きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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3416 【麺類色々356】菖蒲咲く細川庭園と「超極太な二郎系」・・関口台

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私メのMC時代の古巣「椿山荘」さんのお庭は、四季ソレゾレの美しさを楽しめるトコですが・・初夏の今は青もみじがホント奇麗!ソコに行き交う白いドレスや打ち掛け姿・・初夏は婚礼シーズン!どうか幸せに

 

一日も休まずテクテクと、初夏の都内を青空療法で歩き廻る私メです。沖縄や奄美は早くも梅雨入りしたと聞きましたが、関東のソレは来月八日頃が平年らしいンで、あと三週間は過ごし易い季節を楽しめますナ。

 

尤も気分良いからと歩き過ぎちまうのは問題で、休肝日成らぬ「休遠出の日」を設けなきゃ身体が持たぬ!骨盤の左右の出っ張り・上前腸骨棘の痛む時が増えて来ましたンで、そんな日は努めて近場でノンビリ。

 

辛い時は中山道・板橋宿の拙宅から二十分ほどの池袋辺りが限界ですが、ソコまでじゃ無い時は更に三十分ほど進み、文京区と豊島区に跨る丘の上「関口台」界隈まで参って、東京カテドラルでマリア様に礼拝を。

 

椿山荘の崖を下って江戸川(神田川)沿いへ出ると、こんな風にツツジが鈴なりに成ってるトコが。僅かひと月前は、頭上にソメイヨシノが咲き乱れ・・ソレを愛でて歩く見物で賑わってたのに、今はホント静かです

 

私ぁ耶蘇教徒じゃ無いですが、日本最大のカトリック教会は至ってフランクですし、我流でも真摯に祈りを捧げるとスッキリする。ソレに平日お昼前の大聖堂って殆ど誰も居らぬから、静粛な時を独り占めできますし。

 

問題は教会のベンチは長く座ってると、私ぁ臀部のクッションが薄いンでお尻が痛く成って来るコト・・決して痔じゃ無いですヨ。そしてお向かいの椿山荘さんへ参って庭園を歩き廻り、細川庭園の池の畔でノンビリと。

 

関口台へ参るといつも同じコトをしてますし、その頻度も高かったりしますが、神楽坂しかり雑司ヶ谷しかり本郷しかり・・行動がすっかりパターン化してる街が多いのに、何度行っても飽きないトコが城北は多いナ。

 

川沿いを関口芭蕉庵の前を通って少し進み、南門から細川庭園へ入ると・・池畔でシャガが満開!と言いたいンですが、この一枚だけは先月末のモノ。菖蒲が咲くのを待ってたら、すっかり散っちゃいましたンで

 

勿論コレは己が城北住人だからの身贔屓と慣れが有る訳で、例えば川向うやその奥地でも住んでたら良いトコを見出せたかナ?いやソレは多分無理でしょうケド、高ぶらず尖らず荒まずのバランスは城北が一番。

 

その中で一二を争う高級住宅地が関口台で、同じ城北ナンだけど・・拙宅の在る板橋宿や池袋みたいなガサツな街と違う、お上品って感じのする別天地。と云っても城南や城西のソレと違い、肩は凝りませんが。

 

戦前は華族や財閥の豪邸の集まってたトコ、更に古くは大名諸家の下屋敷(=別荘)が並んでた辺り。世が世ならば私メ如き寄席芸人じゃ近寄れぬ場所で、いやぁホント有難い。しかも入園料の掛からぬトコばかり。

 

細川庭園にしろ椿山荘にしろ、関口台の崖地(バッケ)の高低差を活かした造りに成ってまして、コチラの場合は深い森の上に「永青文庫」と云う、細川侯爵家のコレクションを展示する博物館が在ったりしますヨ

 

だもんで尚更ノンビリ。冬の間も日向ぼっこしに来てましたが、河津桜の咲き始めた三月初めから頻繁に参る様に成り、川沿いにソメイヨシノが延々と白く染まって行くのを何度も偵察に来ましたし、最近は花菖蒲!

 

都内各庭園はそれぞれ御自慢が有り、椿山荘はホタルと紅葉。細川庭園は花菖蒲?去年・一昨年と池畔でキレイに咲いてましたンで、紅紫のツツジは見飽きたンで・・青紫の菖蒲を見たい。処がナカナカ咲かない。

 

去年はソロソロ咲いてた筈だと思いつつ、何度も見に来てガッカリし、ソレでも痛む上前腸骨棘を励ましながら参ってましたが、漸く咲いた・・しかも盛大に!あぁ嬉しと思えども、コレからは何を楽しみにしましょうか。

 

この庭園の元の持ち主だった細川侯爵家は、肥後熊本のお殿様でしたから・・漸く咲いた花菖蒲もアチラの品種ナンだとか。ま、そんな事よりキレイですナ。GW中は結構賑わってましたが、ソレが終わったら訪れる人も少なく成って・・今が一番キレイな季節だったりするンですが

 

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★明日は「東京都港区芝公園」への訪問記です★


(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP
★「この森には、日本の季節がすべてある。」ホテル椿山荘東京HP
★「新緑の『椿山荘庭園』
その1」四季が美しく情緒豊かな日本の歴史と旅を探訪する瓦版ブログ
★「肥後細川庭園」公園財団HP
★「肥後細川庭園
(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「シャガの花が満開です。」文京区立肥後細川庭園ブログ
★「アヤメの花が咲きました」文京区立肥後細川庭園ブログ
★「新緑の『肥後細川庭園』」四季が美しく情緒豊かな日本の歴史と旅を探訪する瓦版ブログ
★「早稲田の二郎系ラーメンは“超極太”勝負」早稲田ウィークリーHP
★「本家超えのラーメン二郎インスパイア店はあるのか? 調査4回目『眞久中』」ニュースサイトしらべぇHP


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★「3378 【お米料理347】桜咲く神田川沿いで『伝統のカツ丼』を・・関口台」

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(この辺りに住むには、一体ドレだけ資産が有れば良いンでしょうか)

敬愛する我が主治医Nセンセ曰く、「上前腸骨棘の痛みを減らしたいなら腰廻りに脂を付けろ!」だソウで・・ドウすれば太れるのかしらん?何しろ毎日歩いてますンで身体の燃費が無性に悪く、やっぱ沢山食べるしかないンでしょうネ。てな訳で二郎にでも参ろうかと思えども、お上品な街・関口台にそんなトコの在ろう筈は無く、隣接する大学生街・早稲田にも無いですナ・・そりゃ二郎は慶応義塾の御用達だから。ですがインスパイアなら何店か在り、前から目に付けてたのが今春行った吉田チキンさんのお隣りの「眞久中」なる店。マニアの間じゃ有名なゴワゴワの超極太麺だソウで、ソリャ面白そうと大盛りで頼んでみましたが・・二郎系の吉田うどんですネこれは。コレだけ太いと麺の芯まで茹で上がらないからゴワゴワに成る訳で、違う意味で消化が悪そうな。もちろん次郎じゃ無いから美味しいのは当然ですが、私メには向いてない様です




| 2019.05.18 Saturday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3378 【お米料理347】桜咲く神田川沿いで「伝統のカツ丼」を・・関口台

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メトロ有楽町線「江戸川橋」駅から地上へ出れば、川沿いに桜並木が二km以上も続く「神田川桜並木」が。江戸川とは本来、千葉との境を流れてる川なんかじゃ無く・・この桜並木の辺りの神田川が絶景だったンで「江戸を代表する(風景の)川」と呼ばれた、ココの事だったりします

 

江戸っ子の飲み水を担った「神田上水」の堰の跡も在りますが、もともと風光明媚だったココに桜が植えられたのは明治時代。背後に聳える関口台のバッケ()を埋める桜の壁が東都第一と称されたと聞きますが、現在の桜は昭和五十年代の河川改修の際に再植樹したモノです

 

桜の壁に埋もれる江戸川公園から、ほんの少し上流へ歩けば・・MC時代の私メの古巣「椿山荘」さん。バッケの高低差を活かした庭園がホント見事ですが、高台の三重塔(室町時代の本物)の横で桜の古木が満開に。今月初めは河津桜が咲いてましたが、コッチの方が良いです

 

大都会を襲うゲリラ豪雨の急増水に備える為、川面が随分下に在るコンクリ護岸の江戸川(神田川)ですが、椿山荘さんの下辺りは幅が広い分だけユッタリ流れてる様な。私ぁ椿山荘さんを訪ねる度にこの辺りを歩いてますが、普段と眺めが違うンで・・ドコか別の場所に参った様な

