きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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皇居・半蔵門前から西へ向かう甲州街道(国道20号線)の「四谷4丁目交差点」は、明治九年(1876)まで江戸の西の関門「四谷大木戸」が置かれた場所。つまりココまで江戸の町ですが、この先の新宿は違います

東京・新宿区の四谷界隈を歩いて居ります。JRとメトロの駅名は「四ッ谷」ですが、地名としては「四谷」でございますンで、どうかお間違え無き様に。江戸の頃は「四ッ谷」が正しかった様ですが、東京に成って省略されちまった様。

すぐ近くの「市ヶ谷」も「市谷」と書く場合が有りますし、関西でも「三宮」か「三ノ宮」なのかと云う問題も有りまして、何ともヤヤコシイですナ。江戸の頃のお噂を語る講釈師としては、昔の表現も知ってなけりゃ成らぬので大変ですヨ。

同様に「東京は一体ドコまでが江戸なのか?」と云う難問も有りまして、コレも大変ヤヤコシイ。「江戸御府内が江戸の町だ」と答えるのが正解ナンでしょうが、その御府内も徳川家の入府当時と幕末じゃ範囲が違うンで困っちまう。

最初は「江戸城の概ね二里四方」と云う狭い町だったのが、人口が膨張するに連れてドンドン広がり、「東海道の品川宿」「中山道の板橋宿」「甲州街道の内藤新宿」「日光街道の千住宿」の手前まで江戸扱いされてた様です。


四谷三丁目交差点の角地に建つ「四谷消防署」の殆どは、消防庁「消防博物館」に成ってますヨ。地下階には昔の消防車が展示されてますが、王子とか池袋とか城北地区の車両が多いンで、チョット嬉しいです

講談でも町奉行が「江戸四里四方所払いに処す」と仰ったりしますが、四里四方とは上記の四つの宿場のコト。四宿の手前には「大木戸(関所)」が設けられてたンで、江戸っ子達も「大木戸までは江戸の内」と認識してたみたい。

各街道にゃ大きな門が在り、夜に成るとソレを閉めちまう。夜陰に紛れて敵軍が攻め込んで来るのを防ぐと共に、悪い賊達が逃げ出さない様にしてた訳ですナ。但し日光街道は、隅田川の「千住大橋」がその役目を果してました。

尤も明治に成って不要と成り、各街道を道路として広げるに当って邪魔なんで、大木戸を壊しちまった・・勿体無ぇコトしやがる。東海道の高輪大木戸だけは石垣が半分残ってますが、四ッ谷のソレなんて影も形も在りゃしない。

ですが講釈師的には「今でも大木戸は在る」と思ってまして、いやソウ思わないと講談なんて読ンじゃ居られない。初高座を踏んだ街・四谷をブラブラ歩きながら、ココに在った大木戸はドンな格好してたンだろうと考えてた私メです。


江戸町火消しの伝統を受け継ぐ東京消防庁だけ有って、博物館ビルの階を一つ使って「町火消し」のコーナーが設けられてます。お江戸「いろは四十八組」全てに加え、「本所・深川十六組」の纏いが並べられてまして、こいつぁ江戸前だ!纏いは合戦の際の馬印がルーツらしいですが、町火消しではコレを持って火事場へ駆けつけて高々と掲げ、「俺たち△△組が一番乗りでぇ」と誇示したのヨ。各組全て格好が違いますゼ

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★明日は「東京都文京区本郷」への訪問記です★

(参考リンク
)
★「賑わいと魅力あふれる新宿」新宿区観光協会HP
http://www.shinjukuku-kankou.jp/
★「江戸の範囲〜天下の大江戸、八百八町というけれど」東京都公文書館HP
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/01soumu/archives/0712edo_hanni.htm
★「四谷大木戸」アクエリアンの知・遊・楽の世界へようこそHP
http://homepage2.nifty.com/aquarian/Tokyo/Tky020722.htm
★「消防博物館」東京消防庁HP
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/museum.html
★「へらひん組がなかった『いろは四十八組』」消防雑学辞典・東京消防庁HP
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/libr/qa/qa_03.htm
★「伝え続けたい日本の味」錦松梅HP
http://www.kinshobai.co.jp/

(関連する記事)
★「1137 【江戸六地蔵01】新宿のお地蔵サンは『二丁目』に‥」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1128
★「1138 【やきそば95】新宿を潰させた男と『極太中華焼きそば』」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1211
★「1552 【やきそば165】国宝・迎賓館と『カキソース和えそば』・・四谷」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=1619

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=154
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
http://rifuh.jugem.jp/?eid=268

(講談って馬鹿じゃ出来ないンですヨ、尤も利口な人はやりませんがネ‥)

楽屋でお偉い先生やお師匠さん方をシクジった時(つまり怒らせた時)のお詫びは、やっぱり高級ふりかけ「錦松梅」が一番かと。コレが嫌いと言う東京の寄席芸人に会った記憶が未だ有りませんが、その本店は四谷三丁目。消防博物館の近くに在ります。昭和七年(1932)の誕生と云うから意外と新しいのネ・・てっきり江戸の昔から有るンだと思ってましたが。けれど江戸のふりかけを再現させたモノだから、やっぱ江戸前な逸品です




| 2013.11.09 Saturday (00:15) | 夢みる新都心新宿区 | - | - |
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| 2019.06.24 Monday (00:15) | - | - | - |
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