きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
<< March 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 1967 【お魚料理93】「赤てん」と竹島密貿易事件・・浜田 | main | 1969 【スイーツ142】藩の危機を救った?「源氏巻」・・津和野 >>
1968 【麺類色々153】聖の没した益田で「ローメン」を


大変に失礼ですが、山陰は人口が少ない分だけ海が綺麗です。益田市近くの高台から海を眺めみれば、JR山陰本線の線路越しにご覧の風景が。コレから厳しい季節に成りますが、この青さは羨ましいですゼ


島根県西部「石見地方」を、西へ西へと進んで益田市へ到着した私メです。学生時分の全国をフラフラしてた頃にココを訪ねてる筈ですが、残念乍ら全く覚えて居らず、初めて訪ねた街も同様。さてドウしましょう。

仕方無いンで調べてみれば、益田はどうも画家の「雪舟禅師」に関わり深いトコだとか。雪舟さんと云えば「画聖」と称される程で、伝統絵画の世界じゃ神様扱いされてる名画家。なのに・・正直私ぁ良く知りません。

自慢出来ませんが、私ぁ絵心や才能がほぼ全く無く、絵画なんて「欲しい」「欲しくない」でしか判断が出来ぬ。尤もソレを尊敬する美術評論家林紀一郎センセに訊いたれば、「その基準で良し」と言われましたケド。

雪舟さんこと「雪舟等楊」禅師は岡山・総社市のお生まれで、室町時代の京都で禅宗を学ばれたお方。禅の修行の一環として水墨画を学び、その後中国・明へ渡って、本格的に水墨画法の会得に励まれますナ。
 


雪舟禅師の没地は諸説有りますが、永正三年(1506)に益田の東光寺で八十七歳で亡く成ったと云うのが一番有力だとか。東光寺の後を継いだ「大喜庵」と云うお寺の一角に、そのお墓が大事にされてますヨ

要するに・・西洋画を学ぶ人が、パリとかに留学する様なモンですナ。尤も水墨画だけじゃ無く、雪舟さんは禅宗も深く学び、「第一座」の栄誉に預かった様で、意気揚々と帰国したれば京の都は応仁の乱で大荒れ。

とてもとても禅宗や絵画の研鑽を極められる状況じゃ無く、前々から贔屓して呉れてた守護大名・大内氏を頼り、現在の山口県へ移り住むコトに。ソコで仲良く成ったのが、益田の領主だった「益田種堯」なる武将。

益田家は大内家の傘下。すっかり意気投合した雪舟さんは、種堯公の招きに応じて益田へ移って庵を結び、様々な名画を描いて亡く成ったンだそうナ。益田で描かれたモノの中に、国宝や重文は随分多いらしい。

当時から有名だったソウですが、江戸時代に成ってから画壇を支配してた狩野派が雪舟さんを崇め立て、何時しか「画聖」と呼ばれる様に成ってますヨ。私ぁ益田を今回訪ねるまで、ソウとは全く知りませんでした。


益田にはもうお一人「聖」が居られます。ソレは三十六歌仙の一人で「歌聖」と称される、飛鳥時代の大歌人「柿本人麿」公。朝廷から石見国の国司として遣わされ、養老四年(720)頃に益田で亡くなったとされてますナ。ココじゃ「柿本神社」に神様として祀られ、尊敬されてます

 

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

★明日は「島根県鹿足郡津和野町」への訪問記です★

(参考リンク)
★「ようこそ益田市へ」益田市観光協会HP

★「なつかしの国 石見」石見観光振興協議会事務局HP
★「美しい自然、人麿と雪舟の町。益田市」タウンネットガイド益田市HP
★「晩年を益田で過ごした『画聖』雪舟」益田市役所HP
★「SESSHU」益田市立雪舟の郷記念館HP
★「益田市 大喜庵」栗林義長の歴旅HP
★「万葉集ゆかりの地で多くの歌を残した『歌の聖』柿本人麿」益田市役所HP
★「高津柿本神社」益田市観光協会HP

★「豊味軒」関心空間HP
★「癖になりそう・・豊味軒」エキテンHP

(関連する記事)

★「020 【お魚料理01】浜田行き寝台特急と『赤天』」
★「788 【お魚料理40】出雲大社と『あご野焼』」
★「789 【お魚料理41】日暮れを祀る神社と珍味『板わかめ』‥日御碕」
★「1495 【やきそば153】ドッチが出て来る?伊那の『ローメン』」
★「1855 【名物パン205】『淡雪シベリヤ』と芭蕉翁・・藤川宿」
★「1933 【麺類色々149】慶祝の出雲大社で『出雲そば』を」
★「1934 【呑みモン54】神さま方のお宿と『はま茶』『ざら茶』・・出雲大社」
★「1965 【麺類色々152】甍街道と『スパゲッティ風めん』・・江津」
★「1967 【お魚料理93】『赤てん』と竹島密貿易事件・・浜田


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」

★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

(益田市の石見空港を使えば、東京まで105分!但し一往復だけ!)


JR益田駅前の「豊味軒」と云う、半世紀以上の歴史を誇る老舗中華料理店サンの、看板メニュー「ローメン」が美味いと云うので行って参りましたヨ。ローメンと云うと長野・伊那市の焼きそばみたいなモンが有名ですが、ソレとは全く違う「餡かけソバ」でしたネ。海鮮入りの醤油餡かけで、おっとコリャ美味ぇ。クセに成ると云うのが判りますが、東京からは余りに遠過ぎて・・次回食べられるのは何時だろう?体が暖まります




| 2014.11.16 Sunday (00:15) | 島根が左・鳥取が右 | - | - |
スポンサーサイト



| 2020.03.28 Saturday (00:15) | - | - | - |
ブログ内の検索はこちらから
このブログを書いてンのは?
profilephoto
ただいまのお時刻は?
何かと便利なカレンダー
鯉風のツイッター!フォロワーお待ちしてます
お噂さの貯蔵庫(種類別)
お噂さの貯蔵庫(日付順)
お噂さの貯蔵庫(年月別)
他HPへのリンクの入り口
こんなのに参加してます
これまでご来場のお客様
アクセスカウンター
欲しログカラコンジュエリー市場

ジオターゲティング
RECOMMEND

 
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS