きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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3599 【麺類色々386】元首相と一緒に巡る修学院離宮と「ジェル状の極濃ラーメン」

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京阪電車の終点・出町柳から鞍馬方面へ走るローカル鉄道「叡山電鉄(えいでん)」が、洛北の美景を楽しんで貰おうと走らせてる展望電車がご覧の「きらら」。修学院離宮の脇から比叡山へ登る古道「雲母坂」から採った愛称と聞きますヨ・・そうだ!久しぶりに離宮へ参ってみましょ

 

雲母坂の登り口に在るのが、江戸時代初期に御水尾上皇さまの別邸として造営された「修学院離宮」。京都に現存する離宮はココと桂離宮だけで、宮内庁が管理してますが・・その面積は甲子園球場十四個分の54.5万屬塙大!三年ぶりに参りましたが、前回も真冬でしたネ

 

皇室所有だから、修学院離宮は下々が勝手に歩き廻って良いトコじゃ無く、事前にネットや郵便で宮内庁へ参観ツアーを申し込む必要が有りますネ。処が参加定員に空きが有ると当日でも受け付けて貰えますンで、ソレを狙ったら・・見事OK!このお姉さんが案内して呉れました

 

離宮内は「下御茶屋」「中御茶屋」「上御茶屋」の三つの御屋敷と、間に広がる田畑から成ってますが・・比叡山の山裾に御茶屋が点在してますンで、日頃から歩き慣れてる私メでも登り降りで結構草臥れますナ。加えて雪が多少残ってて、足を取られて転びそう。気を付けねば

 

案内係のお姉さんに従って三つの御茶屋をゾロゾロ見て廻りますが、この日最後のツアーに参加したのは日本人が殆ど。明らかに違うのは画像中央のハンチングを被った紳士を初めとする、フランス語を喋る四人連れだけですが・・この紳士、トンデモない超VIPだったりします

 

奥さま?と共に縁側に腰を下ろし、暫しの休憩をされてるこの紳士はナント「フランスの元首相」で有らせられるとか。皇宮警察の方に「終わるまで黙ってる」のを条件に教えて貰いましたが、既に引退されてる様で物々しい警備は無く、タダの観光客にしか見えません。処でダレ?

 

元首相閣下は至ってフツーに私メらと一緒に離宮の中を登ったり降ったりされてましたが、如何に大統領制の国とは云え・・フランスの首相在任当時は厳重な警備に囲まれてた筈。そんな方が風景の良いトコへ来ると「Oh la la!」と感嘆されてるのが、ナンだか可愛らしいです

 

この離宮をナゼ修学院と呼ぶのか?拙宅から遠からぬ目白の学習院大学との関連を考えがちですが、実は平安建都以前からココに修学院と云うお寺が在ったらしく、廃寺後も地名として残ってたンだとか。谷川を堰き止めた「浴龍池(よくりゅうち)」の風景が、実にダイナミックでした

 

浴龍池の在る上御茶屋を見て廻れば、参観ツアーはほぼ終わり。後は畑の中の松並木を下って出口へ向かうだけですが、その向こうに広がるのは京都盆地北部の風景!さて元首相閣下は出口で待ってた領事館の車に乗って次のトコへ行ってしまわれましたが、日本に良い印象をお持ち戴けたかしらん。現職じゃ無いし一時間ほどだけでしたが、大国の超VIPと一緒に過ごした修学院離宮。忘れられない体験に成りましたネ、またココに来たら別の誰かと御一緒できますでしょうか?

 

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★明日は「京都府京都市中京区四条河原町」への訪問記です★


(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「おこしやす左京」同編集委員会HP
★「京都市左京区の名所・旧跡・観光スポットまとめ」NAVERまとめHP
★「えいでん」叡山電鉄HP
★「貴船・鞍馬へは叡山電鉄の展望電車『きらら』号で!もみじのトンネルも見事」楽鉄HP
★「雲母坂」かげまるくん行状集記HP

★「修学院離宮」宮内庁HP
★「修学院離宮参観申込要領」宮内庁HP
★「観光する前に知りたい!王朝文化の集大成『修学院離宮』の歴史と見どころ」tabiyori HP
★「さすがの宮内庁!『修学院離宮』当日枠でラクラク参観できました♪」リビングくらしナビ
★「雪の修学院離宮。」風の小径ブログ
★「La France au Japon」在日フランス大使館HP
★「ジャン=マルク・エロー Jean-Marc Ayraultt 首相のプロフィール 」薔薇の言葉ブログ
★「一乗寺の激ウマラーメン!関西最強ラーメン激戦区のおすすめ12選」icotto HP

★「こ、これはラーメンのスープなのか!? 京都最強の濃度と噂される『麺屋 極鶏』で衝撃の一杯に出会った / 京都ラーメン巡り」ロケットニュース24HP
★「濃厚すぎてレンゲが立つ!京都の超人気店『麺屋 極鶏』のラーメンが美味すぎる」TABIZINE HP


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★「3598 【麺類色々385】雪降りの洛北で『天天有本店の京都ラーメン』を・・岩倉」

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(オランド前大統領時代の、ジャン=マルク・エロー首相だと思います)

えいでん修学院駅近くの一乗寺界隈にゃ、昨日ご案内した「天天有本店」を始め京都を代表するラーメン屋さんが多く集まってますンで、離宮を見学して冷えた身体を内側から温めようと、再び参った私メ・・続けて参った訳じゃ無いから御安心を。行列のできる個性の強い店ばかりの中で、特にスゴイのが「麺屋 極鶏(ごっけい)」さん。時間指定の整理券を予め貰わなきゃ入れぬ程ですが、ソウ成る理由はレンゲが立つと言われる位に超々々々濃厚な鶏スープ!ドレだけ煮込めばコウ成るのか判りませんが、もはやスープと云うよりジェルと呼ぶ方が相応しい感が。中でも基本の「鶏だく」を頼んでみましたが、麺にスープが絡むじゃ無く・・麺にジェルを載せて食べる感覚。とにかく異様な濃厚さでしたが、面白いのはチャーシャーが鶏じゃ無くて豚だった事。流石にソコまで鶏にしてしまうとジェルに同化しちまうンでしょうネ。恐るべき一杯としか言い様が無く、是非とも元首相にも味わって戴きたかったですネ




| 2020.02.20 Thursday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
3598 【麺類色々385】雪降りの洛北で「天天有本店の京都ラーメン」を・・岩倉

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長年の念願が遂に叶った「雪の京都」。処が清水寺〜祇園界隈に積雪は殆ど無く、ソレじゃ満足出来ないと・・鮮やかな雪景色を求めて京都盆地をバスで北へ。鴨川の支流・高野川沿いを進むと雪山!大原十山の一座で、瓢箪を横に倒した様な恰好から「瓢箪崩山」と呼ぶとか

 

京都市内は都内並みにバスが便利で、観光路線以外はノンビリ小さな旅が楽しめますが、均一運賃区間の北端が左京区の岩倉実相院前。京都盆地最奥の山里が左京区岩倉で、その奥に在るのが皇室との繋がりが深い「岩倉山実相院門跡」。寛喜元年(1229)創建の古刹です

 

御所近くに在った実相院さんが、岩倉へ移ったのは応仁の乱の戦火を避ける為だったとか。皇室関係者が代々住職を務めたンで「門跡」と云う高い寺格が与えられてますが、見物客のマナーが悪過ぎて堂内は撮影禁止に成ったそうナ。ま、山門辺りの雪景色だけで満足ですケド

 

実相院さんのそばに在る「石座(いわくら)神社」サマは、八社明神()と十二社明神()と云う二つの祠が本殿として並ぶ珍しいトコ。最近コウ成った訳じゃ無く、一千年近く前から仲良く並べて祀られてた様ですが、末社じゃ無くて本殿の形式としては初めて見ましたヨ。実に不思議

 

平安遷都より古い五世紀頃に拓かれた岩倉は、古神道の「磐座(いわくら)信仰」から地名が付いたとか。磐座とは天から降臨した神が巨石に宿るとされるモノで、岩座神社さまの奥に多分あるンでしょうネ。この積雪で無ければ行けるかも知れませんが、止めといた方が良さそうナ

 

岩倉で磐座を探すのは諦めましたが、近くに源氏物語にも出て来る?名瀑が在ると云うので見に行くコトに。定めしスゴイ滝に違いないと期待して参れば、えぇと・・コレなのかしらん。右が「不動の滝」左が「妙見の滝」と称し、昔はもっと太い流れで水垢離等に用いられてたンだとか

 

京都も暖冬で山の雪が少なく、その為に滝が細かったのかも知れませんが、コレじゃ納得出来ンと止せばイイのに山裾へ。頭上を覆う枝々が雪を遮って呉れたンで、足元は意外と歩き易いですが・・問題は雪が溶け始め、ビシャビシャ降って来るコト。こりゃ堪らぬ、撤退撤退!

 

山裾トレックを断念し、岩倉の街中へ・・と云っても元々京都近郊の農村で、住宅地化した今でもノンビリしたトコ。さて私メら世代に岩倉と云えば「岩倉具視の五百円札」ですが、反幕派の下級公家だった卿の所領地が岩倉!失脚・蟄居した五年間、過ごした旧宅が残されてました

 

更なる積雪を求めて岩倉から山を越し、大原まで参ろうと思えども・・バス移動だとナニかと不便が多く、時間は掛かるしバス停で待ってるのが寒いンで、コレもまた断念。思いも寄らぬ古都の雪に興奮し、いつも以上の無計画で動き廻りましたンで、上手く参らぬコトばかりなのは仕方ないネ。最後に雪を被った山茶花の姿、岩倉はまた参りたいです

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「おこしやす左京」同編集委員会HP
★「京都市左京区の名所・旧跡・観光スポットまとめ」NAVERまとめHP
★「ちょこっと山歩き・北山の珍名山『瓢箪崩山』!」山大好きの山ちゃんブログ
★「京都岩倉 実相院門跡」同HP
★「雪降る 実相院」京都を歩くアルバム・ブログ
★「岩倉実相院 美しき『雪化床』」京都旅屋ブログ
★「石座神社
(いわくらじんじゃ)(京都府京都市)」江戸川半舗ブログ

★「不動の滝(妙見の滝)が気になって自転車で行ってみた。」人生一度!腰椎破裂骨折にも負けない!ブログ
★「岩倉具視は幕末貴族の出世頭! キャラ奇抜でバランス感覚に優れた政治家?」武将ジャパンHP
★「『岩倉具視幽棲旧宅』明治維新の幕開けを語る幕末志士の面影」SMILE LOG HP
★「五百円紙幣
(C号券)―岩倉具視―」ジグソーHP
★「一乗寺の激ウマラーメン!関西最強ラーメン激戦区のおすすめ12選」icotto HP
★「一乗寺の本店は別格のうまさ!もはや全国区の人気ラーメン店『天天有 本店』」Kyotopi HP
★「一乗寺の老舗『天天有』昼営業」一乗寺ラーメンとか紀行ブログ


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★「3549 【麺類色々378】紅葉の上賀茂・ならの小川で『天下一品・屋台の味』を」

(鯉風のお仕事
)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(同じ左京区内でも大原と違って今イチ地味な岩倉、良いトコなのにネ)

岩倉は長閑なトコ過ぎて・・食べるトコが見付からぬ!やむなく岩倉を通るローカル鉄道「叡山電鉄(えいでん)」の一乗寺駅まで戻り、ラーメンでも食べて冷えた身体を暖めましょ。ドウ云う訳か一乗寺界隈にゃ京都を代表するラーメン屋さんが多く集まり、互いに競い合ってますが・・正統派の京都ラーメンは鶏と野菜を煮込んだ濃厚なスープが特徴で、中でも老舗は昭和四十六年(1971)創業の「天天有」。全国に同じ名前のチェーン店が在りますが、ソレは一乗寺の本店から独立した人がやってる同名なれど全く違うモノで、本店は万人受けしない強い味が名物。と書いても・・チェーン店の方にゃ行ったコトが無いンで比べられませんが、野菜の甘みが上手く出たポタージュみたいな濃厚なスープは余所にゃ無く、近くに総本店のある天下一品とはまた違う京都ラーメンですナ。。偶々空いてる時に入れましたが、普段は大勢が行列なす店でソレだけの価値が有りますナ。身体も内側からスッカリ暖まりましたンで、京都の次なる雪の風景を探しに行く私メです




| 2020.02.19 Wednesday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
3549 【麺類色々378】紅葉の上賀茂・ならの小川で「天下一品・屋台の味」を

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洛西の嵯峨嵐山、洛東の南禅寺真如堂と、千二百年の古都を大きく巡った今秋の京都・紅葉の旅の最後は、洛北最大のお社にして京都総鎮守・世界遺産の「上賀茂神社(賀茂別雷神社)」サマへ。京都駅や四条界隈から遠いから?観光客が少なくてノンビリ観楓できるトコです

 

洛北の山々から出でた「賀茂川」が、京都盆地に出るのは京都・北区の上賀茂神社サマ界隈。もう四kmほど下流の下鴨神社前で高野川と合流して「鴨川」と名を変えますが、古代の豪族・賀茂氏がこの辺りを治めてたコトから、ココでは二文字の賀茂を充てるコトに成ってます

 

約八百の神社がある京都の中で(お寺は約千六百)、その頂点とされるのが上賀茂神社と下鴨神社サマ。全国でも伊勢神宮に次いで貴いお社ですが、平安遷都の遥か昔に賀茂氏によって創建されたトコで、境内は国宝と国重文だらけ!細殿前の立砂は神山を象ってるソウです

 

上賀茂サマは最奥の神山(こうやま)まで含め二十三万坪の境内を誇りますが、その殆どは私メら世俗の者の入れぬ御神域・・御本殿の少し前までなら入れますが、ちょうど七五三のお詣りと重なって・・紅葉以上に真っ赤な楼門の辺りは大賑わい。どうか良い子に育って下さいナ

 

今年も度々詣でた上賀茂サマに(少し気が早いですが)一年の御礼を申し上げ、境内を流れる「ならの小川」沿いの紅葉見物に。神事に供える禊を行う聖なる川で、古くは楢の木が多く植えられてたンでこの名が有るとか。桜咲く春・青葉涼しげな夏を越え、遂に錦秋が到来ですゼ

 

視覚的な効果を狙ったのかナ?上賀茂サマの紅葉はならの小川を覆う様に枝を伸ばしてますンで、川底の石と燃え立つ葉のコントラストの鮮やかなコト!加えて清らかな瀬音も聞こえて来るンで、耳でも楽しめますナ・・騒々しい観楓客が他所より少ないからの絶景。有難いですネ

 

イチョウの黄葉が青空に映えるのは補色同士だから当然ですが、カエデの真っ赤が一番映えるのは黒!古の日本じゃ「赤と黒」「青と白」が良い組み合わせとされ、中でも赤と黒の対比は「あかるい」「くらい(くろい)」として残ってると聞きますヨ。神社の建物が赤いのもその関係?