 

俳聖・松尾芭蕉翁の住居跡「関口芭蕉庵」の前を通り、川沿いに細川侯爵家のお屋敷だった「肥後細川庭園」へ。冬の間、初めての試みとして「かいぼり」をしてましたが、今月中旬から湧水を再び入れ始めたンで・・漸く見慣れた風景に。ココは桜が殆ど植えられてない庭園です

 

改めて川沿いの桜並木を。細川庭園までは文京区と新宿区の境でしたが、ソレより上流は豊島区と新宿区の境を江戸川(神田川)は流れて行きますヨ。この辺りは川幅が狭いンで流れは早く、また両岸から張り出した桜の枝が交差して・・まるで白いトンネル。圧巻の風景ですナ

 

江戸を代表する景観地だけに、川沿いは立派な庭園を持つ大名屋敷が多かったとか。面影橋のソバに在るのは徳川御三卿の一つ、清水家の下屋敷跡「甘泉園」。桜は川沿いだけで十分と云う考え?ココも園内に桜は無いですが・・入口に大きな枝垂桜!一人主役を張ってます

 

改めて川沿いをブラブラと。面影橋の辺りは都電の走る新目白通りと並行して流れてますンで、空が少し広く成った様な・・その分だけ日当たりが良く、枝ぶり見事なソメイヨシノの大木群が競って川面へ、満開の翼を伸ばしてますナ。川岸を走る都電の音が、時々聞こえてきます

 

このまま川沿いに歩いて行けば吉祥寺の井の頭池へ至りますが、ソレは十数km先・・上前腸骨棘(骨盤の左右両端の出っ張り)が痛いンで、桜遍路の初日から無理しちゃ成らぬと「高戸橋」で終了を。早稲田から川沿いを走って来た都電はココで方向を変え、川を渡って急坂を登って雑司が谷・池袋方面へ向かって行きます。毎年のコトですが、江戸川(神田川)の桜並木は同じ都内の他所よりも少し早く見頃を迎えます

 

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★明日は「東京都豊島区池袋」への訪問記です★


(参考リンク)

★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「ビジットシティとしま」豊島区観光協会HP
★「観光の見どころ満載の新宿を楽しもう!」新宿観光振興協会HP

★「江戸川公園と神田川桜並木」佳景探訪HP
★「【都内】お花見なら神田川沿いがおすすめ!桜並木をのんびり散歩しよう!」はなうた横丁ブログ
★「江戸川公園がリニューアルしました」肥後細川庭園・公園財団HP
★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP
★「春は東京『椿山荘』の庭園で桜を楽しみませんか?」icotto HP
★「肥後細川庭園」公園財団HP

★「甘泉園(かんせんえん)公園〜大名屋敷跡につくられた日本庭園〜」新宿区役所HP
★「甘泉園公園−東京しだれ桜めぐり
()」fanfanfanneのつれづれ日記ブログ
★「面影橋
(おもかげばし)[神田川]」東京エキストラNOTES HP
★「サクラ、サク〜都電荒川線 高戸橋付近にて」ごっさん居眠り中ブログ

★「国民的グルメ『カツ丼』の発祥、実は早稲田だった説を検証」5分で読める、教えてもらう前と後 MBS毎日放送HP
★「『カツ丼 早稲田発祥説』を探る −キング・オブ・ワセメシはなぜ生まれたのか」早稲田ウィークリーHP
★「【早稲田グルメ】『金城庵』ちょっとリッチなランチを食べよう!」やぎペー公式ブログ


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(鯉風のお仕事)
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(春休み中じゃ無かったら、早大生が闊歩して騒々しかった筈ですヨ)

日本の国民食「カツ丼」の発祥地は、卵とじのもソース掛けのも江戸川(神田川)近くの早稲田!早大の学生向けに作られたのが起源とされてますが、大正七年(1918)に卵とじの方を発明した元祖・三朝庵さんは昨年夏・・従業員の高齢化の為に閉店しちゃいましたが、ソレに匹敵する老舗そば屋は早稲田界隈に何店も残ってますヨ。現存する中じゃ最古のカツ丼とされるのが、都電の終点・早稲田電停近くの「金城庵」さんで、コチラは大正八年の開店!伝統のカツ丼を食べようと、半ザル蕎麦付きのセットを頼んでみましたが・・老舗のお蕎麦屋さんらしく、その御つゆを使ったと思しき・・少し濃い味付けのカツ丼ですナ。三朝庵なき後は金城庵サンが国内最古だと思えますンで、どうか何時までも続けて下さいませ。比較的お若い店員さんが結構居るンで、安心してますがネ




| 2019.03.29 Friday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3377 【スイーツ288】桜咲く護国寺で「不二家の本店のシフォン」を・・音羽

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東京・城北で一番大きなお寺は、江戸幕府の祈願寺だった「神齢山悉地院大聖護国寺(いわゆる護国寺)」さん。音羽通りの突き当りの山門を潜ると、御本堂へ向かう階段脇で咲く安行桜が今年もまた見事です

 

JR板橋駅そばの拙宅を基点に、都内を毎日テクテク青空療法で歩き廻る私メです。今春の都内は平年より五日も早く開花宣言が出され、平年より七日も早く昨日満開に達したとか。今年もまた東京が全国で最速!

 

大阪は昨日漸く開花した様で、東京はホント春が早いと感心しますが・・去年より満開が三日遅いらしい。確か去年は冬が無茶苦茶に寒く、夏が滅茶苦茶に暑い極端な気候・・暖冬だった今年はドウ成るかしらん。

 

例年なら今頃底値に成ってる筈のイチゴが高止まりしてるのは、昨夏が暑過ぎたのが原因と聞きますンで、ドウか穏やかな天候に成って下さいナ。ソウで無きゃ季節の好物を、気軽に食べられなく成っちまうじゃん!

 

五代将軍・綱吉公の御生母・桂昌院さまが建てたのが護国寺さんで、巨大な御本堂は元禄十年(1697)に完成した国の重要文化財。その脇でも安行桜が咲いてましたが・・花を食べてる野生化したインコが!

 

何れにしろ大事な御代替わりの年だから、天変地異の起きぬ様に願いますが、相手は自然だから・・桜が咲き出すまでドレほどヤキモキしたコトか。もともと好きでしたが、発病した四年半前から我ながら異常な位。

 

花を愛でるコトで心神の修復が早まる様な気がして、北は東北から西は中国地方まで大移動を繰り返してますが、今年はドウ成りましょうかネ。各地の開花具合とお天気とスケジュールを睨めっこして、現在思案中。

 

尤も既に寛解まで達してるンで、闘病に必死だった頃ほど執着しなくても良い筈で、多少は戦線を縮小しようかとも考えますが、この悦楽を一度知っちまうと・・もはや引くも地獄・進むも地獄。格好つけ過ぎかナ?

 

元は幕府の祈願寺なのに、倒幕側の公家や元勲らのお墓がエラク多かったりしますが、明治財界の大立者のお墓も多い!コチラは安田財閥の創始者・安田善次郎翁のモノで、ココに在るのを最近知りましたヨ

 

ドコへ遠征するかは桜前線と相談しながら決めようと思ってますが、その前に早くも満開になった都内だ都内!全国で愛されてるソメイヨシノは城北で生まれた地元の花だから、その名所は近所に沢山在ります。

 

花見客が大勢集まる有名なトコも有れば、地元民しか行かないけれど実は凄いトコも有り、酔客が大勢騒ぐ様なトコも有れば、静かに花を愛でる様なトコも有り、東京じゃ城北はソメイヨシノが他所より多い地区。

 

そりゃ全国ドコでも地元で咲く桜が一番だと思ってましょうが、板橋で生まれて今も住んでる私メにゃ、文京・豊島・板橋・北区の城北が一番!しつこい様ですが、ソメイヨシノは城北から全国に広まったンだものネ。

 

江戸時代は五万坪の境内を誇った護国寺さんは、明治初年にその半分を召し上げられ、天皇・皇后両陛下以外の皇族の方々を葬る「豊島岡墓地」に成ってますナ。勿論、一般国民の入れるトコじゃ有りません

 

