新型コロナの感染防止の為、社会的距離を保って訪ねてます
今冬の日本海側は大変な大雪続きだった地域が多かったのに、幸い粉雪が舞う程度で済んだ今月初めに訪ねた新潟県。長岡・村上と廻って最後に県都の新潟市へ着きましたが、五年ぶりに降りた新潟駅は在来線ホームも高架化されてガラっと変わり、万代口の駅前広場は大工事の真っ最中・・まるで浦島太郎に成った気分が
ま、新潟駅は上越新幹線が開通して四十年も経ったのに、旧態依然とした在来線ホームがずっと残ってましたンで、本州日本海側唯一の政令指定都市の玄関口に相応しい装いに、漸く変わり始めたのでしょうが・・駅舎内も工事中のトコばかりで右往左往しましたヨ。久しぶりに来たからと、先ずは総鎮守の白山神社さまへ
豪雪地の多い新潟県にあって唯一「雪が余り降らぬ」のが新潟市で、街中に積雪は殆ど無かったのに・・白山神社さまの境内にゃ結構ソレが残ってて、手水鉢の周りは雪景色・・なのに風鈴がなぜか沢山吊るされ、寒風に響く音色の涼しげなコト!夏に開催される七夕風鈴祭りで知られたお社ですが、その名残なのかしらん
昨年亡くなられた漫画家の水島新司センセは白山神社さま近くのお育ちで、代表作の一つ「あぶさん」の主人公は作中このお社で祝言を上げたコトに成ってますが、神社前から東へまっすぐ延びる古町通りをブラブラ歩けば、水島センセのキャラクターのブロンズ像がその所々に。おぉ懐かしや、お前は男・岩鬼ではないか
そしてドカベンこと山田太郎!新潟市生まれの横浜育ちと云う設定で、甲子園で活躍した後は我が西武ライオンズに入団し、FA移籍するまで四番打者として大活躍・・らしいのですヨ。流石にプロ野球編まで読んでませんが、ライオンズはおかわり・どすこいと山田太郎と良く似た体形のスラッガーが活躍するチームです
長らく長岡藩の外港だった新潟は、横浜や神戸等と共に安政五年(1858)に開港地とされたコトと、明治に入って県庁が置かれたコトで飛躍を遂げた市ですが、元の中心街だった古町(新潟島)の衰退は未だ止まらず・・立派な建物は随分増えましたが、ホント人が居ませんナ。本州日本海側唯一の政令指定都市と思えぬ位
余りに寂しいンで信濃川の河口近くに昭和四年(1929)に架けられた、国の重要文化財「萬代橋」を渡って新市街地・万代地区へ移動するコトに。この橋を通る柾谷小路(東大通、国道七号線)は新潟市のメインストリートで、橋が国の重文に指定されたのは東京の日本橋に次いで全国で二番目!新潟のランドマークですナ
何しろ古い橋だから欄干の高さは現行の安全基準を満たして居らず、通行者の自己責任と云うコトに成ってる様ですが・・河口間近の信濃川の眺めは抜群で、越後の霊峰・弥彦山の姿が夕焼けの彼方に見えてる!上流の長野県じゃ千曲川と呼ばれる日本一長い川で、萬代橋から源流の甲武信ヶ岳までは363kmも有ります
萬代橋と新潟駅の中間にあるのが新潟市の都心の一つ・万代地区で、その中心は新潟県最大のバスターミナルの上に造られた複合商業施設・万代シテイ。閑散としてた古町モールと違って館内は大賑わいで、交通の便の良さと駐車場の多寡でこうも賑やかさが違うのかと思わされますネ。ソレでも郊外のSCに対抗する為に少しずつ変化してる様で、レインボータワーなる高〜い展望塔がシテイにゃ在った筈が・・ご無沙汰してた間に解体され、跡地はイベント広場に成ってましたヨ。尤も冬の間は使わぬらしく、御覧通りの大雪原。新潟中心街で一番多く雪を見たのはココでした
★次回は「東京都新宿区西新宿」への訪問記です★
(参考リンク)
★「旅のしおり」新潟観光コンベンション協会HP
★「自慢しよう!新潟市魅力発見サイト『ガタプラ』」新潟市役所HP
★「新潟県新潟市の地域情報サイト」にいがた通信ブログ
★「新潟市内を観光しよう!1日で楽しめるおすすめプラン」icotto HP
★「新潟駅 万代口〜南口いよいよ『地上直結』 駅直下バスターミナルの歩行者通路が『先行開通』へ」乗りものニュースHP
★「新潟ふるまちOfficial Guide Web」新潟中心商店街協同組合HP
★「新潟・古町まちガイド」新潟・古町まちみなと情報館HP
★「ふるまち歴史館」新潟・古町まちみなと情報館HP
★「古町ドカベンロード(新潟県新潟市)かつては繁華街で映画街」ひとり旅箱ブログ
★「国指定重要文化財 萬代橋」国土交通省 北陸地方整備局 新潟国道事務所HP
★「新潟百景 萬代橋(万代橋)」Niigata−u.com HP
★「日本で一番長い川といえば 新潟ナンバー1」よつばと新潟ブログ
★「新潟百景 黄昏の萬代橋」Niigata−u.com HP
★「新潟万代エリアガイド」itot HP
★「いつ来てもたのCITY 万代シテイ」万代シテイ商店街振興組合HP
★「みんなのまち、万代シテイ〜人々を魅了し続ける街づくりとは〜(前編)」新潟文化物語HP
★「新潟屈指のランドマークが解体決定、写真で残しておきたいレインボータワーがある風景」wpo調査報告書ブログ
★「現在と未来でこう変わる!万代エリア周辺の開発状況をご紹介」itot HP
★「新潟でイタリアンといえばコレ!」みかづきHP
★「新潟県民にとっては当たり前?みかづきの『イタリアン』を食べに一週間通ってみた!/新潟市」にいがた観光ナビHP
★「【新潟旅行】『みかづき』 スペシャル越後みそイタリアン〜新潟県産やわ肌ねぎとチーズのせ〜 550円」なんちゃってグルメレポーターの食日記ブログ
(関連する記事)
★「049 【やきそば02】新潟名物みかづきのイタリアン」
★「050 【やきそば03】長岡名物フレンドのイタリアン」
★「305 【やきそば14】琵琶湖にもイタリアンがあった」
★「527 【やきそば28】池袋でイタリアン!」
★「552 【やきそば29】続・池袋でイタリアン!」
★「730 【やきそば39】ガトリング砲と長岡イタリアン」
★「850 【麺類色々48】暴走する新潟と『濃すぎる味噌ラーメン』」
★「851 【揚げモン30】新潟ふるまちモールと『鶏の半身揚げ』」
★「1917 【やきそば205】『イタリアン』と新潟2014年問題」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(雪さえ降らなければ新潟は良い街ですが、東京より降るのよネ)
全国に地域独自の珍しい焼きそばは数あれど、新潟県を代表するのはミートソースを掛けた焼きそば「イタリアン」・・新潟市を中心とする下越地方に店舗を広げるみかづきと、長岡市を中心とする中越地方に店舗を広げるフレンドと、共に昭和三十年代半ばから県内で地域を分けて切磋琢磨したり協力し合ったりしてたライバル二社に分れてますが、先日ご紹介した長岡市のイタリアンに続き、今度は新潟市のイタリアンをご案内!両雄共にバリエーションが多いのが特徴で、拙宅近くの池袋・西武デパートの新潟物産展に出張販売に来る時はあまり変なのは有りませんが、流石の本場・新潟市で万代シテイ内のみかづきさんへ参ったら、「越後みそイタリアン(下)」に「エビチリイタリアン(上)」まで有って大喜び!焼きそばにナニかを掛けたら全てイタリアンに成っちまう様ですが、面白いンで両方とも買ってお宿まで持ち帰りにしましたヨ。越後みそソースは新潟地元の越後味噌に甜面醤と八丁味噌を混ぜて作られてるソウで、三つの味が喧嘩するコトなく柔らかな味に収まって、コクが有って・・焼きそばに合いますナ。エビチリの方は少しピリ辛ですが焼きそばって元来「中華」だから、これも喧嘩せずに中々美味しいじゃん。もちろんB級グルメだからお値段は至って庶民的で、気楽に戴けるのが嬉しい限り。東京にゃ新潟出身者がホント多いンで、進出して欲しいモノです