 

境内を出たならの小川は明神川と名を変え、上賀茂サマに仕える神官さん達の住む社家町を流れて行きますヨ。神官は代々世襲制で、賀茂氏の末裔ばかり・・つまり平安遷都以前から上賀茂に居た家系で、ナニかと古さを自慢する京都の町衆もココの人だけは勝てないンだとか

 

一枚上の画像、社家町のシンボル「藤木社(ふじのきやしろ、生えてるのはクスノキですが)」の角を右に曲がったトコに在る立派な御屋敷・・何気なく表札を見たら「天下一品」!一瞬ココにラーメン屋が在るのかと喜んでしまいましたが、ドウやら元の社長宅を本部として使ってるらしく、残念ながらお店じゃ無い様・・総本店は左京区の北白川に在ります。また成功した創業者が社家町の雰囲気を気に入って屋敷を買っただけで、賀茂氏の末裔が全国チェーンを始めた訳じゃ無い様ですネ

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP

★「京都『上賀茂』周辺エリアで周りたい秋の絶景スポット5選」wondertrip HP

★「京都紅葉紹介・・賀茂川歳時記:エノキ、ケヤキ、サクラの紅黄葉が見ごろになった賀茂川散歩」好奇心京都ブログ
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP

★「CLOSE UP 上賀茂神社−楼門・玉橋」ローム歳時記 春HP

★「上賀茂神社()賀茂別雷神社・楢(奈良)の小川 藤原家隆」ものづくりとことだまの国ブログ
★「京都洛北『上賀茂神社』で。“せせらぎ”散歩を楽しもう」キナリノHP
★「上賀茂神社の紅葉」京都で定年後生活ブログ
★「紅葉の上賀茂神社」こっちのkinocoのブログHP

★「上賀茂神社 社家町と賀茂七家」古の百景ブログ
★「色彩について―『補色』よりすごい『反対色』−」ノラの絵画の時間ブログ
★「日本語の色の言葉は4色しかなかった?」日本語不思議辞典HP
★「こってり一筋48年」天下一品HP
★「こってり派?あっさり派?『天下一品』のメニューをご紹介♪」icotto HP
★「ラーメン屋『天下一品』の『屋台の味』の話。」Otsu Media -大津メディア- ブログ


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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
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(ナンだカンだで東京から、今年は上賀茂サマを四回も詣でてますヨ)

社家町で天下一品の本部を見付けたンで、急に天一のラーメンを食べたく成ったのに、上賀茂にゃお店が無い・・仕方ないンで同じ京都市内の別のトコで食べて参りましたが、天一と云えば「箸が立つ」と称される程に超こってりした鶏ガラスープ(1号)が売り物。またがソレが苦手な人向けに逆にあっさりしたスープ(3号)と云うモノも有り、この両方は全国の天一で食べられますナ。処がお店によってその中間の「屋台の味」と云うのも有りまして(2号)、偶々ソレが有ったンで面白そうと試してみましたヨ。「こっさり」とも呼ばれるらしいですが、約半世紀前に天一が屋台でラーメンを売り出した時はこの位の味だったらしく、1号に慣れてない人には喜ばれるのでは!尤もこってりしてるから天一だと思う私メにゃチト物足りなく、コレまたお店次第で出してるらしい「超こってり」を食べてみたく成りますが、直営店やらFC店やらイロイロ有りすぎて、一体ドコに行けばソレを試せるのか?同じ京都発祥の「餃子の王将」もソウですが、ドウも縛りが緩いチェーンの様で・・情報を求めて居ります




| 2019.12.03 Tuesday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
3516 【団子饅頭123】風葬地だった今宮神社で日本最古の「あぶり餅」を・・紫野

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同じ臨済宗の禅寺でも室町幕府の庇護を受けた「叢林(そうりん=五山十刹)」に対し、在野の立場をとる「林下(りんか)」の代表寺院だったのが「龍宝山大徳寺」さん。国重文の法堂は寛永十三年(1636)築です

 

同じ京都でも昨日ご案内の伏見と全く違い、心地良く晴れた洛北の紫野を歩いてます。人ソレゾレ好みが御座いましょうが、著名な観光寺社の多い東山区辺りに滅多に近付かぬ私メ。理由はムダに混んでるから。

 

昔は混んでるトコを好んで飛び込んで行くタイプだったンですが、発病以来の五年間でスッカリ好みが変わり、雑踏を息苦しく感じる様に成り、止むを得ぬ時以外は少しでも混んでる気配がすると避けて廻ってます。

 

その点、洛北は空いてますナ・・混んでるのは金閣寺だけ。魅力的なトコは結構多いのに、インスタ映えや外人受けしない様で、ノンビリ過ごせて実に宜しい。但し今回参った紫野は昔の風葬地だったりしますが。

 

風葬地とは文字通りに「遺体を土に埋めず、野晒しにして風化するのを待つ」為の場所で、つまり遺体がアチコチ捨てられてた物騒なトコ。火葬が当たり前に成ったのは明治半ば以降で、ソレ以前は土葬が一般的。

 

 

大徳寺さんは反骨主義者に愛された?鎌倉幕府を倒した後醍醐帝が帰依された他、ココで修業したのが風狂を貫いた一休禅師。茶道の開祖・千利休居士も参禅して、国重文の山門「金毛閣」を寄進されてます

 

講談でも時折出て来ますが、縦長の樽みたいな棺桶に遺体を入れ、深く掘った穴の中に棺桶ごと入れて一上がり。儒教的の教えじゃ遺体を傷付けるのは大きな罪に成る様ですし、火葬よりも土葬の方が安上がり。

 

と云うのは昔はガスが無かったンで、燃やすと成ると半端なく大量の薪を用意せねば成らず、ソレを揃えるにゃ沢山の金子が必要。葬儀保険も無かったから、庶民はそんな贅沢出来ません。埋めちゃえ埋めちゃえ。

 

但し土葬すら出来ない人達が居た・・ソレが京都人。つまり平安から戦国時代にかけて全国最大にして唯一の都市だった京都では、土葬にするのも贅沢だった時代が在る。つまり平安貴族が栄華を誇ってた頃。

 

現在の日本を「格差社会」と呼ぶ人が居ますが、馬鹿を言っちゃいけない!今の日本ほど格差の少ない社会は無く、広く世界を見ても、或いは日本の昔を見ても、脱出不能な程に固定化された身分制が当たり前。

 

大徳寺さんと云えば途轍もなく広い境内に、一体幾つ有るンだろうと思う程に多い塔頭。調べてみたら二十四も在るンだソウですが、コレだとて明治維新後に大分減らしたらしく、参道が静かに延々と続いてます

 

ごく一握りの殿上人の贅沢を支える為に、その何十倍もの貧乏人が犇いてた訳で、しかも都会暮らしだから田畑を持ってる筈も無く、いざ死んだら安く埋められる野山なんか無い。だからと云って火葬の金も無い。

 

無い無い尽くしで遣り切れないですが、そのままにしても置けないンで、仕方なくなく都の外れまで遺体を捨てに行ってたと申しますナ。大都会の京都だけに捨て場が随分在ったとか。例えば西院辺りがソレの筈。

 

ですが野晒しにする好適地?として知られてたのが、東山の清水寺の南「鳥辺野(とりべの)」と嵯峨野の最奥「化野(あだしの)」。そして洛北の船岡山の麓一帯「紫野(むらさきの)」の三つで、三大風葬地と呼ぶとか。

 

鳥辺野と化野は御所から遠い分、随分長く使われてた様で・・徒然草で兼好法師は人生の無常の例えとして「あだし野の露」「鳥辺山の煙」と記されてますが、御所に比較的近く今はスッカリ市街地化してる紫野は?