だもんで城北を中心に、今春の都内は七〜八ヶ所ぐらい記事に出来るかと。ホントはもっと廻りたいですが、花の盛りは短くてとても追い付かない。何しろ私メの都内の移動手段は「二本の足」、専ら歩きだから。

 

そして都下に郊外、そして北やら西やら遠方へ参るのも入れますと、その倍ぐらいはご案内出来そうナ。けれど一体ドウ成るのかが全く読めない。桜前線は気紛れそのモノだし、凄いトコを新たに発見しちまうかも。

 

何れにしろ・・大雑把な予定を立てて置きましょと、ソメイヨシノより少し早く咲く安行桜がキレイな護国寺さん境内で、薄紅の花を眺めながら考えてた私メ。平成最後の桜遍路を、明日から暫く続けさせて戴きます。

 

御本堂そばの安行桜の花を食べてたインコ・・かろうじて撮れてた画像の色調を弄ってみたら、ワカケホンセイインコのメスですナ。ベットとして輸入されたモノが野生化し、城南から横浜辺りじゃ大量発生して問題に成ってるとか。原産国のインドと気候が違うのに、実に逞しいです

 

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★明日は「東京都新宿区早稲田」への訪問記です★


(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP
★「文京区音羽について」文京組版HP
★「文京区音羽から世界へ発信!」護国寺ナビHP
★「大本山 護国寺」神齢山悉地院護国寺HP
★「平成35年は弘法大師ご誕生1250年です」真言宗豊山派HP

★「都内唯一の江戸大伽藍、護国寺」江戸旧聞東京百景HP

★「2018桜の旅 護国寺の安行桜は散り始め、ソメイヨシノは七分咲き」オーロラ特急 ノスタルジック旅日記ブログ
★「護国寺のさくらと将軍」アーバン・ガーデン・ウォッチング・ブログ
★「護国寺の墓所を訪問!大隈重信氏・山県有朋氏、多くの偉人が眠る場所」護国寺ナビHP
★「安田善次郎
(やすだ ぜんじろう)」墓マイラーが行く。ブログ
★「豊島岡墓地」城とか陵墓とかブログ

★「東京の生活に適応した野生のインコ!ワカケホンセイインコとは」ネイチャーエンジニア いきものブログ
★「東京・神奈川に1000羽以上のインコが…『大量発生した理由』に怒りの声」エキサイト・ニュースHP
★「OTOWA FUJIYA」不二家HP
★「
実は本店!OTOWA FUJIYA
(オトワ フジヤ)限定メニューもあります【完全禁煙】」護国寺ナビHP


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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(護国寺さんは良く参るトコなのに、記事にするのは一年半ぶりでした)

護国寺さんの山門前の富士見坂を登ったトコに、全国の誰もが知ってる洋菓子屋さんの本店が在りますヨ。ソレが「OTOWA FUJIYA(音羽不二家)」さんでして、昔は銀座だった本店が移転して護国寺さんの近所に。全国の不二家と違い、店員さん達が手作りしたお洒落なケーキ類を並べてる「大人の不二家」。以前ここのシュークリームをご案内ししたが、今回は「シフォンケーキ」・・当り前の不二家のより遥かにシットリしてて、昨夜はイチゴを載せて私ぁ食べましたネ。下手なパティシェのより遥かに上質でお安いモンだから、私ぁ不二家が好きです




| 2019.03.28 Thursday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3364 【お米料理346】桜とかいぼりと「ローストチキン屋のバターチキンカレー」・・関口台

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都心を貫く神田川の内、飯田橋駅〜早稲田電停の辺りを「江戸川」と昔から呼びますが(つまりコッチが元祖の江戸川)、メトロ江戸川橋駅近くの「江戸川公園」じゃ早咲きの梅がまるで桜の様に毎年咲きますヨ。但しコレだけ先月半ばの画像でして、残念ながら既に散っちゃてます

 

江戸川(神田川)沿いに少し歩き、一昨年春まで新江戸川公園と呼ばれてた「肥後細川庭園」へ。板橋宿の拙宅から関口台界隈へ頻繁に参る中、私ぁココで良くボンヤリとしてますが・・名前から判る様に肥後熊本五十四万石の藩主・細川侯爵家の、明治時代の本邸だったトコですヨ

 

恐らく初めてだろうと思いますが、細川庭園の池水がまるっきし抜かれてる・・つまり「かいぼり」をしてますヨ!吉祥寺の井の頭池がキレイに成って以来、都内の各地で冬季に行う様に成りましたが、ココに来る様に成って五年近くに成るのに・・例年と風景が違うンで面食らいます

 

細川庭園の池にゃ関口台の崖地(バッケ)からの湧水が豊富に流れ込みますが、かいぼり中はソウさせずに池底の甲羅干し。今日(3/8)から再び水を入れる様ですが、その寸前の最終作業としてヘドロ()の除去作業・・職人さん達が数人がかりの手作業!ホントご苦労様です

 

作業の横でボンヤリしてると悪いンで、川沿いを少し戻って「椿山荘」さんへ。いわゆる東京四大式場の一つで、MC時代の私メの古巣だったりしますンで・・勝手知ったるナンとか。度々お庭を遠慮なしで楽しんでますが、ココはかいぼりしないンで・・池畔の梅が陽光に輝いてます

 

元関係者ナンだからお庭で遊んでちゃ駄目と思われるかも知れませんが、一般のお客さまの邪魔に成らぬ様に心掛けてますンで御容赦を。ソレより椿山荘さんのお庭の草花の季節毎の美しさを喧伝する方が、多少なりとも御恩返しに成る様な。チャペル近くの河津桜が満開に!

 

椿山荘さんのお庭は関口台の崖地の高低差を生かしてますが、その絶頂に建つ三重塔(広島・三原市から遷された室町時代の本モノ)前が一番日当たりに良いから?ココの河津桜は満開を通り越し・・葉っぱが出ちゃてますネ。何度も偵察に来てたたのに、肝心な時を見逃した!

 

椿山荘さんでノンビリし、次はお向かいの「東京カテドラル関口教会」さんへ参ろうとしたら、バンケットの車寄せでも河津桜が満開に。ソメイヨシノは東京・城北生まれの花だけに、その名所は界隈に多いですが・・椿山荘さんは河津桜の名所。ひょっとしたら都内で一番多いのかも

 

日本のカトリックの総本山たる「東京カテドラル」ですが、季節を愛でる思想を否定してる訳でも無かろうに・・花の咲く木は殆ど植えられてない様な。その分だけ鋭く延びる鐘塔と、完成から半世紀以上経っても斬新さを失わぬ容姿の「聖マリア大聖堂」を目立たせてますナ。コレがお寺や神社だったら梅や桜を沢山植えるだろうに、日本最大のカトリック教会はチト違いますナ。さぁ聖母さまにお祈りと告解をしませんとネ

 

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(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「江戸川公園がリニューアルしました」肥後細川庭園・公園財団HP
★「紅白の梅@江戸川公園」もうもう日記〜牛的おいしい生活〜ブログ
★「肥後細川庭園」公園財団HP
★「肥後細川庭園
(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP

★「かいぼり実施のお知らせ」肥後細川庭園・公園財団HP
★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP
★「この森には、日本の季節がすべてある。」ホテル椿山荘東京HP
★「ホテル椿山荘の河津桜2019」花が好き!旅が好き!犬が好き!!ブログ
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「これが教会!? 丹下健三建築の代表作『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」キナリノHP

★「初めまして、吉田チキンです。」骨付キ回転鶏酒場 吉田チキン早稲田店HP
★「骨付キ回転鶏酒場 吉田チキン|皮ぱりぱり骨付きローストチキンのランチ」早稲田周辺のハラペコママBLOG HP


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★「3306 【名物パン359】小圓朝さんを惜しむ心と『チャーシューメロンパン』・・早稲田」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

 

(二週に一度ほどの頻度で、椿山荘さんやカテドラルへ参ってますネ)

椿山荘さんの河津桜の偵察にゃ今春も随分参りましたが、ナカナカ上手く咲かなくて・・空振りに終わったある日、江戸川を越えて早稲田の奥の方へ出て、ナニか美味しそうなランチは無いかしらと歩いてましたら・・「吉田チキン」なる居酒屋さんのワンコインランチが、この日は「バターチキンカレー」。ココはローストチキンが売りのお店らしく、カレーにソレが添えられてると云うンで面白そうだと入店を。トマト風味の効いたカレーにも大きな鳥肉がたっぷり入ってましたが、回転ロースターで鳥を丸ごと焼いて作るローストチキンが香ばしく、私ぁ一羽単位で食べてしまいたい位。本店は京大の前らしく、学生街がお得意な様です




| 2019.03.08 Friday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3306 【名物パン359】小圓朝さんを惜しむ心と「チャーシューメロンパン」・・早稲田

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平日は学生が溢れる「都の西北」早稲田大学も、週末は当然ながらその影は少なくてホント静か。本キャン(早稲田キャンパス)を貫くイチョウ並木の絶頂に間に合いませんでしたが、ソレなりにキレイに見えます

 

残り十日少しと成った師走の都内をテクテクと、相変わらず青空療法で歩き廻る私メです。尤も歩くのは毎日でも、このブログ旅日記の更新は四日ぶり。キツい高座が続いたのが主ですが、訃報も有りましたンで。

 

実は修業時代から仲良くさせて貰ってた、噺家の四代目三遊亭小圓朝さんが数日前に亡くなりました。芸界じゃ私メの方が少し先輩でしたが、彼とは同い年で同じ板橋区生れ。しかも住んでるトコまで近くと来た!

