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品川から銀座へ向かう国道十五号線(第一京浜・東海道)から初めて東京タワーが見えるのが、三田の「札の辻交差点」。江戸の入口だった芝口門が初めココに在り、門前が高札場に成ってたからソウ呼ぶとか
相も変わらずテクテクと、中山道板橋宿の拙宅から都内を歩き廻る私メです。ソレは雨にも負けず風にも負けずで毎日休み無し、先週末に関東を襲った台風の時さえ、風雨が強く成り出す前に近所を少し歩いた位。
何しろ「令和最大最強の風台風」と予報されてたのに、風が一向に強く吹かないンで・・コレなら良かろうと危ない橋を踏みましたが、実際は猛烈な雨台風だった様で・・都内でも多摩川沿いが決壊しちゃいましたヨ。
尤もソレは堤防建設に反対してた現地住民の自業自得ですが、気の毒なのは巻き込まれて浸水被害を受けた周辺の方達。全く何時だって左巻きは碌なコトをしませんが、もっと気の毒だったのは遠方の被災地。
思いもよらぬ信州・千曲川の決壊で、東信と北信地方に洪水被害が出てますし、東北二位の大河・阿武隈川沿いの福島・中通りと宮城県南部も広く洪水被害に。関東でも茨城・那珂川沿いが結構な水害だとか。
JR田町駅の内側・三田界隈の鎮守さまは、寛弘七年(1011)に遷座して来た「御田八幡神社」さまで、東海道に面して居られますナ。この八幡さまの神田(みた=神社が所有する田圃)が在ったから、三田だとか
その他にも関東・東北・甲信の各地で、大小の水害が多数発生。ホントは今日から東北・仙台のお噂、ソレが済んだら甲信地方の旅噺を続ける心算でしたが、幾ら非常識な寄席芸人でも憚られる。流石にあかん。
だもんで旅の噂は来週以降に先送りし、今日は都内のテクテク噺で御容赦を。根多は先入れ先出しを心掛けてますが、元より個人ブログだから順番が出鱈目に成ってもご批判はお受け致しません。私メの勝手!
ソレは兎も角参りましたのは、港区東南部の三田・・拙宅のすぐ傍を走る地下鉄は都営三田線で、勿論ココから来てる線名。同じ都営の浅草線とのジャンクションで、羽田空港へ行く時は三田でソレに乗り換え。
尤もその時は地下の連絡回廊を通り抜けますが、今回は改札を出て地上へ・・遠方から来られた人は地上に在るJR駅が田町なのに驚くとか。私メら都民だって面倒に感じますが、ソウ云うトコだから諦めて下さい。
三田と云えば「慶應義塾大学」。早稲田と並ぶ私大の雄なのは勿論ですが、慶應とは開塾された頃の元号で江戸時代としては最後のモノ。令和・平成・昭和・大正・明治そして慶應、・・約百五十年前のコトです
尤も今回は地下鉄で三田まで来た訳じゃ無く、一つ隣りの浅草線・泉岳寺駅前でクリニックを開く我が主治医・Nセンセのトコで、診察を受けた帰り道・・その位だったら当然の様に歩く私メ。伊達に毎日歩いてない。
Nセンセが某医大の准教授だった頃からの付き合いですが、診察なんて何度受けても楽しいモノじゃ無く、緊張解しも兼ねてテクテクと。病院帰りにするコトじゃ無いですが、身体に悪いコトをしたく成りましたヨ。
ソコで参った三田の慶応義塾。テンプラ学生を気取って授業を受けるのも身体に良くないですが、そんなの診察よりも楽しくない!だから参った先を厳密に言うと、慶応の正門の脇に在る「ラーメン二郎三田本店」。
ゴワゴワした平打ち麺の量が無闇矢鱈と多く、その上に茹でたモヤシが山ほど盛られ、チャーシューを煮た時に出た出汁をベースとした、無駄に塩っぱくて脂っぽいスープが並々注がれた、凄く粗雑で乱暴な料理。
慶應の創始者・福沢諭吉翁は現行の一万円札の顔として親しまれてますが、ソレも令和六年(2024)から渋沢栄一翁にバトンタッチする事に成ってますナ。国重文の三田演説館の前に、胸像が置かれてます
間違ってもレディが食する様なモノじゃ無い、こりゃ食い気盛りの体育会系男子学生が空いた腹をふさぐ為、味の良し悪しは後回しにして掻き込む様な、とにかく男の食いモノ・・しかも若い御兄ちゃん達の食いモノ。
処がドウ云う訳だかエライ人気で、都内にゃ暖簾分けした直系店が多ければ、元直系店だったトコや元チェーン店だったトコ。或いは真面目に真似してるトコや雰囲気だけ似てるトコ等、一体ドレだけ在るンだろ?
若い兄ちゃんじゃ無いのに私メも好きで、直系店や真似してるトコに結構参ってこのブログ旅日記でご案内してますが、一番良く行くのが三田本店。元祖中の元祖、この馬鹿げた食い物が半世紀前に始まった店。
Nセンセの診察帰りに寄るのが通例で、身体に悪いコトするのは初めてじゃ無いですが、問題は行列が長いと困るコトで・・慶應の正門前を通り過ぎたら混んでない!ならばと行列に付いた台風数日前の私メです。
元は「ラーメン次郎」だったのに、看板屋が「二郎」と書き間違えたンでソレが名称に成ったのは結構知られてますが、今の本店の看板・・夏の間に取り換えた?梅雨明け前までは二郎と云うマークが無かった様な気がしますが、ムダに目立つ黄色いベースは二郎系の共通ですナ
(参考リンク)
★「MINATO 港区を楽しもう!!」港区観光協会HP
★「東京・田町(三田・芝浦)の粋な情報を発信するWEBマガジン」田町新聞HP
★「都内を散歩しよう!東京三田エリアのおすすめ観光ポイント」Latte HP
★「田町〜品川散歩2:札の辻、高輪大木戸跡」東京のはしっこからブログ
★「釜鳴神事のお社」御田八幡神社HP
★「三田の『御田八幡』の『みた』とは?」東京のパワースポットを歩くHP
★「Keio University」慶應義塾大学HP
★「慶應義塾豆百科 塾名の由来」慶應義塾大学HP
★「三田演説館(福澤諭吉と塾生の演説発祥の地)」日本のすばらしい建築物ブログ
★「一万円札と福澤諭吉」慶應義塾大学HP
★「福沢諭吉、1万円札から引退へ それでも『慶応との縁』残る理由」J-Castニュース HP
★「初心者のための『ラーメン二郎 三田本店』完全攻略マニュアル」己【おれ】ブログ
★「慶應ボーイが告白『ぼくらが二郎のラーメンを愛する理由』」レオンHP
★「【衝撃】取材拒否の店『ラーメン二郎三田本店』は激しく優しい店 / 目黒店はネットで話題になるほど怖い店」バズプラスニュースHP
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(この手の大盛りって、早稲田の方が似合う感じがするンですけどネ)
今回は「身体に悪いコトをしよう」と考えて参りましたンで、注文したのは「大豚」。味は一つだけ・量が大小の二つだけしかないのが三田本店で、小でも他所の二人前以上・大なら他所の大盛り二人前以上ぐらいの感じに成りますが、ソレと煮豚チャーシューの量の組み合わせに悩みますネ。一番スゴイのは「大豚ダブル」ですが、この日は煮豚の在庫が少なかった様で・・ソレが無茶苦茶に多いダブル系は販売中止。よって身体に悪いと成ると、煮豚が結構多い大豚にせざろう得ませんでしたネ。確かに量は多いけど、ノンビリ食べてると満腹中枢を刺激してキツク成るだけだから、一気呵成にガバガバ食べるのが一番!隣の席で苦戦してる若者共を横目に眺め、坊や達にはまだ無理みたいだナと嘯きつつ、サッと食し終えるのが楽しいのヨ!後で腹が膨れて困りましたが、一番困ったのは・・コレだけ食べても少しも太れないコトです