きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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信州の名城「松本城(深志城)天守閣」は、現存十二天守の一つで国宝に指定されてます。初めは小城だった様ですが、ご覧の大きな城にした人こそ、謎の出奔で豊臣家臣に成った「石川伯耆守数正」公ですゼ


春まだ浅き信濃路を旅する私メです。「講釈師」と云う奇怪な稼業柄、ドウしても寺社やお城等の歴史遺産を訪ねるコトが多く成りますが、信州最大のお城と云えば、国宝に指定されてる「松本城」でございますナ。

鉄筋コンクリで復元されたお城じゃ無く、高く聳える天守閣は江戸時代のソレがそのまま残った本物!明治初年に一旦破却されかけたのを、私財を集めて守り抜いた松本市民に、素直に感謝したいと思いますヨ。

五重六層の天守閣の築年にゃ諸説有る様ですが、慶長五年(1600)の関ヶ原合戦の前後に間違い無く、つまり四百年以上前。築かせた人はハッキリしてまして、松本十万石の主人だった「石川数正」と云うお方。

「徳川家康公の筆頭家老だったのに、突然出奔して豊臣秀吉公の家来に直った」と云う、戦国最大級のナゾを抱えた人で、コレがまた諸説有って、議論好きな信州人の格好の肴に成ってたりする。とにかく大事件!


ナマコ壁風の土蔵店舗の並ぶ松本・中町通りは、城下町巡りの観光客の人気スポット。ですが春先の黄昏時はソレも少なく、開店休業のトコばかりでしたネ。この城下町もお城と一緒に、石川家が整備してますヨ

江戸幕府を開いた天下人・徳川家康公が、東海道の大々名・今川家の客として、駿府(静岡市)で育てられてた頃から従った、竹馬の友だったのが数正公。人質だったと教わるでしょうが、実際は好待遇だった様。

信頼に足る家臣として重用され、今川家に変って徳川家が東海道の覇者と成る中で筆頭家老、即ち副社長に出世!そのまま居れば、我が世の春を栄華出来た筈。なのにある日突然、徳川家から出てっちまった!

天下を争うライバル豊臣秀吉公の元に移りますが、その理由が全く判らない!確実なのは徳川方は激しい恐慌と成り、軍制や統治機構を全く新しいモノに変更したコト。更にナゾなのは、単なる裏切りじゃ無い様。

豊臣家から松本十万石を与えられた数正公や石川家に対し、家康公は報復せず、一般大名に対するのと同じ礼節を・・って、ドウ云うコト?如何に見て来た様な講釈師でも、コレだけは説明出来ン。全くナゾです。


松本の石川家は息子サンの代に、幕府内での派閥争いに巻き込まれて改易に成りますが、分家は大名として幕末まで存続してます。有名な「鳴かぬなら・・」のホトトギスの句。殺してしまえが織田信長公・鳴くまで待とうが家康公とされてますが、実際は逆だったらしく・・ホントに裏切ったのだとすると、石川家は根絶やしにされて当然だった筈。なのに残されたのは、やっぱ豊臣家に送り込まれた「トロイの木馬」だったのかしらん?そんな事を考えてる内に、北アルプスに夕陽は落ちて行くのでした。信州は山だらけで朝の来るのが遅く、夜が早く来ますヨ

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★明日は「東京都文京区関口」への訪問記です★

(参考リンク)

★「信州松本」松本観光コンベンション協会HP
★「新まつもと物語」松本市役所HP
★「国宝 松本城」新まつもと物語HP
★「国宝松本城を世界遺産に」同推進実行委員会HP
★「松本城:貴重な国宝天守 徳川家重臣だった石川数正築城の日本四大国宝」歴史発見・学研HP
★「秀吉と家康の板挟み、出奔〜石川数正」新おとな総研・読売新聞オンラインHP
★「石川数正出奔の謎」鳳山雑記帳ココログ版ブログ
★「石川数正、出奔の真相は・・」熱く散って逝ったもののふ達のフォト列伝ブログ
★「蔵のある街 信州松本中町」中町商店街振興組合HP
★「主要ローカルフード 馬肉料理」新まつもと物語HP
★「郷土料理代表!信州松本で馬(桜)づくしの料理を満喫!」グルメ研究所HP

(関連する記事)

★「566 【お米料理35】松本じゃ蕎麦は巻き物の具!」
★「567 【揚げモン13】外国人観光客と山賊焼・・信州松本」
★「568 【揚げモン14】信州明科のつぶら揚げ」
★「1023 【揚げモン39】『山賊焼き』のルーツは何処?‥塩尻」
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★「2116 【スイーツ152】塩の道の終点で『塩羊羹』を・・塩尻

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」

★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

(『トロイの木馬』を演じる為にゃ、或る程度以上の身分が無いと・・ネ)


何しろ海なし信州ですから、昔から「動物性タンパク質」の確保には知恵を絞って来た様です。そんな信州ローカルフードの一つが「馬肉」で、今回は「馬のしぐれ煮」を。生姜を多めに加えて獣臭さを抑えた佃煮で、辛口の日本酒の肴に宜しいでしょうナ・・今の私メは呑めませんがネ。さて、馬と聞いただけで「可哀そう」と拒絶反応を示す単細胞が居りますが、食肉用の馬と競走馬は全く別!全身薬物漬けの競走馬なんて食べたら、コッチの身体がオカシク成っちまうヨ。だから安心して信州の馬肉を食べましょうゼ・・美味しいですから!馬肉のコトをその色から「桜」と呼びますが、明日からは「東京の桜」の記事が続きます




| 2015.04.04 Saturday (00:15) | 広いぞ信州は!中信 | - | - |
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| 2017.11.21 Tuesday (00:15) | - | - | - |
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