健三建築の代表作『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」キナリノHP

★「目白坂の銀杏並木と東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)もうもう日記〜牛的おいしい生活〜ブログ

★「『ローマ法王』『ローマ教皇』という二つの呼称について」カトリック中央協議会HP

★「ローマ教皇フランシスコの率直すぎる10の発言」ナショナルジオグラフィック日本版HP
★「
教皇の来年訪日、政府として協力惜しまない 河野外相がバチカン外相と会談」クリスチャントゥデイHP
★「
ローマ法王の訪日に何を期待するか」アゴラHP
★「
フィローニ枢機卿が日本の司教団の招きで来日します(訪日日程)」カトリック中央協議会HP
★「東京都文京区・水神社」歴史ブログ

★「肥後細川庭園」公園財団HP
★「肥後細川庭園(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「紅葉の見頃到来」肥後細川庭園HP

★「肥後細川庭園の紅葉」私のお気に入り色々ブログ
★「OTOWA FUJIYA」不二家HP
★「
実は本店!OTOWA FUJIYA (オトワ フジヤ)限定メニューもあります【完全禁煙】」護国寺ナビHP


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★「2300 【名物パン263】東京カテドラルと『元祖バゲットサンド』・・関口台」
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★「2469 【お米料理220】神田川の桜と『前ぬき明太マシ』・・江戸川橋」

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★「3043 【お米料理297】銀雪輝く椿山荘と『WASEDA丼』・・関口台」

★「3093 【お米料理305】満開の神田川の桜と『白いカレー』・・江戸川橋」

★「3147 【保存食品76】初夏の花咲く庭園で『お殿様の辛子蓮根』を・・関口台」

★「3202 【保存食品77】盛夏のカテドラルと『セロリーの粕漬』・・関口台」
★「3240 【お米料理325】秋の庭園巡りと『二度と食べられぬ日本元祖のカツ丼』・・早稲田」

★「3268 【麺類色々322】さんまさんま・・悲嘆の文豪と『さんま出汁ラーメン』・・関口台

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(今の教皇聖下は南米ご出身で、ナニかと型破りな御方らしいですネ)

関口台は都内有数の高級住宅地なモノで、私メら庶民向けのお店が少ないのが難点ですナ。ソレに今まで紹介した回数が多過ぎて、都合よいトコが今回は見付かりませんでしたので、すぐ近くの音羽の富士見坂の上に在る「OTOWA FUJIYA」さんのシュークリームを。実はココ、不二家の本店ビルの一階にある直営店でして、言うなれば「不二家の本店」。工場で大量に作ったケーキやスイーツを並べてる全国の不二家と違い、店員さん達が自分で焼いたり絞ったりしたモノばかりが並んでる「大人の不二家」。しかも騒ぐほど高くないから嬉しいですが、何種類かあるシュークリームの中からカスタード&ホイップを。クリームが二色入ってるとお得に思えるのが庶民の悲しさですが、イチョウの季節には変な意味で相応しいのかしらん。下手なパティシェの店より遥かに上質でお安いモンだから、私ぁ時折コレを食べてたりします




| 2018.12.10 Monday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3268 【麺類色々322】さんまさんま・・悲嘆の文豪と「さんま出汁ラーメン」・・関口台

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目白と云うと山手線の駅周辺のイメージですが、2.5kmほど都心寄りの「目白坂」界隈が本来の目白。関口台への急坂沿いに目白不動さんが在ったンですが空襲で焼け、新坂が造られて風景が変わってます

 

二日ほど更新をサボりましたが、素知らぬ顔して今日から再開する私メです。芳しからぬ心神の調子は相変わらずですが、ソレでも前向いて進んで行くしか有るまいと、一日も休まずテクテク歩き廻って居りますナ。

 

ドコへ参るかはその日の予定次第ですが、暇な時は全くテキトーで足の進むがままにブラブラと。気分が良けりゃ思わぬ遠出をしますケド、ソウじゃ無い日は拙宅近くの大繁華街・池袋や、雑司ヶ谷辺りが多い様な。

 

或いはもう少し頑張って、関口台の東京カテドラルまで参り「助けてお呉ンねぇ」と、耶蘇信者でも無いのに大聖堂のマリア様に縋る訳ですが、少し前から気付いてたのは・・その近くに大作家の住居跡が在るコト。

 

その人は戦前から戦後にかけての小説家・詩人の佐藤春夫氏で、世間じゃ専ら「秋刀魚の歌」で知られてる方。詩歌の方は明るいのが多いンですが、小説は昔の作家らしく倦怠的なのが多くて居らっしゃいますヨ。

 

作家・佐藤春夫氏が目白坂に住んだのは昭和二年(1927)のコトで、昭和三十九年に亡くなられるまで瀟洒な洋館に暮らしたとか。旧宅は生地の和歌山・新宮市に移され、跡地にはアーチ形の門が残ってます

 

恋に思い悩み、愛に苦しみ抜いた御方に相応しく()イザ読むと憂鬱に成って来ますンで・・キツイ。いやいや発病してから長編のみならず、例え短編だろうと本が全く読めなく成った私メにゃ、今は無理ナンですが。

 

処が詩歌なら辛うじて楽しめますンで・・ソッチの方で斬り込みますが、ソウすると避けて通れぬのが「秋刀魚の歌」。さんま、さんま、さんま苦いか塩っぱいか・・間違っても魚屋や料理屋の呼び込みじゃ無いです。

 

私メの様な下種な輩と違い、後世に名を残す作家の色恋沙汰は大袈裟で、コレまた文豪の谷崎潤一郎氏の奥方を巡る一件の歌だとか。聞けば奥方は「貞女の鑑」と称えられる、非の打ち所の無い美貌の持ち主。

 

処が谷崎センセはトンだ女たらしで、依りによって奥方の実妹に手を出そうとしますヨ。夫婦仲は冷えに冷え、思い余った奥方が相談したのが離婚したての春夫センセ。同情から恋に変わるのは、良くあるお話し。

 

日本最大のカトリック教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂」周辺は、城北有数の高級住宅地に相応しく・・実に静かな街。板橋宿の拙宅からココまでちょうど五kmと都合よく、信者でも無いのに度々参ってます

 

私メら芸界も破天荒な輩揃いですが、ソレでも「凄い」「物凄い」「途轍もない」と分れてますナ。谷崎センセは最上級の破天荒で、奥方と親友の仲に気付くと「判ったお前に呉れて遣る、男の約束だ」。カッコいいゼ!

 

処が谷崎センセは気紛れで、男の約束がナカナカ中々果されず・・思い悩んだ末に詠んだのが「秋刀魚の歌」ナンだとか。発表されたのは大正十二年(1923)だから、残念ながら目白坂に越して来られる前ですネ。

 

良からぬ芸人根性で、目白坂で詠まれたンなら「目黒じゃ無ぇ、さんまは目白が本場だ」と騒ぎますが、実証主義の講釈師としては流石に無理。処が話は二転三転し・・その八年後、漸く約束が果たされるコトに。

 

「妻譲渡事件」として当時話題に成った様ですが、そんな二人が暮らしたのが目白坂。紆余曲折の末に、仲睦まじく終生ココで過ごしたそうナ。あの歌は知ってたけど、日頃歩いてる街に関りが有ったとは驚きです。

 

大聖堂の中にもマリア様像は有りますが、撮影不可ナンで外のルルドの泉に居らっしゃる聖母さまを。世間にゃイロんな女性が居りますが、どうか怖い人と気紛れな人が近寄って来ない様にして下さいませませ

 

秋刀魚の歌
 
秋風よ 情あらば伝えてよ 男ありて 

今日の夕餉にひとり さんまを食ひて 思いにふけると。

さんま、さんま、そが上に青き蜜柑の酸をしたたらせて
さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。
そのならひをあやしみなつかしみて女は
いくたびか青き蜜柑をもぎ来て夕餉にむかひけむ。


あはれ、人に捨てられんとする人妻と
妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、
愛うすき父を持ちし女の児は 小さき箸をあやつりなやみつつ
父ならぬ男にさんまの腸をくれむと言ふにあらずや。

 

あはれ 秋風よ 汝こそは見つらめ 世のつねならぬかの団欒を。
いかに 秋風よ いとせめて証せよ かの一ときの団欒ゆめに非ずと。

あはれ 秋風よ 情あらば伝えてよ、
夫を失はざりし妻と 父を失はざりし幼児とに伝えてよ
男ありて 今日の夕餉にひとり さんまを食ひて、涙をながす、と。

 

さんま、さんま、

さんま苦いか塩っぱいか。そが上に熱き涙をしたたらせて

さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
あはれ げにそは問はまほしくをかし。

 

ですが私メが好きな春夫センセの言葉は、

 

若さは夢であり花であり詩である。

永久の夢といふものはなく、色褪せない花はない。

また詩はその形の短いところに一層の力がある。

若さも亦それが滅びそれがうつろひ、

それが長くないところに一しほの魅力がある。

 

春夫センセは日本語の美しさを求め続けた、大偉人だと思ってます。

 

春夫センセは昭和十年(1935)に「芥川賞」が制定されると初代の選考委員に成って居られますが、ソレを頼んだのが文芸春秋社の創設者にして、コレまた著名な作家として知られた菊池寛センセ。その寛センセは「秋刀魚の歌」の発表された年から、昭和二十三年に亡くなられるまで目白坂に近い雑司ヶ谷にお住いでしたヨ。旧宅跡はマンションに成っちゃってますが、文豪同士で仲良く界隈を散歩でもされたかしらん

 

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★明日は「埼玉県さいたま市大宮区」への訪問記です★


(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「目白坂の環境と歴史: なぜ『目白』なのか」グランドメゾン関口計画についてブログ
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「これが教会!? 丹下健三建築の代表作『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」キナリノHP

★「フランスの巡礼地ルルドが東京に」MCs Art Diaryブログ
★「佐藤春夫旧居跡!」ヒロ坊の多趣味のブログ
★「佐藤春夫記念館」レトロな建物を訪ねてブログ
★「作家・佐藤春夫の『晴れ男伝説』を裏付ける妻のことば」サライHP
★「『秋刀魚の歌』ー秋風よ、情
こころあらば伝えてよー」徒然草ブログ
★「谷崎の細君譲渡事件:瀬戸内寂聴『つれなかりせばなかなかに』」続壺齋閑話ブログ

★「『日本語の美しさ 佐藤春夫』・・・『規範 国語読本』より」takusankanの周易占いノート・ブログ

★「菊池寛旧居跡」東京都豊島区の歴史ブログ
★「こんがり塩焼きした秋刀魚をダシに使った味わい深いラーメンがウマイ!生粋 池袋本店」mog−mog HP
★「【池袋】ラーメン『生粋』グルメレポ!焼き秋刀魚ダシスープの魅力」くろたんの食べ歩き道ブログ


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(この秋刀魚の塩っぱさとは、男が心の底で流す涙の塩っぱさですナ)

折角だからナニか秋刀魚に因んだモノを食べたいと思えども、高級住宅地過ぎて大衆食堂の在ろう筈は無く、また料理屋に入るとエライ事に成りそうナンで、勝手知ったる池袋まで撤退しましょ。そしたら西口に「まるごと焼きさんま」と記した大きな暖簾を下げた「生粋」なるラーメン屋さんを発見!コレまでに何百回も前を通ってる筈なのに、全く気付かずに居りましたが・・調べてみると「煮干しやサバ節ならぬ、焼きさんまから出汁を取ったラーメン」だけの店の様で、こりゃ春夫センセのお導きで有ろうと入ってみましたヨ。塩系と醤油系のある中で、醤油の方がさんま度が高いと仰るンでソウしてみましたら・・さんまの蒲焼の缶詰の汁を薄めて飲んでる様!勿論そんな筈は無いンですが、さんまさんま苦いか塩っぱいか・・途轍もなく秋刀魚で、結構美味しいのヨ。願わくば叉焼より、さんま蒲焼ならば完璧だった・・強く成り過ぎますが




| 2018.10.31 Wednesday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3240 【お米料理325】秋の庭園巡りと「二度と食べられぬ日本元祖のカツ丼」・・早稲田

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洗礼も受けてないのに、月に一度はお祈りしに行ってるのが、関口台に在る日本最大のカトリック教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂」。全くの自己流ですがマリア様に告解すると、気分がスッキリするンですヨ

 

「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったモノで、おはぎを食べる時期に成った途端に涼しく成った都内を、誰かに頼まれた訳でも無いのに頑張ってテクテク歩き廻る私メです。こんな毎日に成って、まもなく満四年です。

 

良うもまぁこんなに続くと感心するばかりですが、なるべく薬に頼らずに脳内物質セロトニンの分泌を促す為にゃ、お昼前の穏やかな陽射しを浴びながらリズム良く歩くのが最善で、ホント仕方なくなくの苦肉の策。

 

処がもともと極端な性格なのに、懸命に闘病してる間にソレが一段と強まりまして、雨が降ろうと風が降ろうと地面が揺れようと身体が震えようと関係なく・・とにかく歩く!一体いつまで続けりゃ良いンでしょうかネ。

 

カテドラルのお向かいの「椿山荘」は、私メが婚礼MCをしてた頃の古巣ですンで、懐かしく思いながら庭園をいつもブラブラと。崖の高低差を上手く生かしてるトコで、高台のシンボルは室町時代の三重塔です

 

最近またセロトニンの分泌が不順に成ってる自覚が有りますンで、取り合えず年内一杯は続ける心算ですが、その内いつかは止められる日が来る筈。どんなに遅くても人生が終わる日までに・・やっぱ極端ですナ。

 

人の命は有限ですが、ソウじゃ無いのが私メが勤しむ講談を始めとした文化や芸術・芸能ごと。後継者が絶えぬ限り、その伝統は引き継がれて一層輝きを増して行く。私メも早く身体を治し、その列に戻らなくちゃネ。

 

或いはお店や会社・団体も同じくで、日本は世界でも珍しい位に長寿なソレの多い国。創業百年を超す会社が二万社以上も在るソウで、世界最古の企業「金剛組」は西暦578年・・聖徳太子の時代の創業ですヨ。

 

椿山荘の西側に在るのは、肥後国(熊本県)五十四万石の大々名だった細川侯爵家の御本邸「肥後細川庭園」。崖下の泉水庭園は広くないですが、高台へ広がる森は深く・・夏はココで結構涼ませて貰いました

 

流石に東京はソコまで古い会社は無いですが、四百数十年前の江戸開府の頃から続いてる店は幾つも有るらしく、他所から移って来たトコなら赤坂の虎屋さんは仁治二年(1241)の創業・・鎌倉時代の中頃ですゼ

 

ソウ考えると私メが歩き続けてる四年間ナンて屁みたいなモンですが、我が講談は話芸として成立してから三百八十年近く。お店だったら堂々たる老舗の扱いを受けて然るべき。落語よりも百年くらい古いンですヨ。

 

尤も老舗の暖簾を潜るのは恐れ多く、精々五十年ぐらいの大衆食堂が一番気楽だったりしますが、私メが良く歩きに行く関口台から神田川を渡りますと、ソコに在るのは明治十五年(1882)創立の早稲田大学。

 

板橋宿の拙宅から雑司が谷を通ってカテドラルへ行ってお祈りし、椿山荘で休憩してから細川庭園でボーっとする・・コレが私メの関口台周遊コースだったりしますが、細川庭園の泉水の畔に彼岸花。秋ですナ

 

早稲田は街全体が学食みたいなトコだから、関口台をブラついた帰りにお昼を食べにココへ出る事が多いですが、明治三十九年(1906)創業と早稲田随一の老舗食堂が七月末、突然お店を閉じてしまいましたヨ。

 

ソレは日本で初めて卵でとじたカツ丼を出した「三朝庵」サンで、カレー南蛮もココが元祖。多くのバンカラ学生に愛され、早大のOBじゃ無い私メだって時折寄り、コレが元祖の味だとカツ丼を嬉しく食べましたネ。

 

処が女将をはじめ店員さん達の高齢化が著しく、事前に告知もせずに突然暖簾を下した・・常連だけはソレと無く知ってた様ですが。最後に食べ収めに行きたかった・・また一つ伝統が終わったと寂しいばかりです。

 

私大の雄「都の西北」早稲田大学は、新学期が漸く始まったらしく学生の姿を多く見受けられる様に成りましたネ。夏の間は街全体が静まり返ってましたンで、ナンだか寂しいと敢えて行かなかったのが裏目に出た・・まさか三朝庵サンが止めちまうとは、夢にも思わなかったンで

 

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(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「早稲田の街‥わせまちドットコム」早稲田大学周辺商店連合会HP
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「これが教会!? 丹下健三建築の代表作『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」キナリノHP

★「カトリック初心者の疑問 告解ってどうやるの?」Francescaブログ
★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP

★「肥後細川庭園」公園財団HP
★「肥後細川庭園(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「世界最多の長寿企業を持つニッポン」nippon.com HP
★「飛鳥時代西暦五七八年創業」金剛組HP
「Waseda University」早稲田大学HP

★「早稲田大学」書を持って街へ出ようHP
★「『カツ丼発祥の店』早稲田の最古のそば屋が、突如閉店した真相」現代ビジネスHP
★「『カツ丼 早稲田発祥説』を探る −キング・オブ・ワセメシはなぜ生まれたのか」早稲田ウィークリーHP


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(花に嵐の例えも有るぞ、サヨナラだけが人生だ・・心にきつく響きます)

てな訳で‥食べ収めが出来なかった「三朝庵のカツ丼」を、以前ご紹介したモノから改めて。カツ丼の起源には諸説有りますが、卵とじのもソース掛けのも早稲田で発祥したのは間違いないらしく、中でも卵とじは大正七年(1918)に「宴会で余ったトンカツが勿体ないから、玉子丼みたいにして出した」のが初めとされてますヨ。元来がお蕎麦屋さんだから、カツオ節の出汁で肉厚なカツと玉ネギを軽く煮て、最後に溶き卵を掛けて熱々の丼ご飯に盛る・・日本の正しいカツ丼のスタイルは全てココから始まった!変に技巧に走らず、元祖らしくドッシリ構えた安心の味わいだったのに、もう二度と食べられないンですナ・・残念です




| 2018.09.23 Sunday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3202 【保存食品77】盛夏のカテドラルと「セロリーの粕漬」・・関口台

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メトロ江戸川橋駅から護国寺へ延びる「音羽通り」沿いは、東側の小日向台へも西側の関口台へも急坂が立ち塞がり、眺めるだけでため息が。コチラは森鴎外センセの短編小説の舞台に成った「鼠坂」です

 

灼熱の続く都内を毎日テクテクと、中山道・板橋平尾宿の拙宅から歩き出してる私メです。一昨日は都内でも三十九℃に達し、流石にコレにゃ弱音を上げたく成りましたが、今日辺りから暑さが少し治まるンだとか。

 

猛暑日から真夏日に変わるだけですが、気分はエライ違いで「コレで助かった」。尤もソレは東日本だけの様で、西の方々に申し訳なく思いますが・・コッチは梅雨明けが早かった分だけ、暑い日が長かったンだから。

 

何れにしろ平成最後にして最強の夏は当分続く訳で、去年までの心神だったら絶対破裂してた筈。ソウ考えると不幸中の幸いですが、余り芳しからぬ体調を騙し騙しでも・・ナンとか休まずに歩き続けたいですネ。

 

音羽通りの東側の高台で目立つのは、戦後の総理大臣・鳩山一郎氏の邸宅を公開している「鳩山会館」。政界じゃ「音羽御殿」として知られてた様ですが、明治二十四年(1891)に建てられた堂々たる洋館です

 

メタボ予備軍だった発病前と違い、今は随分スリムな身体に成ったモンだから、真夏日はもちろん猛暑日だって恐るに足らず。財布に手帳にタオルとスマホをバッグに入れ、たっぷりの水と帽子を持ってイザ参らン。

 

アスファルトだらけの都内で恐いのは照り返しで、ソレから免れたいと路面が熱しされ過ぎぬお昼前に、ビル陰・並木伝いに出掛けてますが、猛暑日と熱帯夜がコレだけ続きますと・・朝っぱらから激しい照り返しが!

