きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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3549 【麺類色々378】紅葉の上賀茂・ならの小川で「天下一品・屋台の味」を

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洛西の嵯峨嵐山、洛東の南禅寺真如堂と、千二百年の古都を大きく巡った今秋の京都・紅葉の旅の最後は、洛北最大のお社にして京都総鎮守・世界遺産の「上賀茂神社(賀茂別雷神社)」サマへ。京都駅や四条界隈から遠いから?観光客が少なくてノンビリ観楓できるトコです

 

洛北の山々から出でた「賀茂川」が、京都盆地に出るのは京都・北区の上賀茂神社サマ界隈。もう四kmほど下流の下鴨神社前で高野川と合流して「鴨川」と名を変えますが、古代の豪族・賀茂氏がこの辺りを治めてたコトから、ココでは二文字の賀茂を充てるコトに成ってます

 

約八百の神社がある京都の中で(お寺は約千六百)、その頂点とされるのが上賀茂神社と下鴨神社サマ。全国でも伊勢神宮に次いで貴いお社ですが、平安遷都の遥か昔に賀茂氏によって創建されたトコで、境内は国宝と国重文だらけ!細殿前の立砂は神山を象ってるソウです

 

上賀茂サマは最奥の神山(こうやま)まで含め二十三万坪の境内を誇りますが、その殆どは私メら世俗の者の入れぬ御神域・・御本殿の少し前までなら入れますが、ちょうど七五三のお詣りと重なって・・紅葉以上に真っ赤な楼門の辺りは大賑わい。どうか良い子に育って下さいナ

 

今年も度々詣でた上賀茂サマに(少し気が早いですが)一年の御礼を申し上げ、境内を流れる「ならの小川」沿いの紅葉見物に。神事に供える禊を行う聖なる川で、古くは楢の木が多く植えられてたンでこの名が有るとか。桜咲く春・青葉涼しげな夏を越え、遂に錦秋が到来ですゼ

 

視覚的な効果を狙ったのかナ?上賀茂サマの紅葉はならの小川を覆う様に枝を伸ばしてますンで、川底の石と燃え立つ葉のコントラストの鮮やかなコト!加えて清らかな瀬音も聞こえて来るンで、耳でも楽しめますナ・・騒々しい観楓客が他所より少ないからの絶景。有難いですネ

 

イチョウの黄葉が青空に映えるのは補色同士だから当然ですが、カエデの真っ赤が一番映えるのは黒!古の日本じゃ「赤と黒」「青と白」が良い組み合わせとされ、中でも赤と黒の対比は「あかるい」「くらい(くろい)」として残ってると聞きますヨ。神社の建物が赤いのもその関係?

 

境内を出たならの小川は明神川と名を変え、上賀茂サマに仕える神官さん達の住む社家町を流れて行きますヨ。神官は代々世襲制で、賀茂氏の末裔ばかり・・つまり平安遷都以前から上賀茂に居た家系で、ナニかと古さを自慢する京都の町衆もココの人だけは勝てないンだとか

 

一枚上の画像、社家町のシンボル「藤木社(ふじのきやしろ、生えてるのはクスノキですが)」の角を右に曲がったトコに在る立派な御屋敷・・何気なく表札を見たら「天下一品」!一瞬ココにラーメン屋が在るのかと喜んでしまいましたが、ドウやら元の社長宅を本部として使ってるらしく、残念ながらお店じゃ無い様・・総本店は左京区の北白川に在ります。また成功した創業者が社家町の雰囲気を気に入って屋敷を買っただけで、賀茂氏の末裔が全国チェーンを始めた訳じゃ無い様ですネ

 

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★明日は「大阪府大阪市天王寺区茶臼山」への訪問記です★


(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP

★「京都『上賀茂』周辺エリアで周りたい秋の絶景スポット5選」wondertrip HP

★「京都紅葉紹介・・賀茂川歳時記:エノキ、ケヤキ、サクラの紅黄葉が見ごろになった賀茂川散歩」好奇心京都ブログ
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP

★「CLOSE UP 上賀茂神社−楼門・玉橋」ローム歳時記 春HP

★「上賀茂神社()賀茂別雷神社・楢(奈良)の小川 藤原家隆」ものづくりとことだまの国ブログ
★「京都洛北『上賀茂神社』で。“せせらぎ”散歩を楽しもう」キナリノHP
★「上賀茂神社の紅葉」京都で定年後生活ブログ
★「紅葉の上賀茂神社」こっちのkinocoのブログHP

★「上賀茂神社 社家町と賀茂七家」古の百景ブログ
★「色彩について―『補色』よりすごい『反対色』−」ノラの絵画の時間ブログ
★「日本語の色の言葉は4色しかなかった?」日本語不思議辞典HP
★「こってり一筋48年」天下一品HP
★「こってり派?あっさり派?『天下一品』のメニューをご紹介♪」icotto HP
★「ラーメン屋『天下一品』の『屋台の味』の話。」Otsu Media -大津メディア- ブログ


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★「2536 【保存食品65】風狂の一休禅師と『大徳寺納豆』・・紫野」
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★「2635 【揚げモン68】京都の一番『上ル』と『組み合わせの9定食』・・上賀茂神社」
★「2709 【お米料理257】虹と桜と巡洋艦と京都だけの『衣笠丼』・・衣笠」

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★「3516 【団子饅頭123】風葬地だった今宮神社で日本最古の『あぶり餅』を・・紫野」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(ナンだカンだで東京から、今年は上賀茂サマを四回も詣でてますヨ)

社家町で天下一品の本部を見付けたンで、急に天一のラーメンを食べたく成ったのに、上賀茂にゃお店が無い・・仕方ないンで同じ京都市内の別のトコで食べて参りましたが、天一と云えば「箸が立つ」と称される程に超こってりした鶏ガラスープ(1号)が売り物。またがソレが苦手な人向けに逆にあっさりしたスープ(3号)と云うモノも有り、この両方は全国の天一で食べられますナ。処がお店によってその中間の「屋台の味」と云うのも有りまして(2号)、偶々ソレが有ったンで面白そうと試してみましたヨ。「こっさり」とも呼ばれるらしいですが、約半世紀前に天一が屋台でラーメンを売り出した時はこの位の味だったらしく、1号に慣れてない人には喜ばれるのでは!尤もこってりしてるから天一だと思う私メにゃチト物足りなく、コレまたお店次第で出してるらしい「超こってり」を食べてみたく成りますが、直営店やらFC店やらイロイロ有りすぎて、一体ドコに行けばソレを試せるのか?同じ京都発祥の「餃子の王将」もソウですが、ドウも縛りが緩いチェーンの様で・・情報を求めて居ります




| 2019.12.03 Tuesday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
3516 【団子饅頭123】風葬地だった今宮神社で日本最古の「あぶり餅」を・・紫野

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同じ臨済宗の禅寺でも室町幕府の庇護を受けた「叢林(そうりん=五山十刹)」に対し、在野の立場をとる「林下(りんか)」の代表寺院だったのが「龍宝山大徳寺」さん。国重文の法堂は寛永十三年(1636)築です

 

同じ京都でも昨日ご案内の伏見と全く違い、心地良く晴れた洛北の紫野を歩いてます。人ソレゾレ好みが御座いましょうが、著名な観光寺社の多い東山区辺りに滅多に近付かぬ私メ。理由はムダに混んでるから。

 

昔は混んでるトコを好んで飛び込んで行くタイプだったンですが、発病以来の五年間でスッカリ好みが変わり、雑踏を息苦しく感じる様に成り、止むを得ぬ時以外は少しでも混んでる気配がすると避けて廻ってます。

 

その点、洛北は空いてますナ・・混んでるのは金閣寺だけ。魅力的なトコは結構多いのに、インスタ映えや外人受けしない様で、ノンビリ過ごせて実に宜しい。但し今回参った紫野は昔の風葬地だったりしますが。

