きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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春に成れば約四千本の桜が咲き誇り、日本三大夜桜とも称される「高田城(鮫ヶ城)」も今は静かな雪の中。ココはもともと天守閣の無かったお城で、平成五年(1993)に再築された三階櫓が、シンボルに成ってます

日本の観測史上、最高の「三百七十七cm」と云う想像を絶する記録を持つ新潟・上越市の高田地区を訪ねて居ります。昨年は久し振りに二メートルを超したソウですが、今年はソコまで酷くなく、主な車道は除雪がされてますねぇ。

加えて中心商店街は「雁木(がんぎ)」と云う、雪除け屋根を持つ歩道が全長十六kmに渡り備えられてまして、随分と歩き易く成ってます。但し雁木の外に一歩でも出ると、私メの様な暖地育ちの者にゃ‥ツルツル滑ってあぁ怖い。

ま、その為にスノトレを今回履いて来てますンで、お城の方に行って見ましょうか。JR高田駅から南東へ一km半ほど離れて居り、雪の無い季節なら二十分位だソウですが、オッカナ吃驚歩いてるンでもう少し掛かっちまいますナ。

高田城は江戸幕府の北国防衛の要として、徳川家康公の六男・松平忠輝公(七十五万石)を始め、同じく孫の松平忠昌公(二十六万石)ら親藩や譜代が高禄で配されて居りましたヨ。処が次第に「親藩・譜代の左遷地」も同様に。


廃藩置県後、旧藩士達の失職対策としてお堀にゃ蓮根が盛大に植えられたソウで、今でもソコは蓮だらけ。ですが余りの寒さの為か、カチンコチンに凍ってて‥。白と黒だけの世界の中で、赤い橋が目立ってますヨ

詳しい事は略しますが、忠輝公を始めとしてヤンチャなお殿様が多過ぎたのと、余りの豪雪で次第にそんな扱いに成っちまった様ですネ。ホントはお家改易にされてもオカシク無いのに、名門ゆえに潰せない大名がココに送られた。

そんなお一人に、第十五代藩主・榊原政永公の父君で、播州姫路十五万石の藩主だった政岑(まさみね)公と云う殿様が居られますヨ。時は八代将軍吉宗公の御治世で、有名な「享保の改革」により倹約令が出されてましたネ。

処が政岑公はソレを無視し、吉原遊郭・三浦屋の名妓「高尾太夫(七代目とされてます)」に惚れ込んで、遂にはコレを身請けする‥五千両を超したと言われてますヨ。コレが将軍様の逆鱗に触れ、息子の政永公に藩主を譲る事に。

榊原家は徳川四天王の家柄だからと改易を免れ、同じ石高でも豪雪で大変な高田にて存続が許されますが、御隠居の政岑公は太夫を高田まで連れてったとか‥。左遷されても愛を選ぶ‥家来達にゃ迷惑な話だったでしょうが。


わずか三十歳で隠居させられた政岑公は、愛する高尾太夫と毎日暮らせる様に成って満足されたのか‥一転ソレ迄の放蕩がウソだったかの様に名君と成り、藩政再建に率先して取り組まれたソウですが、高田に移った翌年お亡くなりに成られてます。華やかな江戸と違い、見渡す限り白と黒しかないモノトーンの豪雪地帯に移られて、却って心が落ち着かれたンでしょうナ。太夫はその後剃髪して仏門に入ったと言われてますが、お二人してお城からこの雄大な雪山を眺められたンでしょうか?

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★明日は「新潟県上越市直江津」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「高田公園」新潟観光おでかけマップHP
http://niigata-map.net/joetsu/takada-park.html
★「高田城 その1」日本の城郭HP
http://www.geocities.jp/sugiworld/osiro/takada.html
★「高尾太夫を落とした榊原政岑」今日は何の日?徒然日記ブログ
http://indoor-mama.cocolog-nifty.com/turedure/2012/02/post-c3ed.html
★「高尾太夫の伝説」洗浄という名の戦場HP
http://okmao1105.x.fc2.com/newpage99.html
★「寒天王国新潟で色てん」kimcafeのB級グルメ旅ブログ
http://kimcafe.exblog.jp/13088655/

(関連する記事)
★「582 【揚げモン15】『生贄にされた男』と『天麩羅にされた烏賊』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=633
★「658 【スナック06】二代目高尾太夫と投込寺」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=678

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(高尾太夫は二代目が通称『仙台高尾』、五代目が『紺屋高尾』とされてます)

別に高田だけの習慣じゃ無いですが、新潟県内のスーパーじゃ冬に成ると何故か?この赤と緑の色付き寒天が目立ちますナ。何でも新潟じゃコレをおせちに入れるソウで、ソレも含めて冬期間はエラク親しまれてるみたいです。似た様な色寒天を私ぁ岐阜県でも見ましたが、向うのはニッキやハッカで風味付けされてた様な‥。一方新潟のはただ甘いだけですが、外の風景がモノトーンだらけだから、目に優しく感じられます




| 2013.01.22 Tuesday (08:00) | 長いぞ新潟は!上越 | - | - |
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| 2019.08.24 Saturday (08:00) | - | - | - |
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