 

せめて夜の内に一雨あれば路面温度が下がるンでしょうが、都内は梅雨明け以来・・殆ど降って無い様な。その割に湿度が下がらンから腹が立ちますが、自然に逆らったって始まらぬ。コッチにゃ対策が有らぁナ。

 

音羽通りの西側の関口台で一番目立つのは、日本のカトリックの総本山「東京カテドラル聖マリア大聖堂(関口教会)」ですナ。今でも奇抜な建物ですが、建ったのが昭和三十九年(1964)だと云うから驚きます

 

つまり涼しいトコへ行こう!てな訳で、御用の有る時は当然別ですが‥ソレ以外の暇な日は拙宅から近い大繁華街・池袋へ参り、西武・東武の両超巨大デパートやサンシャインシティの中をぶらぶらウォーキング。

 

或いは雑司ヶ谷界隈に多い木立の中をテクテク歩き、成るほど舗装して無い砂利道や石畳は照り返しが少ないと実感してますし、体調が良ければもう少し遠乗りし、目白台や関口台に点在する大名庭園巡りなど。

 

拙宅から片道ちょうど五km。普段ならもっと行ける距離ですが、猛暑の続いてる間は自重自重。我が古巣の椿山荘さんで寛ぐか、或いはカテドラルでお祈りがてらノンビリさせて貰おうか。タップリ休憩しませんと。

 

大聖堂の中は基本的に撮影禁止なモンで、何年か前に偶々その許可を戴けた時の画像の再掲で御勘弁を。堂内の吹き抜けの高さは約四十m、十階建てのビルに相当しますンで・・冬は暖たか夏は涼しげです

 

今回はカテドラルへ。私ぁ根本的な部分で耶蘇と相容れないンで信者には成れませんが、ココは実に気分の良い場所だから時折お説教を聞きに行ったり、ご自慢のパイプオルガンのコンサートを聴きに行ってます。

 

ですがミサ等をしてない時は殆ど誰も居らず、カトリック最大の聖堂で佇むのは我一人。冷房や暖房の設備自体が無いのに、極めて神聖なトコだからか?或いは吹き抜けが高いからか?涼しく感じるンですヨ。

 

自然と告解したく成り、マリア様に御挨拶と御詫びと御願いを真摯にした後は、木のベンチで暫くクールダウン。ショックな事が多くて心神は依然落ち着きませんが、多少は涼しく成るらしいから・・頑張りませんと。

 

カテドラルから椿山荘さんを通り抜け、神田川沿いの「江戸川公園」の木立の中へ。ココの多くはソメイヨシノだから真っ白に染まる春もステキですが、殆ど誰も居ない深緑の昼下がりの静けさもホント良いです

 

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(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「文京区音羽について」文京組版HP
★「文京区音羽から世界へ発信!」護国寺ナビHP
★「文京区の坂 鼠坂
(ねずみざか)」東京23区の坂道HP
★「HATOYAMA HALL」鳩山会館HP
★「鳩山会館
(旧鳩山一郎邸)」日本のすばらしい建築物ブログ
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「これが教会!? 丹下健三建築の代表作『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」キナリノHP
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(カテドラルのオルガンコンサートは、八月は暑いンで・・お休みです)

音羽や関口台に全く関係ございませんが、先日行った信州で買って参りました「セロリの粕漬」をご紹介。セロリは生で食べても美味しいですが、スープにしてもイイし炒めて食べるともぅ抜群!各種栄養や食物繊維が多いのにカロリーが低く、しかも気分を落ち着かせる効果の強いスーパー野菜。暑い時期は信州産が旬を迎えてますが、その信州じゃセロリを漬け物にして食べますゼ。今回は佐久市の丸二食品さんの粕漬を買ってみましたが、セロリのえぐみが全く消えててコリャ珍妙!なのにシャキシャキ感は健在で、おかずより冷酒のつまみに向いてます




| 2018.07.25 Wednesday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3147 【保存食品76】初夏の花咲く庭園で「お殿様の辛子蓮根」を・・関口台

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二月前はソメイヨシノで辺り一面が真っ白だった神田川沿いの「江戸川公園」も、穏やかな新緑に包まれて・・まるで別の場所みたい。花の時期と違って訪れる人も少なく、木陰に佇めば都内と思えぬ静けさです

 

拙宅の在る中山道・板橋平尾宿から、初夏の都内をテクテク歩き廻る私メです。拙ブログ旅日記は実際に訪ねてから記事化するまでに、数日から数週間ほど掛かっちまうのが専らですが、今回はナント昨日の訪問。

 

と云っても特別じゃ無く、長旅だった九州から帰京して早々に参ったモノの、ナカナカ記事化できずに時機を逸し掛け、ソレじゃ勿体ないと昨日改めて「変わってるかしらん」と行って来ただけのコト。鮮度の更新ネ。

 

江戸川公園の西隣りの「椿山荘」さんは、婚礼MCをしてた頃の私メの古巣だったりしますンでエラク親しみ深く、関口台界隈を歩く時は必ず立ち寄ってますナ。立派な庭園じゃアジサイが早くも咲き出してました

 

ソコは時折ご案内してる文京区関口台。JR目白駅から真東へ延びた神田川沿いの高台で、川との間の高低差が結構あるバッケ(崖地)を巧みに生かした大名屋敷の庭園が幾つも並び、季節を愛でるに良い辺り。

 

城北じゃ名代の高級住宅地ですが、椿山荘さんや東京カテドラルへ良く参るモノだから寄席芸人風情でも遠慮せぬ様に成り、むしろ気取らぬ高級感が城北らしくて心地イイと、雑司ヶ谷を通って片道五kmを度々に。

 

椿山荘から川沿いに更に西へ行けば、肥後熊本五十四万石の主・細川家の下屋敷だった「肥後細川庭園」が。昨年春の改称から暫く経って、スッカリこの名が定着しましたナ。池畔の若葉が目に眩しいですヨ

 

寛解から二ヶ月半経ち、「リハビリ」と称して無茶してる所為か?少しずつフツーに戻って来てますが、逆にドウしても止められないのが毎日テクテク歩くコト。三年半も続けたモンだから、最早ソレが当り前の状態。

 

