きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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富山市役所の展望塔から、JR富山駅方面を眺めて見ました。この反対側が立山連峰で、晴れてれば見事なパノラマなんでしょうが‥雲に隠れててあぁ残念。北陸新幹線の開通に向け、街は変わりつつ有る様です

北陸を旅して居りますヨ。昨日の高岡市に続き、参りましたのは富山県の県都・富山市。人口四十二万と中々に大きく、北陸じゃ二番目の規模。因みに一番大きいのは石川・金沢市で、四万人ほどの差をつけられて居りますナ。

全国ドコでも「ライバル都市」は有るモノで、北陸じゃ富山と金沢がソウだと聞いたコトが有りますネ。尤もソレは富山から金沢への一方的な思いで、金沢側は大して気にして無いとも。富山市出身の楽屋の同輩から教わりました。

金沢の人が自慢する「加賀百万石」の栄光の影で、富山は属国()として搾取され虐げられ馬鹿にされ‥四百年続く恨みと云うからタダ事じゃ無い。「虐めた側は忘れても、虐められた側は決して忘れない」てぇ奴ナンでしょうか?

戦国末期に富山の殿様「佐々成政公」と金沢の殿様「前田利家公」が決戦に及び、金沢側が勝利を収めた結果、前田家の分家が富山を治める事に成って幕末まで。ココら辺は明後日詳しく書きますが、対立の根っ子は深い!


富山の市街地にゃ、金沢じゃ消滅しちまった路面電車が残ってます。郊外へ行く路線やグルグル回る環状線やらコレが中々に便利で、この点では富山の勝ち!でも中心繁華街は、金沢の方が遥かに賑やかです

大体が明治初めまでは「一つの県」として扱われてまして、その儘だったら同じ中部地方の「静岡市と浜松市」の様に、同県内のライバル都市に成ってた筈。処が県庁の予算分配が金沢側に偏重しすぎて、富山側が遂に怒った!

明治政府なんて中央官庁でもクズ役人が殆どで、ましてや地方の役所なんて碌でも無い輩ばっかりだったンでしょう。明治維新で旧来の制度が廃され、新たな時代が来ると思ったら「前より酷かった」。もう一緒にやってられぬ。

全国で戦前多発した「米騒動」のきっかけは、ナント全てが富山県!血が余ってると云うか、社会不正を見逃せないと云うか、ソウ云う県民気質ナンでしょうか?とにかく分県を勝ち取って、金沢に追い付け追い越せで百三十年。

私ぁ静岡育ちなモンで、分県運動が成功せずに同県内で張り合った結果、政令指定都市に発展した静岡・浜松両市を見てますが、もしも分かれてたら富山・金沢両市みたいに成ってたンだなぁと、妙な意味で感慨深く思えました。


地元の方に言わせると違うらしいンですが、富山と金沢じゃ言葉も文化も風習も、余所者にゃ「ほぼ同じモン」に思えます。郷土料理も共通点が多く、金沢名物「べろべろ(ゑびす)」として以前ご紹介した溶き卵の煮凝りが、富山じゃ「べっこう」と云う名前でコレまた名物に。お箸で掴める茶碗蒸しと云うか・・両県以外じゃ見たコトの無い、珍妙なオカズです

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★明日も「富山県富山市」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「富山市観光ガイド」富山市役所商工労働部観光振興課HP
http://www8.city.toyama.toyama.jp/kanko/
★「富山市庁舎展望塔」TOWER FANTASIA HP
http://www7.plala.or.jp/tower/toyamacityhall/toyamacityhall.html
★「路面電車推進室からのご案内」富山市役所HP
http://www.city.toyama.toyama.jp/toshiseibibu/romendenshasuishin/romendensha.html
★「石川県をライバル視する富山県」吉村外喜雄のなんだかんだブログ
http://www.noevir-hk.co.jp/magazine/2006/04/post_770.html
★「米騒動は、なぜ富山でおこったのですか?」YAHOO!知恵袋HP
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1199961006
★「べっこう・えべす(ゆべし)」BARBERMAMAの手作り人生ブログ
http://barbermama.blog.so-net.ne.jp/2006-05-20-1
★「富山の郷土料理・昆布〆」JAPAN WEB MAGAZAINE HP
http://japan-web-magazine.com/japanese/food/kobujime/
★「北前船がもたらした富山の『昆布』の食文化」みなと総合研究財団HP
http://www.wave.or.jp/minatobunka/outline/toyama.html

(関連する記事)
★「677 金沢の古い茶屋街で『べろべろ』を」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=709
★「734 【お米料理48】富山で『シロエビの天丼』を」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=725
★「735 【お米料理49】富山じゃ常識『やさたま』!」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=726

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(富山から金沢への一方的な『反感』と考えるのが、一番判り易いような‥)

富山にしか無い、珍しくて美味しいモンも沢山有りますヨ。富山と云えば昆布!で昆布を実に美味しく使いますが、コレは「サスの昆布〆」。サスとは黒カジキマグロの富山表現で、薄く切ったその身を昆布で包んで一晩程度おき、刺身みたいに醤油につけて食べます。身の余計な水分は昆布に移り、逆に昆布の美味しさ成分が身に移り、いや美味いの美味く無いの!昆布をめくると糸を引きますが、腐ってる訳じゃ無いンでご安心を(もちろん昆布も食べられます)。コレを考えた人はホント偉いと思います。ブリやサワラ・甘海老、或いは野菜でも作ったりするそうナ。いや驚いた




| 2013.10.26 Saturday (00:15) | 富山にまた来られ! | - | - |
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| 2019.12.16 Monday (00:15) | - | - | - |
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