きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 1822 【スイーツ121】東日本の最西端で「お茶ようかん」を・・金谷 | main | 1824 【麺類色々136】兜町で「ゆで太郎の大もり」を >>
1823 【江戸六地蔵04】深川のお地蔵サンと「あさりむすび」

 
深川の大寺「道本山霊巌寺」は、知恩院三十二世「雄誉霊巌」上人が寛永元年(1624)に、江戸・茅場町で開山されてます。浄土宗・関東十八壇林の一宇で、数度の移転の後に、幕府の命で深川へ移ってます

ほぼ一年ぶりの四度目の「江戸六地蔵」でございます。今から三百年ほど前に、「地蔵坊正元」なる辻説法専門のお坊サンが、大江戸八百八町に通じる六本の大きな街道の出入口に、大地蔵の安置を思い付いた。

身の丈九尺(約270)の大地蔵で、東海道から始まって奥州街道・甲州街道・中山道・水戸街道・房総往還の順で、十年以上かけて建立してったとか。コリャ全て浄財らしく、凄い実行力の方が居られますナ。

処がイロイロ有って江戸六地蔵は現在揃わず、代わりに似た様なのを入れると、十数個も居らっしゃるらしい。手近なトコで止めとくか、はたまた完璧を期すべきか?心は千々に乱れる中、先ずは深川・霊巌寺へ。

東京都が「東京市」と「東京府」に分かれてた戦前、市の方にゃ「深川区」が在りましたヨ。城東区と戦後合併して現在の「江東区」に成ってますが、深川は武蔵国じゃ無いけれど、江戸の一部として栄えた辺り。



コチラが江戸六地蔵の、五番目(水戸街道の担当?)として建立された「霊巌寺のお地蔵サン」。鋳造時は金ピカだった様ですが、今じゃ渋いお姿に。境内には定信公を初め、白河松平家の御墓所も在りますヨ

江戸六盛り場の七番目と云われた「門前仲町」や、東京十社の一つ「富岡八幡宮」など情緒を残すトコが多いンですが、深川区役所が在ったのは真ン中辺りの「白河」なる所。六地蔵の霊巌寺サンに関係する地名。

ナント三大改革の一つ、「寛政の改革」を仕掛けた松平定信公の御墓所が在る。「享保の改革」を手掛けた八代将軍・吉宗公の孫にして、陸奥白河藩の殿様だったお方。「白河楽翁」と称されたンで、深川区白河!

前任の老中筆頭・田沼意次公の重商主義に対し、保守的な緊縮財政で臨んで経済を委縮させ、派手好きな江戸っ子達から大いに嫌われ、八方塞がって罷免と成り、文政十二年(1829)に亡くなって居られますヨ。

その三十数年後に大政奉還。幕府は瓦解、江戸時代が終わりますが・・もっと前の人だと私ぁ思ってました。老中としては悪評ばかりですが、藩主としては名君だったとか。深川っ子にはドッチだったンでしょうか?


深川八郎右衛門サンが徳川家康公より、慶長元年(1596)に埋立を命ぜられるまで、現在の深川一帯は芦の繁る湿地帯だったとか。その関係で今でも運河の多いコト。ソレでも戦前より減ったと聞かされますが

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「東京都中央区日本橋兜町」への訪問記です★

(参考リンク)
★「江東おでかけ情報局」江東区観光協会HP
★「深川あちらこちら」深川観光協会HP
★「深川いんふぉ」深川発祥HP
★「深川エリア 清澄白河駅周辺」江東区観光協会HP
★「霊巌寺<深川・白河>」江戸東京ぶらり旅ブログ
★「江戸六地蔵尊」江戸下町情緒HP
★「松平定信”田沼詣で”の屈辱が、私心から田沼政治の全否定に」歴史くらぶHP
★「墨東の運河網」東京を描くHP
★「創業 明治40年」深川伊勢屋HP

(関連する記事)

★「167 【団子饅頭05】西日本に『すあま』は無いらしい」
★「455 【東京十社04】今年は本祭り!富岡八幡宮」
★「604 【お魚料理33】忠敬先生、接待攻勢に悲鳴を上げる」
★「1137 【江戸六地蔵01】新宿のお地蔵サンは『二丁目』に‥」
★「1182 【名物パン96】世界初の『カレーパン』!と芭蕉翁‥森下」
★「1199 【名物パン102】大きなゲートブリッジと『小さなミニスナックゴールド』」
★「1194 【江戸六地蔵02】こっちがホントの『巣鴨のお地蔵サン』」
★「1398 【スナック21】散歩に最適!ららぽーと豊洲と海と『ガレット』」
★「1401 【江戸六地蔵03】品川のお地蔵サンと『五十三次ポテチ』」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」

★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

(六地蔵もまた、十数か所廻るコトに成りそうな気が・・如何しましょ?)


深川と云えば「深川めし」と「深川丼」が騒がれてますが、アレはもはや本来のファストフードとかけ離れた、格好付けた観光料理に成っちゃってますからネ。ホントは漁師の「味噌汁ぶっかけご飯」だったのに。ま、歩き廻りにゃ片手で食べられるモンの方が便利なんで、霊巌寺近くのお団子屋・深川伊勢屋サンの「あさりおにぎり」を。アサリがたっぷり入ってて美味しかったですが、ナゼ「おにぎり」?江戸前じゃ「おむすび」と呼んでますが、やっぱ深川は川向うだから違うのか?伊勢屋サンだけなのかしらん?




| 2014.07.09 Wednesday (00:15) | 江東・江戸川の逆襲 | - | - |
スポンサーサイト



| 2019.11.20 Wednesday (00:15) | - | - | - |
ブログ内の検索はこちらから
このブログを書いてンのは?
profilephoto
ただいまのお時刻は?
何かと便利なカレンダー
鯉風のツイッター!フォロワーお待ちしてます
お噂さの貯蔵庫(種類別)
お噂さの貯蔵庫(日付順)
お噂さの貯蔵庫(年月別)
他HPへのリンクの入り口
こんなのに参加してます
これまでご来場のお客様
アクセスカウンター
欲しログカラコンジュエリー市場

ジオターゲティング
RECOMMEND

 
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS