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名匠ジョサイア・コンドル氏が設計した石積みの洋館がシンボルの「旧古河(ふるかわ)庭園」は、大正八年(1919)に古河財閥当主の本宅として整備されてから、来年めでたく百周年!秋晴れの日に訪ねました
相も変わらず療法で毎日テクテクと、中山道・板橋平尾宿の拙宅から都内を歩き廻ってる私メです。こんな生活も五年目に入りましたが、東京はドコに行っても珍しいモノ事が多いンで、飽きずに続けられてます。
とは云え・・疲労の蓄積で毎日の更新が続けられず、昨日は更新出来ませんでしたが御容赦を。五千本目の記事に到達するのは、このペースじゃ一体何時に成るのかしらん。三千本目で止めとけば良かったかナ。
キリの良いトコまでは頑張る心算ですが、来年秋に満十年と云う節目が来るナ・・はてさてドウしましょうか。ま、長く続けるのが美徳の国・日本ですから、十年と云わず二十年・三十年と続けられたら良いンですが。
空襲被害は免れたモノの、戦後の財閥解体で国有財産とされ・・都立庭園として公開されたのは昭和三十一年(1956)のコト。洋館前の崖地は古河邸時代からバラ園として有名で、今もキレイに咲いてますヨ
今年はキリの良い年だった様で、〇〇周年と云うのが随分目に付きますネ。安倍首相が明治神宮さまに先日参拝したのは「明治百五十年」記念式典の一つで、慶應から明治へ元号が変わったのは西暦1868年。
即ち武士の時代が終わって百五十年な訳で、西日本じゃ「維新」東日本じゃ「戊辰戦争」百五十年としてイロイロ行事をした様。勝った側・負けた側ソレゾレ感慨が有る訳で、蟠りが溶けるにゃまだ時間が足らンね。
また江戸から東京と名前が変えられて百五十年ですが、ソレの行事ってナニか有ったっけ?何かとカタカナ言葉を使いたがる「緑の嘘吐きオバサン」都知事閣下は、歴史を振り返るコトに興味が無いみたいだし。
幕府の御用庭園「西ヶ原牡丹屋敷」跡を明治の元勲・陸奥宗光が買い取って別邸とし、その子息が古河家に婿入りしたンで、財閥を挙げて整備したンだとか。崖下は日本庭園で、池畔は色付きが始まりました
築地市場の移転問題でえぇ格好しいの全く余計なコトをし捲って地金を現し、また政党問題で元民主の阿呆共に上手くあしらわれて馬鹿を曝した都知事閣下としては、五輪に向けて大人しくしてるのが確かに上策。
でも「江戸が東京に変わって百五十年」と云うのは途轍もなくエポックメイキングな事で、他のナニをさて置いてでも盛大に祝わねば成らなかった節目の筈。タダでさえ歴史浅き東京として、大事な過去ナンだから!
やっぱ百年・二百年じゃ無く、百五十と云う些か半端な数がご機嫌に沿わなかったのかナ?国として明治百五十年を特に祝う動きも無かったンで、上つ方には大したコトじゃ無い・・と云う御認識かも知れませんが。
バラの見物客で古河庭園内は混雑してましたンで、早々に逃げ出し・・ほぼお向かいの「平塚神社」サマへ。その入口の和菓子屋「平塚亭つるおか」は、内田康夫センセのミステリーに矢鱈と出て来るお店ですヨ
何故そんなコトを考えたかと云えば、拙宅からソウ遠からぬ古河庭園へ秋バラを見に行きましたら、入口に「開園百周年」と云う看板が掲げられてたから。尤もソレは年が明けてからのコトで、謂わば前景気ですが。
その百年前は第一次世界大戦が終結し、二次大戦と違って戦勝国だった日本は、復興する欧州に向けて物資を輸出して好景気に沸いた頃。銅山会社だった古河が急成長して、財閥化したのも一次大戦のお陰。
歴史的に見れば二次より一次大戦の方が遥かに悲惨で、もちろん全てじゃ無いけど‥この庭園はその悲劇の上に成り立ってるンですナ。平和だからこそ周年行事は祝える訳で、歴史を顧みるべきかも知れません。
今秋の都内は木々の彩りがホント遅く、例年なら黄葉に成り始めてる筈の平塚神社サマの境内も青々として、些か趣に欠けますンで・・ちょうど一年前の社殿廻りの御様子を。もう少しでこんな感じに成りますヨ
(参考リンク)
★「PR Station」東京都北区観光協会HP
★「歩きたくなるまち」北区役所観光HP
★「西ヶ原街角情報」滝野川の街角HP
★「公園へ行こう!旧古河庭園」東京都公園協会HP
★「TOKYOおでかけガイド 旧古河庭園」立川オンラインHP
★「秋バラが見頃! 旧古河庭園と秋バラの写真【前編】」ぽんこ趣ブログ
★「旧古河庭園100年記念事業」東京都公園協会HP
★「Old meets New 東京150年」東京都制作企画局HP
★「北区上中里 鎮守」平塚神社HP
★「平塚神社の門柱はユニーク『浅見シリーズ』に登場する平塚亭−平塚神社と浅見光彦」慎腹風呂愚ブログ
★「百亀楼@上中里|地元で人気の庶民派中華店!」くーちょ日記ブログ
★「百亀楼(東京都北区)」おすすめグルメスポット-天使たちの時間-ブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(古河庭園は国の持ち物で、都が公園として借りてる格好に成ります)
平塚神社サマの社殿のすぐ裏は、JR京浜東北線で一番お客さんの少ない「上中里駅」だったりしますが、ソコに降りてく蝉坂の途中に「百亀楼」と云う、トンでも無い大盛りばかりの中華料理屋さんが在りますヨ。以前ココの「大盛り焼きそば」と云う、大盛り以外メニューに存在しない塩焼きそばを御案内しましたが、ソレと並ぶのが「ソース焼きそば」。大盛りと付いてないから普通かと思えば左に有らずで、やっぱり大盛りしか無かったりしますが・・頼んでみましたらやっぱスゴイ量!でも驚きなのは食べて行く程にウエットな味に成り、三分の二程食べますと・・底に隠れてた結構な量のソースに麺が完全に浸り、栃木名物のスープ焼きそばみたいな塩梅に。食べ切る頃には初めと違う料理に成っちゃうンで慣れてない人は面食らうでしょうネ。もっと面食らうのは「麺類の大盛り100円」と云う表示が書いて有るコトで、コレより量が増えたら・・身体の燃費が悪い分だけ大食い上等な私メでも大変です