きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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1687 【保存食品43】ならまちと「本物の奈良漬け」・・奈良市


奈良市の「猿沢池」越しに、国宝&世界遺産の「興福寺・五重塔」を眺めてみました。繁華街のすぐ側にコレ程のモノが在るって・・流石に千三百年の古都ですナ。東京じゃ有り得ない風景で、羨ましくて仕方有りません

奈良市に来て居ります。私ぁ住いが東京でして、ソコから全国各地へお伺いさせて戴いてますが、確かに東京は日本一の大都会で「何でも揃ってる街」ですが、ドウしても無いモノも在る。その無いモノは、歴史でござンす。

徳川家康公が幕府を開かれ、日本の中心に成って約四百年。アメリカ辺りに比べると確かに古いンですが、そんな下を見てドウする!人間は常に向上心を持って居ませんと・・。東京で一番古い浅草でさえ、千三百年くらい。

草深き武蔵野が切り開かれ、草浅き「浅草」にやっと成った頃、上方じゃ宮廷文化が花咲いてた訳で、こりゃドウしたって叶わない。浅草が出来た頃、華やかな都だったのが今回訪ねた奈良でして、ホント想像を絶する歴史。

但しソレは「平城京」で、私メら東夷が修学旅行で行く興福寺やら東大寺やらとは別の場所。都が京都へ移った後、街が東へ数kmほどズレた様ですネ。悠久の時の流れの中で、スクラップ&ビルドが行われたみたいです。



いわゆる「ならまち」の殆どは、南都七大寺の一つ「元興寺極楽坊」の境内地だったトコ。蘇我馬子サン()により推古天皇元年(593)に建てられた古刹で、ご覧の本坊は国宝に指定されてますヨ。教科書の世界の話だ

江戸時代の奈良は、幕府直轄地で「奈良奉行」が支配してた街。歴史を尊んで特別扱いだったンですが、そのお奉行様が活躍するのが、講談や落語で有名な「鹿政談」。鹿を間違って打ち殺した、お豆腐屋さんを裁きますナ。

根多の中じゃ、お豆腐屋さんが住んでたのが「興福寺門前町」。ソレが一体何処なのか、探して見たコトがございましたネ。講釈師は「見て来た様な」じゃ無く、「見て来た上で」嘘を付かにゃ成らぬ。現地取材はナニより大切だ。

興福寺南側の地域を、俗に「ならまち」と称します。興福寺や東大寺の門前町として中世以降、奈良の中心街として栄えた古い街。空襲で焼け無かったンで、キレイに整った街が残ってます。今や観光スポットに成ってますヨ。

恐らくココら辺だろう・・と適当に歩いたのを良く覚えてますが、こんなに町屋が並ぶ街は東京にゃ有りません。現地取材するのは「イメージを想像し易くする為」ですが、今にもお奉行様が出て来られソウな「ならまち」です。



「ならまち」に残る町屋は江戸末期から明治に掛けてのモノが殆どで、流石に千三百年前のはございません(当り前だ!)。観光地化が年々進んでますが、東京にコレが在ったらもっと悪趣味にさせられちまうンでしょうナ

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★明日は「東京都台東区上野公園」への訪問記です★


(参考リンク)
★「深!発見 なら」奈良市観光協会HP
★「古都奈良の魅力に包まれる」法相宗大本山 興福寺HP
★「世界遺産 元興寺」元興寺文化財研究所HP
★「鹿政談 桂米朝」東西落語散歩HP
★「落語『鹿政談』について」嶋泉心足齋HP
★「ようこそ"ならまち"へ」奈良市観光協会HP
★「ならまち情報サイト」奈良町情報館HP
★「風情ある町屋が並ぶ『ならまち』を散策」京阪奈ぶらり歴史散歩HP
★「純正奈良漬 元祖製造元」今西本店HP

(関連する記事)
★「092 【揚げモン02】平城京の前の都はどうなってンのか」
★「093 藤原京の後の都はどうなってンのか」
★「094 【お米料理03】まずは西大寺に行ってみたのヨ」
★「095 【お米料理04】続いて東大寺に行ってみたのヨ」
★「096 【講談の舞台01】もとの黙阿弥・・生駒市」
★「796 【お米料理55】鹿しか居らン東大寺と『柿の葉ずし』」
★「797 【保存食品18】ほんまモンの『奈良漬』と茨城出身の御神鹿たち」
★「998 【麺類色々60】青丹よし奈良の名物『びっくりうどん』」
★「1683 【麺類色々121】巨大宗教都市と『スタミナラーメン』・・天理」
★「1684 【名物パン178】『パピロ』と日本最古の神社・・桜井」
★「1686 【麺類色々122】『にゅうめん』と二つの三笠山・・奈良市」

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

(シーズンオフは観光客が少ないンで、のんびり見物が出来て良いねぇ
)

奈良と云えば「奈良漬け」と答えるのが日本の常識でしょうが、ソレを発明したのはドコのダレなのか?正確なトコは判りませんが、平城京の時代から「野菜の粕漬け」として存在してたモノらしいですネ。現在の様な奈良漬けに成ったのは幕末で、奈良・三条通りで現在もお店が続く「今西本店」サンが元祖とのコト。全国で唯一「純正」を名乗る事を許された老舗で、数十代続く奈良市最古の商店だとか。今西本店サンの奈良漬けは以前もご紹介したコトが有りますが、今回は予め切って有る「切りあわせ」を。他所のと違い、元祖だけ有って「十年以上も酒粕に漬ける」と云う、昔通りの製法で作る本物・超本格派!ソレだけに香りは強烈で、切ってから食べられる様に成るまで三〜五日はかかる・・。処が「切りあわせ」なら一晩程度で済むし、何よりお安いしネ。ソレにしても本物は、実にスゴイ色をしてます




| 2014.03.09 Sunday (00:15) | 奈良は国のまほろば | - | - |
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| 2019.06.24 Monday (00:15) | - | - | - |
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