 

紫野の真ん中にドッカと鎮座されるのは、正暦五年(994)に創建された「今宮神社」さま。都にはびこる厄病封じの為に朝廷が奉じたお社ですが、今は玉の輿願いの娘達が屯してまして・・ココは風葬地なのに

 

鴨川で洛中と途絶されてた鳥辺野と、洛西の果ての化野は平安時代末まで風葬地だった様ですが、洛中に近い紫野は比較的早くソレじゃ無く成った様。何故なら疫病封じで朝廷が、今宮神社さまを建ててるから。

 

寿命で亡くなった人だけじゃ無く、病で亡くなった人も十把一絡げに野晒しな訳だから、ソコから疫病が流行るのは当たり前。病は気からだけなら呪いで対処出来ても、伝染病相手に果たしてドコまで役に立つの?

 

マトモな医学なんか無い時代ですが、何度も大規模な疫病が流行ると経験から判る訳で、洛中近くの紫野で野晒しにしてるのが悪い様な気がする!ならば止めよう・・で、次第に京都でも土葬が主流に成ったのか。

 

今宮神社さまが切欠だとすると千年も経ってますから、風葬地だった頃の面影なんか残ってる筈有りませんが、当時は凄い風景だったろうと思いつつ、千年前から伝統の餅を食べる。実に不思議な洛北の旅です。

 

今宮神社さまの東門を出ると、参道を挟んで二軒のあぶり餅屋が。左手が創業から千年を超える「一文字屋和輔」さんで、堂々の国内最古の料理店!お向かいは遥かに新参なれど、江戸時代初期の創業だから四百年近く続いてる「かざりや」さん。想像を絶する長く続いたライバル店で、いつも仲良く客引きしてますネ。京都ってホント奥が深いです

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「京都の三大風葬地『化野』『鳥部野』『蓮台野』」古都コトきょーとHP
★「京都市北部の『紫野
(むらさきの)』の紫って何の色?」ことぶら田中の個人ブログ!HP
★「紫野の地名について」出雲大社紫野教会HP

★「龍寶山大徳寺」臨黄ネットHP
★「一休さんとゆかりが深い大徳寺の魅力。大徳寺に佇む歴史ある建物を見に行こう」wondertripHP
★「大徳寺 世俗を拒む茶面の禅」Kyoto Townmap HP
★「健康長寿・良縁開運の玉の輿神社」今宮神社HP
★「疫病鎮めと良縁祈願
玉の輿の社 今宮神社」寺社巡り.com HP
★「桜舞い散る季節の京都三奇祭 今宮神社やすらい祭で疫病鎮静」Smart Magazine KANSAI HP
★「あなたの好みはどっち?今宮神社のあぶり餅」京都ecoトリップHP

★「京都今宮神社のあぶり餅2軒食べ比べ【違いが有ります!】自宅で再現してみました。【かざりや、一和】」抹茶みるくの、ここからログ・ブログ
★「【京都グルメ】北区 かざりや!今宮神社で四百年続く本家根元あぶり餅」索楽HP

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(北野天満宮〜平野神社〜大徳寺〜今宮神社と歩くのが好きですネ)

今宮神社さまを詣でたら、ソリャもうあぶり餅以外あり得ませんので、千年の一文字屋(一和)さんと四百年のかざりやさんを代わりばんこに訪ねてる気がしますが、竹串に刺した小さなお餅を炭火で炙り、ソレに白味噌だれをかけて暖かい内に食べるのは全く一緒。違うのは一和さんが少し甘く、かざりやさんが少し塩っぱいコト。美味いのはドチラも一緒で、コリャもう好みだとしか・・私ぁ今回訪ねたかざりやさんの方が好みですが。ハッキリ言います、白味噌だれだけを売って貰えまいか!そしたら東京の拙宅でも再現が出来るンですが、幾ら勧誘されても紫野から出ずに商売を続ける二軒の超老舗ですンで、ソリャ無理なんでしょうネ




| 2019.10.10 Thursday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
3399 【やきそば376】桜咲く上賀茂神社で「王将の焼きそば・西日本版」を

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京都の桜巡りはまだ続きます。昨日までは洛東でしたが、今日からは洛北・・金閣寺以外は外国人観光客が少ないンで、ノンビリ過ごせるンですヨ。中でも好きなのが上賀茂の辺りで、北山の府立植物園の横から賀茂川上流へと続く「半木(なからぎ)の道」はちょうど桜の盛りでした

 

なぜ上賀茂界隈が好きかと云えば、ソリャもちろん京都総鎮守の「賀茂別雷神社(いわゆる上賀茂神社)」サマが在るから。伊勢神宮を除けば全国で最も格式の高い神社で、当然の正一位・世界遺産ですナ。御本殿前の「楼門」は式年遷宮で朱を塗り替えたンで、桜に映えますナ

 

上賀茂さまは京都盆地の北端ナンで春の到来が少し遅く、一の鳥居の内側で大きく枝を拡げる八重紅枝垂れの古木「斎王(さいおう)桜」が満開!斎王とは神々に巫女として仕える未婚の皇女で、伊勢神宮と上賀茂さまのみに宮中から遣わされた存在。他の神社とは格が違うのヨ

 

何度詣でても不思議だらけの上賀茂サマですが、二の鳥居を潜ると目に付くのが細殿(拝殿・国重文)の前に盛られた一対の「立砂」。上賀茂さまのご祭神が最初に降臨された「神山」はココの二kmほど奥に在りまして、ソレを象ったモノとされてますナ。左が陽・右が陰を示してます

 

上賀茂サマに参ったのは桜だけじゃ無く、或る目的の為・・ソレまで時間が有るンで、境内東の丘・片岡山に在る「二葉姫稲荷神社」さまへ。私ぁ霊の存在を信じませんが、上賀茂サマに初めて詣でた三十年近く前・・黄昏時にココも寄りましたら、凄いナニかを感じたのを覚えてます

 

最初の印象が強過ぎて・・片岡山はチト怖いンで、詣でるだけ詣でたら急ぎ下りて・・上賀茂サマの境内を流れる「ならの小川(御手洗川)」へ。例によって手を入れてみましたら、洛北の川水は洒落に成らぬ位に冷たい!木立の奥に斎王桜が見えてますが、向こうとは季節が違う様な

 

時間が有るンで境内を出て、御手洗川から名前を変えた「明神川」沿いの伝統的建造物群保存地区「社家町」へ。上賀茂サマに仕える神職の方々(社家)の御屋敷が並ぶ街で、洛北で無かったら外国人観光客が闊歩する下らないトコに成り果ててた筈。ホント静かで宜しぅおすナ

 

尚も時間が有りますンで・・こう成りゃ自棄だとばかりに、二十分ほど離れた国の天然記念物「深泥池(みぞろがいけ)」までブラブラと。十四万年前の氷河期からの貴重な植物が残ってるトコで、浅瀬でちょうど「ミツガシワ」の白い花が。コレも氷河期の生き残りで、四月だけだとか

 

深泥池を暫く巡ってから、改めて上賀茂サマへ・・戻りはバスにしましたが、コレ程までして参ろうとした「しんぷ」さんは結局お休みだった様!大空振りに終わってしまいましたが、ソレもまた楽しい・・と黄昏迫る賀茂川の畔で、満開の桜を見上げてボンヤリと。全く呑気ですナ

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP

★「半木の道〜鴨川上流の桜@京都『地元民憩いの桜のある鴨川を歩く』」お墨付き!ブログ
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP

★「CLOSE UP 上賀茂神社−楼門・玉橋」ローム歳時記 春HP
★「上賀茂神社の桜」京都、桜と紅葉の観光ガイドHP
★「上賀茂神社の斎王桜と御所桜」巨樹と花のページHP
★「賀茂斎院とその歴史」葵の御所HP
★「上賀茂神社の神が降臨する場所である立砂の意義とは・・」日本の世界遺産の楽しみ方ブログ
★「二葉姫稲荷神社 心霊スポット?」ガイドブックに載らない京都ブログ
★「神水流れる清浄な街並み、京都上賀茂神社の『社家町』を散策しよう!」LINEトラベル.jp HP
★「深泥池
(京都市北区)」京都風光HP