 

加えて今の名前を襲名する前の私ぁ「陽之助」、彼は今のソレを襲名する前は噺家だった親父さんの名を継いで「圓之助」でしたから、名前まで似てると妙に気が合って、高座帰りに酒を随分呑みに行きましたネ。

 

実に気分の良い「東京っ子」でしたが・・破滅型の酒呑み。ソレが為に体調を損ない命を縮める結果と成りましたが、コッチも病気だったからさ。「共に治ったら呑もう」と約束してましたが、ソレが果たせず残念です。

 

早大のシンボル「大隈講堂」のすぐ北側に広がるのは、彦根藩・井伊家の下屋敷だった「大隈庭園」。早大の創始者・大隈重信卿が私邸として購入・整備したトコで、卿の没後に早大に寄贈して公開されてます

 

人のコトなんか心配してないで、手前のコトだけ考えてりゃ良いのにと思えども、ソコが彼の良いトコで・・絡み酒だけどお人好し。コッチも判ってるから幾ら絡まれてもイヤな気に成らない、その場じゃ迷惑でしたケド。

 

彼について言いたいコト・書きたいコトは沢山有りますが、でもソレは私メの任じゃ無いし、始めると終わらなく成っちまうンで止めときましょ。ですが一言「いい奴だった」、酒さえ常識的な範囲に抑えて呉れてれば。

 

何れにしろ小圓朝さんのコトを忘れる気は無いし、ソレが一番の供養だと思ってますが、同い年の親しい仲間に逝かれると辛いですナ。流石に新しいのが今更増えるとは思えず、コレから段々減って行くだけの筈。

 

ま、私ぁ精々長生きして彼岸の酒場で散々待たせ、すっかり待ち草臥れた頃に成ってから到着し、積もる話に花を咲かせたいと願います。向うにゃ怖い先輩方が一杯居るンで、酒癖も改まってるかも知れませんし。

 

大隈庭園の不思議なのは・・早大の庭で有りながら学外者の立ち入りが全く自由ですし、隣接するリーガロイヤルホテルの庭でも有るコト。手入れはその分キレイに行き届いてまして、紅葉がホント見事でした

 

ま、私メも決して万全な身体・心神じゃ有りませんので、「憎まれっ子世を憚る」で参る為にゃ青空療法を当分続けるしかない。だから赤穂義士討入りの師走は講釈師の繁忙期なのに、時間を見付けてテクテクと。

 

だもんで板橋宿の拙宅に近い辺りを専ら巡ってましたが、雑司ヶ谷からバッケ()を下って神田川沿いに出ると、その北側(文京区)も南側(新宿区)も昔の大名庭園だったトコが多く残ってて、気分がノンビリしますネ。

 

尤も今まで北側の関口台のソレを御案内するばかりで、いつも同じだと飽きちまうンで今回は南の早稲田界隈へ。巨大な学生街ナンで安くて量の多い定食屋が揃ってますし、安くて直ぐに酔える居酒屋まで多い街。

 

もちろん昼前が宜しい青空療法だからそんなトコにゃ寄りませんが、ナニかと騒々しいこの辺りも百五十年前は大名屋敷の多かったトコで、しかもその殆どがお殿様の別荘だった下屋敷・・だから庭園が結構多い。

 

講釈師的に早稲田と云えば・・赤穂義士の一人・堀部安兵衛が叔父の敵討ちした「高田馬場」。駅名に成ってる辺りはソレじゃ無く、早大近くの「水稲荷」さまの長い参道が現場。天慶四年(941)創建の古社です

 

早大の本キャン自体が譜代筆頭の井伊家の下屋敷跡ですし、その少し南側の「都立戸山公園」は御三家筆頭の尾張徳川家の下屋敷跡。また水稲荷さま北側に在る「甘泉園」は、御三卿・清水徳川家の下屋敷跡。

 

でも残念ながら全てが「跡」で、早大の大隈庭園は井伊家時代の面影は全く残ってませんし、戸山公園は確かに広いですが尾張家だったと思えない位。辛うじて甘泉園だけが大名庭園っぽいですが、エラク狭い。

 

ソレらしいのが多い文京区側に比べると見劣りしますが、残ってるだけコレでもイイじゃん。しかも学生だらけの街なのに、彼らは余りコウ云うのに興味が無いのかナ?妙に人影が少なくて、大いにノンビリ出来る。

 

小圓朝さんも日頃の鬱憤を酒で晴らさずに、こんなトコで気分転換して発散して欲しかった。尤も私メがこの楽しみを知ったのは、発病して彼とナカナカ会わなく成ってからだったンで、伝えられなかったンですがネ。

 

清水徳川家の下屋敷跡の内、庭園だった部分だけが早大の所有を経て「甘泉園公園」として残されてますヨ。神田川沿いは湧水が多く、ココのは甘露でお茶に適してたンで甘泉園と名付けられたとか。その泉は既に枯れてしまったソウですが、大名庭園の雰囲気を濃く残してま

 

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(参考リンク)
★「落語家の三遊亭小円朝氏が死去」産経ニュースHP

 

★「観光の見どころ満載の新宿を楽しもう!」新宿観光振興協会HP
★「しんじゅくノート」フューチャーリンクネットワークHP

★「早稲田の街‥わせまちドットコム」早稲田大学周辺商店連合会HP
★「Waseda University」早稲田大学HP

★「早稲田大学」書を持って街へ出ようHP

★「大隈庭園(早稲田大学)」東京とりっぷHP
★「早稲田の庭園・大隈庭園」早稲田の風景HP
★「日本稲荷古社の随一」早稲田水稲荷神社HP
★「堀部安兵衛の碑
(堀部武庸加功之遺跡碑)(水稲荷神社)」東京都新宿区の歴史ブログ
★「甘泉園公園」東京を散歩するHP
★「高田馬場に“ファスト中華” 乱立 ワンコインで満腹」日経トレンディネットHP
★「香港のB級グルメ『焼味飯』専門店が早稲田に登場! ローストしたての叉焼飯など“肉メシ”が最高に旨い」食楽web HP
★「【香港華記焼味&米線】香港スイーツ
早稲田」おいしいもの大好きな東京OL♡グルメブログ♡お気に入りは新宿区♡ブログ


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(彼は病で足を痛めてたから、誘っても散歩にゃ来れなかったかも・・)

早大は積極的に外国人留学生を受け入れてますが、特に中国系が多いからか?今年に入って急に中国の料理屋さん、しかも向こうで人気のチェーン店が進出してますネ。嬉しいのは日本人に味を合せようとしない、つまり向こうのままの味だったりするトコですが、メトロ早稲田駅の出口近くに開店したのが「香港華記焼味&米線(ワーキーベイセン)」で、メインは香港のB級グルメ「焼味飯」ですが・・ソレより気に成ったのは店頭に並べられてる謎の香港スイーツ。エッグタルトや香港ワッフルが並ぶ中、「チャーシューメロンパン」なんてモンが!一旦通り過ぎようとしたンですが、余りの出鱈目が気に成って・・つい買っちまいました。小さなチャーシュー入りタルトに、メロンパン風のビスケット生地が掛けてあるゲテモノで、ドウ考えてもパンじゃ無いですが・・香港じゃ一般的なのかしらん。チャーシャーかメロンパンのどちらかにした方が・・でも、早稲田だからコレでも良いか。次回は焼味飯に挑みたいですネ




| 2018.12.19 Wednesday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3302 【スイーツ283】ローマ教皇聖下と「音羽不二家のシュークリーム」・・関口台

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関口台へはメトロ江戸川橋駅から新目白坂を登って行きますが、この道・・目白通りは三kmほど先のJR目白駅前までイチョウ並木が続き、ソレが黄金色の輝きに。行楽客は殆ど居ないンで、ノンビリ楽しめます

 

盛りを迎えた黄葉・紅葉を愛でたいと、板橋平尾宿の拙宅から都心や城北・城西をテクテク歩き廻る私メです。今年の色付きは出だしが遅かったのに、イザ染まり始めたら一気に進んだンでとても間に合わない。

 

或る程度の遠くならツーリングの出来る身体に戻りましたから、ドッカ行きたいと思ってましたが・・予定と体調が合わず、結局は近場にしか参れずで残念無念。来年はもっと元気に成って、観楓の旅をしたいモノ。

 

尤も毎日の青空療法で訪ねるコトの多い辺りでも、場所さえ選べば遠方に負けない位の美景が在りますし、坂だらけの東京ですンでソレを活かした見事な庭園も多く、わざわざ遠くまで行かンでも充分楽しめますヨ。

 

新目白坂を登りきると、国内最大のカトリック教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂(関口教会)」が。普段は静かなトコですが、教皇聖下がお出でに成ったらスゴイ賑わいに成るンでしょうナ。来年の何月頃かしらん

 

その一つが度々ご案内してます、文京区の関口台辺り。今回も含めて今年だけで七回も記事にしてますが、実際にゃ隔週ペースで参ってまして、界隈に多く在る旧大名庭園でボンヤリしたり、お茶など飲んだり。

 

或いは東京カテドラルでマリア様に告解し、己の心神の安寧を計ってますが・・問題はクリスチャンじゃ無いコト。根本的なトコで相容れないンで洗礼は無理ですが、鬱憤をブチまけて真摯に祈るとスッキリしますナ。

 

ソレに聖母さまの御心は広いから、哀れな寄席芸人にゃ目くじらをお立てに成らンでしょうが、聖母さまに匹敵する()お偉いお方が来年、どうやらココにお出でに成られるらしい。その方はローマ法王フランシスコ。

 

カテドラルのお向かいの椿山荘の庭園を通り抜け、神田川沿いに一分ほど歩くと巨大なイチョウが!コレぞ「水神社の夫婦イチョウ」で、樹齢三百年以上の古木が二本並び立ってて、一本の巨大な木に見えます

 

宗教毎に敬称が違うから注意が必要ですが、カトリックは法王猊下じゃ無く「教皇聖下」と呼ぶのが正しいとか。その教皇聖下が訪欧した河野外相に「来年中に訪日したい」と表明した様で、日本に断る理由は無い。

 

但し五月に新陛下の御即位が有りますンで、政府の式典担当係の手がとても廻らないだろうから、結局は秋に成るかしらん。そして様々な儀式や訪問をなされる筈ですが、東京の一体ドコでミサを行われるのか?

 

何しろ私ぁ信者じゃ無いし、関係者でも無いンで判ろう筈も無く、ソコで去年バチカンから枢機卿猊下がお出でに成った際のスケジュールを見れば、関口台の東京カテドラルで「最後のミサ」をなさって居られますヨ。

 

そして旧細川侯爵家のお庭・肥後細川庭園へ。東京じゃ必要ないけど来る冬に備えた雪吊りが今年も付けられましたが、黄昏の水面に映る紅葉の錦・・一枚の絵ですナ。遠くまで行かなくても、都会もキレイです

 

枢機卿猊下は西日本最大の大阪カテドラルは勿論、長崎・広島の両被爆地と震災被害地の仙台を廻ってから東京カテドラルにお出でで、教皇聖下もその例に倣われるのでは。両被爆地には是非行って戴きたい。

 

ですが警備は米国大統領並みに成るでしょうから、ソウは自在に廻れないかも知れませんし、普段は静かな関口台も当日は戒厳令に近い状態に成って、住民でも信者でも無い私メなんか近寄れもしないでしょうネ。

 

でもまぁ三十八年ぶりに訪日して戴けるのは有難いコトですし、叶うならば日本を満喫して貰いたいですナ。そしてソレが秋ならば・・東京カテドラル近くの細川庭園辺りで紅葉見物をされたらと、フト思った私メです。

 

新江戸川公園と呼ばれてた頃に比べて整備されましたし、文京区も宣伝に力を入れた()ンで散策する人が結構増えた細川庭園。深い森が残ってる関口台のバッケ()が、満錦の赤や黄色に燃え上がってます

 

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(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「目白坂の環境と歴史: なぜ『目白』なのか」グランドメゾン関口計画についてブログ
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「これが教会!? 丹下健三建築の代表作『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」キナリノHP

★「目白坂の銀杏並木と東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会)もうもう日記〜牛的おいしい生活〜ブログ

★「『ローマ法王』『ローマ教皇』という二つの呼称について」カトリック中央協議会HP

★「ローマ教皇フランシスコの率直すぎる10の発言」ナショナルジオグラフィック日本版HP
★「
教皇の来年訪日、政府として協力惜しまない 河野外相がバチカン外相と会談」クリスチャントゥデイHP
★「
ローマ法王の訪日に何を期待するか」アゴラHP
★「
フィローニ枢機卿が日本の司教団の招きで来日します(訪日日程)」カトリック中央協議会HP
★「東京都文京区・水神社」歴史ブログ

★「肥後細川庭園」公園財団HP
★「肥後細川庭園(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「紅葉の見頃到来」肥後細川庭園HP

★「肥後細川庭園の紅葉」私のお気に入り色々ブログ
★「OTOWA FUJIYA」不二家HP
★「
実は本店!OTOWA FUJIYA (オトワ フジヤ)限定メニューもあります【完全禁煙】」護国寺ナビHP


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(鯉風のお仕事)
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(今の教皇聖下は南米ご出身で、ナニかと型破りな御方らしいですネ)

関口台は都内有数の高級住宅地なモノで、私メら庶民向けのお店が少ないのが難点ですナ。ソレに今まで紹介した回数が多過ぎて、都合よいトコが今回は見付かりませんでしたので、すぐ近くの音羽の富士見坂の上に在る「OTOWA FUJIYA」さんのシュークリームを。実はココ、不二家の本店ビルの一階にある直営店でして、言うなれば「不二家の本店」。工場で大量に作ったケーキやスイーツを並べてる全国の不二家と違い、店員さん達が自分で焼いたり絞ったりしたモノばかりが並んでる「大人の不二家」。しかも騒ぐほど高くないから嬉しいですが、何種類かあるシュークリームの中からカスタード&ホイップを。クリームが二色入ってるとお得に思えるのが庶民の悲しさですが、イチョウの季節には変な意味で相応しいのかしらん。下手なパティシェの店より遥かに上質でお安いモンだから、私ぁ時折コレを食べてたりします




| 2018.12.10 Monday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3268 【麺類色々322】さんまさんま・・悲嘆の文豪と「さんま出汁ラーメン」・・関口台

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目白と云うと山手線の駅周辺のイメージですが、2.5kmほど都心寄りの「目白坂」界隈が本来の目白。関口台への急坂沿いに目白不動さんが在ったンですが空襲で焼け、新坂が造られて風景が変わってます

 

二日ほど更新をサボりましたが、素知らぬ顔して今日から再開する私メです。芳しからぬ心神の調子は相変わらずですが、ソレでも前向いて進んで行くしか有るまいと、一日も休まずテクテク歩き廻って居りますナ。

 

ドコへ参るかはその日の予定次第ですが、暇な時は全くテキトーで足の進むがままにブラブラと。気分が良けりゃ思わぬ遠出をしますケド、ソウじゃ無い日は拙宅近くの大繁華街・池袋や、雑司ヶ谷辺りが多い様な。

 

或いはもう少し頑張って、関口台の東京カテドラルまで参り「助けてお呉ンねぇ」と、耶蘇信者でも無いのに大聖堂のマリア様に縋る訳ですが、少し前から気付いてたのは・・その近くに大作家の住居跡が在るコト。

 

その人は戦前から戦後にかけての小説家・詩人の佐藤春夫氏で、世間じゃ専ら「秋刀魚の歌」で知られてる方。詩歌の方は明るいのが多いンですが、小説は昔の作家らしく倦怠的なのが多くて居らっしゃいますヨ。

 

作家・佐藤春夫氏が目白坂に住んだのは昭和二年(1927)のコトで、昭和三十九年に亡くなられるまで瀟洒な洋館に暮らしたとか。旧宅は生地の和歌山・新宮市に移され、跡地にはアーチ形の門が残ってます

 

恋に思い悩み、愛に苦しみ抜いた御方に相応しく()イザ読むと憂鬱に成って来ますンで・・キツイ。いやいや発病してから長編のみならず、例え短編だろうと本が全く読めなく成った私メにゃ、今は無理ナンですが。

 

処が詩歌なら辛うじて楽しめますンで・・ソッチの方で斬り込みますが、ソウすると避けて通れぬのが「秋刀魚の歌」。さんま、さんま、さんま苦いか塩っぱいか・・間違っても魚屋や料理屋の呼び込みじゃ無いです。

 

私メの様な下種な輩と違い、後世に名を残す作家の色恋沙汰は大袈裟で、コレまた文豪の谷崎潤一郎氏の奥方を巡る一件の歌だとか。聞けば奥方は「貞女の鑑」と称えられる、非の打ち所の無い美貌の持ち主。

 

処が谷崎センセはトンだ女たらしで、依りによって奥方の実妹に手を出そうとしますヨ。夫婦仲は冷えに冷え、思い余った奥方が相談したのが離婚したての春夫センセ。同情から恋に変わるのは、良くあるお話し。

 

日本最大のカトリック教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂」周辺は、城北有数の高級住宅地に相応しく・・実に静かな街。板橋宿の拙宅からココまでちょうど五kmと都合よく、信者でも無いのに度々参ってます

 

私メら芸界も破天荒な輩揃いですが、ソレでも「凄い」「物凄い」「途轍もない」と分れてますナ。谷崎センセは最上級の破天荒で、奥方と親友の仲に気付くと「判ったお前に呉れて遣る、男の約束だ」。カッコいいゼ!

 

処が谷崎センセは気紛れで、男の約束がナカナカ中々果されず・・思い悩んだ末に詠んだのが「秋刀魚の歌」ナンだとか。発表されたのは大正十二年(1923)だから、残念ながら目白坂に越して来られる前ですネ。

 

良からぬ芸人根性で、目白坂で詠まれたンなら「目黒じゃ無ぇ、さんまは目白が本場だ」と騒ぎますが、実証主義の講釈師としては流石に無理。処が話は二転三転し・・その八年後、漸く約束が果たされるコトに。

 

「妻譲渡事件」として当時話題に成った様ですが、そんな二人が暮らしたのが目白坂。紆余曲折の末に、仲睦まじく終生ココで過ごしたそうナ。あの歌は知ってたけど、日頃歩いてる街に関りが有ったとは驚きです。

 

大聖堂の中にもマリア様像は有りますが、撮影不可ナンで外のルルドの泉に居らっしゃる聖母さまを。世間にゃイロんな女性が居りますが、どうか怖い人と気紛れな人が近寄って来ない様にして下さいませませ

 

秋刀魚の歌
 
秋風よ 情あらば伝えてよ 男ありて 

今日の夕餉にひとり さんまを食ひて 思いにふけると。

さんま、さんま、そが上に青き蜜柑の酸をしたたらせて
さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。
そのならひをあやしみなつかしみて女は
いくたびか青き蜜柑をもぎ来て夕餉にむかひけむ。


あはれ、人に捨てられんとする人妻と
妻にそむかれたる男と食卓にむかへば、
愛うすき父を持ちし女の児は 小さき箸をあやつりなやみつつ
父ならぬ男にさんまの腸をくれむと言ふにあらずや。

 

あはれ 秋風よ 汝こそは見つらめ 世のつねならぬかの団欒を。
いかに 秋風よ いとせめて証せよ かの一ときの団欒ゆめに非ずと。

あはれ 秋風よ 情あらば伝えてよ、
夫を失はざりし妻と 父を失はざりし幼児とに伝えてよ
男ありて 今日の夕餉にひとり さんまを食ひて、涙をながす、と。

 

さんま、さんま、

さんま苦いか塩っぱいか。そが上に熱き涙をしたたらせて

さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
あはれ げにそは問はまほしくをかし。

 

ですが私メが好きな春夫センセの言葉は、

 

若さは夢であり花であり詩である。

永久の夢といふものはなく、色褪せない花はない。

また詩はその形の短いところに一層の力がある。

若さも亦それが滅びそれがうつろひ、

それが長くないところに一しほの魅力がある。

 

春夫センセは日本語の美しさを求め続けた、大偉人だと思ってます。

 

春夫センセは昭和十年(1935)に「芥川賞」が制定されると初代の選考委員に成って居られますが、ソレを頼んだのが文芸春秋社の創設者にして、コレまた著名な作家として知られた菊池寛センセ。その寛センセは「秋刀魚の歌」の発表された年から、昭和二十三年に亡くなられるまで目白坂に近い雑司ヶ谷にお住いでしたヨ。旧宅跡はマンションに成っちゃってますが、文豪同士で仲良く界隈を散歩でもされたかしらん

 

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(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

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★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「これが教会!? 丹下健三建築の代表作『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」キナリノHP

★「フランスの巡礼地ルルドが東京に」MCs Art Diaryブログ
★「佐藤春夫旧居跡!」ヒロ坊の多趣味のブログ
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★「作家・佐藤春夫の『晴れ男伝説』を裏付ける妻のことば」サライHP
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(この秋刀魚の塩っぱさとは、男が心の底で流す涙の塩っぱさですナ)

折角だからナニか秋刀魚に因んだモノを食べたいと思えども、高級住宅地過ぎて大衆食堂の在ろう筈は無く、また料理屋に入るとエライ事に成りそうナンで、勝手知ったる池袋まで撤退しましょ。そしたら西口に「まるごと焼きさんま」と記した大きな暖簾を下げた「生粋」なるラーメン屋さんを発見!コレまでに何百回も前を通ってる筈なのに、全く気付かずに居りましたが・・調べてみると「煮干しやサバ節ならぬ、焼きさんまから出汁を取ったラーメン」だけの店の様で、こりゃ春夫センセのお導きで有ろうと入ってみましたヨ。塩系と醤油系のある中で、醤油の方がさんま度が高いと仰るンでソウしてみましたら・・さんまの蒲焼の缶詰の汁を薄めて飲んでる様!勿論そんな筈は無いンですが、さんまさんま苦いか塩っぱいか・・途轍もなく秋刀魚で、結構美味しいのヨ。願わくば叉焼より、さんま蒲焼ならば完璧だった・・強く成り過ぎますが




| 2018.10.31 Wednesday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3240 【お米料理325】秋の庭園巡りと「二度と食べられぬ日本元祖のカツ丼」・・早稲田

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洗礼も受けてないのに、月に一度はお祈りしに行ってるのが、関口台に在る日本最大のカトリック教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂」。全くの自己流ですがマリア様に告解すると、気分がスッキリするンですヨ

 

「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったモノで、おはぎを食べる時期に成った途端に涼しく成った都内を、誰かに頼まれた訳でも無いのに頑張ってテクテク歩き廻る私メです。こんな毎日に成って、まもなく満四年です。

 

良うもまぁこんなに続くと感心するばかりですが、なるべく薬に頼らずに脳内物質セロトニンの分泌を促す為にゃ、お昼前の穏やかな陽射しを浴びながらリズム良く歩くのが最善で、ホント仕方なくなくの苦肉の策。

 

処がもともと極端な性格なのに、懸命に闘病してる間にソレが一段と強まりまして、雨が降ろうと風が降ろうと地面が揺れようと身体が震えようと関係なく・・とにかく歩く!一体いつまで続けりゃ良いンでしょうかネ。

 

カテドラルのお向かいの「椿山荘」は、私メが婚礼MCをしてた頃の古巣ですンで、懐かしく思いながら庭園をいつもブラブラと。崖の高低差を上手く生かしてるトコで、高台のシンボルは室町時代の三重塔です

 

最近またセロトニンの分泌が不順に成ってる自覚が有りますンで、取り合えず年内一杯は続ける心算ですが、その内いつかは止められる日が来る筈。どんなに遅くても人生が終わる日までに・・やっぱ極端ですナ。

 

人の命は有限ですが、ソウじゃ無いのが私メが勤しむ講談を始めとした文化や芸術・芸能ごと。後継者が絶えぬ限り、その伝統は引き継がれて一層輝きを増して行く。私メも早く身体を治し、その列に戻らなくちゃネ。

 

或いはお店や会社・団体も同じくで、日本は世界でも珍しい位に長寿なソレの多い国。創業百年を超す会社が二万社以上も在るソウで、世界最古の企業「金剛組」は西暦578年・・聖徳太子の時代の創業ですヨ。

 

椿山荘の西側に在るのは、肥後国(熊本県)五十四万石の大々名だった細川侯爵家の御本邸「肥後細川庭園」。崖下の泉水庭園は広くないですが、高台へ広がる森は深く・・夏はココで結構涼ませて貰いました

 

流石に東京はソコまで古い会社は無いですが、四百数十年前の江戸開府の頃から続いてる店は幾つも有るらしく、他所から移って来たトコなら赤坂の虎屋さんは仁治二年(1241)の創業・・鎌倉時代の中頃ですゼ

 

ソウ考えると私メが歩き続けてる四年間ナンて屁みたいなモンですが、我が講談は話芸として成立してから三百八十年近く。お店だったら堂々たる老舗の扱いを受けて然るべき。落語よりも百年くらい古いンですヨ。

 

尤も老舗の暖簾を潜るのは恐れ多く、精々五十年ぐらいの大衆食堂が一番気楽だったりしますが、私メが良く歩きに行く関口台から神田川を渡りますと、ソコに在るのは明治十五年(1882)創立の早稲田大学。

 

板橋宿の拙宅から雑司が谷を通ってカテドラルへ行ってお祈りし、椿山荘で休憩してから細川庭園でボーっとする・・コレが私メの関口台周遊コースだったりしますが、細川庭園の泉水の畔に彼岸花。秋ですナ

 

早稲田は街全体が学食みたいなトコだから、関口台をブラついた帰りにお昼を食べにココへ出る事が多いですが、明治三十九年(1906)創業と早稲田随一の老舗食堂が七月末、突然お店を閉じてしまいましたヨ。

 

ソレは日本で初めて卵でとじたカツ丼を出した「三朝庵」サンで、カレー南蛮もココが元祖。多くのバンカラ学生に愛され、早大のOBじゃ無い私メだって時折寄り、コレが元祖の味だとカツ丼を嬉しく食べましたネ。

 

処が女将をはじめ店員さん達の高齢化が著しく、事前に告知もせずに突然暖簾を下した・・常連だけはソレと無く知ってた様ですが。最後に食べ収めに行きたかった・・また一つ伝統が終わったと寂しいばかりです。

 

私大の雄「都の西北」早稲田大学は、新学期が漸く始まったらしく学生の姿を多く見受けられる様に成りましたネ。夏の間は街全体が静まり返ってましたンで、ナンだか寂しいと敢えて行かなかったのが裏目に出た・・まさか三朝庵サンが止めちまうとは、夢にも思わなかったンで

 

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(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「早稲田の街‥わせまちドットコム」早稲田大学周辺商店連合会HP
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「これが教会!? 丹下健三建築の代表作『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」キナリノHP

★「カトリック初心者の疑問 告解ってどうやるの?」Francescaブログ
★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP

★「肥後細川庭園」公園財団HP
★「肥後細川庭園(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「世界最多の長寿企業を持つニッポン」nippon.com HP
★「飛鳥時代西暦五七八年創業」金剛組HP
「Waseda University」早稲田大学HP

★「早稲田大学」書を持って街へ出ようHP
★「『カツ丼発祥の店』早稲田の最古のそば屋が、突如閉店した真相」現代ビジネスHP
★「『カツ丼 早稲田発祥説』を探る −キング・オブ・ワセメシはなぜ生まれたのか」早稲田ウィークリーHP


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(花に嵐の例えも有るぞ、サヨナラだけが人生だ・・心にきつく響きます)

てな訳で‥食べ収めが出来なかった「三朝庵のカツ丼」を、以前ご紹介したモノから改めて。カツ丼の起源には諸説有りますが、卵とじのもソース掛けのも早稲田で発祥したのは間違いないらしく、中でも卵とじは大正七年(1918)に「宴会で余ったトンカツが勿体ないから、玉子丼みたいにして出した」のが初めとされてますヨ。元来がお蕎麦屋さんだから、カツオ節の出汁で肉厚なカツと玉ネギを軽く煮て、最後に溶き卵を掛けて熱々の丼ご飯に盛る・・日本の正しいカツ丼のスタイルは全てココから始まった!変に技巧に走らず、元祖らしくドッシリ構えた安心の味わいだったのに、もう二度と食べられないンですナ・・残念です




| 2018.09.23 Sunday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3202 【保存食品77】盛夏のカテドラルと「セロリーの粕漬」・・関口台

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メトロ江戸川橋駅から護国寺へ延びる「音羽通り」沿いは、東側の小日向台へも西側の関口台へも急坂が立ち塞がり、眺めるだけでため息が。コチラは森鴎外センセの短編小説の舞台に成った「鼠坂」です

 

灼熱の続く都内を毎日テクテクと、中山道・板橋平尾宿の拙宅から歩き出してる私メです。一昨日は都内でも三十九℃に達し、流石にコレにゃ弱音を上げたく成りましたが、今日辺りから暑さが少し治まるンだとか。

 

猛暑日から真夏日に変わるだけですが、気分はエライ違いで「コレで助かった」。尤もソレは東日本だけの様で、西の方々に申し訳なく思いますが・・コッチは梅雨明けが早かった分だけ、暑い日が長かったンだから。

 

何れにしろ平成最後にして最強の夏は当分続く訳で、去年までの心神だったら絶対破裂してた筈。ソウ考えると不幸中の幸いですが、余り芳しからぬ体調を騙し騙しでも・・ナンとか休まずに歩き続けたいですネ。

 

音羽通りの東側の高台で目立つのは、戦後の総理大臣・鳩山一郎氏の邸宅を公開している「鳩山会館」。政界じゃ「音羽御殿」として知られてた様ですが、明治二十四年(1891)に建てられた堂々たる洋館です

 

メタボ予備軍だった発病前と違い、今は随分スリムな身体に成ったモンだから、真夏日はもちろん猛暑日だって恐るに足らず。財布に手帳にタオルとスマホをバッグに入れ、たっぷりの水と帽子を持ってイザ参らン。

 

アスファルトだらけの都内で恐いのは照り返しで、ソレから免れたいと路面が熱しされ過ぎぬお昼前に、ビル陰・並木伝いに出掛けてますが、猛暑日と熱帯夜がコレだけ続きますと・・朝っぱらから激しい照り返しが!

 

せめて夜の内に一雨あれば路面温度が下がるンでしょうが、都内は梅雨明け以来・・殆ど降って無い様な。その割に湿度が下がらンから腹が立ちますが、自然に逆らったって始まらぬ。コッチにゃ対策が有らぁナ。

 

音羽通りの西側の関口台で一番目立つのは、日本のカトリックの総本山「東京カテドラル聖マリア大聖堂(関口教会)」ですナ。今でも奇抜な建物ですが、建ったのが昭和三十九年(1964)だと云うから驚きます

 

つまり涼しいトコへ行こう!てな訳で、御用の有る時は当然別ですが‥ソレ以外の暇な日は拙宅から近い大繁華街・池袋へ参り、西武・東武の両超巨大デパートやサンシャインシティの中をぶらぶらウォーキング。

 

或いは雑司ヶ谷界隈に多い木立の中をテクテク歩き、成るほど舗装して無い砂利道や石畳は照り返しが少ないと実感してますし、体調が良ければもう少し遠乗りし、目白台や関口台に点在する大名庭園巡りなど。

 

拙宅から片道ちょうど五km。普段ならもっと行ける距離ですが、猛暑の続いてる間は自重自重。我が古巣の椿山荘さんで寛ぐか、或いはカテドラルでお祈りがてらノンビリさせて貰おうか。タップリ休憩しませんと。

 

大聖堂の中は基本的に撮影禁止なモンで、何年か前に偶々その許可を戴けた時の画像の再掲で御勘弁を。堂内の吹き抜けの高さは約四十m、十階建てのビルに相当しますンで・・冬は暖たか夏は涼しげです

 

今回はカテドラルへ。私ぁ根本的な部分で耶蘇と相容れないンで信者には成れませんが、ココは実に気分の良い場所だから時折お説教を聞きに行ったり、ご自慢のパイプオルガンのコンサートを聴きに行ってます。

 

ですがミサ等をしてない時は殆ど誰も居らず、カトリック最大の聖堂で佇むのは我一人。冷房や暖房の設備自体が無いのに、極めて神聖なトコだからか?或いは吹き抜けが高いからか?涼しく感じるンですヨ。

 

自然と告解したく成り、マリア様に御挨拶と御詫びと御願いを真摯にした後は、木のベンチで暫くクールダウン。ショックな事が多くて心神は依然落ち着きませんが、多少は涼しく成るらしいから・・頑張りませんと。

 

カテドラルから椿山荘さんを通り抜け、神田川沿いの「江戸川公園」の木立の中へ。ココの多くはソメイヨシノだから真っ白に染まる春もステキですが、殆ど誰も居ない深緑の昼下がりの静けさもホント良いです

 

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(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「文京区音羽について」文京組版HP
★「文京区音羽から世界へ発信!」護国寺ナビHP
★「文京区の坂 鼠坂
(ねずみざか)」東京23区の坂道HP
★「HATOYAMA HALL」鳩山会館HP
★「鳩山会館
(旧鳩山一郎邸)」日本のすばらしい建築物ブログ
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「これが教会!? 丹下健三建築の代表作『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」キナリノHP
★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP

★「江戸川公園」文京区役所HP
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(セルリー)の粕漬け」長野県庁 おいしい信州ふーどネットHP
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(カテドラルのオルガンコンサートは、八月は暑いンで・・お休みです)

音羽や関口台に全く関係ございませんが、先日行った信州で買って参りました「セロリの粕漬」をご紹介。セロリは生で食べても美味しいですが、スープにしてもイイし炒めて食べるともぅ抜群!各種栄養や食物繊維が多いのにカロリーが低く、しかも気分を落ち着かせる効果の強いスーパー野菜。暑い時期は信州産が旬を迎えてますが、その信州じゃセロリを漬け物にして食べますゼ。今回は佐久市の丸二食品さんの粕漬を買ってみましたが、セロリのえぐみが全く消えててコリャ珍妙!なのにシャキシャキ感は健在で、おかずより冷酒のつまみに向いてます




| 2018.07.25 Wednesday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
3147 【保存食品76】初夏の花咲く庭園で「お殿様の辛子蓮根」を・・関口台

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二月前はソメイヨシノで辺り一面が真っ白だった神田川沿いの「江戸川公園」も、穏やかな新緑に包まれて・・まるで別の場所みたい。花の時期と違って訪れる人も少なく、木陰に佇めば都内と思えぬ静けさです

 

拙宅の在る中山道・板橋平尾宿から、初夏の都内をテクテク歩き廻る私メです。拙ブログ旅日記は実際に訪ねてから記事化するまでに、数日から数週間ほど掛かっちまうのが専らですが、今回はナント昨日の訪問。

 

と云っても特別じゃ無く、長旅だった九州から帰京して早々に参ったモノの、ナカナカ記事化できずに時機を逸し掛け、ソレじゃ勿体ないと昨日改めて「変わってるかしらん」と行って来ただけのコト。鮮度の更新ネ。

 

江戸川公園の西隣りの「椿山荘」さんは、婚礼MCをしてた頃の私メの古巣だったりしますンでエラク親しみ深く、関口台界隈を歩く時は必ず立ち寄ってますナ。立派な庭園じゃアジサイが早くも咲き出してました

 

ソコは時折ご案内してる文京区関口台。JR目白駅から真東へ延びた神田川沿いの高台で、川との間の高低差が結構あるバッケ(崖地)を巧みに生かした大名屋敷の庭園が幾つも並び、季節を愛でるに良い辺り。

 

城北じゃ名代の高級住宅地ですが、椿山荘さんや東京カテドラルへ良く参るモノだから寄席芸人風情でも遠慮せぬ様に成り、むしろ気取らぬ高級感が城北らしくて心地イイと、雑司ヶ谷を通って片道五kmを度々に。

 

椿山荘から川沿いに更に西へ行けば、肥後熊本五十四万石の主・細川家の下屋敷だった「肥後細川庭園」が。昨年春の改称から暫く経って、スッカリこの名が定着しましたナ。池畔の若葉が目に眩しいですヨ

 

寛解から二ヶ月半経ち、「リハビリ」と称して無茶してる所為か?少しずつフツーに戻って来てますが、逆にドウしても止められないのが毎日テクテク歩くコト。三年半も続けたモンだから、最早ソレが当り前の状態。

 

ならば「頻度を下げる」「距離を減らす」のドチラかしか無く、後者の方が与し易しと抑え気味にしてる心算ですが・・何しろ足腰が筋肉化して出来上がっちまったモノだから、気分や天気が良いと度を過ごしちまう。

 

改称前からソウでしたが、肥後細川庭園に成ってから「熊本っぽさ」を強めに出そうとしてる感が・・ココは東京なのに!初夏の園内は熊本特産の「肥後花菖蒲」が多く植えられ、コレから見頃を迎える様です

 

歩くの自体は少しも悪いコトじゃ無く、健康面を考えるとむしろ良いンですが、一種の強迫観念に成ってるから考えモノ。ですが歩く度に珍しいモンやキレイな風景を発見し、まだ万全ならぬ心神を励ましてる様な。

 

椿山荘まで往復すると、以前なら一日の目安にしてたちょうど十km。昨日はもう少し遠出しちゃいましたが、コレからはココを限界にした方が良いンでしょうネ。上手い具合に自分を抑える、厳しい戦いが続きますヨ。

 

庭園や公園の木陰で涼風に吹かれてノンビリするのも楽しいですが、関口台界隈で一番心地良いのは‥日本最大のカトリック教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂」なのかも。平日お昼の聖堂内はほぼ無人で空気が妙に清らかナンで、クリスチャンじゃ無い私メもマリア様に真摯に祈りを捧げてしまいますヨ。問題は冷房設備の無いコト・・ま、屋根が異様に高いデザインなんで今はまだ暑さを感じなくて済みますが

 

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★明日は「東京都渋谷区神宮神園町」への訪問記です★


(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「新緑の江戸川公園」猫の目スチル・ブログ
★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP

★「紫陽花 『椿山荘編』」Alles ist vereganglichブログ

★「見ごろは5月末から6月上旬!ホテル椿山荘東京のホタル観賞、その魅力と秘密をインタビューしてきました」るるぶ.com HP
★「肥後細川庭園」公園財団HP
★「肥後細川庭園
(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「花びらが大きな肥後の花菖蒲と、ガクアジサイが同時に楽しめる庭園
(文京区、肥後細川庭園)」旅プラスの日記ブログ
★「系統別 肥後花菖蒲」加茂花菖蒲園HP
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP
★「【最初は薬だった!?】病弱だった熊本藩主・細川忠利のために作られた辛子蓮根」歴人マガジンHP
★「熊本名物『辛子蓮根』!基本の作り方とおいしい食べ方まとめ♪」macaroni HP


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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(椿山荘は既にホタルが飛んでる様で、今年も見に参りたいモノです)

熊本を先日旅した時の自分用お土産の一つですが、肥後細川庭園に因んで「辛子蓮根」を。私ぁ子供の頃から時々コレを食べてましたが、今更ながら初めて知ったのは「辛子蓮根は細川のお殿様の為に作られたモノだった」こと。初代藩主・忠利公は幼いころ大変な病弱で、食の進まぬのを心配したり料理番が滋養溢れる蓮根を食べさせたいと考え、食欲が湧く様に麦味噌と辛子の混ぜたモノを穴に詰め、見た目がキレイな様に卵黄をまぶして揚げたのが始まりで、幕末まで門外不出のお殿様専用の料理だったとか。明治維新後に庶民も食べられる様に成ってますが、肥後細川庭園が熊本藩の下屋敷とされたのは江戸の半ば過ぎ。よって忠利公はココにお出でに成ってませんが、後の殿さま達は花や若葉・月や紅葉を愛でる時にお召し上がりに成ったかも知れませんネ。まさかそんな歴史が有ったとは・・美味しい驚きです




| 2018.05.23 Wednesday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
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