フェイスブック参加、三年目に入りました!どうかご覧下さいませ
コチラは「国際交流基金ソウル日本文化センター」で開催する文化講座、「日本の伝統話芸・講談との出会い」のチラシでございますヨ。詳細は下記の文中をご覧下さいませ。ソウル在住の方、御待ちしてます
私メこと講釈師・神田鯉風の独演会の御案内でございます。普段は高座情報を拙ブログに極力載せぬ様にしてますが、今回はチョット別!何しろ日本国内での興行じゃ有りません、お隣り韓国での高座ですモノ。
国際交流基金ソウル日本文化センターのお声掛りで、ソウルと釜山で講談を口演するコトに成りましたヨ。私メの知る限り、日本の講談を韓国で読むのは戦後初じゃ無かろうか。少なくとも・・公式にゃ初めての筈。
ココに至るまでが長かった。アレは日韓W杯開催の数年前だから、もう二十年近く前に成りますが、生意気盛りの二ッ目だった私メは「日本話芸の韓国公演一番乗り」を目指し、その折衝で何度か渡韓しましたナ。
ですが流石の異国でソウは問屋が上手卸して呉れず、イロイロ大変な思いして断念に追い込まりましたが、負けっ放しで居るのは大キライな性分で、「いつかその内に・・」の思いだけはずっと持ち続けてましたヨ。
私ぁ韓国語(朝鮮語)を全く読めず・話せず・理解出来ずなモノで、ココに一体ナンと書いてあるのかサッパリ判りませんが、このハングル文の中に自分の名前が入ってるって・・ナンとも不思議な感じが致します
ソレが漸く叶い、お蔭さまでこの度の運びと成りました。無論ドメスティックな話芸ですから、果たして韓国の方々にお判り戴けるだろうか・・不安は有ります。ですが誰かが最初に挑まなくちゃ、何ゴトも始まりません。
最初に挑んだ時に取材して呉れた新聞記者の方が、記事に「海峡を見事越えるか張り扇」と見出しを付けたのを覚えてます。あの時は越えられなかった海峡を、真打に成って十数年。今度は越えて見せますとも。
だからと云って特別に気負ったりせずに、四百年近い歴史を誇る「総合話芸・講談」を、普段の高座と同じ様に読んで参る所存です。尤も根多の選択をドウして良いモノか?ギリギリまで悩むだろうと思いますケド。
そして折角の機会を一度だけで終わらせず、永続して講談を読める場を設けて貰える様に、先ずは最初の高座を頑張りませんと。ソウルや釜山在住の方々の盛大なるご来場を、心より高座よりお待ちして居ります。
講談は「釈台(小机)を張り扇でパンパン叩き、七五のリズムを作って謡う様に物語を語る」話芸で、一番心配だったのは・・韓国に釈台みたいなモノが有るだろうか?そしたら有難いコトに、日本のソレと寸分違わぬ釈台をわざわざ拵えて下さいましたヨ。今回しか使わないンじゃ勿体無いですナ、或る程度は定期的に口演しに参りたいと思うばかりです
★ ソウル口演 ★
2017年 7月 18日 (火) 夜 7時開演
会 場:国際交流基金ソウル日本文化センター
ソウル市龍山区漢江大路366ツインシティ―南山2階
電話 韓国02−397−2825(国際交流基金ソウル日本文化センター)
受講料:(当日受付で)お一人様 3、000ウォン
事前予約は、氏名・携帯電話番号明記の上で kotoba@jpf.or.kr まで
★ 釜山口演 ★
2017年 7月 19日 (水) 夜 7時開演
会 場:国立釜慶大学 環境海洋堂
釜山市南区大淵430-1
電話 韓国02−397−2825(国際交流基金ソウル日本文化センター)
受講料:(当日受付で)お一人様 無 料