★「ミツガシワと桜が咲き乱れる深泥池」深泥池の美ブログ
★「日本を美味しく」餃子の王将HP
★「卵アレルギーも食べられる焼きそば 餃子の王将」g−panの傍白ブログ


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(二葉姫稲荷以外でも、上賀茂サマじゃ神さまを感じたのを何度か・・)

参りたかった「しんぼ」サンは上賀茂さま門前のお好み焼き屋さんで、自家栽培の九条ネギを用いたお好みと焼きそばが人気ナンだとか。長ネギは大嫌いな私メですが、なぜか九条ネギは大好き・・歯応えが有って美味しいからネ。コレまで何度も前を通ってるのにソウと知らず、イザ参ろうとしたら・・ドウやら臨時休業だった様。ま、次回寄る事にするからと強がってみても、スッカリ焼きそばを食べる心算だったから、こう成りゃアソコで良いやと・・加茂川を渡って御園橋の商店街の「餃子の王将」へ。言わずと知れた京都発祥の中華料理チェーンで東京にも多く在りますが、東と西でメニューは違うし味は違うし値段も違う!ソレが面白いンで以前「王将の焼きそば東西食べ比べ」もしましたが、西日本の焼きそばは麺を変えて細く成り、卵を使わないアレルギー対応麺に成ったとか。味は東日本の醤油焼きそばに当りますが、ソレでも何か違う様な・・お値段も西日本の方が数十円安い!ま、こんなコトが無ければ京都まで行って王将にゃ寄りませんので、結果オーライですナ




| 2019.04.23 Tuesday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
3329 【保存食類79】新春の上賀茂神社と「すぐき漬け」

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京都の三大祭り「葵祭」のお行列が上賀茂神社サマへ入る際、賀茂川を最後に渡る「御園橋」の拡幅工事がほぼ完成し、以前の倍の四車線に成りましたヨ。平安遷都の前から在ったとされる、京都最古の橋です

 

東京生まれで今も住んでる東京の寄席芸人で有りながら、正月明けの京都を歩き廻る私メです。いや東京じゃ七日で松が明けたけど、古都はソレが一週間遅いンでまだ正月中だと云う、実に微妙な期間でしたネ。

 

つまり二週間ほど前のお噂ですが、イロイロ有って記事化が遅れてまして。ま、今月のコトですから御容赦願うしか有りませんが、全く時節を逸してまして・・ナニしに上洛したかと云えば、ソレは「初詣」だったりする。

 

その年で初めて詣でるからソウ呼ぶ筈ですが、松の内に詣でれば全てがソウと云う考えも有る様で、今回は後者を採用!京都じゃ下鴨神社サマを詣でるだけじゃ飽き足らず、ソコと対に成る上賀茂神社サマへも。

 

京都最古の神社にして、全国で伊勢神宮の次に高格なのが「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」サマ。境内は国宝・重文だらけですが、二の鳥居を潜ると正面に在るのが拝殿の「細殿」。寛永五年(1628)再築です

 

違う。初めっから上賀茂サマへ詣でる心算で、その対だから下鴨サマを詣でたのが正しかったりしますが、賀茂川の上流・下流に鎮座されると云うだけで尊さに上下なんか有りゃしない。等しく有難い京都総鎮守。

 

処が下鴨サマは洛中だけれど、上賀茂サマは洛外だナンて仰る方が居りますナ。洛中とは太閤秀吉公が築いたお土居の内側、若しくは昔在った市電外周線の内側のエリア。要するに古くからの京都市街地のコト。

 

尤もお土居も市電も現存せず、私メら余所者には判り辛いンですが、外は纏まる京都人も内側にゃ区別(差別?)がハッキリ有る様で、洛外よりは洛中。その洛中でも御所に近いほど、ヒエラルギーが高いらしい。

 

朱塗りの柱が鮮やかな「楼門」も当然の国重文で、細殿と同じ寛永五年の再築ですが、この奥の御本殿(国宝)は撮影禁止ナンで・・ココが一番目立つトコかしらん。門前に架かる「玉橋」も、国重文だったりします

 

ま、拙宅の在る東京だって「都心」「城南」「城西」「城北」「下町」「都下」の区別が有り、都心が頂点のヒエラルギーが残念ながら有りますナ。具体的な表現は控えますが、川向うや川々向うよりは上と皆が思ってる。

 

京都は長いコト戦乱に巻き込まれて来たンで生じた臆病さ()ゆえに、本音と建前の使い分けが難しく、ソレを理解するのは余所者にゃ至難ですが、洛中洛外問題だけは露骨に遣り合ってるから・・見てて面白い。

 

何しろ「京都十代、東京三代、大阪一代」と云う位で、簡単に地元っ子に成れない土地柄だから、都人同士での出自のロンダリングが難しいンでしょうネ。コレばっかりは人外扱いして貰えるンで、東京人で良かった。

 

上賀茂神社も下鴨神社も同名の「御手洗(みたらし)川」が境内を流れてますが、規模は上賀茂サマが遥かに勝りますナ。私ぁココの清らかさが大好きで、飛び込んで禊したく成りますが・・神域だから駄目です

 

流石に保津峡より北は違うと思うけど、南は宇治川辺りまで京都に思えてしまうのが東夷。一方、都人にとっては洛中以外は京都じゃ無いし、洛外じゃ洛中に行くのを「京都に行く」と今でも言うとか言わないとか。

 

処がドッコイ洛外でも、上賀茂サマ界隈だけは「ウチは平安京の出来る前から在った京都発祥の地」と云うプライドが有る様で、御所周辺の人と堂々と渡り合うらしい。勿論コレも聞いた話だから、真偽は謎ですが。

 

とは云え上賀茂が京都発祥の地なのは間違いなく、ソコに京都総鎮守が在るのは納得が行きますナ。洛中の騒々しさがココには無く、心静かに落ち着いて初詣。コレで今年も大丈夫と、ナゼか安心した私メです。

 

境内を出た御手洗川は「明神川」と名を変えて、上賀茂サマの神職の方々が代々住む社家町の中へ。整った街並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、京都を代表する風景の一つに成ってますナ

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP
★「CLOSE UP上賀茂神社 楼門・玉橋」ローム歳時記HP
★「上賀茂神社内の川」水とのふれあい 親水紀行HP
★「上賀茂神社のならの小川」京都旅屋ブログ

★「御園橋が2倍の大きさに!京都上賀茂前の『御園橋』が拡大工事」お墨付き!HP
★「京都府京都市上賀茂
(社家町)」日本のまちなみを歩こうブログ
★「京都人の考える『京都』の範囲って?」note HP
★「京都人の物言いは『嫌味』ではない! 地元民が猛反論『日本の文化、風習が集約されている』」Jタウンネット京都府HP
★「実録!京都人の『嫌味』体験談 うるさい観光客に『元気やね』、根深い『洛中・洛外』問題も・・」Jタウンネット京都府HP
★「上賀茂農家から伝えたいもの すぐき」京賀茂野菜HP
★「上賀茂神社とすぐき漬」BEACON KYOTO HP
★「希少価値の高いお漬物。京都の名産『すぐき漬け』って知ってる?」macaroni HP


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(もちろん私ぁ生れて今も住んでる東京『城北』が一番だと思ってます)

