きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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1315 【スイーツ73】笠間稲荷で「甘酒ソフトクリーム」を


日本三大稲荷の一つと称される「笠間稲荷神社」。白雉二年(661)の創建とされ、茨城県じゃ最大の参拝者を集めるとか。境内にゃ胡桃が沢山植えられ、「胡桃下神社」の別名を持つ様ですが、判りませんでした

桜が咲き出す寸前の訪問でして‥少し遅すぎた感も有りますが、どうかご勘弁下さいませ。まさかあんなに早く咲き出すと思って無かったンで

茨城県の中西部を旅して居ります。加波山の西麓の旧真壁町をまず訪ねましたが、今日は同じ加波山の北東に在る笠間市。八万弱の人が住む城下町で、焼き物とお稲荷さんで知られたトコですナ。昨日の話の続きに成ります。

約三百年前に元禄赤穂事件を起こした、浅野内匠頭サマの家は元々真壁の大名で、後に播州赤穂に転封されたとご案内しましたが、真壁から赤穂へ直接移った訳じゃ無い。実は笠間に一旦移り、ソコから赤穂へ転封されたのヨ。

関が原の合戦の後、真壁五万石の大名に成ったのは豊臣五奉行の筆頭「浅野長政」公。あの太閤殿下・豊臣秀吉公の義弟に当たる人ですが、真壁に居たのは最晩年の五年間ほど。その領地は三男坊の長重公に譲られますナ。

この方は江戸幕府の二代将軍・徳川秀忠公の寵臣で、「大阪冬の陣」で大活躍。その褒美として真壁だけじゃ無く、近くの笠間領も賜ります。ですが父が愛した真壁を離れる気に成らず、特許を得て一代限りでソコで暮らしたとか。


笠間稲荷の御門前には、古い建物の並ぶ土産物屋街が‥。お正月や秋の菊祭りの時は盛大に賑わうソウですが、只今はシーズンオフと見えて人影は疎らでございましたネ。お稲荷さんを売る店が多かったです

でも城の格は笠間の方が上だった様で、倅の長直公が本拠を移します。笠間は鎌倉時代からの城下町で、何かと便利だったンでしょう。やがて長直公は、発狂した池田輝興の播州赤穂城(兵庫県)受け取り役を命ぜられます。

「城受け取り」と云うのは難しい任務で、城方が引渡しを拒否すれば合戦しなくちゃ成らない。ソコで長直公は笠間から家来の殆どを率いて向かった筈ですが、ドウ云う訳か?そのまま赤穂城主に就く事を命ぜられ、行ったきりに‥。

コレは浅野のご本家が広島で、遠くに居ると親戚付き合いが不便だからと、幕府が気を利かせて移動させたらしいンですが、笠間にも愛着が出来てたンでしょうナ。急な転封だったにも拘らず、浅野家はお稲荷さんを連れてった。

歴代の笠間藩主は他所に転封される時、笠間稲荷から分霊して貰い、連れて行くのが通例で、赤穂に移った後も浅野家は厚く信仰し続けたソウですヨ。因みに討ち入りした義士達も、笠間で生まれ育った者が結構居たりします。


神社系お稲荷さんの筆頭「伏見稲荷」には、数え切れないほどの赤鳥居が。寺院系お稲荷さんの筆頭「豊川稲荷」には、膨大な数の奉納幟が並んでますンで、「三大稲荷」を称する以上、笠間稲荷にも何か凄いモンが並んでるかと期待したンですが‥。一寸ガッカリした私メでした

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★明日は「山梨県甲州市勝沼町」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「あなたに近い 笠間です」笠間観光協会HP
http://www.kasama-kankou.jp/
★「日本三大稲荷」笠間稲荷神社HP
http://www.kasama.or.jp/
★「笠間稲荷神社」茨城百景HP
http://www5b.biglobe.ne.jp/~miur/points/3/ib36.htm
★「歴史の勉強・浅野氏」The Road Site HP
http://roadsite.road.jp/history/daimyo-sp/asano/asano-ako.html
★「赤穂浪士」まほらにふく風に乗ってブログ
http://yotsuba23.blog104.fc2.com/blog-entry-134.html
★「清酒二波山 松緑」笹目宗兵衛商店HP
http://www.matsumidori.com/
★「笠間稲荷(その3)銘酒松緑」恐怖!縞猫の襲撃ブログ
http://hanamura-tatsuhiko.blog.so-net.ne.jp/2012-11-24

(関連する記事)
★「402 【講談の舞台07】AKO47に新ヒーロー加入!」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=427
★「1203 【名物パン105】豊川名物『たけの子パン』とお狐サマ」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1282
★「1291 【やきそば121】まるで焼肉!『肉入り焼きそば』と復興に向かう真壁」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1363

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(笠間藩の初代藩主・松平康重公は、ナント吉良町のご出身だったりします)

仏教はともかく、神道と日本酒は気っても切れない関係で、大きな神社の近くにはほぼ絶対に造り酒屋サンが在ったりしますが、笠間稲荷の真正面にも「笹目宗兵衛商店」なる、大きく立派な造り酒屋サンが‥。流石に昼日中から呑む訳には参りませんが、「アルコール分0%」を謳う甘酒のソフトクリームが!甘酒は酒粕からじゃ無く、米麹から作られるのが本来で、コレは米麹由来だとか‥当然アルコール分は有りませんナ。因みに甘酒は夏の季語で、コレから気候が良く成ると旬を迎えて行きます(冬じゃ有りません、夏の栄養補強飲料が甘酒!)。因みに清酒松緑は、歌舞伎の尾上松緑丈が襲名した時に振舞い酒として使われたとか




| 2013.04.10 Wednesday (08:00) | よかっぺ茨城だっぺ | - | - |
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| 2018.12.14 Friday (08:00) | - | - | - |
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