きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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1856 【お米料理138】「どて煮丼」と面倒臭い三河武士・・岡崎


徳川家康公の生地として知られて居るのが、愛知・岡崎市の「岡崎城(龍城)」。鉄筋コンクリで再築されて五十数年経ちますが、家康公が居られた頃はこんな立派なお城じゃ無く、ほぼ砦に近い状態だったとか

「戦国最強の大名は何処ですか?」と、私ぁお客さんから時々尋ねられるコトが有りますヨ。強い武士集団と云うコトならば、「鬼石曼子」と恐れられた薩摩の島津家か、屈強な騎馬軍団で知られた甲斐の武田家か。

講釈師的には「三河武士でしょ」と答えますネ。徳川家康公が天下を獲れたのは、愛知県東部「三河地方」出身の、一旦コウと決めたらば、戦場で歯を食いしばって絶対に引かない強情な家来達が居たからこそ。


処がとにかく頑固で融通が利かず、一度へそを曲げたら聞く耳を持たぬ面倒さがまた三河武士。「個」としてはこんなに扱い辛い連中は居ませんが、イザと云う時の「軍団」としては精強無類。日本一だったンでは?

家康公は同郷人たる三河武士たちに助けられ、弱小大名から駆け上がり、ご存知通りに天下人として幕府を開きますが、ドウも彼らの面倒臭さに悲鳴を上げてた節が有る。ソウで無きゃ、故郷をフツー捨てません。


家康公が岡崎に居られたのは、生誕から六歳までの幼少期と、十九歳から三十歳までの青年期だけ。人生の殆どを駿府城(静岡市)や浜松城で過ごされて、愛知県民より静岡県民なコトを選んだお方ですヨ

そう、家康公は先祖代々の領地にして、自分が生まれた岡崎城に幕府を開いても良かったのに、ココにゃ全く目も呉れず、東海道を浜松・駿府と東へ動き、江戸で幕府を開いて居られる。なぜ故郷を捨てたのか?

ずっと同じトコに住んでる人は、転住民に比べて「世間が狭い」傾向が有りますナ。幸か不幸か家康公は、幼き頃に駿府・今川家に人質として招かれ、戦国一の軍師として知られた「雪斎禅師」から教えを受けてる。

知らない街で多感な時を過ごしたコトが、家康公の世間を広くさせたンでしょう。もしも岡崎でずっと育って居たら、家康公も直情径行な三河武士に成ってた筈。他所で育ったからこそ、同郷人を冷静に見られた筈。

その冷静さが、家康公を天下人たらしめてます。敢えて故郷を捨てた事により、頑固一徹な三河武士に意識の変革を迫ったンでしょうナ。尤もその程度じゃ改まらないから、三河武士の面倒臭さは面白いンですが。

 
三河武士が兵糧として持ち歩いたとされるのが、岡崎名物の「八丁味噌」。黒くて濃厚で硬いトコが、まるで三河武士の様。岡崎城から西に八丁(約八百七十m)離れた場所で作ったから、こう呼ばれてるそうナ

 

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★明日は「千葉県香取郡多古町」への訪問記です★

(参考リンク)
★「岡崎観光」岡崎市観光協会HP
★「よみがえる歴史と徳川家康公のふるさと」岡崎公園HP
★「神君出世の城 岡崎城」日本の城訪問記HP
★「会社のためなら自己犠牲もやむなし 三河武士の忠誠心」織田信長と戦国武将ブログ
★「家康のマーケティング」FUJITSUファミリ会東海支部HP
★「岡崎城から西へ八丁」八丁味噌協同組合HP
★「水と豆と塩のみを使い、二夏二冬じっくり熟成。」カクキュー八丁味噌HP
★「八丁味噌と三河武士」星を琢おじさんのぶらりと休日HP
★「どて煮」でらシャス!!なごやめし王国HP

(関連する記事)

★「422 【お米料理25】面倒臭いお殿サマと、福山名物『うずみ』」
★「438 【呑みモン12】大岡越前守サマはお大名に成った」
★「480 【団子饅頭16】ザ・ルーツ・・徳川家の場合[松平郷篇」
★「481 【麺類色々24】天下取りはココから始まった・・岡崎」
★「482 【呑みモン14】徳川家康公、大樹寺で叱られる」
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★「1211 【野菜果物43】名門・吉良家の没落と『筆柿』‥西尾」
★「1469 【麺類色々103】『蒲郡ブラックラーメン』と瀬戸内みたいな海」
★「1782 【やきそば187】天下取りの起点で『ぼてこ焼そば』・・安城」
★「1783 【調味料類21】代替ガソリンと『赤だし味噌』・・御油赤坂」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」

★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

(こと三河武士に関しては、『面倒臭い』は褒め言葉とお取りくださいナ)


いわゆる「名古屋メシ」の一つとされるのが、八丁味噌で牛や豚のモツをコトコト煮込んだ「どて煮」でございます。元々は大阪発祥のモノらしいですが、八丁味噌と云う愛知らしい味方を得て、今や全く違う食いモノに発展してますヨ。もちろん岡崎でも広く食べられてまして、むしろコッチが本家?と疑う位。今回は丼で食べましたが、濃くて美味いです




| 2014.08.08 Friday (00:15) | 愛知三河においでん | - | - |
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| 2019.11.23 Saturday (00:15) | - | - | - |
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