ならば「頻度を下げる」「距離を減らす」のドチラかしか無く、後者の方が与し易しと抑え気味にしてる心算ですが・・何しろ足腰が筋肉化して出来上がっちまったモノだから、気分や天気が良いと度を過ごしちまう。

 

改称前からソウでしたが、肥後細川庭園に成ってから「熊本っぽさ」を強めに出そうとしてる感が・・ココは東京なのに!初夏の園内は熊本特産の「肥後花菖蒲」が多く植えられ、コレから見頃を迎える様です

 

歩くの自体は少しも悪いコトじゃ無く、健康面を考えるとむしろ良いンですが、一種の強迫観念に成ってるから考えモノ。ですが歩く度に珍しいモンやキレイな風景を発見し、まだ万全ならぬ心神を励ましてる様な。

 

椿山荘まで往復すると、以前なら一日の目安にしてたちょうど十km。昨日はもう少し遠出しちゃいましたが、コレからはココを限界にした方が良いンでしょうネ。上手い具合に自分を抑える、厳しい戦いが続きますヨ。

 

庭園や公園の木陰で涼風に吹かれてノンビリするのも楽しいですが、関口台界隈で一番心地良いのは‥日本最大のカトリック教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂」なのかも。平日お昼の聖堂内はほぼ無人で空気が妙に清らかナンで、クリスチャンじゃ無い私メもマリア様に真摯に祈りを捧げてしまいますヨ。問題は冷房設備の無いコト・・ま、屋根が異様に高いデザインなんで今はまだ暑さを感じなくて済みますが

 

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(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「新緑の江戸川公園」猫の目スチル・ブログ
★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP

★「紫陽花 『椿山荘編』」Alles ist vereganglichブログ

★「見ごろは5月末から6月上旬!ホテル椿山荘東京のホタル観賞、その魅力と秘密をインタビューしてきました」るるぶ.com HP
★「肥後細川庭園」公園財団HP
★「肥後細川庭園
(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「花びらが大きな肥後の花菖蒲と、ガクアジサイが同時に楽しめる庭園
(文京区、肥後細川庭園)」旅プラスの日記ブログ
★「系統別 肥後花菖蒲」加茂花菖蒲園HP
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP
★「【最初は薬だった!?】病弱だった熊本藩主・細川忠利のために作られた辛子蓮根」歴人マガジンHP
★「熊本名物『辛子蓮根』!基本の作り方とおいしい食べ方まとめ♪」macaroni HP


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★「3144 【揚げモン77】震災の痕跡・・『サラダちくわ』と負けんばい熊本!」
★「3145 【保存食品75】二十年掛けて直す熊本城と『高菜の新漬け』」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(椿山荘は既にホタルが飛んでる様で、今年も見に参りたいモノです)

熊本を先日旅した時の自分用お土産の一つですが、肥後細川庭園に因んで「辛子蓮根」を。私ぁ子供の頃から時々コレを食べてましたが、今更ながら初めて知ったのは「辛子蓮根は細川のお殿様の為に作られたモノだった」こと。初代藩主・忠利公は幼いころ大変な病弱で、食の進まぬのを心配したり料理番が滋養溢れる蓮根を食べさせたいと考え、食欲が湧く様に麦味噌と辛子の混ぜたモノを穴に詰め、見た目がキレイな様に卵黄をまぶして揚げたのが始まりで、幕末まで門外不出のお殿様専用の料理だったとか。明治維新後に庶民も食べられる様に成ってますが、肥後細川庭園が熊本藩の下屋敷とされたのは江戸の半ば過ぎ。よって忠利公はココにお出でに成ってませんが、後の殿さま達は花や若葉・月や紅葉を愛でる時にお召し上がりに成ったかも知れませんネ。まさかそんな歴史が有ったとは・・美味しい驚きです




| 2018.05.23 Wednesday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3093 【お米料理305】満開の神田川の桜と「白いカレー」・・江戸川橋

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都内の桜も遂に見頃に!今日からドンドン御案内する心算ですが、その最初は「江戸川」・・と云っても千葉県との境を流れるソレじゃ無く、神田川の飯田橋〜早稲田〜高田馬場辺りは江戸開府の頃から江戸川と呼ばれてたンですヨ。だもんでメトロの江戸川橋駅からスタートを

 

都花「ソメイヨシノ」は地元(豊島区の染井)で生まれた桜だから、ソレを異常なまでに愛する城北エリアにゃ花の名所は沢山ありますが、私メが感じるに・・江戸川が一番先に満開に成りますナ。もちろん僅か数日の差ですが、去年も一昨年もココが最初・・やっぱり今年もソウでした

 

神田川は水源の井の頭池から隅田川に合流するまでの二十五kmほど有りますが、江戸川と呼ばれてたのは新宿区(南岸、画像右)と文京区・豊島区(北岸、画像左)の境界の約五km。中でも江戸川橋より上流は両岸に桜が密集して植えられ、ソレが延々と続く人気の遊歩道です

 

桜の季節以外でも私ぁこの辺りにが良く参りますが、ソレは婚礼MCをしてた頃の古巣「椿山荘」さんが江戸川沿いに在るから。古くからの景勝地だったこの辺りにゃ大名の下屋敷(=別荘)が多く置かれ、椿山荘さんは久留里藩・黒田家だったトコ。園内の池畔の桜も咲き出しました

 

江戸川北岸は結構な高低差の有る崖地(バッケ)が続き、椿山荘さんもソレを活かした造りの庭園に成ってますが、崖上のシンボル「三重塔(室町時代末期に建てられた本物を移築したモノ)」傍らの桜もキレイに咲き揃い、ナンだか京都へ行った様な気分。夜はライトアップされます

 

画像左奥にホテルが見えてる椿山荘さんから川沿いに戻り、改めて桜の遊歩道を進むコトにした私メ・・考えてみればまだ半分も進んでませんナ。ココから先は崖からチョット離れますンで、川の流れも多少は穏やかに成る様な。そんな川面に白く映る花の暖簾はまだまだ続きます

 

遊歩道を更に進むと新目白通り(画像左手)沿いに出ますが、昔のこの辺りには紺屋が沢山在って、染めを終えた反物を川の中でジャブジャブ洗ってたンだとか。今はもう少し上流の落合水再生センターから出た下水処理水が多く流されてますが、さぞかしキレイだったンでしょうネ

 

川沿いの新目白通りには都電荒川線が通り、「面影橋」と云う洒落た名前の電停が在りますが、ソコから南岸の早稲田側に入ると徳川御三卿の一つ清水家の下屋敷だった「甘泉園(かんせんえん)公園」が。その入口に被さる様に聳える枝垂桜がちょうど満開、コレまたステキです

 

