きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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2033 【スイーツ146】雪積る清流の里で「六方焼き」を・・醒井宿


滋賀県の最高峰「伊吹山(1377m)」の麓を、東海道新幹線が東京を目指して走って行きます。ソレほど標高は高くないですが、伊吹は「世界一の積雪記録(1182cm)」を持つ、恐ろしい日本百名山の一つです

滋賀県の最東部、米原市へ参った私メです。今年は正月に京都市が六十一年ぶりの大雪に成ったと聞き、「コリャ雪の京都を楽しめそう」とワクワクしてたのに、イザ着いたら殆ど溶けてました。落胆するコト大変。

残雪探しに嵯峨野まで行きましたが、結局ソレも全くの徒労に終わり、一寸ムシャクシャしてた私メ。ならば東京に帰る前、確実に雪の在るトコに寄って行きましょか!滋賀・岐阜両県の境、関ヶ原辺りは大雪の筈。


中山道の第六十一番宿「醒井(さめがい)」は、伊吹山の麓の静かな宿場町。「日本武尊(ヤマトノタケル)」神話に、ココが出て来ると云うから吃驚仰天!豊富な湧水のお蔭で、エラク昔から栄えてたトコの様です

関西ご自慢のかっ飛び列車「新快速」に乗り、東海道線を東に進んで辿り着いたJR米原駅。ソコで列車を乗り換えて、更に東へ進むと・・うわぁ車窓は雪だらけ。コレなら関ヶ原まで行くコトも有るめぇ、ココで充分!

てな訳で・・関ケ原の少し京都寄りの「醒ヶ井」なる駅で降りましたネ。除雪された駅前道路を少し歩けば、ソコは中山道の宿場町。鉄道は「東海道線醒ヶ井駅」なのに、街道としては「中山道・醒井宿」なのが面白い。


余り大きな宿場じゃ無いですが、醒井の特徴はキレイな水が方々で湧き出てる事!この湧水のお蔭で、絶滅が危惧される淡水魚「ハリヨ」が棲息出来てるソウですし、夏は「梅花藻」が水中で綺麗に咲くンだとか

その存在は正直疑わしいンですが、日本武尊(ヤマトノタケル)伝説は全国に有りますナ。一応実在とするならば千九百年ほど前の方で、第十二代景行天皇の皇子だとされてますヨ。古事記や日本書紀のヒーロー。

関西から九州に攻め込んで熊襲を退治したり、東北に攻め込んで蝦夷を退治したりの大活躍(大和朝廷側から見てネ)ですが、死からは逃れられず、「能褒野(のぼの、三重・亀山市)」で亡く成ったコトに成ってます。


醒井宿の方々で湧く清水は、中山道に沿う「地蔵川」に纏まって琵琶湖へと流れて行きます。透明度の高い川で、試しに手を入れて見ましたら・・流石に湧水。外気よりもコッチの方が、多少暖かく感じますネ

そんな日本武尊の最後の決戦場が、醒井宿だと言うンですヨ。伊吹山の神サマを討ち取ろうと、止せばイイのに素手で乗り込んだ我らが日本武尊。すっかり慢心してたンでしょう、見事返り討ちを食っちまったとか。

意識朦朧として山を降り、「居醒めの清水」で顔を洗って正気に還るが、病の身と成り関ヶ原を彷徨って、能褒野で亡く成った・・。そんな「居醒めの清水」が現在の醒井宿だソウで、神話の現場とは知りませんでした。


ココも天下の東海道線なのに、醒ヶ井駅のホームはご覧通りに雪だらけ。毎年積雪は凄いソウですが、今年は少し多いンだとか。若狭湾に押し寄せる日本海の冬の寒気が、琵琶湖から関ヶ原へと抜けるコースの真下だから仕方無いですが、成るほどコレじゃ新幹線も多少の遅れを生じる訳だ。沈みゆく西陽に合わせ、引き上げる事にした私メでした
 

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★明日は「東京都板橋区成増」への訪問記です★

(参考リンク)
★「長浜・米原・奥びわ湖」米原観光協会HP
★「梅花藻の醒ヶ井観光を満喫」醒ヶ井水の宿駅HP
★「中山道醒井宿」五街道の旅HP
★「清水湧く宿場町、旧中山道醒ヶ井宿」トシの旅ブログ
★「日本武尊」奈良文化財研究所 飛鳥資料館倶楽部HP
★「ヤマトタケルは実在したか?」今日は何の日?徒然日記ブログ
★「伊吹山の神は誰ですか()」神社の世紀ブログ
★「伊吹山と醒ヶ井と日本武尊の伝説」おでかけ博士の湖国散策&花日記ブログ
★「六方焼・六宝焼ろっぽうやきとは?」京都の和菓子HP
★「泡子堂」西美濃逍遥ブログ

(関連する記事)

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★「1671 【麺類色々120】『近江ちゃんぽん』と救国の偉人・・彦根」
★「1672 【スナック34】『関西だし堅あげポテト』と天下普請の城・・彦根」
★「1754 【調味料類19】ヤマトノタケル伝説と『相白みそ』・・焼津」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」

★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

(たっぷり雪を堪能させて戴きましたが、まさか日本武尊サマとは・・)


流石に真冬の平日夕方じゃ、宿場内の土産物屋は全くやってません。何よりモノを売るより、雪かきの方が皆さん忙しい様で・・。ですが「泡子堂」と云う和菓子屋サンがやってましたンで、名物だと云う「六方焼き」を。四角の六面を焼いた和菓子だから六方焼きで、関西から北陸にかけては珍しくないソウですが、東京じゃ滅多に見ないモノ。何しろコッチにゃ「きんつぱ」が有りますからネ。良く似てるけど、別のお菓子です




| 2015.01.14 Wednesday (00:15) | 琵琶湖は滋賀の1/6 | - | - |
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| 2017.11.23 Thursday (00:15) | - | - | - |
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