きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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1463 【お米料理100】「たまごかけごはん」と生きた水の里‥久留里

お蔭さまで「お米料理」カテゴリーも、百本目の記事に成りました。コレからもご期待下さいませ
千葉・君津市のJR久留里駅前「水汲み広場」には、清らかで冷たい湧水が夏でもタップリ湧き出してます。久留里は「生きた水の里」と称し、城下町の方々に掘られた自噴井戸からの水が、今日も街を潤してます

日本全国を旅してますが、独自な地方料理ってホント多いですネ。ナニをドウ考えたらコウ成ったンだろう‥と驚くのが多々有りますが、その殆どにソレらしい由緒が付けられて、中には発祥地や考案者まで特定されてたりします。

他所と区別化する為に、敢えて「オラが村が発祥!」と由緒を持ち出してンでしょうが、隣接した自治体同士でソレの取り合いしてるトコが有ったりし、思わず苦笑させられたりもします。互いの面子と繁栄を懸け、必死な奪い合いだ。

尤も「ナンでも自分のモノにしたがる」玄界灘の向こうの某半島国家と違い、ソレなりの根拠と自信が有るンでしょうが、多少以上に発祥が古いモンは良く判らン‥のが殆どで、結局は「トムとジェリー」。仲良く喧嘩しな!ですゼ。

処が比較的最近、つまり明治以降に発祥したお料理は「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どうして」「どうした」がハッキリ判ってるのが多い。地方料理を超越し、全国ドコでも食べられる様に成ったモノでも、ソレが判るのは多い。


高い山が皆無の(国内で一番高低差が少ない)千葉県は、飲料水の確保が難しかった地域。久留里では「上総掘り」と云う技法で数百mの深井戸を掘り、ソコから湧く清水が街の方々で噴き出てます。あぁ冷たそう

先日知ったンですが、全国ドコでも食べられてる「卵掛けご飯」にも由緒と云うか、発明者が居るンだとか。ソレは「岸田吟香(ぎんこう)」と云う明治時代のジャーナリストで、吟香サンが史上初めて「ご飯に卵を掛けた」とされてる。

岡山のご出身で、幕末の江戸へ流れ来て、吉原で遊郭の主人をしてたとか。吉原での仇名が「銀公」で、コレから吟香に成ったとは洒落てますが、維新後はジャーナリストに転じ、東京日日新聞(今の毎日新聞)の主筆に成ります。

その後、実業家としても活躍。また西洋医学普及に尽したりと、多才な洒落人だった様ですが、余りの忙しさに急いで栄養ある食事をと、吟香サンは当時高価だった「生卵」を、コレまた高価だった「銀シャリ」に掛けて食べますヨ。

そして「美味い美味い」と廻りに勧め、あの吟香が勧めるのならとブームに成り、全国へ広がった‥とまるで講談みたいなストーリー。今回訪ねた久留里でたまたま見付けた「卵掛けご飯」屋で、そんな由緒を思い出した私メです。


久留里城下は以前ご紹介しましたンで、その近くの聖徳太子の建立とされる古刹「鹿野山神野寺(かのうざんじんやじ)」を。私メより上の世代は覚えてると思いますが、昭和五十四年(1979)に飼ってたトラが逃げ出して、日本中がパニックに成った‥あのお寺さんです。現在は飼って無い様ですが、そうか‥ココだったンですナ(まだ寒い頃に撮った画像です)

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★明日は「東京都千代田区九段」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「生きた水の里」久留里フィールドミュージアムHP
http://www.kururi.info/
★「全国のたまごかけごはん」イセ食品HP
http://www.tamagokake.jp/
★「先人の風景 岸田吟香」山陽新聞社HP
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/senjin/news/2008/11/13/20081113165558.html
★「岸田吟香・目薬・たまごがけごはん」図書館のねずみブログ
http://blog.livedoor.jp/bookcafefushin/archives/1738364.html
★「薬師如来・軍荼利明王の二尊が並列」鹿野山神野寺HP
http://www.geocities.jp/jinyaji_598/
★「鹿野山神野寺の虎騒 知っていますか?」西村治彦の日記ブログ
http://ameblo.jp/2465789/entry-11263222996.html
★「365日たまごがけごはんの歌」TKG読売連合広告社HP
http://365tkg.com/cd.html
★「おいしいたまごがけごはんの店」たまらんHP
http://www.tamaran.info/

(関連する記事)
★「466 良寛さんの『思えば遠くへ来たもんだ』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=495
★「474 【お魚料理24】お城と生きた水の里・・久留里」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=536
★「586 【お米料理36】久留里で破門された男」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=625

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(つまり『卵がけご飯』の発祥地は、東京の岸田吟香さんのご自宅ですナ)

久留里城下を少し通り過ぎたトコに、ログハウス造りの「たまらん」と云う「卵掛けご飯」屋サンが在りますヨ。今回たまたま道を間違えて、しかもお腹が空いてたモンだから「えぇい面倒くさい」と寄ったンですが、いざ食べてみると「卵掛けご飯」って美味いねぇ。久留里の清水で育った鶏から産まれた卵を、久留里の清水で育った地元銘柄米で、色んなお醤油を掛けて、好きなだけ食べれるお店(週末のみ営業の様)ですが、大自然に囲まれた優雅なオープンテラスで、私ぁ思わず三杯も食べちまったゼ!そして店内で延々と流れる「365日たまごがけごはんの歌(作曲はナント!円広志師匠)」がすっかり耳につき、暫くうなされた私メでしたヨ




| 2013.08.21 Wednesday (08:00) | 日本一の島・千葉南 | - | - |
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| 2019.06.17 Monday (08:00) | - | - | - |
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