桜が密集して植えられてるのは、都電が江戸川を渡る「高戸橋」のトコまで。普段は橋を勢いよく通って行く電車が、桜の時期だけは徐行運転・・中には一時停止までしたりで、乗客へサービスをしてますナ。ま、昨春から「東京さくらトラム」なんて愛称を付けられちゃいましたからネ

 

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★明日は「東京都豊島区池袋東口」への訪問記です★


(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「ビジットシティとしま」豊島区観光協会HP
★「観光の見どころ満載の新宿を楽しもう!」新宿観光振興協会HP

★「江戸川公園と神田川桜並木」佳景探訪HP
★「【都内】お花見なら神田川沿いがおすすめ!桜並木をのんびり散歩しよう!」はなうた横丁ブログ
★「江戸川橋
(えどがわばし)[神田川]」東京エキストラNOTES HP
★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP
★「春は東京『椿山荘』の庭園で桜を楽しみませんか?」icotto HP
★「甘泉園
(かんせんえん)公園〜大名屋敷跡につくられた日本庭園〜」新宿区役所HP
★「甘泉園公園−東京しだれ桜めぐり
()」fanfanfanneのつれづれ日記ブログ
★「面影橋
(おもかげばし)[神田川]」東京エキストラNOTES HP
★「サクラ、サク〜都電荒川線 高戸橋付近にて」ごっさん居眠り中ブログ
★「1/fゆらぎ」渋谷とっておき!!HP
★「高田馬場にある不思議な白いカレーを食べられるお店『ゆらぎ』」こたらずのーとブログ


(関連する記事)

★「428 【五色不動03】目白不動は空襲に遭った」
★「1027 【やきそば78】学生街と『エルムのカルボ』‥早稲田」
★「1322 【やきそば125】都の西北!早稲田で『ソース焼きそば』を」
★「2004 【麺類色々158】早大生の街で『釧路のスパカツ』を・・高田馬場」
★「2046 【お米料理162】穴八幡で『日本元祖のかつ丼』を・・早稲田」
★「2098 【お米料理170】都電の終点で『ドカベン・マシマシ』を・・早稲田」
★「2118 【やきそば223】神田上水の桜と『ニラ焼きそば』・・関口台」
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★「2998 【お肉料理108】早稲田の杜の紅葉と名物『ジャンジャン焼き』」
★「3043 【お米料理297】銀雪輝く椿山荘と『WASEDA丼』・・関口台」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(今春は一体ドレだけの桜を見て廻れるのか、まだ全く判りませんネ)

高戸橋を過ぎると急に寂しく成りますが、そのまま川沿いを進んで高田馬場駅が近付いた辺りに、「1/fゆらぎ」と云うカレー屋さんが在りますヨ。高田馬場にゃ変わったカレー屋が多いですが、ココはターメリックの量を減らした代りにココナッツミルクを増やした「白いカレー」のお店で、前々から気に成ってたンですが、同じ川沿いで真っ白な桜を眺めて来たコトだからと、意を決して入ってみましたヨ。某牛丼チェーンが最近メニューに加えてた白いカレー自体は結構方々に在り、板橋宿の拙宅の直ぐソバにもソレを出す喫茶店が在りますが、店主さんが御高齢だったンで・・最近閉まってて心配だなぁ。ソレはさて置き、コチラのは辛いシチュー掛けご飯と表現すべきかしらん?カレーと云うほど辛くは無いンですが、ソレでも確かに喉に来る辛さ・・実に不思議な味です




| 2018.03.26 Monday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3043 【お米料理297】銀雪輝く椿山荘と「WASEDA丼」・・関口台

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昨日は雑司ヶ谷界隈を御案内しましたが、今日は目白通り沿いに目白台・関口台へ。目白の闇将軍と言われた故田中角栄元首相の邸宅跡の一部を整備した「目白台運動公園」も、今回の大雪でご覧の姿に・・

 

相も変わらず青空療法でテクテクと、中山道・板橋宿の拙宅から都内を歩き廻る私メです。一日も休まずに歩き続けるのも四年目に入ってますが、雪は今年が一番多い様な。去年までの身体じゃ耐えられませんヨ。

 

もちろん今だって無茶出来ませんが、先日の大雪はソレを見物しに池袋まで出掛けた位。加えて翌日は青空に映える雪景色を眺めようと、池袋を経由して更に遠出しましたンで、我ながら酔狂ぶりに飽きれますゼ。

 

更に東へ進み、日本のカトリック総本山「東京カテドラル聖マリア大聖堂」へ。私ぁ異教徒の癖にココでお祈りしたり、パイプオルガンの演奏を聴いたりと度々参ってますが、雪化粧は初めて・・神々しく感じます

 

周囲に無関心な奴ばかりだと言われがちな東京ですが、街中の人達が取り敢えず歩ける様に雪掻きして呉れてますし、私ぁ防寒衣料と雪靴で完全武装してますから、普段よりチョット足に負荷が掛かるかナ程度。

 

​​​​

吹雪だった前夜に比べりゃ怖るに足らず、難なく雑司ヶ谷の鬼子母神サマまで参って思うのは「椿山荘の雪吊りは役に立ったのかしらん」。雪国の庭園で庭木が折れぬ様、柱を立てて縄で枝を吊る仕掛けが雪吊り。

 

カテドラルのお向いは、東京四大結婚式場の一つ「椿山荘」さん。婚礼MCをしてた頃の古巣ナンで私ぁ気楽に度々訪ねてますが、御自慢の庭園は今回の大雪でドウ成ったかしらん?ソレが見たくて参りましたヨ

 

元々はリンゴの実の重みから枝を守る為に使われてたのを、コリャ格好良いと云うので庭園でも用いる様に成ったンだソウで、金沢の兼六園の雪吊りが一番知られてましょうかネ。寒い季節の庭園での定番ですナ。

 

本来が積雪対策とは違うンで思うほどの効果は無いと聞きますが、雪国じゃ少しでも役に立たせようと、縄を枝に直接結んで吊ってますヨ。ですが先日の雪で大騒ぎする東京は、ソコまでガッチリした造りじゃ無い。

 

椿山荘さんは関口台の高低差を活かした庭園が見事ですが、丘の上の三重塔前の雪吊り達・・果たして役に立ったのかドウかは判りませんが、誰も踏んで無い銀雪に良く映えて、ホントの雪国に参った気分

 

要するに見栄え優先で、裾に竹ノ輪を使う「北部式(旧東京都北部公園緑化事務所が考案)」と、裾に棕櫚の縄を使う「南部式(旧南部事務所が考案)」が主流。椿山荘は城北に在りますンで、当然「北部式」ですゼ。

 

度々参ってますンで、ベテラン庭師さん達がソレを組んでるのも見てますが、幸いにして庭園は崖地だったンで風が強かったのかナ?枝が軋むほど雪は降らなかった様で、只々美しいだけの風景に成ってました。