 

風葬地とは文字通りに「遺体を土に埋めず、野晒しにして風化するのを待つ」為の場所で、つまり遺体がアチコチ捨てられてた物騒なトコ。火葬が当たり前に成ったのは明治半ば以降で、ソレ以前は土葬が一般的。

 

 

大徳寺さんは反骨主義者に愛された?鎌倉幕府を倒した後醍醐帝が帰依された他、ココで修業したのが風狂を貫いた一休禅師。茶道の開祖・千利休居士も参禅して、国重文の山門「金毛閣」を寄進されてます

 

講談でも時折出て来ますが、縦長の樽みたいな棺桶に遺体を入れ、深く掘った穴の中に棺桶ごと入れて一上がり。儒教的の教えじゃ遺体を傷付けるのは大きな罪に成る様ですし、火葬よりも土葬の方が安上がり。

 

と云うのは昔はガスが無かったンで、燃やすと成ると半端なく大量の薪を用意せねば成らず、ソレを揃えるにゃ沢山の金子が必要。葬儀保険も無かったから、庶民はそんな贅沢出来ません。埋めちゃえ埋めちゃえ。

 

但し土葬すら出来ない人達が居た・・ソレが京都人。つまり平安から戦国時代にかけて全国最大にして唯一の都市だった京都では、土葬にするのも贅沢だった時代が在る。つまり平安貴族が栄華を誇ってた頃。

 

現在の日本を「格差社会」と呼ぶ人が居ますが、馬鹿を言っちゃいけない!今の日本ほど格差の少ない社会は無く、広く世界を見ても、或いは日本の昔を見ても、脱出不能な程に固定化された身分制が当たり前。

 

大徳寺さんと云えば途轍もなく広い境内に、一体幾つ有るンだろうと思う程に多い塔頭。調べてみたら二十四も在るンだソウですが、コレだとて明治維新後に大分減らしたらしく、参道が静かに延々と続いてます

 

ごく一握りの殿上人の贅沢を支える為に、その何十倍もの貧乏人が犇いてた訳で、しかも都会暮らしだから田畑を持ってる筈も無く、いざ死んだら安く埋められる野山なんか無い。だからと云って火葬の金も無い。

 

無い無い尽くしで遣り切れないですが、そのままにしても置けないンで、仕方なくなく都の外れまで遺体を捨てに行ってたと申しますナ。大都会の京都だけに捨て場が随分在ったとか。例えば西院辺りがソレの筈。

 

ですが野晒しにする好適地?として知られてたのが、東山の清水寺の南「鳥辺野(とりべの)」と嵯峨野の最奥「化野(あだしの)」。そして洛北の船岡山の麓一帯「紫野(むらさきの)」の三つで、三大風葬地と呼ぶとか。

 

鳥辺野と化野は御所から遠い分、随分長く使われてた様で・・徒然草で兼好法師は人生の無常の例えとして「あだし野の露」「鳥辺山の煙」と記されてますが、御所に比較的近く今はスッカリ市街地化してる紫野は?

 

紫野の真ん中にドッカと鎮座されるのは、正暦五年(994)に創建された「今宮神社」さま。都にはびこる厄病封じの為に朝廷が奉じたお社ですが、今は玉の輿願いの娘達が屯してまして・・ココは風葬地なのに

 

鴨川で洛中と途絶されてた鳥辺野と、洛西の果ての化野は平安時代末まで風葬地だった様ですが、洛中に近い紫野は比較的早くソレじゃ無く成った様。何故なら疫病封じで朝廷が、今宮神社さまを建ててるから。

 

寿命で亡くなった人だけじゃ無く、病で亡くなった人も十把一絡げに野晒しな訳だから、ソコから疫病が流行るのは当たり前。病は気からだけなら呪いで対処出来ても、伝染病相手に果たしてドコまで役に立つの?

 

マトモな医学なんか無い時代ですが、何度も大規模な疫病が流行ると経験から判る訳で、洛中近くの紫野で野晒しにしてるのが悪い様な気がする!ならば止めよう・・で、次第に京都でも土葬が主流に成ったのか。

 

今宮神社さまが切欠だとすると千年も経ってますから、風葬地だった頃の面影なんか残ってる筈有りませんが、当時は凄い風景だったろうと思いつつ、千年前から伝統の餅を食べる。実に不思議な洛北の旅です。

 

今宮神社さまの東門を出ると、参道を挟んで二軒のあぶり餅屋が。左手が創業から千年を超える「一文字屋和輔」さんで、堂々の国内最古の料理店!お向かいは遥かに新参なれど、江戸時代初期の創業だから四百年近く続いてる「かざりや」さん。想像を絶する長く続いたライバル店で、いつも仲良く客引きしてますネ。京都ってホント奥が深いです

 

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★明日は「東京都港区北青山」への訪問記です★


(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「京都の三大風葬地『化野』『鳥部野』『蓮台野』」古都コトきょーとHP
★「京都市北部の『紫野
(むらさきの)』の紫って何の色?」ことぶら田中の個人ブログ!HP
★「紫野の地名について」出雲大社紫野教会HP

★「龍寶山大徳寺」臨黄ネットHP
★「一休さんとゆかりが深い大徳寺の魅力。大徳寺に佇む歴史ある建物を見に行こう」wondertripHP
★「大徳寺 世俗を拒む茶面の禅」Kyoto Townmap HP
★「健康長寿・良縁開運の玉の輿神社」今宮神社HP
★「疫病鎮めと良縁祈願
玉の輿の社 今宮神社」寺社巡り.com HP
★「桜舞い散る季節の京都三奇祭 今宮神社やすらい祭で疫病鎮静」Smart Magazine KANSAI HP
★「あなたの好みはどっち?今宮神社のあぶり餅」京都ecoトリップHP

★「京都今宮神社のあぶり餅2軒食べ比べ【違いが有ります!】自宅で再現してみました。【かざりや、一和】」抹茶みるくの、ここからログ・ブログ
★「【京都グルメ】北区 かざりや!今宮神社で四百年続く本家根元あぶり餅」索楽HP

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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(北野天満宮〜平野神社〜大徳寺〜今宮神社と歩くのが好きですネ)

今宮神社さまを詣でたら、ソリャもうあぶり餅以外あり得ませんので、千年の一文字屋(一和)さんと四百年のかざりやさんを代わりばんこに訪ねてる気がしますが、竹串に刺した小さなお餅を炭火で炙り、ソレに白味噌だれをかけて暖かい内に食べるのは全く一緒。違うのは一和さんが少し甘く、かざりやさんが少し塩っぱいコト。美味いのはドチラも一緒で、コリャもう好みだとしか・・私ぁ今回訪ねたかざりやさんの方が好みですが。ハッキリ言います、白味噌だれだけを売って貰えまいか!そしたら東京の拙宅でも再現が出来るンですが、幾ら勧誘されても紫野から出ずに商売を続ける二軒の超老舗ですンで、ソリャ無理なんでしょうネ




| 2019.10.10 Thursday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
3399 【やきそば376】桜咲く上賀茂神社で「王将の焼きそば・西日本版」を

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京都の桜巡りはまだ続きます。昨日までは洛東でしたが、今日からは洛北・・金閣寺以外は外国人観光客が少ないンで、ノンビリ過ごせるンですヨ。中でも好きなのが上賀茂の辺りで、北山の府立植物園の横から賀茂川上流へと続く「半木(なからぎ)の道」はちょうど桜の盛りでした

 

なぜ上賀茂界隈が好きかと云えば、ソリャもちろん京都総鎮守の「賀茂別雷神社(いわゆる上賀茂神社)」サマが在るから。伊勢神宮を除けば全国で最も格式の高い神社で、当然の正一位・世界遺産ですナ。御本殿前の「楼門」は式年遷宮で朱を塗り替えたンで、桜に映えますナ

 

