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ソウル中心街の東部「東大門(トンデムン)」界隈へ。訪韓したのは先月中旬で向こうも梅雨でしたが、日本の様に「梅雨入り」「梅雨明け」の宣言は無いンだとか。この日は雨が降らぬ代わりにエラク蒸し暑く・・立ってるだけで汗が出る!多少は涼しげに思える清渓川沿いをテクテクと
昨日ご紹介の南大門と並び、ソウルの二大市場(シジャン)とされる東大門ですが、ソレは幾つかの専門市場が集結した総称ですナ。まず西側の「広蔵(クジャン)市場」から入ってみましたが、ここは全体が屋根に覆われてモールの様。明治三十八年(1905)開設の歴史を誇ります
広蔵市場は東大門最大の食いモノの街だソウで、ご覧通りにアーケードの下に屋台がズラっと並んでて、美味しそうな匂いが辺りに充満してますヨ。今回は口演に都合良いソウル駅近くに泊まりましたが、遊びで来るンだったらココの近くのお宿にしたい!食べ比べをしたいモノです
タダでさえ蒸し暑いのに、方々の屋台で火を使うモンだから・・なおさら暑くて堪らぬ広蔵市場から脱出し、ソウル中心街を東西に貫く大幹線「鐘路(チョンノ)」沿いにブラブラと。東大門は繊維や衣料の問屋・小売店が矢鱈と多く、歩くにつれてソレを商うお店がドンドン増えて来ます
東大門は常に流行の最先端を行くファッションの街!と云うのは・・布やら糸やらボタンやら全てがココで揃うだけじゃ無く、デザインを指示するとスグに沢山縫製して呉れるスピードが売りナンだそうナ。工場と市場を往復する為の運搬バイク(?)が、一角にズラっと並んでましたヨ
ソウルが城塞都市として築かれた六百数十年前、城壁の東西南北に造られた四つの大きな門の内、東側に威容を示すのが「興仁之門(フンインジムン、いわゆる東大門)」。現在の門は明治元年(1869)に建て直されてますが、市場全体のシンボルなのは云うまでも有りません
繊維や衣料の問屋・小売店は幾つかの大きなビルに纏められてますが、その中は冷房が効いてましたンで・・熱った身体を冷ましがてらブラブラと。看板のハングルは全く読めませんが、階ごと専門ごとにお店が集まってますンで、買う・買わないは別としてナカナカ楽しいですネ
東大門市場のナニが凄いって・・その殆どが昼はソウル市民や観光客相手の小売店として、夜は韓国中から仕入れに来た業者相手の問屋として、年中無休・24時間営業だったりするコト!しかも一番賑わうのは真夜中ナンだソウでして、そんな時間に一度見物に参りたいですナ
最後に目に付いたのが「韓国のスイカ」。縞模様は良く似てても・・真ん丸じゃ無くて楕円形なのネ。カットしたのが売られてる日本と違い、昔ながらに巨大なのを抱えて買って帰ってます。同じ位に夏のフルーツとして好まれてるのが、鮮やかな黄色い皮した「マクワウリ(チャメ)」。コッチじゃ中の種ごとムシャムシャ食べる・・食文化も随分と違います
★明日は「大韓民国ソウル特別市龍山区ソウル駅」への訪問記です★
(参考リンク)
★「Imagine your Korea」韓国観光公社HP
★「VISIT SEOUL」ソウル市役所HP
★「ソウル旅行ガイド」SEOUL navi HP
★「八つの門を持つ城塞都市『ソウル』」日向大成@地図でめぐる韓国のブログ
★「興仁之門(東大門)」韓国旅行コネストHP
★「ご近所ガイド ソウル東大門市場(トンデムンシジャン)」airbnb HP
★「東大門市場の見所・観光スポット」SEOUL navi HP
★「広蔵市場食べ歩き!」SEOUL navi HP
★「韓流ファッション台頭の神話を築いた『東大門』、その強さの秘密はどこにあるのか」exciteニュースHP
★「【韓国豆知識】ソウル・東大門市場は昼間死んだように静か/でも夜は雑踏と喧騒に満ちあふれてる」Pouch HP
★「清渓川お散歩コース!」SEOUL navi HP
★「チャメ(マクワウリ)」韓国農水産食品流通公社HP
★「チャジャンミョン」SEOUL navi HP
★「【韓国の国民食】ジャージャー麺(チャジャンミョン)とは」U−FULブログ
(関連する記事)
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(手軽な南大門と違い、東大門は街は広いしナゾが尽きないトコです)
日本のラーメンに匹敵する地位の韓国の国民食と云えば、ソリャ勿論「チャジャンミョン」ですヨ。ソウルの外港・仁川に住んだ華僑が持ち込んだ「炸醤麺」が原型で、次第に改良されて朝鮮戦争後に一気に広がり、子供から大人まで愛好する大人気の麺!黒味噌(チュンジャン)と肉と野菜を一緒に炒め、片栗粉でとろみをつけた汁を、茹でた麺にかけてグチャグチャに掻き混ぜて食べますが・・ナゼか生の胡瓜が添えられて出て来ますナ。私メも二十年前にコレに酷く嵌り、毎日食べてた覚えが。広蔵市場で食べようと思ったンですが、余りの暑さに耐え切れず・・近くの冷房の効いた中華料理店で、今回は贅沢に「サンソン(海鮮)チャジャンメョン」を。啜るにつれて真っ黒な汁が飛び散るのが難点で、ソレ故に日本で広がりませんが、向うに行ったら是非お試しあれ