きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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1170 【お魚料理68】佐原で「江戸優りのうなぎ」を


軟弱な地盤の為に震災で大きな被害を受けた「佐原」の街も、懸命なピッチで復興に向かってますネ。屋根瓦の崩れた古い家屋群も修復が進み、もう少しで江戸優りと言われた街並みが甦りそうです。頑張れ佐原

私メの稼業は「講談」と云う、江戸の寄席芸でございます。お陰様で入門から二十数年が経ち、「真打」と云う格に昇進して廻りからは「先生」と呼ばれて居ります。講談は落語と違って真打は師匠じゃ無く、昔から先生と称します。

講談は歴史上の人物を主人公として、如何にも有りそうな逸話を面白おかしく盛大に誇張して申し上げる芸で、基本的に「虚構」でございます。登場人物全てが実在して無かった根多も多く、「講釈師、見て来た様な嘘を付き」だ。

お客様方もソレを承知してお楽しみ戴くンですが、馴れて無い方は「成るほどソウだったンだ」と誤解されたり致しまして、私メらは面食らっちまう。飽くまでも殆ど虚構でして、決して「メモを取る様な」勉強に成る芸じゃ有りませんヨ。

コレがTVの時代劇だと誤解は著しく、八代将軍徳川吉宗公は「暴れん坊」だと信じてらっしゃる方が、特に地方にゃ多いです。あの方は「米将軍」と呼ばれた位の実務家で、毎週バッタバッタ斬り捲くってた殺人鬼じゃ無いですゼ。


佐原の中心部を流れる「小野川」を通る、遊覧船に乗せて貰いました。川の護岸も震災で崩れたトコが多く、本来のコースよりは短かったですが、船には数日前からコタツが入っててあぁ暖かい!頭寒足熱ですヨ

水戸の黄門様は全国を動き回ってたと、固く信じてる方も多い。黄門様こと徳川光圀公は「江戸と茨城・水戸市の往復」を数度なさっただけで、諸国漫遊は昔の講釈師たちが高座で造り上げた全くの虚構!ソレをドラマ化しただけ。

又「大河ドラマは全て真実」と思ってらっしゃる方も多い。「天下のNHKが嘘を付く訳無い」と云う信仰ですが、アレも講談と大して変わらないレベル。最低視聴率を更新中の「平清盛」も虚構だらけで、脚本が講談より酷過ぎる。

出演する役者衆が気の毒に成りますが、ソレでも「我が町の英雄を大河ドラマに」と云う運動が全国に有りますネ。今回訪ねた千葉県の北東部・香取市(旧佐原市)も同じ病気らしく、「伊能忠敬先生を大河ドラマに」とやってます。

忠敬先生は江戸後期に全国を歩いて精密な地図を作り、余りの精巧さに日本を征服する心算でやって来たペリーが吃驚して方針を変えた‥と云う偉人ですが、果たして大河ドラマに成れるかな?鬼嫁モノに成りそうですが‥。


震災で大きな被害を受けた「伊能忠敬邸」も、やっと修復工事が本格化しましたナ。ソレが完成するまでの繋ぎなのか?たまたま訪問した日は御覧のボンネットバスが街中を走り回って、観光客を案内してましたヨ

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★明日も「千葉県香取市佐原」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「北総の小江戸 水郷佐原観光マップ」水郷佐原観光協会HP
http://www15.ocn.ne.jp/~skk/
★「伊能忠敬記念館」さわらWebサイトHP
http://www.sawara.com/tadataka/
★「地球の大きさを測った男」伊能忠敬大河ドラマ化推進協議会HP
http://taiga-ino.biz/
★「佐原 小野川 遊覧船」うぃーくえんど千葉HP
http://www.k-weekend.com/onogawa.html
★「うなぎ割烹 長谷川@佐原」桃猫温泉三昧ブログ
http://yaplog.jp/momo-kimock/archive/3505

(関連する記事)
★「067 拝啓、忠敬センセ。まだ歩いて居られますか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=52
★「517 【お米料理32】知らンかった事ばかり・・佐原」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=562
★「1073 【お魚料理59】震災に襲われた街と『すずめ焼き』‥佐原」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1151

(忠敬先生のコトは明日申し上げます。コレで佐原に参ったのは何度目だ?
)

佐原は利根川の水運で大きく栄え、江戸時代は千葉県で一番賑やかだと云われた「江戸優り(江戸よりも立派だと、佐原町人は自慢した)」な水の街。銚子漁港も近いンですが、やはり川魚料理の方が名物で、今回は贅沢にも「佐原流うなぎ」を天保二年(1831)創業の老舗「長谷川」サンでご馳走して貰いました。創業以来継ぎ足し継ぎ足しのタレは江戸前よりチョット濃いンだけど、実にアッサリとした味で妙に面白い。そして江戸前よりもうなぎが少し硬めで‥へぇコレが佐原流か!ご馳走様でした




| 2012.12.01 Saturday (08:00) | 日本一の島・千葉北 | - | - |
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| 2019.11.20 Wednesday (08:00) | - | - | - |
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