上賀茂さまは京都盆地の北端ナンで春の到来が少し遅く、一の鳥居の内側で大きく枝を拡げる八重紅枝垂れの古木「斎王(さいおう)桜」が満開!斎王とは神々に巫女として仕える未婚の皇女で、伊勢神宮と上賀茂さまのみに宮中から遣わされた存在。他の神社とは格が違うのヨ

 

何度詣でても不思議だらけの上賀茂サマですが、二の鳥居を潜ると目に付くのが細殿(拝殿・国重文)の前に盛られた一対の「立砂」。上賀茂さまのご祭神が最初に降臨された「神山」はココの二kmほど奥に在りまして、ソレを象ったモノとされてますナ。左が陽・右が陰を示してます

 

上賀茂サマに参ったのは桜だけじゃ無く、或る目的の為・・ソレまで時間が有るンで、境内東の丘・片岡山に在る「二葉姫稲荷神社」さまへ。私ぁ霊の存在を信じませんが、上賀茂サマに初めて詣でた三十年近く前・・黄昏時にココも寄りましたら、凄いナニかを感じたのを覚えてます

 

最初の印象が強過ぎて・・片岡山はチト怖いンで、詣でるだけ詣でたら急ぎ下りて・・上賀茂サマの境内を流れる「ならの小川(御手洗川)」へ。例によって手を入れてみましたら、洛北の川水は洒落に成らぬ位に冷たい!木立の奥に斎王桜が見えてますが、向こうとは季節が違う様な

 

時間が有るンで境内を出て、御手洗川から名前を変えた「明神川」沿いの伝統的建造物群保存地区「社家町」へ。上賀茂サマに仕える神職の方々(社家)の御屋敷が並ぶ街で、洛北で無かったら外国人観光客が闊歩する下らないトコに成り果ててた筈。ホント静かで宜しぅおすナ

 

尚も時間が有りますンで・・こう成りゃ自棄だとばかりに、二十分ほど離れた国の天然記念物「深泥池(みぞろがいけ)」までブラブラと。十四万年前の氷河期からの貴重な植物が残ってるトコで、浅瀬でちょうど「ミツガシワ」の白い花が。コレも氷河期の生き残りで、四月だけだとか

 

深泥池を暫く巡ってから、改めて上賀茂サマへ・・戻りはバスにしましたが、コレ程までして参ろうとした「しんぷ」さんは結局お休みだった様!大空振りに終わってしまいましたが、ソレもまた楽しい・・と黄昏迫る賀茂川の畔で、満開の桜を見上げてボンヤリと。全く呑気ですナ

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP

★「半木の道〜鴨川上流の桜@京都『地元民憩いの桜のある鴨川を歩く』」お墨付き!ブログ
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP

★「CLOSE UP 上賀茂神社−楼門・玉橋」ローム歳時記 春HP
★「上賀茂神社の桜」京都、桜と紅葉の観光ガイドHP
★「上賀茂神社の斎王桜と御所桜」巨樹と花のページHP
★「賀茂斎院とその歴史」葵の御所HP
★「上賀茂神社の神が降臨する場所である立砂の意義とは・・」日本の世界遺産の楽しみ方ブログ
★「二葉姫稲荷神社 心霊スポット?」ガイドブックに載らない京都ブログ
★「神水流れる清浄な街並み、京都上賀茂神社の『社家町』を散策しよう!」LINEトラベル.jp HP
★「深泥池
(京都市北区)」京都風光HP

★「ミツガシワと桜が咲き乱れる深泥池」深泥池の美ブログ
★「日本を美味しく」餃子の王将HP
★「卵アレルギーも食べられる焼きそば 餃子の王将」g−panの傍白ブログ


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(鯉風のお仕事)
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(二葉姫稲荷以外でも、上賀茂サマじゃ神さまを感じたのを何度か・・)

参りたかった「しんぼ」サンは上賀茂さま門前のお好み焼き屋さんで、自家栽培の九条ネギを用いたお好みと焼きそばが人気ナンだとか。長ネギは大嫌いな私メですが、なぜか九条ネギは大好き・・歯応えが有って美味しいからネ。コレまで何度も前を通ってるのにソウと知らず、イザ参ろうとしたら・・ドウやら臨時休業だった様。ま、次回寄る事にするからと強がってみても、スッカリ焼きそばを食べる心算だったから、こう成りゃアソコで良いやと・・加茂川を渡って御園橋の商店街の「餃子の王将」へ。言わずと知れた京都発祥の中華料理チェーンで東京にも多く在りますが、東と西でメニューは違うし味は違うし値段も違う!ソレが面白いンで以前「王将の焼きそば東西食べ比べ」もしましたが、西日本の焼きそばは麺を変えて細く成り、卵を使わないアレルギー対応麺に成ったとか。味は東日本の醤油焼きそばに当りますが、ソレでも何か違う様な・・お値段も西日本の方が数十円安い!ま、こんなコトが無ければ京都まで行って王将にゃ寄りませんので、結果オーライですナ




| 2019.04.23 Tuesday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
3329 【保存食類79】新春の上賀茂神社と「すぐき漬け」

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京都の三大祭り「葵祭」のお行列が上賀茂神社サマへ入る際、賀茂川を最後に渡る「御園橋」の拡幅工事がほぼ完成し、以前の倍の四車線に成りましたヨ。平安遷都の前から在ったとされる、京都最古の橋です

 

東京生まれで今も住んでる東京の寄席芸人で有りながら、正月明けの京都を歩き廻る私メです。いや東京じゃ七日で松が明けたけど、古都はソレが一週間遅いンでまだ正月中だと云う、実に微妙な期間でしたネ。

 

つまり二週間ほど前のお噂ですが、イロイロ有って記事化が遅れてまして。ま、今月のコトですから御容赦願うしか有りませんが、全く時節を逸してまして・・ナニしに上洛したかと云えば、ソレは「初詣」だったりする。

 

その年で初めて詣でるからソウ呼ぶ筈ですが、松の内に詣でれば全てがソウと云う考えも有る様で、今回は後者を採用!京都じゃ下鴨神社サマを詣でるだけじゃ飽き足らず、ソコと対に成る上賀茂神社サマへも。

 

京都最古の神社にして、全国で伊勢神宮の次に高格なのが「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」サマ。境内は国宝・重文だらけですが、二の鳥居を潜ると正面に在るのが拝殿の「細殿」。寛永五年(1628)再築です

 

違う。初めっから上賀茂サマへ詣でる心算で、その対だから下鴨サマを詣でたのが正しかったりしますが、賀茂川の上流・下流に鎮座されると云うだけで尊さに上下なんか有りゃしない。等しく有難い京都総鎮守。

 

処が下鴨サマは洛中だけれど、上賀茂サマは洛外だナンて仰る方が居りますナ。洛中とは太閤秀吉公が築いたお土居の内側、若しくは昔在った市電外周線の内側のエリア。要するに古くからの京都市街地のコト。

 

尤もお土居も市電も現存せず、私メら余所者には判り辛いンですが、外は纏まる京都人も内側にゃ区別(差別?)がハッキリ有る様で、洛外よりは洛中。その洛中でも御所に近いほど、ヒエラルギーが高いらしい。

 

朱塗りの柱が鮮やかな「楼門」も当然の国重文で、細殿と同じ寛永五年の再築ですが、この奥の御本殿(国宝)は撮影禁止ナンで・・ココが一番目立つトコかしらん。門前に架かる「玉橋」も、国重文だったりします

 

ま、拙宅の在る東京だって「都心」「城南」「城西」「城北」「下町」「都下」の区別が有り、都心が頂点のヒエラルギーが残念ながら有りますナ。具体的な表現は控えますが、川向うや川々向うよりは上と皆が思ってる。

 

京都は長いコト戦乱に巻き込まれて来たンで生じた臆病さ()ゆえに、本音と建前の使い分けが難しく、ソレを理解するのは余所者にゃ至難ですが、洛中洛外問題だけは露骨に遣り合ってるから・・見てて面白い。

