これが噂のコールラビ。かぶらの様に見えますが、キャベツの仲間です
新幹線で東から西へ向かうと、京都駅のスグ先北側に、大きな種苗会社が在りますヨねぇ。あのビルを見る度に「日本の種苗産業ってスゲー」と思うンですヨ。ナンでも頻りに改良したがる、日本人の典型みたいな業界ですなぁ。
私ぁ典型的な文系ですンで良く判りませんが、現代の種苗産業は昔乍らの地道な交配改良だけで無く、私メじゃとても理解出来ないバイオ技術を駆使し、魔法みたいなコトしてド〜ニカコ〜ニカしてンでしょうナ。まるで錬金術師。
一体ナゼなのか?実家に毎日配達されます「日本農業新聞」を時々読んで見ますと色んナ種苗の新製品情報が載ってまして、吃驚したり呆れたり・・。でも「一代限り収穫可能」なモンが多いです、ありゃ商売上の問題でしょうネ。
また世界のドッカから「謎なジャンルの種苗」を探し出して来て、日本向けにチョット改良して格好良くし、ソレを売り出すのも大事なご商売。どーしてこうも日本人は新しいモン好きなのかしらん?皆な江戸っ子に成っちまったのか?
繰り返します。かぶらの様に見えますが、コレはキャベツの仲間です!
でも期待通りには普及しないモンの方が圧倒的に多いンでしょうナ。或いは普及するペースが緩慢だとか・・。「いいモンなのに、ど〜して判って貰えないンだ!」と叫びたくなる気持ちは良く判りますヨ。講談だってソウですモノ・・。
何年か前に一度買った事の有る「コールラビ」を、先日久し振りに見掛けたンで買ってみたんですヨ。独逸語で「コール」とはキャベツ、「ラビ」とはかぶらと云う意味だそうでして、和名は「蕪甘藍(かぶかんらん)」。見た目は魔法的。
キャベツが結球せずに、行き場を失くした養分が茎の付け根に結集したのがコールラビらしく、地中で太るかぶらでは有りません。コレは地上で丸く太るらしいのヨ。食感はまるで「ブロッコリーの茎」。日本への初伝来は明治初年。
地中海原産のこの野菜、結構昔から日本に来てンのにド〜ニモ普及しない様です。煮て良し・炒めて良し・生で良しで、少し硬めのかぶらとして扱えば美味しいンですが、それだったらかぶらの方が一般的で慣れてますからネ。
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑
★明日は「三重県伊賀市上野」への訪問記です★
(参考リンク)
★「コールラビ」栄養健康サイト・HP
http://www.rupot.com/effect/vege/ko-rurabi.htm
★「食の110番Q&A・コールラビ」東京ガスHP
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku110/qas/485_s_j.html
★「コールラビ・グランドデューク」タキイネット通販HP
https://www0.takii.co.jp/CGI/netshop/catalog/
products/item/AKK002/00000097
(白と紫色の二種類有るらしく、中華料理では一般的に使う食材ナンだって)
葉と茎をむしるとイヨイヨかぶらに見えて来るが、キャベツの仲間です!
157 【野菜果物05】魔法植物コールラビ
(C) 2019 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.