 

椿山荘から神田川沿いに三分ほど歩けば、熊本五十四万石の大々名だった細川侯爵家のお屋敷跡を整備した「肥後細川庭園」が。コチラも降ろしてきた吊り縄を、裾で丸い竹ノ輪に縛る「北部式の雪吊り」です

 

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★明日は「東京都千代田区一番町」への訪問記です★


(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「文京区立目白台運動公園」西武造園HP
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP
★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP

★「ホテル椿山荘東京の庭園(東京都文京区)」一度は行ってみたい日本の絶景ポイントブログ
★「椿山荘のチャペルと雪吊りと寒桜〜私のお庭@文京区 江戸川橋」もうもう日記〜牛的おいしい生活〜ブログ
★「肥後細川庭園」公園財団HP
★「肥後細川庭園
(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「公園だより  久し振りの雪」公園財団HP
★「・・雪吊りの伝統技能見学・・」十六夜歩記ブログ
★「冬のお庭の風物詩・雪吊り」庭園めぐりをご一緒にブログ
★「関東甲信大雪、交通乱れ=東京20センチ超、四年ぶり警報」時事ドットコムHP

★「学生にも社会人にも懐にやさしい定食屋さん」WASEDAやHP
★「『WASEDA丼』WASEDAや
(東京・早稲田)」丼王への道ブログ

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★「428 【五色不動03】目白不動は空襲に遭った」

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★「2933 【やきそば322】秋空の庭園で『学生街の焼きそば』を・・目白台」

★「2994 【お米料理290】椿山荘の紅葉と『チキンオーバーライス』・・関口台」

★「3034 【名物パン344】大雪警報の池袋東口で『あんみつドーナツ』を」
★「3041 【お肉料理111】白銀に埋まる雑司ヶ谷と『カルピスの発酵バター』」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(昨夜の皆既月食・・ホント不思議な風景。マジマジ見てしまいました)

庭園巡りを堪能したは良いモノの、まだ雪がタップリ積もったままの関口台の急坂を歩いて登る勇気は無く、ならばと神田川を渡って早稲田大学の方へ出て、高田馬場駅から電車で拙宅へ帰るコトにした私メ。午前中は雪かきで忙しかった街も蘇えり、お昼も過ぎたコトだからナニか美味しいモンでも食べてきましょ。流石の大学生街だから安くて美味くて量の多い料理屋が沢山在りますが、前々から気に成ってた定食屋「WASEDAや」へ参り、ソコの名物「WASEDA丼」をムシャムシャと。厚切りの豚ロース肉の生姜焼きと、皮がパリッとした揚げたての巨大な揚げが載ったガッツリ系の丼で、早大のハラペコ学生がメインの相手だから凄いボリュウムですナ。でも濃い目の味付けが抜群で、雪歩きで思わず知らず疲れてた身体が大喜び。まだまだ頑張れそうです




| 2018.02.01 Thursday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
2998 【お肉料理108】早稲田の杜の紅葉と名物「ジャンジャン焼き」

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「都の西北」早稲田の杜にも錦秋が!本キャンこと早稲田キャンバスの中央を貫くイチョウ並木は真っ黄色ですが、早大は「無門の門」が伝統なモノだから・・学生・教員以外でも気軽にイチョウ見物を楽しめます

 

一日も休まず青空療法でテクテクと、季節の彩りを求めて都内を歩き廻る私メです。昨日ご案内の高島平とは正反対の方向、中山道・板橋宿の拙宅から南へ真っ直ぐ五kmほど進んだ早稲田界隈へ参りましたヨ。

 

私ぁ毎日の歩く距離を十km程度に抑えたいモンだから、ココまで行って帰って来ればちょうどピッタシ。大繁華街の池袋やら、目白台の急坂の登り降りやらと変化に富んで楽しいンで、好んで向かってる辺りですナ。

 

早大・本キャンそばの前方後円墳に鎮座されるのは、早稲田を含む旧牛込区の総鎮守「穴八幡宮(高田八幡宮)」サマ。古墳上の社殿へ向かうには階段を登らねば成りませんが、ソコの紅葉が真っ赤っ赤でした

 

何しろ私大の雄・早稲田大学の街だから、安くて美味くて量の多い名物料理が沢山有り、OBでも無いのに楽しんでますゼ。我が弟々子にしてココの卒業生だった、故・神田陽司センセにイロイロ教えて貰いました。

 

楽屋帰りに二人して界隈へ寄り、安飯・安酒を随分しましたネ。私ぁ八王子の山ン中の中大だったンで、こんな街中に大きな学生街を持つ早大が羨ましかったですが、コトに依ると私ぁ早大生に成っちまうかも!

 

穴八幡宮は康平五年(1062)に、「八幡太郎」こと源義家公が創建されてますが、この珍しい社名は江戸時代に麓を掘ったら大きな穴が出現し、ソコから宝物が出て来たからだとか。ま、ココは元々古墳だしネ

 

と云うのは先日、早大教員の某センセから「鯉風さんなら一芸で入学出来る筈」と言われたンですヨ。要するにAO推薦入試でして、もちろん或る程度以上の学力は必要だけれど、一般入試ほど難しくは無いとか。

 

発病してからの三年は薄れゆく記憶力に怯えてばかり居ましたが、回復と共に随分と良く成り・・本来の半分程度は戻った様な。難しい本を読みこなす集中力はまだ無いですが、ソレだとてコレからの療法次第の筈。

 

穴八幡南側の「都立戸山公園(箱根山地区)」は、御三家の一つ・尾張徳川家の下屋敷だったトコで、戦前は陸軍学校が置かれてたとか。江戸有数の大名庭園だった面影は残ってませんが、彩りの絶頂でしたヨ

 

でも母校・中大からのお誘いでしたら万難を排して馳せ参じるのに、天下の早稲田・・問題がチト多過ぎる様な。先ずは身体を治すのが第一ですし、大体が寄席芸人をしながら授業を受けられ続けられますやら?

 

ソレでも夢が有るって!勉学は若者だけの特権じゃ無く、したく成った時が良い潮目。もちろん来春入学にゃ間に合いませんが、目標は多い方が面白い。エラク楽しい気分に成って早稲田を歩く、そんな私メでした。

 

起伏にとんだ地形の戸山公園は、その方々で黄葉・紅葉が今が盛りと輝いてましたが・・私ぁ豚児の頃、この公園の南側に何年か住んでたンですヨ。と云うコトは、その頃に多分来てるンでしょうネ・・覚えてませんが。ヒョッとしたら早稲田まで行ったかも知れず、運命なのかしらん?