 

何しろ「京都十代、東京三代、大阪一代」と云う位で、簡単に地元っ子に成れない土地柄だから、都人同士での出自のロンダリングが難しいンでしょうネ。コレばっかりは人外扱いして貰えるンで、東京人で良かった。

 

上賀茂神社も下鴨神社も同名の「御手洗(みたらし)川」が境内を流れてますが、規模は上賀茂サマが遥かに勝りますナ。私ぁココの清らかさが大好きで、飛び込んで禊したく成りますが・・神域だから駄目です

 

流石に保津峡より北は違うと思うけど、南は宇治川辺りまで京都に思えてしまうのが東夷。一方、都人にとっては洛中以外は京都じゃ無いし、洛外じゃ洛中に行くのを「京都に行く」と今でも言うとか言わないとか。

 

処がドッコイ洛外でも、上賀茂サマ界隈だけは「ウチは平安京の出来る前から在った京都発祥の地」と云うプライドが有る様で、御所周辺の人と堂々と渡り合うらしい。勿論コレも聞いた話だから、真偽は謎ですが。

 

とは云え上賀茂が京都発祥の地なのは間違いなく、ソコに京都総鎮守が在るのは納得が行きますナ。洛中の騒々しさがココには無く、心静かに落ち着いて初詣。コレで今年も大丈夫と、ナゼか安心した私メです。

 

境内を出た御手洗川は「明神川」と名を変えて、上賀茂サマの神職の方々が代々住む社家町の中へ。整った街並みは「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、京都を代表する風景の一つに成ってますナ

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP
★「CLOSE UP上賀茂神社 楼門・玉橋」ローム歳時記HP
★「上賀茂神社内の川」水とのふれあい 親水紀行HP
★「上賀茂神社のならの小川」京都旅屋ブログ

★「御園橋が2倍の大きさに!京都上賀茂前の『御園橋』が拡大工事」お墨付き!HP
★「京都府京都市上賀茂
(社家町)」日本のまちなみを歩こうブログ
★「京都人の考える『京都』の範囲って?」note HP
★「京都人の物言いは『嫌味』ではない! 地元民が猛反論『日本の文化、風習が集約されている』」Jタウンネット京都府HP
★「実録!京都人の『嫌味』体験談 うるさい観光客に『元気やね』、根深い『洛中・洛外』問題も・・」Jタウンネット京都府HP
★「上賀茂農家から伝えたいもの すぐき」京賀茂野菜HP
★「上賀茂神社とすぐき漬」BEACON KYOTO HP
★「希少価値の高いお漬物。京都の名産『すぐき漬け』って知ってる?」macaroni HP


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(鯉風のお仕事)
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(もちろん私ぁ生れて今も住んでる東京『城北』が一番だと思ってます)

冬の上賀茂の名物と云えば、京都三大漬け物の一つ「すぐき」しか有り得ませんナ。京野菜のすぐき(酸茎)はカブの変種で、ナゼか上賀茂でしか育たなかったりしますが、年末に収穫されたすぐきは皮を剥いて葉や茎ごと塩漬けされた後、室に入れて乳酸発酵させて独特な酸っぱさを出させますヨ。お店や農家の漬け方や発酵のさせ方で味が微妙に違い、夫々ファンが付くンだソウですが…私ぁ御園橋の近くで桃井さんと云う方のを今回求めましたネ。真冬の息が白く成る頃が旬で、葉や身を刻んでご飯のおかずにすると美味で、コレだけは洛外が一番です




| 2019.01.22 Tuesday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
3116 【お米料理309】遅い桜の上賀茂神社と「絶滅寸前の吉野丼」

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山城国の一宮たる「賀茂別雷神社(いわゆる上賀茂神社)」サマは、京都盆地のほぼ北端に鎮座されてるだけ有って春が少し遅い様で、市中じゃ花吹雪が舞ってたのに・・ココはやっと満開!京都は奥が深いです

 

東京・大阪の桜に引き続き、二週間ほど前に訪ねた京都の花のお噂を延々ご案内して参りましたが、街の彩が大変動する春・・流石に時節を逸してる感が否めませンので、今日・明日で手終いとさせて貰います。

 

自分でも飽きて来たのも有りますが、京都も盛りを過ぎてたトコが随分多く、昨日ご紹介の南禅寺さんじゃ「ドウ撮れば桜がキレイに見えるかナ?」と悩んだ位。そんなコトを考える様じゃ、もはや潮時でしょうしネ。

 

春の上賀茂サマの主役と云えば、一の鳥居の内側で翼を大きく拡げる八重の紅枝垂「斎王桜」。樹齢百五十年を裕に超す古木で、隣りに植えられてる早生の白枝垂「御所桜」が散りますと、漸く満開に成ります

 

とは云え・・折角参った京都の街。しかも今年の春はもう二度と巡って来ませンので(当然ですが)、ソウ簡単に都落ちするのはチト勿体無い。ならばもうチョットだけ眺めて行きましょ、でもドコなら咲いてるかしらん?

 

一人作戦会議を暫し行った結果、アソコなら絶対にまだキレイな筈と向かったのは、市街地の北のどん突き「上賀茂神社」サマ。平安京全体の総鎮守にして、京都市内じゃ一番格式の高い大社。当然の世界遺産!

 

一昨年暮れから御本殿前の「楼門」は檜皮葺屋根の葺替工事が長らく行われてましたが、先月漸く終わった様で・・同時に朱も塗り替えた?エラク鮮やかな姿に成ってたンで吃驚仰天。でも桜にゃ良く映えますネ

 

春の京都は昼と夜の温度差が激しくて困りますが、コレが冬だと場所によって気候すら違うから面食らいますナ。具体的に言うと「上ルほど寒い」。京都は北へ行くのを「上ル」、南に行くのを「下ル」と呼んでます。

 

例えば中心街の四条通が雨降りの時でも、少し上った今出川通(御所の北側の道)は霙が混じり始め、もっと上がった北大路通(洛中と洛外の境目の道)じゃ雪に成って、上がり詰めた上賀茂サマじゃ一面の銀世界。

 

上賀茂サマの境内には賀茂川の分水「ならの小川(御手洗川)」が流れてますが、川岸の樹木の若葉がソレを囲んでホント奇麗!ですが水は身を切る様に冷たくて・・未だ洛北の春は浅いと実感させて呉れますゼ

 

勿論いつもソウじゃ無いですが、春でも上ルほどに温度は多少低く感じられますンで、上賀茂サマならと期待して乗り込めば・・斎王桜が満開じゃん!その他の桜も概ね満開で、始めからココに詣でりゃ良かった。

 

元々コチラが大好きで、闘病中は平癒祈願に一体何度詣でたやら。だから改めてゆっくり御礼をと思ってたのに、何だか桜のついでに成っちまって申し訳有りませんと、色鮮やかに直った楼門を潜った私メです。

 

ドサクサ紛れの御礼に成ってしまいましたが、ソレでも寛解へ導いて下さったに違いない上賀茂サマに詣でましたら、心神が妙にスッキリして歩きたく成ってしまい、二十分ほどブラブラ進んで「深泥池(みぞろがいけ)」へ。十四万年前の氷河期に形成されたとされる池で、その頃からの貴重な生物が残ってるコトから、国の天然記念物に指定されてます

 

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP
★「賀茂別雷神社本殿、権殿」閑古鳥旅行社HP
★「賀茂別雷神社 第四十二回 式年遷宮」賀茂別雷神社HP

★「CLOSE UP 上賀茂神社−楼門・玉橋」ローム歳時記 春HP
★「上賀茂神社の桜」京都、桜と紅葉の観光ガイドHP
★「上賀茂神社の斎王桜と御所桜」巨樹と花のページHP
★「上賀茂神社内の川」水とのふれあい 親水紀行HP
★「上賀茂神社のならの小川」京都旅屋ブログ
★「京都市情報館 深泥池」京都市役所HP
★「深泥池
(京都市北区)」京都風光HP

★「【京都あるある】京都の気候を京都人が解説してみた」LGA−BLOG

★「京都オンリーのどんぶり物 衣笠丼」京のいっぴん物語HP

★「吉野丼@京都にある『超レアどんぶり』を実食レビュー」お墨付き!HP

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(鯉風のお仕事)
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★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(長々続けた京都の桜噺も、とうとう‥漸く明日で終わりに致します)

京都にしかない食べ物って、庶民のモノから料亭クラスの御馳走まで結構有りますが、お安い方で近年有名に成り始めてるのは「衣笠丼」ですナ。親子丼の鶏肉を刻んだ油揚げと九条ネギに代えた丼で、大阪で云う「きつね丼」の京都版ですが(東京にゃそんな丼は無い)、「吉野丼」てぇのが京都に有るって知ってます?衣笠丼の卵を餡かけに変えたモノで、要するに京都の「たぬき(=餡かけそば)」の具を丼ご飯に掛けたモノと考えると判り易いかも。以前は京都市内各地で結構見られたモノの様ですが、今じゃほぼ絶滅寸前で・・上賀茂さまにほど近い、堀川玄以の交差点から少し西へ入ったトコの「大力餅」さんに残ってるだけだとか。前々からその話を聞いていて、いつか参ろうと思ってましたが・・意を決して今回漸く食べて参りました。今は片栗粉でとろみを出すソウですが、本来は吉野葛を用いてたからの名前らしく、いやぁ体の温まるコト!やっぱ結構寒い上賀茂界隈だから残れたンでしょうか




| 2018.04.17 Tuesday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
2939 【やきそば323】秋雨降る上賀茂で「キムチ焼きそば」を

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「正遷宮(しょうせんぐう、神様のお引越し)」は一昨年に無事終わったに、全体としては来年三月まで続く「上賀茂神社の式年遷宮」。屋根を葺き替えてる御本殿前の楼門も、今月末にゃ再び姿を現すンだとか

 

本文に入る前にナンですが、昨夜のお月さまはキレイでしたナ。靖国神社サマで先日戴いた御饌の月餅を頬張りつつ、夜半に成って雲間から姿を現した「中秋の名月」を眺めましたが、風が涼しい・・いや寒いコト。

 

拙宅の在る都内も昨日から本格的な秋らしく、コレからは風邪を引かぬ様に暖かな格好をせねば。そして太らねば・・昨冬は体脂肪率五%まで落ち込んで、些細でも体調不良に陥ると死の恐怖を覚えてましたから。

 

山城国一ノ宮・京都総鎮守「上賀茂神社」でも昨晩は、広い境内に篝火を焚いて観月祭が行われたとか・・参りたかったですナ。そんな境内を流れる「御手洗川」で、懸命に詣でた後の一休み。心が洗われます

 

ソレはさて置きお噂は、残暑の厳しかった先月中旬の京都。堀川通を走る市バスはグングン北へ上り、やがて賀茂川に突き当たる御園橋まで着いた時は激しい雨降り。九月は長雨の時期だから仕方無いですナ。

 

忽ちの内に身体はビショ濡れで、境内直行バスに乗らなかったコトを後悔しましたが、橋を渡って辿り着いたのは・・京都に一体幾つ在るのか判らぬ神社の中で、下鴨サマと並んで最も格上の「上賀茂神社」サマ。

 

御手洗川は賀茂川の分水で、御本殿付近からは「ならの小川」と名前を変えて境内を流れて行きますが、ホント清らか・・雨上りでぬかるで無ければ、ノンビリ水遊び・・いや潔斎したい位。でも風邪を引きそう

 

初秋の京都の天気はホント気紛れで、ナンでこん日に盆地の北のどん突きへ来たかと云えば、病気平癒を度々願ってる上賀茂サマへ経のご報告と、汀に迫ってる筈の寛解が一日も早く来る様に願いたい為。

 

拙宅の在る都内の神社じゃ無く、西に五百kmも離れた京都で祈のもヘンな話ですが、元々好きなお社だったコトも有り・・ソレで始めちまったンだから、もはや理屈じゃ無い!で、寛解出来たら伊勢神宮へ御礼に。

 

ならの小川は境内を出ると「明神川」と名を改め、その一部が伝統建造物群保存地区「社家町」を流れますが、ドウしたコトか?川が途絶えて底が見えてる・・。何度も歩いてるトコですが、こんなの初めてです

 

全く御都合主義の権威崇拝で、神道オールスターに縋ってまが、お見守り戴いてると思えばこそ頑張って来れた訳で、この際終いまで突き進むしか有るまい。もちろん尊い仏サマや、マリア様にも祈ってますが。

 

半年ぶりの上賀茂サマ。詣でてる内に雨も上がり、濡れた身体をめるにゃ歩くが上吉と界隈をブラつきましたが、低く垂れ込めてる雲と相まって・・恐ろしく神秘的。神サマは居らっしゃる、そんな気がした私メです。

 

上賀茂の社家町から東へ二十分ほど歩くと、十数万年前の氷河時に形成された湿原地「深泥池(みぞろがいけ)」に出ますヨ。歌舞伎や説教節で知られる「小栗判官」物語の発端、判官と恋に落ちた美女・・実は大蛇が住んで居たのが、この池だとされてるソウです。成るほどネ

 

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(社家町)」日本のまちなみを歩こうブログ
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★「小栗判官 絶世の美女は大蛇・・中世からの心霊スポット"深泥池"」産経WEST HP
★「日本を美味しく 餃子の王将」王将フードサービスHP
★「キムチ焼きそば 〜餃子の王将〜」三重に住むのんびり家族のブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(年内にもう一度くらい詣でたいのですが、何しろ遠過ぎるから・・ネ)

京都発祥の食べ物屋チェーンで、全国で一番メジャーなのはやっぱり「餃子の王将」。四条大宮に一号店が今でも在り、京都市内じゃアチコチで支店を見ますが、上賀茂の御薗橋のソバにもソレが在り、深泥池からの帰りに寄ってみましたヨ。と云うのは・・王将は店ごとにメニューが大きく違ってて、四条大宮の店先にお勧めとして張り出されてた「キムチ焼きそば」がココにも有ったから。ソースの代りにキムチのタレで炒めたモノとしか言い様が有りませんが、多少歩いても余り暖まらぬ濡れネズミの身体を、内側から暖めて呉れましたネ。ですが京都市内の他の店にゃコレはドウも無い様で、王将のナゾは深まるばかりです




| 2017.10.05 Thursday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
2635 【揚げモン68】京都の一番「上ル」と「組み合わせの9定食」・・上賀茂神社

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洛外の上賀茂神社の前を流れてる時は「賀茂川」なのに、下鴨神社り下流の洛中だと「鴨川」と字が変わるのが不思議ですナ。平安遷都の昔は「東河」と呼ばれてたこの川は、今日も静かに流れて行きます

 

拙宅の在る東京を離れ、京都市内を青空療法でテクテク歩き廻る私です。毎月の様に京都のお噂を申し上げて居りますが、発病前はソレほじゃ無かったのに、ドウ云う訳か京都を歩きたくて仕方無いンですヨ。

 

さて東本願寺ソバの定宿から、烏丸通を只々「上ル」事にした私メ。京都は住居表示がヤヤコシク、その意味が判らないと目的地に着けませんナ。例えば我が定宿は「下京区諏訪町通六条下ル」と書いてある。

 

京都総鎮守にして山城国一宮、そして世界遺産の「上賀茂神社(賀茂別雷神社)」サマは国宝・重文の宝庫。寛永五年(1628)築の「細殿(殿)」も重文で、その前の二つの砂の山(立砂)は御神体を模してるとか

 

