1132 【やきそば94】千年続く流鏑馬と「モロショク焼きそば」‥毛呂山

埼玉・毛呂山町の鎮守さま「出雲伊波比神社」の創建は、景行天皇の時代と申しますから、今から千九百年ほど前ですナ。町の中心部の小高い山の上に神々しく鎮座されてますが、なぜか境内は猫だらけです
お天気が良かったンで、今夏買ったばかりの大型スクーター(車検が必要な排気量!)に嫁サンを乗せ、宛ても無く埼玉県方向へ走り出した私メでございます。無駄に大きいンで都会じゃチョット不利ですが、郊外ならば快適快適。
出来るだけ田舎道を進もうと、テキトーにダラダラ走って居りましたら、埼玉県南西部の「毛呂山(もろやま)町」と云うトコに来てしまいましたヨ。何度か通り過ぎた事は有りますが、わざわざやって来たのは初めてでございますネ。
東京・池袋から東武電車で約一時間と比較的アクセスが良く、ベットタウン化が進んでるのか?人口は四万弱と意外に多いらしい。ですが街は到って暢気な感じが満載で、私ぁもっと人口が少ないと思ってました。ソウだったか‥。
戦前に「毛呂村」と「山根村」が合併して出来たンで「毛呂山」らしいですが、ソウ云えば私メが同じ埼玉の所沢市に住んでた頃の悪友に、「毛呂くん」と云う子が居りましたナ。確か彼の一族の本貫地は、その「毛呂村」だった筈だ。

境内には猫だけじゃ無く、三頭の馬の姿も‥。コレは毎年十一月三日に行われる「出雲伊波比神社の流鏑馬神事」に用いられるモノで、その為に運ばれて来たンだとか。大勢で乗馬の練習が行われてましたヨ
後は「ソウルフード化した焼きそば屋」が在った筈‥程度の認識で、農協の売店で道を尋ね、「毛呂山食堂」サンに難なく辿り着き、名物の焼きそばをウマウマと食べてましたら、他のお客さんは「馬がドウしたコウした」と話してる。
ココは田舎町に必ず一つ有る「街の社交場」的なトコで、地元のお客さんが殆どの様。そして町の総力を挙げて鎮守さまで近々行われる「流鏑馬神事」の練習が、コレから始まるらしい。ソリャ面白い、腹ごなしに行ってみましょうか。
「出雲伊波比神社」。ヤマトタケル尊が東征された帰り道、戦勝の祝いとして創建したと云う古社ですが、こんな立派な神社がココに在るとは知りませんでした。知らん事ばかりで恐れ入りますが、流鏑馬は千年近く続いてるらしい。
境内は若い衆(と猫が)が大勢集まってまして、本番に向けて「馬の御し方」等を練習中。そして馬に跨る子供達は、夏から練習してるらしく達者なモン。その雰囲気が田舎的に楽しげで、何だかエラク遠くを旅してる気がしました。

毛呂山町は「蕎麦の産地」ナンでしょうか。ブラブラ走ってましたら蕎麦畑が多く見受けられ、しかも蕎麦の花が今ちょうど満開で‥。ま、蕎麦はソバでも「焼きそば」を食べた私メなんですが‥ちょっと違いますなぁ




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★明日は「埼玉県秩父郡東秩父村」への訪問記です★
(参考リンク)
★「観光情報」毛呂山町役場HP
http://www.town.moroyama.saitama.jp/www/genre/0000000000000/1000000000206/
★「毛呂山 出雲伊波比神社」きまぐれ社寺案内ブログ
http://ameblo.jp/mocchiy7232/entry-10387069692.html
★「11月3日 流鏑馬 本祭り」毛呂山町役場HP
http://www.town.moroyama.saitama.jp/www/contents/1284026373154/
★「武家家伝 茂呂氏」風雲戦国史HP
http://www2.harimaya.com/sengoku/html/moro_kz.html
★「毛呂山、『毛呂山食堂』」小江戸川越、おいしい物を探してブログ
http://senpu10.blog57.fc2.com/blog-entry-398.html
(流鏑馬の本番を見に行きたくて仕方無いンですが‥はてドウ成りましょうか)

毛呂山じゃ「モロショク焼きそば」で通じるソウですヨ、毛呂山食堂サン自慢の焼きそばが‥。具はキャベツだけですが結構な量で、コレで普通盛り。昔ながらの大人しいウスター味で、コレなら大盛りだって苦に成らない筈。因みに隣のテーブルで同じく焼きそばを食べてた地元のオジサンと、神社の流鏑馬の練習会場で再会したのは言うまでも無い事です