 

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(参考リンク)
★「観光の見どころ満載の新宿を楽しもう!」新宿観光振興協会HP
★「しんじゅくノート」フューチャーリンクネットワークHP

★「早稲田の街‥わせまちドットコム」早稲田大学周辺商店連合会HP
★「Waseda University」早稲田大学HP

★「早稲田大学」書を持って街へ出ようHP

★「AO方式等による入試」早稲田大学 入学センターHP
★「紅葉の早稲田キャンバス」早稲田大学HP
★「東京都寺社案内 穴八幡宮」猫の足あとHP
★「穴八幡ファンタジー」山元醸造HP

★「流鏑馬で有名な早稲田にある穴八幡宮の紅葉」歩いて 見〜つけた!ブログ
★「公園へ行こう!戸山公園」東京都公園協会HP
★「早稲田、高田馬場のオアシス」戸山公園ガイド・ブログ
★「戸山公園(箱根山地区)を探索 箱根山登山・紅葉を見に・・」公園たんさく隊ブログ

★「東京新聞『大衆食堂ランチ』50回目、早稲田・キッチンオトボケ。」ザ大衆食つまみぐいブログ
★「新装開店!早稲田『キッチンオトボケ』でジャンジャン焼き定食」イイもの探検隊ブログ!


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(実兄が今、会社勤めをしながら早稲田の大学院に通ってたりします)

本キャンにも学食は有りますが、やっぱココは街全体が学食みたいなモノで、早大生の飽き足らぬ胃袋を満たして来た「安くて美味くて量が多い」店が、アチコチに在るから目移りして困っちまいますが、今回は穴八幡サマと交差点の筋向いに在る「キッチンオトボケ」さんへ。昭和四十八年(1973)創業の定食屋で、奇妙な店名は店主の小学生時代の仇名だとか。揚げ物メニューが充実してますが、名物は当然「ジャンジャン焼き」。要するに豚の生姜焼きですが、甘辛いタレが独特で・・しかも量の多いコト!どんぶり飯を抱えながらムシャムシャ食べても肉が余る位で、ならばとご飯を大盛りにするとスゴイてんこ盛りに変貌し、今度はソッチを持て余す位に。流石に全て普通盛りにしましたが、早大生に成ったらこんなのを常食にする訳で、ヘンな意味で大変です




| 2017.12.12 Tuesday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
2994 【お米料理290】椿山荘の紅葉と「チキンオーバーライス」・・関口台

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体調が今イチ不安なんで夜のお出掛けはなるべく控えてますが、関口台の「東京カテドラル」へ行ったついでに・・お向いの椿山荘へ。ココは私メが婚礼MCをしてた頃の仕事場で、いわば古巣ナンで気楽に過ごせますヨ。クリスマスイルミネーションが、ささやかだけどキレイでした

 

夜の椿山荘の庭園へ。折角の紅葉の季節だと云うのにライトアップされてませンでしたが、勝手知ったる元職場!絞り値を最小にし、外灯を頼りに挑んでみましたら・・結構キレイに撮れましたナ。春の桜や夏の蛍の時期は夜でも大勢が集まりますが、秋は静かに観楓出来ます

 

カテドラルからの帰り道、関口台のイチョウが絶頂を迎えてる様に夜目に見えましたンで、翌朝改めて訪ねてみた私メ・・ソウ遠くないからネ。江戸川橋から目白新坂を登ってみるとご覧の通りで、JR目白駅まで三km近くも黄金色のイチョウ並木が続く、知られざる絶景の通りです

 

目白新坂を登ったトコに聳えるのが、日本のカトリックの総本山「東京カテドラル関口教会」の聖マリア大聖堂。私ぁ耶蘇の信者じゃ有りませんが、フランクなトコだから度々マリア様にお祈りに行く私メ。前夜は今年最後のパイプオルガンのコンサートで、時々ソレを聞きに行ってます

 

改めて椿山荘へ。元は上総久留里藩・黒田家の下屋敷だったトコで、明治の元勲・山県有朋公がソレを手に入れて立派な庭園を築いてますが、只今は東京四大式場の一つとして新婦の夢を紡いでますナ。崖地の高低差を活かした造りの庭で、三重塔まで園内に建ってたりします

 

本来は結婚式やパーティー参加者の為のお庭の筈ですが、流石の名門で至って鷹揚なモノだから・・毎日の青空療法のついでに時々ココへ参り、園内で次々に盛りを迎える季節の彩りを楽しんだりしてますネ。ココのホテルに宿泊したのかナ?欧米系外国人の姿が多く見られます

 

椿山荘の庭園を降りると神田川(旧江戸川)に出ますが、この辺りは江戸っ子の命を保つ「神田上水」を分けた堰の在ったトコだから、水神サマを祀る「水神社」が椿山荘のお隣に。参道を挟む「夫婦イチョウ」が御神木で、樹齢三百年を超えて未だに仲良く彩りの絶頂に達してます

 

神田川沿いに水神社の前を通に抜けると、ソコは今年春に新江戸川公園から改称された「肥後細川庭園」。肥後熊本五十四万石の大々名だった細川侯爵家の下屋敷跡で、崖地の湧水を活かした回遊式庭園に成ってますヨ。私ぁ参りませんでしたが、夜はライトアップされてます

 

自然のコトだから仕方無いですが、細川庭園の紅葉の色付きは椿山荘のソレや、水神社や関口台のイチョウの絶頂よりも少し早かった様ですナ。少し盛りを過ぎてて残念でしたが、来年にまた期待しましょ。昨冬は殆ど雪の降らない東京でしたが、今冬は細川庭園の雪吊りが役立つ時が来るンでしょうか?待ち遠しい様な、ソウじゃ無い様な・・

 

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(参考リンク)
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(関口台の崖地を登ったり降ったり・・は、庭園じゃ無きゃ辛いですが)

関口台界隈の難点は「気軽に楽しめる昼メシ屋が少ない」コトで・・仕方ないから神田川を越えて早稲田へ出てしまうンですが、都電の早稲田電停のソバに数年前まで「エルム」と云う名物店が在ったンですヨ。一度復活したモノの、親父さんの腱鞘炎は完治しなかったと見えて結局閉店したのは残念でしたが、その跡に「ダルシム」なるカレー屋が入りまして、馴染みのエルムの在った場所だからと注目してたら・・「チキンオーバーライス」がメニューに有る!NYで流行してる(らしい)屋台飯がソレで、サフランライスに焼きチキンを載せてホワイトソースを掛けたモノだとか。カレー屋だからターメリックライスにタンドリーチキンを添え、酸っぱいヨーグルト掛けにアレンジされてますが、凄いボリュウム・・流石に学生街!エルム再復活は無理ナンで、ココに通います




| 2017.12.07 Thursday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
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