きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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1439 【スイーツ84】「天然氷のカキ氷」と干瓢の故郷‥壬生町


江戸時代、鳥居家三万石の壬生藩の置かれていた「壬生城(馬蹄城)」は、ほぼ破壊されて土塁とお堀だけに成ってた様ですが、ソレを再整備したのか?お堀の石垣が妙にキレイで、作り物のテーマパークの様です

栃木県南部をブラ付いて居ります。昨日は鹿沼市をご案内致しましたが、今日は真っ直ぐ南下し、壬生(みぶ)町と云うトコへ参りましたヨ。生まれて初めて訪ねた街ですが、ココは栃木県を代表するある産物の発祥地ナンだとか。

各都道府県ごとに、ソコを代表する産物ってございますナ。私メの育った静岡県なら「お茶と蜜柑」、嫁さんの故郷・広島県なら「牡蠣」でしょうか。ですが只今住んでる東京都の場合、代表的産物って一体ナンだろう?思い付かない。

生産シェアだったら「うど」ですが、余り一般的じゃ無いしネ。ま、東京は他に珍しいモンが幾らでも有るンで、産物は無くたって良いでしょうケド‥。今回訪ねて居ります北関東の栃木県の場合、ソレは絶対的に「かんぴょう」ですヨ。

夕顔(朝顔の仲間じゃ無く、瓢箪の仲間だとか)の巨大な実をきしめん状に長く剥き、良く干したのを煮付けてお寿司の具にしたり、汁物の具にして食べる「干瓢」でござンす。壬生町はソレの発祥地!但し栃木県では‥の条件付。


日光御成街道の宿場町でも有った壬生町にゃ、古い街並みが結構残ってまして、こんな立派な屋敷門も!一見、長屋式の店舗かと思いましたが、この裏の大きなお屋敷に通じる門らしく、吃驚仰天の私メでしたゼ

壬生と云うと、新撰組に占拠されてた京都の壬生寺を思い出します。処が栃木の壬生町は、京都のソレと関係ないとか。いやいや全く無関係な訳じゃ無く、京都の下級貴族・壬生家の若様がコチラに移り、豪族化して城を築いた。

ソレが壬生城。江戸初期は大名が次々入れ替わり、中期に城主に成った鳥居家でようやく安定し、幕末まで八代続きます。その鳥居家・壬生藩の最初の殿様・忠英公が名君で、この方が干瓢を栃木に持ち込んだとされてます。

忠英公の前任地は、京都にほど近い滋賀・水口町。干瓢は元々アチラの名物で、領地が変った際に持って来ちゃったらしいのヨ。そして栽培を大いに推奨し、やがて全県に広がって、今じゃ生産シェア八割以上と圧倒してます。

今でも大産地らしいンですが、何しろソレを知ったのは帰京してから。水口に以前参りました時に「干瓢は元々ココの名物だったのに、殿様が栃木に持ち出した」と恨みがましく聞かされた事が有りますが、壬生町だったンですネ。


「関西⇒壬生町」だけだった訳じゃ無い。京都の比叡山延暦寺を実質的に作り上げた、天台三代座主の「慈覚大師・円仁大僧正(壬生家の出身だとか)」はココのご出身。初代座主の「伝教大師・最澄大僧正」に習って遣唐使船(しかも最後の船)で中国へ渡った高僧で、苦学の末に金剛界曼荼羅を日本に持ち帰り、天台密教を確立・隆盛させただけじゃ無く、各地に多くのお寺を建ててます。その生地に建てられたのが壬生町に在る「紫雲山壬生寺」で、京都の壬生寺とは一切関係無いソウです

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★明日は「静岡県磐田市」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「活力と創意が生きる希望に満ちたまち・みぶ」壬生町観光協会HP
http://www.mibukan.com/
★「壬生城」城の道HP
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mononofu/mibuzyou.html
★「慈覚大師御誕生地」紫雲山壬生寺HP
http://www.jikakudaishi.com/
★「壬生の古い町並み」一路一会HP
http://www.ichiro-ichie.com/03nkanto/tochigi/mibu/mibu01.html
★「特産品・かんぴょう」壬生町生活便利帖HP
http://www.geocities.jp/handymibu/e01/e01/e01.html
★「日光の天然氷のかき氷『松月氷室』」情報マーケットとちぎHP
http://www.johomarket.com/blog/report/post-132.html

(関連する記事)
★「426 【五色不動01】目黒不動の目の黒い内は・・」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=471
★「711 【名物パン50】新撰組と『ニューバード』‥京都壬生」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=707
★「871 【名物パン66】世界遺産・平泉と『ポップヒットバニラ』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=907
★「1438 【やきそば142】『ニラ焼きそば』とまちの駅だらけの街‥鹿沼」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1524

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(一切の事前知識も無く、街に迷い込んだ様な次第で‥また行きたいです)

壬生町が「干瓢の発祥地」と知ってたら、干瓢がらみの面白いモンを探したンでしょうが、何しろナニかの間違いで迷い込んでしまっただけでして‥。ソコで壬生町に迷い込む寸前に、北隣りの鹿沼市唯一のデパート福田屋さんで食べた「日光の天然氷のかき氷」を。日光で天然氷を作り続ける「松月氷室」さんの支店「氷点屋」さんでして、果肉入り白桃練乳のを頼んだンですが、氷の削り方が既に芸術の域に入って居りまして、何と云うふんわり具合なのか!食べるのが正直勿体無い!だけど食べないと無駄に溶けるだけですンで、大慌てで美味しく頂戴致しましたヨ




| 2013.07.31 Wednesday (08:00) | そりゃ栃木がいいべ | - | - |
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| 2017.12.11 Monday (08:00) | - | - | - |
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