057 【ご近所めぐり01】中山道には六十九も宿場がある
ここは中山道板橋平尾宿、開宿以来400年以上の歴史の有る街
これまで私メが訪ねた日本各地のフシギなモノを面白半分でご紹介して来たンですが、もう正月も終わりですンで、私メの住ンでるトコロもご紹介させて戴きたいンです。東京都板橋区板橋一丁目、旧名「板橋平尾宿」。
ココは五街道の一つ、中山道の宿場町なンでございます。五街道とは東海道・甲州街道・日光街道・奥州街道、そして我が家の目の前を通る中山道。江戸から京都まで続く、かつての大幹線道路でございますナ。
東海道が五十三次ならば、中山道は六十九次。江戸と京都以外に途中六十九もの宿場町があったンです。かつては京都へ向かうのが上りです。今と昔では上下が逆転してるンです。ならばまずは基点の三条大橋から。
滋賀県に入って大津宿と草津宿。東海道と分かれて守山宿、武佐宿・愛知川・高宮宿、鳥居本宿・番場宿、醒井宿に柏原。岐阜県に入ると今須宿、関ヶ原宿を打ち進み、垂井・赤坂・美江寺宿。河渡宿に加納宿。
平尾宿のお不動サンの前の案内看板より。切り絵がとてもイイ雰囲気
鵜沼・太田・伏見宿、御嶽宿に細久手宿。大鍬・大井・中津川、落合過ぎて長野県。馬籠・妻籠に三津留野宿、野尻・須原に上松宿。福島宿に宮ノ越、薮原・奈良井・贄川宿。本山・洗馬と塩尻宿、下諏訪山越え和田宿へ。
長久保・芦田・望月宿。八幡・塩名田・岩村田、小田井・追分・沓掛と、再び峠へ駆け登り、遂に来ました軽井沢。一気に下れば群馬県、坂本・松井田・安中宿。板鼻宿と高崎で進路を南に真っしぐら。倉賀野宿と新町で、いよいよ入るよ埼玉に。本庄・深谷に熊谷宿、鴻巣・桶川・上尾宿。
大宮・浦和・蕨宿、荒川渡れば東京都。最後の板橋過ぎたれば、辿り着いたる日本橋。青い字にして有るのが宿場名です。でも私ぁ行ってない宿場がまだまだ随分と沢山ございますなぁ・・。イツニナレバタスベテイケルノカ?
京都から見れば最後の宿場ですが、江戸から見れば最初の宿場でして、そこで「首宿(しゅしゅく)」と、東海道の品川宿・甲州街道の内藤新宿・日光街道の千住宿、それに中山道の板橋宿は名乗っておりますが、その板橋宿の中に私メの住む平尾宿はあるンですよ。詳しくは次回から。
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★明日も「東京都板橋区」への訪問記です★
(参考リンク)
★中仙道HP
http://nakasendo.net/
★中山道倶楽部HP
http://www.nakasendo-net.jp/
(何しろ地元なだけに、正月早々話しはドンドン続くのです)