きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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1915 【麺類色々146】曼珠沙華と八百屋お七・・飯能


江戸への木材搬出路の一つだった飯能市の成木川沿いに、こんな曼珠沙華の群落が!近くの巾着田ほどの広さは無いですが、コチラも大したモノ。成木川はまもなく入間川に合流し、江戸へ流れて行きます

秋のお彼岸だった数日前に、埼玉・飯能市へ行って参りました。秋のお彼岸と云えば「曼珠沙華」ですが、飯能の北隣りの日高市に「巾着田」なる大群落が在って、以前記事にしました。あの頃は結構空いてました。

その巾着田は今や大混雑。処が飯能の「成木(なりき)川」沿いにも群落が在り、まだ穴場ナンで誰も居らン!お蔭でのんびり見物しましたが、曼珠沙華は「八百屋お七」に付き物の花。赤い色が炎を連想させます。

「八百屋お七」と云えば、恋人に会いたい一心で放火して、お上が免罪にしようと「ソチャ十五歳で有ろう」と尋ねて下さったのに、ソレが判らず「十七歳です」と答えて火焙りに成ったとされる、江戸の八百屋の娘だ。


芝居や小説等で好んで取り上げられてますが、その裏付けは殆ど無いと云うから面食らう!江戸中期の講釈師、馬場文耕センセが拵えたらしい・・。つまり元来は講談ネタだったのが、史実扱いされてる訳ですネ。


成木川と違い、市街地を流れる入間川本流が大きく蛇行するトコに拡がった「飯能河原」は、大勢がBBQや川遊び等を楽しめる広い河原。昔はココも江戸へ向かう木材搬出路で、筏の中継地点だったンだとか

勿論モデルに成る様な事件は有った筈ですが、コレを裁いたとされてるのが、放火捜査専門の特別警察「火附改方」の初代長官「中山勘解由(かげゆ)直房」。中山家は関東武士の名門で、三千五百石の大旗本。

「鬼勘解由」と呼ばれた直房サンは、放火を特に厳しく取り締まった様。その方がナゼか?情有るお裁きをされようとした事に成ってる。江戸を火事から守る為、「己を殺して厳しく律した」のが評判だったソウなのヨ。

ソコで「あの中山サマなら・・」と、文耕センセは願いを託したンでしょう。そんな中山家代々のご領地が、今回訪ねた飯能だったらしい。ココは江戸が大火に遭う度、木材を送ってた街。火事に成れば領地は儲かる。

が、火附改方がソレを喜ぶモノか!むしろ「放火を憎む心」は強かった、と私ぁ信じたいですネ。ま、お七がホントに居たかドウか判りませんが、縁深い飯能だからこそ曼珠沙華は似合うのか・・と納得した私メです。



飯能は江戸へ送る良木材「西川杉」や、絹織物の取引で大いに栄えた街。その残照が今も多少残り、東京・池袋から約五十分と距離も良いと云うンで、リュックを背負った中高年ハイカーの多いコト!驚きました

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★明日は「新潟県新潟市中央区」への訪問記です★

(参考リンク)
★「飯能を歩こう。」飯能市観光協会HP
★「山を歩く 川に和む。」奥むさし 山と川の探索マップHP
★「飯能市清川橋付近の彼岸花」弁当持参ブログ
★「清川橋の彼岸花」saku blog

★「入間川の筏流し」飯能市役所HP
★「飯能河原」奥むさし 山と川の探索マップHP
★「ぼやで身を焼く八百屋お七」消防雑学辞典・東京消防庁HP
★「謎の放火犯の物語〜八百屋お七は実在したのか?」歴史ミステリーへの誘いブログ
★「火付盗賊改方 中山勘解由」陽月秘話ブログ

★「江戸期の中山氏」飯能歴史散歩ブログ
★「埼玉・飯能市はうどん店密集地帯!紀行」デイリーポータルZ・HP
★「宮の前うどん@飯能市(埼玉のうどん)」Eg−Blogうどん店ブログ

(関連する記事)

★「339 【お米料理17】亡命政府は埼玉県に樹立された」
★「340 【野菜果物11】曼珠沙華は地獄の花なのか?」
★「394  【団子饅頭15】埼玉・名栗川でなぐりこみ」
★「719 【麺類色々42】国宝と『武蔵野うどん』‥東村山」
★「944 【麺類色々55】埼玉人のソウルフード『山田うどん』‥所沢」
★「1034 【お魚料理56】ここも東京!青梅で『鮎の塩麹焼き』」
★「1254 【名物パン113】SLとコッペパンと映画看板と‥青梅」
★「1436 【お米料理97】甦った米軍ハウスと『古都のスタミナ丼』‥入間


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」

★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

(史実扱いされてる講談ネタのなんと多いコトか!講釈師も吃驚です)


埼玉県と群馬県が毎年、全国二位のうどん消費量を競ってる事は余り知られてませんナ。もちろん首位は香川県ですが、大阪府より埼玉・群馬の方がうどんを食べてる事を、西日本の方々は御存じ有るまい!そんな埼玉じゃ「暖かい肉つけ汁」に「冷たい地粉うどん」を付けて食べるの「武蔵野うどん」が主流で、飯能では少し柔らかめなソレを「飯能うどん」と名付けて、町興しを図ってますナ。数ある店の中で、たまたま参りましたのは「宮の前うどん」なるトコで、フツーのつけ汁(右手前)だけじゃ無く、カレーつけ汁(右奥)のも合わせて試してみましたヨ。腰の強さを自慢する讃岐うどんとは対極で、地粉なだけに柔らかい麺が違った意味で美味しい。飯能のうどんは全般的に柔らいソウです




| 2014.09.30 Tuesday (00:15) | なぜかココは埼玉西 | - | - |
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| 2019.06.19 Wednesday (00:15) | - | - | - |
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