つまり下京区の「諏訪町通と六条通の四つ角を少し南に行ったトコ」と云う意味ですが、「西入ル・東入ル」「上ル・下ル」で躓く方が続出の様。字通り「西入ル(いる)」は西に少し入ったトコで、「東入ル」は東側。

 

そして「上ル(あがる)」は北に入ったトコ・「下ル(さがる)」は南側で、理解しちゃえば「流石に長いコト都だったトコは合理的だ」と感心しちゃいますゼ。てな訳で只々「上ル」だから、ひたすら北に向かうコトにしたのヨ。

 

上画像で「細殿」の右手に見えてる「土舎(コレも重文)」は、神事に臨むに当って「禊」を行う場所だとか。と云っても荒々しく冷水を被る訳じゃ無く、土舎の裏を流れる「楢の小川」で両手を清めるだけの様ですが

 

千二百年前の平安遷都の昔、帝の御住い「大内裏(=皇居)」は都の北だったンで、その南側に住んでた公家衆は参内する時「北に上る」てぇトに成る。ソコから発した表現だと私ぁ聞きましたネ、多分合ってる筈。

 

処がドッコイ大内裏の少し北側にゃ、平安京の総鎮守「上賀茂神社」サマが鎮座ましまして、ソコを詣でる時は帝ですら「北に上る」てぇコトに。上賀茂サマは京都盆地の北端で、ソコよりも先は深山幽谷の森ン中。

 

上賀茂サマに詣でた時は「禊」気分で、楢の小川に両手を突っ込ンでみる私メ。そして暫く木蔭の中でせせらぎを聞いてる内に、心まで洗れた様な心地に・・ソレが嬉しくて、ココを詣でるのを止められンのです

 

神社だらけの京都で一番エライ神様で、全国でも二番目にエライお社。最高神のお伊勢サマは寛解したら御礼に参りますンで、ソレまでは上賀茂サマに縋り続けましょと、六条から烏丸通をテクテク歩いて約八km。

 

もう二年近くも歩き続けてるンで苦じゃ無いですが、一条過ぎた辺りらダラダラ登る坂道で・・ココからも「上ル」に成った様な気が。ですがでりゃスッキリし、帰りは「下ル」に挑もうかとフト考えちまった私メです。

 

境内を出て「明神川」と名を変えた「楢の小川」は、国の重要伝統的造物群保存地区「上賀茂の社家町」を流れますヨ。ココは神社の神(社家)の方々が代々住んで居られるトコで、立派なお屋敷ばかりです

 

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★「2260 【団子饅頭70】世界遺産の森と『元祖みたらし団子』・・下鴨神社」
★「2286 【団子饅頭72】今日も元気な商店街で『ふたばの豆餅』を・・出町柳」
★「2287 【お米料理192】深泥池と『京都の三角いなり寿司』」
★「2451 【保存食品63】霊験鮮かな上賀茂神社で『すぐき漬』を」
★「2466 【団子饅頭77】日本最古の茶店で『あぶり餅』を・・今宮神社」
★「2504 【今川焼き49】新緑の糺の森で『コーヒー屋の鯛焼き』を・・下鴨」

★「2536 【保存食品65】風狂の一休禅師と『大徳寺納豆』・・紫野」
★「2537 【スイーツ199】風そよぐ上賀茂神社と『六月祓の水無月』」

★「2603 【スイーツ211】清水流れる上賀茂神社で『したたり』を」
★「2634 【やきそば282】雷雨の上七軒で『チャーミング焼きそば』を」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(登り坂自体は嫌いじゃないけど、ダラダラ続くのはドウにも嫌ですナ)

参拝してから上賀茂界隈をブラついてましたら、神社の西側で「リバース」と云う学生向けっぽい食堂を発見!安くて美味いモンが有るに違いないと入ってみましたら、ココは京都産業大の腹ペコ学生の集まるお店の様で、トンでも無い量の定食が出て来ましたヨ。いやトンでも無いのは量だけじゃ無く、定食の数も凄まじくて・・定番以外にAからGまでの組み合わせ定食と、1から11までの組み合わせ定食その他が有り、ドレにしようか決めきれずにテキトーに頼んだのが「組み合わせの9定食」。白雪チキンカツ・焼きチキンのチーズ乗せ・唐揚げの茶色い鶏料理三品に、山盛り丼ご飯・・撮影後に減らして貰いましたが、服の副作用の食欲不振でノタ打ち廻ってる私メにゃ、幾らナンでも多過らぁ!死ぬ様な思いで無理矢理強引に食べ切ったら・・もぅ動けぬ。な訳で六条まで歩いて「下ル」のは止めにして、バスで帰った私メです




| 2016.10.21 Friday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
2603 【スイーツ211】清水流れる上賀茂神社で「したたり」を

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上賀茂神社サマへの参道「御薗橋(みそのばし)」から、賀茂川の流れ眺めてみました。対と成る下鴨神社サマは四kmほど下流の川沿い在りますンで、両神社間を歩くのは心地良いですヨ。お試し下さいませ

 

拙宅の有る東京を離れ、青空療法で京都市内をテクテク歩き廻って。生まれ育った東京も歩いて楽しいですが、「ホンモノの歴史」が溢れてる都は幾ら歩いても飽きません。ソレは私メが講釈師だから?

 

特にお寺神社の多いコト!伏見や山科を除いた元々の京都(いわゆる洛中と洛外)だけでお寺は約千五百、神社は三百以上(摂社は含まず)も在るソウで、両都市の面積の差を考えると・・密集度は桁違いの筈。

 

上賀茂サマの一ノ鳥居を潜りますと、毎年初夏に葵祭の前儀たる「競馬会(けいばえ)」の行われる芝生が広がってますが、神聖な場所なの入りは自由。暫しココに寝転んで、青空をボンヤリ眺めた私メです

 

中でも神社は由緒や歴史の深いトコが多過ぎて、叶うコトならば全て詣でて廻りたい!けれど五百km離れた東京に住む私メにゃ、引っ越さ限りとても無理。ソウしたい気持ちも有るけれど、問題が多過ぎて・・ネ。

 

だから詣でるトコは絞るしか無く、発病以来とみに上洛する様に成った私メは「上賀茂神社」「北野天満宮」「平野神社」「五條天神社」の四社をまず詣で、時間と気力・体力・興味が有ったら他の神社も参ってますヨ。

 

上賀茂サマの式年遷宮は二十一年おきで、その第四十二回は昨了したと思ってましたが、二ノ鳥居そばの看板にゃ「平成三十二年迄」と成ってます。流石に悠久の大社で、終わって無かったンか!

 

必ず詣でる四社の内、北野天神サマは昨日ご案内致しました。平野サマと五條天神サマは何れ改めてご案内を。てな訳で今日は私メが京都で一番好きなお社、そして京都で一番エライ神社たる上賀茂サマへ!

 

何しろ平安朝廷が公式に定めた「二十二社(全国の神社ベスト22)」で、下鴨神社サマと共に第三位に挙げられてます。首位の伊勢神宮サマと二位の石清水八幡宮サマは京都市の外だから、京都じゃココが一番!

