(以下の情報は、2013年1月1日現在です。どうぞご注意下さいませ)
このブログ旅日記を書いている神田鯉風は、プロの芸人=講釈師でございます。お客様の前で講談という話芸を読ませて戴く事で、何とか生業を成り立たせて居ります。基本的には都内の各種寄席・演芸場等の高座で、講談を読んで居ります(講談は『話す』では無く、『読む』と表現します)。しかし乍ら、講談という話芸は発生してから約三百五十年、激しい盛衰を経験して参りました。かつては露天で行う芸だったのが、何時しか屋内で読む芸となり、今では東京・大阪以外では殆どお目にかからない「希少な」芸と成ってしまいました。
ソコで鯉風は生意気にも考えたのです。寄席へのご来場をお待ち致してるだけでは、東京・大阪以外の国内殆どの場所で、講談の存在を知っている人が居なく成ってしまうのではないか?幸いな事に旅仕事は多く、日本全国方々の街々に呼んで貰って居ります。しかし講談という話芸を知って貰う為に、こちらから打って出よう!いろんな所で講談を読ませて戴こう!所謂「旅仕事」の様に費用や会場面等で大掛かりに成るのでは無く、出来るだけ安価に!簡易な形で講談を読みに行こう!ソコで「ピン(つまり一人だけ)」で参ります。
何もかも主催者さん側に「おんぶで抱っこ」では無く、こちらから押しかける様な形で、講談を聞いて貰いたい。そこで出演料を大幅ディスカウントで、「出前講談」なるコトをここ十数年行って居ります。但し、こちらとしても実入りが減る訳でございますから、もしも心意気に感じて鯉風を呼ぼうとお思いに成られましたお方に、幾つかの条件をご承知して戴きたいのです。その条件とは‥、
☆日程的な我が侭を、ある程度聞いて下さい。
寄席やラジオ等の、レギュラー出演の合間に出前致しますので。
☆酒宴での講談はご勘弁下さい。
「普通のお仕事」としてお伺いするのならば、酒宴だろうとナンだろうと私メは決して文句は申しません。けれど「出前講談」に関してのみ、酒宴の余興としての講談はご勘弁下さいませ。ただし、酒宴前に読むのならば大丈夫です。
☆宴会の司会・余興等は致しません。
「普通のお仕事」としてならば、司会でも余興でもナンだろうと致します。ですが「出前講談」に関してのみ、あくまでも講談主体でお願い致します。
以上の点をご承知戴ければ、日本国内のみならず、地球上の何処だろうとお伺い致します。山ン中だろうと、離れ島だろうと、大都会のエアポケットの様な所だろうと、何処だってお伺い致します。例えホールや講堂じゃ無くったって、全く構いませんヨ。屋根と壁と床さえ付いていれば、お寺でも神社でも学校でも公民館でも、会社でも船ン中でも貴方の御自宅の四畳半でも、大抵の所にお伺い致します。いや既に色んな場所に「出前講談」でお伺いしてます。
毎年多くの場所に、「着物と張り扇を持って」お伺い致しております。とにかく講談を聞いて戴きたいのです。どうです、鯉風を貴方の街に呼んで呉れませんか?詳しい事は何なりとご遠慮なく、鯉風までお問い合わせ下さいませ。
問合せは‥神田鯉風まで、メールでどうぞ
mail@rifuh.com