愛知・田原市は、三宅家一万二千石の小さな城下町。その居城「田原城(巴江城)」は海沿いに築かれたソウですが、江戸時代中期から埋立て・耕地化が進められた結果、海はすっかり遠くに成っちゃいましたネ
愛知県の最東部「東三河」をブラついてます。昨年は別でしたが、一昨年までは大晦日前に成るとココら辺を旅するコトが多く、昨日ご案内の豊橋市の北に在る、豊川稲荷で沢山のお狐様と戯れてた様な気が。
仏教系お稲荷サンとしては最高峰ですから、私メも有難い御利益を戴いてるンでしょうが、今年はフト思うトコが有りまして、日本最強の神サマ伊勢神宮に御縋りしたく成りましたヨ!ならば北じゃ無く、南へ参ろう!
てな訳で伊勢湾を渡るフェリーの乗り場の有る伊良湖崎を目指し、豊橋から渥美半島をひたすら南へ!イザ参らん地の果てへ!尤もそんなに長い半島じゃ無く、寒い時期はキャベツ畑だらけの長閑なトコですケド。
そう、太平洋(遠州灘)と三河湾に挟まれて南へ細長く延びる、渥美半島の殆どを占める田原市は「日本一の冬キャベツの大産地」。因みに第二位は半島の付け根の豊橋市だと云うから、冬の渥美はキャベツ半島!
田原城の出丸跡に「崋山神社」なるお社が。コチラは文人・画人・蘭学者として知られた、田原藩の御家老「渡辺崋山」さんが御祭神。崋山さんは「蛮社の獄」で幕府に問題視され、藩を救う為に切腹されてますヨ
詳しい統計は未読ですが、日本人が一番食べてる野菜ってキャベツ?地中海辺りが元産で、日本に伝来したのは幕末のコト。そんなに古くから在った野菜じゃ無い。「甘藍」が正しい漢字表記で、「キャ別」は違う。
煮ても焼いても炒めても漬けても生でもナンでも使える万能野菜で、私メが日頃から執心する「焼きそば」は、キャベツが無いと話に成らない。高度成長期に一気に普及し、全国のご家庭に常備される様に成った。
季節に応じて品種や産地が変わりますが、こと冬の間は渥美半島だけで全国全てのキャベツを賄ってると言っても良い位!だから半島の突端を目指して車を走らせると、アッチもコッチもソッチもキャベツ畑だらけ。
似た様な風景は長野・野辺山高原や群馬・嬬恋村辺りで毎夏見れますが、単一品種栽培のリスクを犯し乍らも、冬キャベツに賭けた田原市は農業出荷額が日本一だソウで・・。因みにブロッコリーも日本一だとか。
もぅ右も左もキャベツ・キャベツ・キャベツ・・。冬キャベツは煮たり蒸したりするのが美味いンで、ドウやって料理しようかしらん・・と一瞬夢想し掛りましたが、この畑一杯のキャベツを食べ切るのは大変でしょうネ
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★明日は「愛知県田原市伊良湖崎」への訪問記です★
(参考リンク)
★「渥美半島だより」渥美半島観光ビューローHP
★「田原市内の気になる情報を発信!!」あつまるタウン田原HP
★「ほの国へようこそ 〜生活の都・東三河〜」東三河広域協議会HP
★「田原城」東海の城.com HP
★「田原城」あの戦国の現場へ行こう!ブログ
★「崋山神社」東三河を歩こう!HP
★「田原市の農業」田原市役所HP
★「田原市のキャベツ畑」東三河を歩こう!HP
★「四季の野菜『キャベツ』」農畜産業振興機構HP
★「田原市のどうまいパン屋」長栄軒ブログ
★「長栄軒」生きるが食!ブログ
(関連する記事)
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★「1040 【麺類色々62】昔の残る二川宿と『にかけうどん』‥豊橋」
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★「1203 【名物パン105】豊川名物『たけの子パン』とお狐サマ」
★「1622 【名物パン169】路面電車と『ミルクシャーベットロール』・・豊橋」
★「1703 【スイーツ111】豊橋名産『ブラックサンダー』は台湾で大ブーム中!」
★「1726 【お魚料理90】東三河名物『いわし玉』と長篠の合戦・・新城」
★「1783 【調味料類21】代替ガソリンと『赤だし味噌』・・御油赤坂」
★「1854 【名物パン204】フランスパンでえぇじゃないか‥豊橋」
★「2015 【お米料理158】東三河の中心・豊橋で『なめし田楽』を」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(万一キャベツが採れなく成ったら、日本はパニックと化すでしょうナ)
田原の道の駅で見付けたのが、ココの小・中学校のパンを半世紀以上も焼き続けてると云う、街の老舗パン屋「長栄軒」さんの名物「ぐるりん食パン」。チョコ(右)とチーズ(左)をとりあえず買って参りましたが、コレが中々に美味い!他にも野菜系とか甘いモン系とか多種類のぐるりんが在りましたンで、また買いに行きたいですヨ。東京から遠いですケド