 

世界遺産「上賀茂神社(賀茂別雷神社)」サマは、「下鴨神社(賀茂御祖神社)」サマと共に京都の総鎮守・山城国の一宮。国宝・国の重要文化財が境内のアチコチに在りまして、ご覧の「楼門」も「玉橋」も重文です

 

私ぁ特定宗教に偏らず、国内・国外全ての神サマ仏サマと仲良くしてますが、神道は哲学みたいなモンだし、ナニより心地良いのよネ。しかも上賀茂サマは霊感に疎い私メが、神サマの存在を感じる稀有な場所。

 

だから真摯に詣でた後、境内を流れる「楢の小川(御手洗川)」の畔でれ行く淀みを眺めてる内に、減薬治療開始以来の苦難を思い出し、今回も号泣に・・。日頃表に出せぬ心情を吐露できる、有難い場所です。

 

上賀茂サマを流れる「楢の小川」は賀茂川の分流で、やがて元に復して淀川と名を変えて大阪湾へ流れて行きますが、境内の爽やかな森ン中は水も光も風も全てが清らかで、文字通りに「心が洗われる」様な気がしますナ。だからこそ私ぁ他所じゃ無く、遥々ココまで泣きに行く訳で、神道を宗教じゃ無く、哲学だと考える理由はソコら辺に有りますネ


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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP

★「上賀茂神社 渉渓園 ならの小川」京都祇園祭山鉾巡行写真集HP
★「上賀茂神社内の川」水とのふれあい 親水紀行HP

★「神社仏閣の数」旅の雑学ブログ
★「京都はコンビニよりも寺と神社の数のほうが多い」Kyotobnbブログ
★「【神社界のトップ22】二十二社 上七社のご紹介」NAVERまとめHP
★「京の味 祇園祭でお馴染みの御菓子 -亀廣永
(かめひろなが)の『したたり』-」ほっこり京都生活・わかさ生活HP
★「亀廣永の『したたり』」和菓子魂!ブログ


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★「793 【京都上ル下ル14】世界遺産と『ざるそば』『ざるうどん』」
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★「2537 【スイーツ199】風そよぐ上賀茂神社と『六月祓の水無月』」
★「2602 【団子饅頭87】『天神サマのやき餅』と記憶力回復への願い・・北野天満宮」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(平日午前の上賀茂サンは参拝客も少なくて、だから泣いても大丈夫)

上賀茂サンの売り切れ必至の名物と云えば、一の鳥居ソバの「神馬堂のやき餅」ですが、ソレとほぼ同じモノを昨日ご紹介しましたンで、清らかな水と云うコトで「亀廣永さんのしたたり」を。洛外の上賀茂サンと違い、洛中の四条河原町近くにお店が在るンで恐縮ですが、祇園祭りに欠かせぬ「黒糖のゼリー」ですナ。まだ四十五年ほどと歴史は浅いの評判を取り、初めは夏場だけだったのが通年販売に成ったとか。き通った琥珀色が美しく、名水をイメージしてるのに納得する銘菓です




| 2016.09.19 Monday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
2537 【スイーツ199】風そよぐ上賀茂神社と「六月祓の水無月」

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京都総鎮守にして賀茂一族の氏神「上賀茂神社(賀茂別雷神社)」サマの御祭神は「賀茂別雷命(ものわけいかづちのみこと)」サマですが、決して雷神では無く「雷を別ける程の力を持つ神さま」と云う意味です

JR京都駅から掘川通を真直ぐ北へ向い、九kmほどテクテク歩いて目的地の上賀茂神社サマに到着した私メです。流石の古都で興味深いトコが多々在って、道中がナカナカ捗りませんでしたが・・やっと着いた。

 

心神崩壊からの回復を目指す青空療法で、十kmを目安に毎日歩いてる私メだから、距離的にゃ困りませんが・・残り二kmほどの北路通過ぎたら、なだらかな登り坂がダラダラ続いて・・最後のキツかったコト。



上賀茂サマの境内を流れる「ならの小川」に囲まれた「渉渓園」は、平安時代末頃の庭園を模したモノだとか。有名な「賀茂曲水宴」が行われるのがココで、高貴な殿上人たちの川遊びが再現されるンだそうナ


ま、願いを聞き入れて貰うが為に上賀茂サマへ詣でるンですから、コッチも多少は苦労をせねば為らず、日頃の心神の辛さに比べれば、ゴールが判ってる分だけ気楽なモン!こんな坂道、恐れるにゃ足らぬわい。

 

ソレにしても北大路通を境に、真っ平な「洛中」とソウじゃ無い「洛外」に分けるのは宜べなるかナ。尤も五山の送り火で「左大文字」灯さお山(丘?)が段々近くに見えて来て、何だか妙に嬉しかったですケド。


上賀茂サマの境内を流れる「ならの小川」は、楢の林ン中を流れる川だからと云う説や、賀茂氏が奈良から来た一族だからと云う説が在って、今イチ良く判りませんナ。何れにしろ、京都で一番落ち着くトコです

 

賀茂川を渡って鳥居を潜り、「一日も早く寛解出来ます様に」と真摯な祈りを捧げたら、安心した?一気に出て来た今日の疲れ。都駅ら歩て参拝に来る奴は滅多に居らぬ筈で、この誠実さを認めて下さいませ。

 

もはや歩こう気力も無く、境内を流れる「ならの小川」の畔に腰掛けて、らかな川面を眺めてる内に思い出したのが、「風そよぐならの小川暮れは、禊ぞ夏の印なりけり」と、従二位家隆卿が詠んだ百人一首。


「ならの小川」は境内を出ると「明神川」と名を変え、国の重要伝統的建造物群保存地区「上賀茂の社家町」を流れて行きます。樹齢五百とされる「藤木社の大クスノキ」も新緑で、爽やかな気分に成れますナ
 

藤原家隆卿は八百年ほど前の貴族で、従二位宮内卿だったンでソウ呼ばれますが、句で詠んだ「ならの小川の禊」とは旧暦六月末に、こので半年分の身の穢れを浄める「六月祓(みなづきばらえ)」のコトですヨ。
 

参拝する度に風に誘われ、この川で禊をしたく成る私メ。もちろん勝手に出来ませんが、禊したら一気に治っちまう様な気が・・。だから少しだけ水を掬い、頭からそっと被ってみましたヨ。効果あると良いンですが。

上賀茂の社家町で明治十六年(1883)に生まれたのが、美食家として名高い「北大路魯山人」センセ。上賀茂サンの神職の家の出ですが、不遇極まる少年〜青年期を過ごしたモノの芸術家として遂に大成し、織部焼の大家として人間国宝に推挙されたほどの方(辞退して居られますがネ)。社家町をブラブラ歩いてたら、生誕地の碑を見付けました

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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「世界遺産 上賀茂神社」賀茂別雷神社HP
★「上賀茂神社」京都おもしろスポットHP

★「上賀茂神社 渉渓園 ならの小川」京都祇園祭山鉾巡行写真集HP
★「上賀茂神社内の川」水とのふれあい 親水紀行HP

★「風そよぐならの小川の・・」ちょっと差が付く百人一首講座HP
★「楢の小川」百人一首ゆかりの地めぐりHP
★「上賀茂、明神川に沿って建ち並ぶ社家のたたずまい」京都検定合格を目指す京都案内ブログ
★「五山の送り火
(大文字の送り火)」京都ガイドブックHP
★「『北大路魯山人生誕地』京都」和玄メモ・ブログHP
★「水無月
(みなづき)」京都の和菓子ドットコムHP
★「夏越の祓、どこの水無月食べよ?」京都で暮らそうHP
★「京都からこだわりの和菓子をお届けいたします」京菓子処 鼓月HP

★「6月30日なので鼓月の和菓子【水無月】をいただきました」日々これきらりブログ


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★「2466 【団子饅頭77】日本最古の茶店で『あぶり餅』を・・今宮神社」
★「2536 【保存食品65】風狂の一休禅師と『大徳寺納豆』・・紫野」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(上賀茂サンにお詣りすると、ナンだか落ち着くンですヨ・・不思議です)

服薬治療の為にココ一年半のコトは殆ど覚えてませんが、発病以前の出来事や学んだ物事は、良いコトも悪いコトもハッキリ覚えてるから不思議ですナ。ソウで無きゃ昨日ご紹介の一休禅師の問答や、今日の家隆卿の句なんか出て来ませんが、そうか・・六月祓か。六月の古い言い方を「水無月」と申しますが、この場合の「無」は接続詞の「の」と云う味で、六月だけの京都の和菓子で「水無月」と云うモノが有りますヨ。六月祓、すなわち夏越の祓いの日に食べる外郎に甘く煮た小豆を載せたモノで、氷室から出した氷を模してるンだとか。上に載った小豆は氷に付いた泥を現すと共に、厄払いナンだソウで・・ならば食べてみませんとネ。尤もその存在を私ぁ全く忘れてまして、京都で手広くお店を広げてる「鼓月」さんの出店が、東京の神楽坂にも在ったンで・・ソコで買ったモノで御勘弁願います。でもコレも忘れちまうンでしょうか?




| 2016.06.25 Saturday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
2536 【保存食品65】風狂の一休禅師と「大徳寺納豆」・・紫野

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同じ禅宗でも在野(林下)を貫き、いわゆる京都五山と一「龍宝山大徳寺」サンは、臨済宗大徳寺派の大本山。二十四の塔頭を持つ寺院で、「一休宗純」や「沢庵宗彭」禅師等の名僧を輩出してます
 

京都を堀川通沿いに、西本願寺から上賀茂神社へ向けてテクテク歩く私メです。その間は約八kmで、ひたすら真っ直ぐ歩いて行きゃ良いンですが、何しろ千二百年の都。興味深いトコが多くて道中は捗りません。

八km程度なら一時間半ほどで着く筈なのに、一々見てるから何時まで
経っても前に進めず、途中から「また改めて訪ねましょ」と歩くコトに専念を。気付けば西陣を通り抜け、北大路通まで来ましたヨ。残り約二km。

 

ですが人間は休むコトも肝要で、タダでさえ心身バランスが壊れてるに、余り専念し過ぎると大事に成りかねンので、ドコかで休憩しましょ。スマホの地図を見れば、北大路堀川の交差点の近くに大徳寺サンが。


正中二年(1325)に創建された大徳寺サンは、応仁の乱で大伽藍を焼失してますが、一休禅師が再興なさってますヨ。国の重文「仏殿」も再築し、寛文五年(1665)に一層大きく建て直されたモノです

 

つまり「一休宗純」禅師が再興なさった禅寺ですナ。一般にゃ「とんち小僧の一休さん」として知られてる一休禅師は、第百代天皇・後松帝の御長男だったと申しますから、世が世ならば帝に成られてた筈のお方。

 

処が宮中は権謀渦巻く恐ろしいトコで、一休さんは僅か六歳で出家させられ、大徳寺に入ったのは二十二歳の時。「有ろ路より無ろ路へ帰る一休み、雨降らば降れ風吹かば吹け」と詠んだンで、一休と云う道号に。

上の句の「有ろ路」は煩悩の世界、「無ろ路」は悟りの世界・・と講談じゃ解説致しますが、下の句の破れかぶれなトコが私ぁ好き。尤もホントは句として詠まれたモノじゃ無く、コリャ禅問答での文言だった様ですが。


大徳寺は茶道とも縁深く、多くの茶人に崇拝されたンで「大徳(ちゃづら)」とも呼ばれますナ。正十七年(1589)に千利休居士完成させた国の重文「山門」は、その切腹の一因に成ったと申します
 

実際エラク破れかぶれなお方だったらしく、従来の仏教の常識を破る様なコトを多数なさったり、異様な格好で街を歩き廻られたと伝わってますが、全て禅師なりの精神の現れで、ソレを禅宗じゃ「風狂」と呼ぶとか。

 

なるほど風狂ですか・・私メも鯉風で酔狂だから、縮めりゃ風狂。また般社会の常識に反するコト(芸界ならフツーです)を多数してますし、風雨を厭わず毎日歩き廻ってるンで、やってるコトの表面だけは近い。

 

ですが禅師の様に悟りを開き、俗社会の煩悩を乗り越えて「無ろ路」に至った訳じゃ無く、「有ろ路」で思い悩んで心神を崩壊させ、ドップリ嵌った恩讐からの出口を探してモガイてるだけ。一億海里の差が有ります。

 


大徳寺サンは観光寺院じゃ無いンで、御本堂や塔頭の殆どは公開れてませんが、観光向けの代表的な風景が「高桐院(画像左の塔頭)の竹林の道」。「清風在竹林」と申しますが、如何にも禅宗って感じです

偽者が格好だけ繕った訳じゃ無く、大悟を開いた一休禅師なればこその風狂の道。ソリャ文句を言う者も居たでしょうが、何しろ皇族の出だ殿上人とも親しいし、その癖少しも気取らないンで民衆の支持も絶大。

一種の憧れに成ったンでしょうナ。有名な「とんち小僧の一休さん」寓話は江戸時代に拵えられたモノで、恐らくは我々講釈師も関わってた筈。風狂に達した一休禅師なれば左も有ろうと、空想で紡いだヒーロー譚。
 

今の私メは酔狂すら弱ってますし、幾ら歩いたって悟りを得られませが、取り敢えず「雨降らば降れ風吹かば吹け」だけ実践しましょ!いかホントの風狂の道に・・勿論その前に、寛解する方が先ナンですが。

 

やっぱりコレに触れぬ訳には・・あぁ懐かしのTVアニメ「一休さん」。昭和五十年(1975)から五十七年(1982)まで全296話、NET(日本教育テレビ、途中からテレビ朝日と局名変更)系列で放送されてましたヨ。実際の一休さんは明るく楽しい小僧修行など出来ず、南朝・北朝との天皇家を統一するに当って邪魔者扱いされ、修行と云う名目でお寺に幽閉され感が・・。私メ的にはとんち小僧の一休さんよりも、風狂に生きた一休師の方が遥かに魅力的に思えます。憧れですネ


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(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「紫野の地名について」出雲大社紫野教会HP

★「龍寶山大徳寺」臨済宗・黄檗宗 臨黄ネットHP
★「一休さん再興の京都"大徳寺"は個性豊かな塔頭寺院が面白い!」たびねすHP
★「秋の大徳寺散策」京都で定年後生活ブログ

★「あの人の人生を知ろう 〜 一休」文芸ジャンキー・パラダイスHP
★「日本文化のキーワード 風狂」言の葉庵・能文社HP
★「千利休切腹の原因となった大徳寺の三門」京都観光旅行のあれこれブログ
★「清風在竹林」聴雪 日々の禅語memorandumブログ
★「一休さんも普及に貢献 大徳寺納豆」にっぽん食 探見・京都新聞HP
★「普通の納豆より健康になれる?戦国武将も愛した大徳寺納豆を知ってる?」eco−mamanブログ


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★「681 【お肉料理14】天神サマと五番町夕霧楼と『松葉焼き』」
★「682 【呑みモン22】西陣の不思議神社と『冷やし飴』」
★「1049 【麺類色々65】『キーシマ』と平安京のオアシス『京都御所』」
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★「2535 【やきそば269】国宝だらけの西本願寺と『牛焼きそば』・・六条堀川」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(一休禅師は天皇家の皇子だから、風狂出来た面も有るンでしょうナ)

人間誰でも「コレだけは絶対に食べられない」ってモンが有りますナ。私メの場合は糸引き納豆がソレでして、死んでも食べられない・・十億円積まれたら食べるかも知れませんが、同じ納豆でも「大徳寺納豆」は大好きだったりするから面白い。禅宗寺院で古くから作られて来た、麹菌で発酵させた糸を引かぬ、硬い醪みたいな「寺納豆」との一種で、宗と共に中国から伝わった保存食品。コレを普及させたのが、一休師だとされてますヨ。固形のベジマイトみたいな塩ッぱい味で、禅僧は暑い夏の栄養補給食としてコレを食べて来たンだとか。その儘食べたり、お茶漬けの具にしたりするソウですが、冷奴の薬味として使うと美味いと云うンで試してみましたヨ。同じ大豆から作っただけに相性は抜群で、今年の夏はコレで生き抜こうと思った私メ。流石の伝統食です




| 2016.06.24 Friday (00:15) | 京都上ル下ル・洛北 | - | - |
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