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2020年最初の記事は、私メの住む中山道・板橋宿をブラブラと。京都まで続く街道に六十九の宿場が在る中、ココは堂々の一番宿!いや板橋宿だって江戸御府内ですが、その東端・JR板橋駅前に聳える「結びのケヤキ」。先月半ばは紅葉してましたが、今は散っちゃてます
日本橋から二里(約8km)歩くと板橋宿ですが、一番宿として大きく栄えた宿場だからエラク広く、江戸寄りから「平尾宿」「仲宿」「上宿」の三つに分かれ、端から端まで二十町九間(2.2km)も有ったとか。拙宅ソバのJR板橋駅から平尾・仲宿の境界アーチまで、約1kmも有ります
一枚上の画像のアーチの都心寄りが「尾根上の平らな街=平尾」で、私メの住む駅前商店街はともかく・・仲宿側は余り賑わってませんが、毎月第三日曜は早朝から元気に「板橋朝市」が開催されてますヨ。毎回恒例の餅つきペッタン、暖かなのを食べたいと大勢が並んでますナ
板橋朝市は遠方からの出店者が結構居り、拙宅で好んで食べてるお米は福島・白河市の農家の方が直売に来て呉れてるモノ。今回も買わせて戴きましたが、地元商店もワゴンを出したりお店を開けたりしてますネ。もと牛乳屋だった「おとなり」さんも、ナニか店先に出してますが
「おとなり」さんは廃業した牛乳屋の雰囲気を出来るだけ残してコワーキングカフェにした面白スペースで、何だか楽しそうなコトを度々やってますが、去秋から朝市の日は軒先にこたつを出して、買ってきたお餅等を食べるスペースにしてるとか。この緩さは宿場町ならではです
さて今度は仲宿へ。こたつを出せる位にノンビリした平尾と違い、旧街道にひっきりなしに買い物客が行き来をし、大晦日前日の夕方は歩行者天国と化したかの様な雑踏に。ひたすら平らな平尾と違い、仲宿は京都側に向けて長く続く下り坂。ソコをお年寄り方も元気に歩いてます
同じ仲宿でも年明けは静かなモノ・・個人商店が殆どで、三が日は休むお店が多いからネ。都内としては歴史の古い街なのに、昔が残って無いのは空襲で焼けてしまったから。唯一残った「板五米店」は「おとなり」と同じグループの手により、おむすびカフェとして再生されました
板五米店から坂をドンドン下り、宿場の本陣跡に建つライフの前へ。関東と関西の都市部だけにあるスーパーで、関東本部が板橋区内だから半ば地元企業みたいなモン?昨日(一月二日)が初売りだった様で、他がまだ空いてない分だけ店内は大賑わい。新年からご苦労様です
そしてライフ前で旧中山道から逸れ、今の中山道(国道17号線)を渡って元久三年(1206)創建の宿場の鎮守「(板橋)氷川神社」さまへ初詣!宿場全体の一番都心寄りに住む私メにゃチト遠い(約1.5km)ですが、宿場下郎としてはココに詣でるのが一番順当でしょ。「今年もお見守り下さい」と祈った後は、去年の飾り物をくべた焚火に当り冷えた身体を暖めましょ。焚火って久しぶりですネ、中にお芋を入れて焼きたく成りますが、如何に緩い板橋宿でもソコまですると叱られましょうか
(参考リンク)
★「ぶらり板橋」板橋区観光協会HP
★「板橋をもっと楽しく!もっと便利に!」いたばしらいふHP
★「板橋区に関わりない人にはさっぱり面白くない情報を発信していくサイト」いたばしTIMESブログ
★「東京なのにどこかの観光地へ来たみたい!板橋区のおすすめ観光スポット5選!」RETRIP・HP
★「板橋の地名の由来−中山道板橋と橋の変遷」EDO→TOKYOブログ
★「こうぶんしょ館電子展示室39号『中山道と板橋宿』」板橋区役所HP
★「中山道ウォーク−板橋宿はやたらに長い」『美味しい!』が好きブログ
★「板橋宿不動通り商店街」同商店街HP
★「板橋宿不動通り商店街の『朝市』を満喫してきた。つきたてのお餅が美味しすぎる件。」いたばしTIMESブログ
★「『板橋宿不動通り商店街』朝市名物つきたてお餅は何時に売り切れる?」資格取得Navi+HP
★「みんなおとなり」株式會社向こう三軒両隣HP
★「古くて新しい言葉をキーワードにしながら。」おとなりSTAND&WORKS HP
★「板橋宿不動通りにコワーキングスペース カフェ併設、まちづくりの新たな拠点に」板橋経済新聞HP
★「板橋宿不動通りに『ストリートこたつ』冬の朝市新名物へ」板橋経済新聞HP
★「旅とお結び」板五米店HP
★「築100年を超える『板五米店』がリニューアルオープン!」板橋区役所HP
★「板橋・仲宿の『板五米店』再生プロジェクトが支援呼び掛け ワークショップ開催も」板橋経済新聞HP
★「いたばし観光センターのガイドさんと板橋宿を歩く。」いたばしらいふ.com HP
★「中山道板橋宿総鎮守」板橋氷川神社HP
★「下板橋氷川神社(氷川町)」江戸御府内千社参拝ブログ
★「世界の美食を鳥新から」鳥新HP
★「仲宿の『鳥新』って思ってる以上に偉大かも・・・という話。」いたばしTIMESブログ
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(『おとなり』さんを始め、板橋宿がナンだか面白い方向へ進んでます)
空襲で殆ど焼けてしまった板橋宿ですが、平尾と仲宿の境界のアーチ脇に明治二十八年(1895)創業の、現存する都内じゃ最古級の鶏肉問屋「鳥新 本店小売部」さんが今も在りますヨ。鳥新は仙台・新潟・大阪にも営業所を構える年商五十億円の実はスゴイ会社で、都内の高級ホテルや料亭等に鶏肉を納めてる様。どう凄いかは以前ご紹介しましたが、時折面白いお惣菜やお弁当も売り出してまして、昨年秋から忙しくない時間に出してるのが「魯肉飯」。最近流行りの台湾フードで、私メも向こうを旅した時にイロイロ食べ比べしましたが、細かく刻んだ豚肉の煮凝りご飯と言うべきかナ。但し鳥新さんは鳥肉問屋で豚は一切扱ってませんから、大胆にも魯肉飯を鶏肉で作ってみたのが「日式鶏肉魯肉飯」。細かく刻んだ皮付き鶏肉を牛蒡と蒟蒻と一緒に醤油で煮込み、ソレを丼ご飯に山の様に盛った恐るべき逸品!もちろ本来のソレとは違う食べモノと化してますが、コレはコレで有りじゃ無いかしらん!問題は手が掛かるから大量生産できない様で、一体いつ売ってるのか正直判らないコト。ですが流石の老舗だけに美味さは保証付き、小まめに見に参りませんと