冬の上賀茂の名物と云えば、京都三大漬け物の一つ「すぐき」しか有り得ませんナ。京野菜のすぐき(酸茎)はカブの変種で、ナゼか上賀茂でしか育たなかったりしますが、年末に収穫されたすぐきは皮を剥いて葉や茎ごと塩漬けされた後、室に入れて乳酸発酵させて独特な酸っぱさを出させますヨ。お店や農家の漬け方や発酵のさせ方で味が微妙に違い、夫々ファンが付くンだソウですが…私ぁ御園橋の近くで桃井さんと云う方のを今回求めましたネ。真冬の息が白く成る頃が旬で、葉や身を刻んでご飯のおかずにすると美味で、コレだけは洛外が一番です




| 2019.01.22 Tuesday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
3116 【お米料理309】遅い桜の上賀茂神社と「絶滅寸前の吉野丼」

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山城国の一宮たる「賀茂別雷神社(いわゆる上賀茂神社)」サマは、京都盆地のほぼ北端に鎮座されてるだけ有って春が少し遅い様で、市中じゃ花吹雪が舞ってたのに・・ココはやっと満開!京都は奥が深いです

 

東京・大阪の桜に引き続き、二週間ほど前に訪ねた京都の花のお噂を延々ご案内して参りましたが、街の彩が大変動する春・・流石に時節を逸してる感が否めませンので、今日・明日で手終いとさせて貰います。

 

自分でも飽きて来たのも有りますが、京都も盛りを過ぎてたトコが随分多く、昨日ご紹介の南禅寺さんじゃ「ドウ撮れば桜がキレイに見えるかナ?」と悩んだ位。そんなコトを考える様じゃ、もはや潮時でしょうしネ。

 

春の上賀茂サマの主役と云えば、一の鳥居の内側で翼を大きく拡げる八重の紅枝垂「斎王桜」。樹齢百五十年を裕に超す古木で、隣りに植えられてる早生の白枝垂「御所桜」が散りますと、漸く満開に成ります

 

とは云え・・折角参った京都の街。しかも今年の春はもう二度と巡って来ませンので(当然ですが)、ソウ簡単に都落ちするのはチト勿体無い。ならばもうチョットだけ眺めて行きましょ、でもドコなら咲いてるかしらん?

 

一人作戦会議を暫し行った結果、アソコなら絶対にまだキレイな筈と向かったのは、市街地の北のどん突き「上賀茂神社」サマ。平安京全体の総鎮守にして、京都市内じゃ一番格式の高い大社。当然の世界遺産!

 

一昨年暮れから御本殿前の「楼門」は檜皮葺屋根の葺替工事が長らく行われてましたが、先月漸く終わった様で・・同時に朱も塗り替えた?エラク鮮やかな姿に成ってたンで吃驚仰天。でも桜にゃ良く映えますネ

 

春の京都は昼と夜の温度差が激しくて困りますが、コレが冬だと場所によって気候すら違うから面食らいますナ。具体的に言うと「上ルほど寒い」。京都は北へ行くのを「上ル」、南に行くのを「下ル」と呼んでます。

 

例えば中心街の四条通が雨降りの時でも、少し上った今出川通(御所の北側の道)は霙が混じり始め、もっと上がった北大路通(洛中と洛外の境目の道)じゃ雪に成って、上がり詰めた上賀茂サマじゃ一面の銀世界。

 

上賀茂サマの境内には賀茂川の分水「ならの小川(御手洗川)」が流れてますが、川岸の樹木の若葉がソレを囲んでホント奇麗!ですが水は身を切る様に冷たくて・・未だ洛北の春は浅いと実感させて呉れますゼ

 

勿論いつもソウじゃ無いですが、春でも上ルほどに温度は多少低く感じられますンで、上賀茂サマならと期待して乗り込めば・・斎王桜が満開じゃん!その他の桜も概ね満開で、始めからココに詣でりゃ良かった。

 

元々コチラが大好きで、闘病中は平癒祈願に一体何度詣でたやら。だから改めてゆっくり御礼をと思ってたのに、何だか桜のついでに成っちまって申し訳有りませんと、色鮮やかに直った楼門を潜った私メです。

 

ドサクサ紛れの御礼に成ってしまいましたが、ソレでも寛解へ導いて下さったに違いない上賀茂サマに詣でましたら、心神が妙にスッキリして歩きたく成ってしまい、二十分ほどブラブラ進んで「深泥池(みぞろがいけ)」へ。十四万年前の氷河期に形成されたとされる池で、その頃からの貴重な生物が残ってるコトから、国の天然記念物に指定されてます

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP
★「賀茂別雷神社本殿、権殿」閑古鳥旅行社HP
★「賀茂別雷神社 第四十二回 式年遷宮」賀茂別雷神社HP

★「CLOSE UP 上賀茂神社−楼門・玉橋」ローム歳時記 春HP
★「上賀茂神社の桜」京都、桜と紅葉の観光ガイドHP
★「上賀茂神社の斎王桜と御所桜」巨樹と花のページHP
★「上賀茂神社内の川」水とのふれあい 親水紀行HP
★「上賀茂神社のならの小川」京都旅屋ブログ
★「京都市情報館 深泥池」京都市役所HP
★「深泥池
(京都市北区)」京都風光HP

★「【京都あるある】京都の気候を京都人が解説してみた」LGA−BLOG

★「京都オンリーのどんぶり物 衣笠丼」京のいっぴん物語HP

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★「3038 【お米料理296】真冬に咲く京都の桜と『大力餅の衣笠丼』・・衣笠」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(長々続けた京都の桜噺も、とうとう‥漸く明日で終わりに致します)

京都にしかない食べ物って、庶民のモノから料亭クラスの御馳走まで結構有りますが、お安い方で近年有名に成り始めてるのは「衣笠丼」ですナ。親子丼の鶏肉を刻んだ油揚げと九条ネギに代えた丼で、大阪で云う「きつね丼」の京都版ですが(東京にゃそんな丼は無い)、「吉野丼」てぇのが京都に有るって知ってます?衣笠丼の卵を餡かけに変えたモノで、要するに京都の「たぬき(=餡かけそば)」の具を丼ご飯に掛けたモノと考えると判り易いかも。以前は京都市内各地で結構見られたモノの様ですが、今じゃほぼ絶滅寸前で・・上賀茂さまにほど近い、堀川玄以の交差点から少し西へ入ったトコの「大力餅」さんに残ってるだけだとか。前々からその話を聞いていて、いつか参ろうと思ってましたが・・意を決して今回漸く食べて参りました。今は片栗粉でとろみを出すソウですが、本来は吉野葛を用いてたからの名前らしく、いやぁ体の温まるコト!やっぱ結構寒い上賀茂界隈だから残れたンでしょうか




| 2018.04.17 Tuesday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
2939 【やきそば323】秋雨降る上賀茂で「キムチ焼きそば」を

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「正遷宮(しょうせんぐう、神様のお引越し)」は一昨年に無事終わったに、全体としては来年三月まで続く「上賀茂神社の式年遷宮」。屋根を葺き替えてる御本殿前の楼門も、今月末にゃ再び姿を現すンだとか

 

本文に入る前にナンですが、昨夜のお月さまはキレイでしたナ。靖国神社サマで先日戴いた御饌の月餅を頬張りつつ、夜半に成って雲間から姿を現した「中秋の名月」を眺めましたが、風が涼しい・・いや寒いコト。

 

拙宅の在る都内も昨日から本格的な秋らしく、コレからは風邪を引かぬ様に暖かな格好をせねば。そして太らねば・・昨冬は体脂肪率五%まで落ち込んで、些細でも体調不良に陥ると死の恐怖を覚えてましたから。

 

山城国一ノ宮・京都総鎮守「上賀茂神社」でも昨晩は、広い境内に篝火を焚いて観月祭が行われたとか・・参りたかったですナ。そんな境内を流れる「御手洗川」で、懸命に詣でた後の一休み。心が洗われます

 

ソレはさて置きお噂は、残暑の厳しかった先月中旬の京都。堀川通を走る市バスはグングン北へ上り、やがて賀茂川に突き当たる御園橋まで着いた時は激しい雨降り。九月は長雨の時期だから仕方無いですナ。

 

忽ちの内に身体はビショ濡れで、境内直行バスに乗らなかったコトを後悔しましたが、橋を渡って辿り着いたのは・・京都に一体幾つ在るのか判らぬ神社の中で、下鴨サマと並んで最も格上の「上賀茂神社」サマ。

 

御手洗川は賀茂川の分水で、御本殿付近からは「ならの小川」と名前を変えて境内を流れて行きますが、ホント清らか・・雨上りでぬかるで無ければ、ノンビリ水遊び・・いや潔斎したい位。でも風邪を引きそう

 

初秋の京都の天気はホント気紛れで、ナンでこん日に盆地の北のどん突きへ来たかと云えば、病気平癒を度々願ってる上賀茂サマへ経のご報告と、汀に迫ってる筈の寛解が一日も早く来る様に願いたい為。

 

拙宅の在る都内の神社じゃ無く、西に五百kmも離れた京都で祈のもヘンな話ですが、元々好きなお社だったコトも有り・・ソレで始めちまったンだから、もはや理屈じゃ無い!で、寛解出来たら伊勢神宮へ御礼に。

 

ならの小川は境内を出ると「明神川」と名を改め、その一部が伝統建造物群保存地区「社家町」を流れますが、ドウしたコトか?川が途絶えて底が見えてる・・。何度も歩いてるトコですが、こんなの初めてです

 

全く御都合主義の権威崇拝で、神道オールスターに縋ってまが、お見守り戴いてると思えばこそ頑張って来れた訳で、この際終いまで突き進むしか有るまい。もちろん尊い仏サマや、マリア様にも祈ってますが。

 

半年ぶりの上賀茂サマ。詣でてる内に雨も上がり、濡れた身体をめるにゃ歩くが上吉と界隈をブラつきましたが、低く垂れ込めてる雲と相まって・・恐ろしく神秘的。神サマは居らっしゃる、そんな気がした私メです。

 

上賀茂の社家町から東へ二十分ほど歩くと、十数万年前の氷河時に形成された湿原地「深泥池(みぞろがいけ)」に出ますヨ。歌舞伎や説教節で知られる「小栗判官」物語の発端、判官と恋に落ちた美女・・実は大蛇が住んで居たのが、この池だとされてるソウです。成るほどネ

 

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(参考リンク)

★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP
★「京都市情報館 御薗橋」京都市役所HP
★「賀茂別雷神社本殿、権殿」閑古鳥旅行社HP
★「賀茂別雷神社 第四十二回 式年遷宮」賀茂別雷神社HP
★「珍しい京都の新神事 上賀茂神社の加茂観月祭で月見を楽しむ」京都あかり屋HP
★「上賀茂神社内の川」水とのふれあい 親水紀行HP
★「CLOSE UP 上賀茂神社 ならの小川・渉渓園」ローム歳時記HP
★「京都府京都市上賀茂
(社家町)」日本のまちなみを歩こうブログ
★「深泥池
(京都市北区)」京都風光HP
★「小栗判官 絶世の美女は大蛇・・中世からの心霊スポット"深泥池"」産経WEST HP
★「日本を美味しく 餃子の王将」王将フードサービスHP
★「キムチ焼きそば 〜餃子の王将〜」三重に住むのんびり家族のブログ
(参考までに)

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(鯉風のお仕事)
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(年内にもう一度くらい詣でたいのですが、何しろ遠過ぎるから・・ネ)

京都発祥の食べ物屋チェーンで、全国で一番メジャーなのはやっぱり「餃子の王将」。四条大宮に一号店が今でも在り、京都市内じゃアチコチで支店を見ますが、上賀茂の御薗橋のソバにもソレが在り、深泥池からの帰りに寄ってみましたヨ。と云うのは・・王将は店ごとにメニューが大きく違ってて、四条大宮の店先にお勧めとして張り出されてた「キムチ焼きそば」がココにも有ったから。ソースの代りにキムチのタレで炒めたモノとしか言い様が有りませんが、多少歩いても余り暖まらぬ濡れネズミの身体を、内側から暖めて呉れましたネ。ですが京都市内の他の店にゃコレはドウも無い様で、王将のナゾは深まるばかりです




| 2017.10.05 Thursday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
2736 【麺類色々232】修学院離宮を見学して「天下一品総本店」へ

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洛北の「修学院離宮」は上御茶屋・中御茶屋・下御茶屋の三つの庭園に分れてますが、コチラは明治初めに隣接する尼寺から編入された中御茶屋の客殿。天和二年(1682)に女院御所から移築されたモノです

 

冷たい雨降る真冬の京都を、療法としてテクテク歩き廻る私メです。拙宅の在る東京は勿論、全国ドコに行っても毎日歩いてますが、お天気が悪いと余り気分が良く有りませんナ。やっぱお天道様が出てませんと。

 

ですが旅先ナンで贅沢も言えず、ドウせだから淋しいトコを歩こう()参りましたのは洛北の修学院界隈。特別な意図は全く無く、京阪電車の終点・出町柳駅からブラついてみたら、ソコに着いちまっただけですヨ。

 

現役の離宮で無ければ、中御茶屋の客殿も国の重文指定されてた筈。見事な造形が多数施されてますが、襖の鯉は毎夜抜け出て大変だったとか。その為に丸山応挙センセが、金の網を書き足したそうナ

 

修学院・・ナニか聞いたコトの有る様な。東京・板橋宿の拙宅から遠からぬトコに学習院大学なら在りますが・・そうだ修学院と云えば、桂離宮と並んで二ヵ所だけの「離宮」!離宮とは皇室所有の大きな別宅のコト。

 

かつて離宮として使われてたトコなら、都内にゃ結構在りますネ。国宝に指定された迎賓館は昔の赤坂離宮だし、浜離宮・芝離宮の様に公園化されたトコも。そうそう国会議事堂の前庭も、霞関離宮だったトコだ。

 

修学院離宮の一番奥の高台で、巨大な人工池「浴龍池(よくりゅうち)を中心にした大庭園が上御茶屋。ソレまでしとしと降ってた雨がイイ具合に上がり、雲の切れ間から陽光が射し込んで・・絶景かな絶景かな

 

ですが現役のは初めてで、折角だし外見だけでも眺めたいネと、坂道を登って正門へ。赤坂迎賓館の壮大なソレに比べ、ナンと控えめな佇まいか。暫し眺めてたら、係の人に「見学ですか」と声を掛けられましたナ。

 

聞けばネット等で事前に申し込めば、中を案内して呉れるとか。加えて「定員に余裕が有る場合、当日申し込みでも可」「今日は冬の雨で集まりが悪く、もう何人か大丈夫」「あと数分で案内が始まります」とのコト。

 

この離宮は御水尾上皇の命により、江戸幕府が明暦元年(1655)から造ったモノで、天下人・徳川家の威信を懸けたから?よぅもまぁコレほど凄いモノを拵えましたナ!京都御所と共に、皇室財産に成ってます

 

そんなコトとは全く知らず参りましたが、こいつぁ春から縁起がイイや。是非とも見せて下さいませと、予め申し込んでた善男善女の列の最後に連なって、約二時間の離宮ツアー・・そうか中はコウ成ってたのネ。

 

案内役のお役人の京都言葉も心地良く、滅多に見られないトコを偶見させて戴けた運の良さ。コレも日頃懸命に闘病に励んでるご褒美にいないと、雨上がりの洛北に快哉を叫びたく成る、そんな私メでした。

 

離宮を偶々見学出来た幸運は、その余韻が残ってる内に御礼しといた良かろうと、その近くの「鷺(さぎのもり)神社」サマへ。貞観年間(1140年ほど前)創建で、元は離宮の場所に在ったとか。鷺はその白くて美しい姿が尊ばれ、古くから神の使いとされてたソウですが、ソレが沢山集まる森だったンでしょうネ。神々しい静けさの森でしたヨ

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「おこしやす左京」同編集委員会HP
★「京都市左京区の名所・旧跡・観光スポットまとめ」NAVERまとめHP
★「修学院離宮」内閣府・政府インターネットテレビHP
★「修学院離宮参観案内」宮内庁HP
★「素晴らしい眺め!修学院離宮。」私的京都、奈良、葉山案内〜♪ブログ
★「修学院離宮庭園」カエデともみじHP

★「鷺森神社・鷺の森(京都市左京区)」京都風光HP
★「鷺森神社」京都のITベンチャーで働く女の写真日記ブログ
★「天下一品の心をこめた感動の一杯」天下一品HP
★「【天下一品総本店】を巡礼してきました。」破竹の勢いHP
★「超弩級らーめん・天下一品」Xylocopal Website HP


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(本来は大変な人気らしく、当日突然に見られたのは僥倖の様です)

出町柳駅から修学院駅にかけての叡山電車の沿線は、京都でも一番のラーメン屋の激戦地だソウで、個性豊かな店達が凌ぎを削ってるしいンですが・・私ぁラーメンって余り詳しくないンで、何度か行ったコトの有る「天下一品」の総本店へ!今や全国に広がる天一ですが、その発祥地は修学院離宮からソウ遠くない北白川で、聖地巡礼のお客で大変な混み合いに成るンですが、離宮見学ツアーでノンビリし過ぎたか?冷えた体を暖めたいと辿り着いた時はすっかりハイヌーンで、おぉ珍しやガラガラじゃん!幸運の連発で寒い中に並ぶコトも無く、アッサリ座れて・・当然「こってりラーメン」を。全国の支店やFC店と違い、総本店ならではの呆れる程のスープの濃さで、コレだけ鶏がらコラーゲンが多いと明日はきっと、お肌がツルツヤに成れそうな気がしますヨ




| 2017.02.09 Thursday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
2635 【揚げモン68】京都の一番「上ル」と「組み合わせの9定食」・・上賀茂神社

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洛外の上賀茂神社の前を流れてる時は「賀茂川」なのに、下鴨神社り下流の洛中だと「鴨川」と字が変わるのが不思議ですナ。平安遷都の昔は「東河」と呼ばれてたこの川は、今日も静かに流れて行きます

 

拙宅の在る東京を離れ、京都市内を青空療法でテクテク歩き廻る私です。毎月の様に京都のお噂を申し上げて居りますが、発病前はソレほじゃ無かったのに、ドウ云う訳か京都を歩きたくて仕方無いンですヨ。

 

さて東本願寺ソバの定宿から、烏丸通を只々「上ル」事にした私メ。京都は住居表示がヤヤコシク、その意味が判らないと目的地に着けませんナ。例えば我が定宿は「下京区諏訪町通六条下ル」と書いてある。

 

京都総鎮守にして山城国一宮、そして世界遺産の「上賀茂神社(賀茂別雷神社)」サマは国宝・重文の宝庫。寛永五年(1628)築の「細殿(殿)」も重文で、その前の二つの砂の山(立砂)は御神体を模してるとか

 

つまり下京区の「諏訪町通と六条通の四つ角を少し南に行ったトコ」と云う意味ですが、「西入ル・東入ル」「上ル・下ル」で躓く方が続出の様。字通り「西入ル(いる)」は西に少し入ったトコで、「東入ル」は東側。

 

そして「上ル(あがる)」は北に入ったトコ・「下ル(さがる)」は南側で、理解しちゃえば「流石に長いコト都だったトコは合理的だ」と感心しちゃいますゼ。てな訳で只々「上ル」だから、ひたすら北に向かうコトにしたのヨ。

 

上画像で「細殿」の右手に見えてる「土舎(コレも重文)」は、神事に臨むに当って「禊」を行う場所だとか。と云っても荒々しく冷水を被る訳じゃ無く、土舎の裏を流れる「楢の小川」で両手を清めるだけの様ですが

 

千二百年前の平安遷都の昔、帝の御住い「大内裏(=皇居)」は都の北だったンで、その南側に住んでた公家衆は参内する時「北に上る」てぇトに成る。ソコから発した表現だと私ぁ聞きましたネ、多分合ってる筈。

 

処がドッコイ大内裏の少し北側にゃ、平安京の総鎮守「上賀茂神社」サマが鎮座ましまして、ソコを詣でる時は帝ですら「北に上る」てぇコトに。上賀茂サマは京都盆地の北端で、ソコよりも先は深山幽谷の森ン中。

 

上賀茂サマに詣でた時は「禊」気分で、楢の小川に両手を突っ込ンでみる私メ。そして暫く木蔭の中でせせらぎを聞いてる内に、心まで洗れた様な心地に・・ソレが嬉しくて、ココを詣でるのを止められンのです

 

神社だらけの京都で一番エライ神様で、全国でも二番目にエライお社。最高神のお伊勢サマは寛解したら御礼に参りますンで、ソレまでは上賀茂サマに縋り続けましょと、六条から烏丸通をテクテク歩いて約八km。

 

もう二年近くも歩き続けてるンで苦じゃ無いですが、一条過ぎた辺りらダラダラ登る坂道で・・ココからも「上ル」に成った様な気が。ですがでりゃスッキリし、帰りは「下ル」に挑もうかとフト考えちまった私メです。

 

境内を出て「明神川」と名を変えた「楢の小川」は、国の重要伝統的造物群保存地区「上賀茂の社家町」を流れますヨ。ココは神社の神(社家)の方々が代々住んで居られるトコで、立派なお屋敷ばかりです

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP

★「神代の松葉にちなむ夏の立砂 上賀茂神社」NIKKEI STYLE HP
★「斎王代『御禊の儀』」京都はんなり旅ブログ

★「上賀茂神社内の川」水とのふれあい 親水紀行HP

★「上賀茂、明神川に沿って建ち並ぶ社家のたたずまい」京都検定合格を目指す京都案内ブログ
★「京都の地名に使われる『上ル」『下ル」『入ル』の語源」京都観光旅行のあれこれブログ
★「京都の地名『上ル、下ル』について徹底解説」古都コトきょーとブログ
★「食堂&喫茶リバース」あべきたNOW!HP
★「京都への送迎
(リバースの記事)」サイクリング&町づくりブログ

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(登り坂自体は嫌いじゃないけど、ダラダラ続くのはドウにも嫌ですナ)

参拝してから上賀茂界隈をブラついてましたら、神社の西側で「リバース」と云う学生向けっぽい食堂を発見!安くて美味いモンが有るに違いないと入ってみましたら、ココは京都産業大の腹ペコ学生の集まるお店の様で、トンでも無い量の定食が出て来ましたヨ。いやトンでも無いのは量だけじゃ無く、定食の数も凄まじくて・・定番以外にAからGまでの組み合わせ定食と、1から11までの組み合わせ定食その他が有り、ドレにしようか決めきれずにテキトーに頼んだのが「組み合わせの9定食」。白雪チキンカツ・焼きチキンのチーズ乗せ・唐揚げの茶色い鶏料理三品に、山盛り丼ご飯・・撮影後に減らして貰いましたが、服の副作用の食欲不振でノタ打ち廻ってる私メにゃ、幾らナンでも多過らぁ!死ぬ様な思いで無理矢理強引に食べ切ったら・・もぅ動けぬ。な訳で六条まで歩いて「下ル」のは止めにして、バスで帰った私メです




| 2016.10.21 Friday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
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