きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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1458 【スナック26】皇太子襲撃事件と「甘いポテチ」‥大津


京都からは東海道「最初の宿場」、江戸からは「最後の宿場」滋賀・大津宿。ココは中山道の宿場も兼ねてたンで、昔はエラク栄えたとか。往時の面影が今でも残ってますが、この道沿いに事件現場が有るンです

昨日に引き続き、滋賀・大津市の中心街ブラブラ散歩でございます。私ぁJR大津駅の辺りが一番繁多だろうと思ってたンですが、全く以てソウじゃ無く‥賑やかなトコを求め、琵琶湖の畔へ向かう途中で見付けたのが旧東海道。 

つまり昔の大津宿でして、ココは東海道五十三次の「五十三番宿」。尤もコレは江戸から見た表現で、東海道の起点は京都・三条大橋だから「首宿」と書くのが正しい筈ですが、宿場内にゃ五十三番宿と云う表示が目立ちますナ。

そして驚いたのは、ココは明治二十四年(1891)に日本を揺るがす大事件の起きた場所。その石碑が立ってて私ぁ驚きましたネ、「此付近露国皇太子遭難之地碑」って‥そうか大津事件の現場がココか!露国てぇのはロシアね。

親善訪問中のロシア帝国のニコライ皇太子殿下に対し、津田三蔵と云う警官がサーベルで斬り掛かったのが大津事件。皇太子殿下は京都から琵琶湖へ赴かれた帰り道で、大津宿をお通りに。津田は沿道の警備係をしてました。


ココが事件の現場だとか。ニコライ皇太子殿下を襲った津田三蔵は、同行のギリシャ王国ゲオルギネス王子らによって取り押さえられ、裁判に掛けられる事に。「司法の独立」を懸けた、大審院の苦闘が始まります

斬り付けた理由は諸説有ってナゾですが、大国ロシアの皇太子殿下に大怪我を負わせてしまったと、国中はパニックに。十数年後に戦争する事と成る両国ですが、当時の国力の差は段違い!まだロシアにゃ勝てそうも無い。

明治大帝自らがお詫びに飛び回る事態と成り、「ロシアに許して貰う為に、津田を死刑にしろ」との国論が大勢を占めますヨ。処が「日本の皇族に対して危害を加えた場合」の刑法は有っても、「外国の皇族に対して」の刑法が無い。

後から法律を作る(事後法)のは文明国として執るべき態度じゃ無く、また政府の圧力で超法規的措置を執るのも正しくない。国民感情に靡くのはもっと駄目と、大審院(今の最高裁判所)は「司法の独立」を守る闘いに出ます。

つまり法に則って、一般人相手と同じく「津田を無期懲役と処す」。コレが却って「日本は三権分立を守る国だ」とロシアや諸外国に評価され、日本も大国の仲間に‥。ココが大学に通ってた頃、授業で聞いた事件現場だったのか。

      
京都や奈良よりも、大津の方がもっと古い「都」だったって知ってます?宿場内を歩いてましたら、「大津祭り曳山展示館」と云うのが在ったンで寄ってみたら、ソコの係の人が頻りにソウ仰るのヨ。成るほど確かに「天智天皇(=蘇我氏を滅ぼした中大兄皇子)」が飛鳥から、この大津に千三百五十年ほど前に都を移して居られる。ソレが「大津京(近江京)」で、僅か五年ほどでしたが‥ココは日本の首都だった!もっともソレは遠い過去の栄光で、京都や奈良に比べると地味ですよネ。でも毎年秋に行われれる「大津祭り」は豪華絢爛で、特徴的な三輪曳山が十三台も出るンだとか。オバチャン、私ぁとても行けそうも無いけど宣伝しましたからネ

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★明日は「京都府亀岡市」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「近江東海道中絵巻・大津宿」近江歴史回廊推進協議会HP
http://www.shiga-bunshin.or.jp/rekisikairou/Bukaijigyou/toukaidou/ootsu/
★「大津市旧東海道の町並み」古い町並みを歩くHP
http://matinami.o.oo7.jp/kinki1/ootu-toukaidou.htm
★「大津事件」国立公文書館アジア歴史資料センターHP
http://www.jacar.go.jp/modernjapan/p05.html
★「児島惟謙と大津事件」たむたむHP
http://tamutamu2011.kuronowish.com/kojimaikenn.htm
★「湖国、滋賀県大津市の曳山祭『大津祭』」大津祭曳山連盟HP
http://www.otsu-matsuri.jp/home/
★「カルビーポテトチップス 東海道五十三次 和みの黒蜜味」double rainbowのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/two3mk/46963078.html

(関連する記事)
★「1340 【スイーツ75】根本中堂と『黒蜜ごま豆腐』‥比叡山・東塔」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1401
★「1401 【江戸六地蔵03】品川のお地蔵サンと『五十三次ポテチ』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1443
★「1402 【スナック22】『東海道五十三次ポテチ』の起点と終点は?‥京都」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1444
★「1457 【団子饅頭54】すご〜く長い路面電車と『弁慶の力餅』‥大津」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1539

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(『国民感情は法律を超越する』と発狂したSK国に、聞かせたい事件です)

なぜかカルビーのHPに載って無い、カルビーの新製品「東海道五十三次チップス」。第一弾として五種類出た中で、唯一手に入らなかった「和みの黒蜜味」を、曳山展示館近くのスーパーで見付けましたヨ(残り四種類はご紹介済み)。厳密に云うと大津じゃ無く、同じ滋賀県の、しかも同じ東海道・石部宿の名物「黒蜜掛けの心太」をイメージしたモンだソウですが、私メら東京者にゃ「甘い心太」って‥。心太は酢醤油かけてスッキリ食べたいなぁと思いますが、コリャ文化の違いだから仕方ない。さてこのポテチですが、流石に東京の会社の製品だけあって「甘い心太」同様に「甘いポテチ」を許せなかったのか、初めは一瞬甘いけど、すぐに塩っぱく感じると云う複雑な味に成ってます。でもナゼHPに載って無いのか?




| 2013.08.16 Friday (08:00) | 琵琶湖は滋賀の1/6 | - | - |
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