三原は戦国時代に小早川水軍の本拠地だった城下町、そして旧帝国海軍の総本拠地に成る筈だった「海の街」。瀬戸内は実に穏やかで、そんな過去が在ったとはとても思えません。今日も島影がキレイです
広島県東部「備後地方」をフラついてる私メです。実は嫁さんの実家が備後の最大都市・福山市に在りまして、「帰郷」と称して義実家を拠点にココら辺をフラつく事が多いンですが、私メの育った静岡と違いが多過ぎて実に面白い。
結婚当初は見るモノ聞くモノ全てが目新しく、余りの驚きに知恵熱を出し掛けましたが、十年も経って流石に治まりましたナ。ソレでも珍しく感じるモンを未だに見付けられまして、(変な表現ですが)遠方の嫁さんを貰って良かった。
てな事を書くと「ソレだけかい!」と怒られソウですが‥。このブログ旅日記は随分多くの「珍しい食いモン」テーマを抱えてますが、現時点で「焼きそば」の次に多いのが「名物パン」。各地域で長々愛されて来た「菓子パン類」です。
一応自分なりの基準を設けて居りまして、「地域のスーパー等に卸してる」中小製パン会社のモンを努めて選んで居りますヨ。個人のパン屋に珍しいモンが沢山有るのはフツーですが、ソレは地域での普遍なモンじゃ無いからネ。
高台に最近出来た「道の駅みはら神明の里」から、三原市街を眺めてみました。三原は「テイジン(帝国人絹)」の城下町で、テイジンと云うと故大屋政子女史を思い出してしまう私メは、ホント立派なオッサンです
私メにそんな「名物パン」の存在を認識させて呉れたのが、今回フラついてる備後地方・三原市の「オギロパン」さんの名物「しゃりしゃりバター」。グラニュー糖を過剰に投入したバタークリームを挟んだ、世間で云う「コッペパン」だ。
福山市の義実家近くのスーパーで発見したンですが、嫁さんに聞くと結構昔から有るモンらしい。ですが私メの様な東夷にゃ珍しく、食べてみたら本当にシャリシャリしてて美味。「他の地域にも、似た様なモンが有るかも知れン」。
で、全国方々に行く度に、地域資本スーパーのパン売り場を注視する様に成っちまったンですが、「名物パン」探しの原点・オギロパンの本店を初めて訪ねて見ました。今までも何度か訪ねようとしたンですが、ドウも判らなかった。
三原市の国道二号線沿いに本店と工場が在りまして、こんな判り易いトコがナゼ判らンかったのか‥。スーパー等でも売ってる「名物パン」が沢山並ンで居りまして、ソレで妙に満足しちまったンですから、私ぁ安上がりな男です。
大正七年創業の老舗「オギロパン」。最近は備後だけじゃ無く、県都の広島市へも出荷してるとか。中国地方最大の製パン会社「タカキベーカリー」のお膝元に殴り込むのは大変でしょうが、頑張って下さいネ。個人的には東京・銀座に最近出来た、広島県のアンテナショップ「TAU」でも売って下さると嬉しいンですが‥。でもソレじゃ、三原まで出掛ける口実が減っちまいますナ。因みにオギロパンさんでは、世間一般の「メロンパン」を「コッペパン」と呼び、世間一般の「コッペパン」が「味付けパン」。そして「メロンパン」は別に有ると云う、ヤヤコシイ事に成ってます
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★明日は「東京都豊島区巣鴨」への訪問記です★
(参考リンク)
★「海・山・空 夢ひらくまち」三原観光協会HP
http://mihara-kankou.com/
★「うきしろ八景」道の駅みはら神明の里HP
http://www.shinmeinosato.jp/
★「TAUは届くという広島の方言です」広島ブランドショップTAU HP
http://www.tau-hiroshima.jp/
★「三原市で大正7年からパンを作り続けてる会社です」オギロパンHP
http://ogiro.jimdo.com/
★「三原のパン屋さんと言えばオギロパン」みはら1ブログ
http://mihara1.com/?p=352
(関連する記事)
★「246 【名物パン16】三原のパンはシャリシャリしてる」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=58
★「899 【名物パン69】三原城へは駅ン中からパン持って」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=958
(三原発祥と称すクリームパン屋が在りますが、アレよりしゃりバターでしょ)
「しゃりバター」の新種?のレモン味は道の駅で、後ろの金時豆の入ったパン(名前は忘れた‥)は本店で購入。広島県は日本一のレモンの産地だったりするンで、コレも郷土の味覚ナンでしょうネ。やっぱりシャリシャリしてて、実に不可思議。そして金時豆の入ったパンは西日本各地で見ますが、東京じゃ珍しいンですヨ。嫁さんが大喜びで食べてましたナ
1192 【名物パン100】三原といえば「しゃりしゃりバター」
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