きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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2133 【麺類色々177】一期一会の夜桜と「元祖・彦根ちゃんぽん」

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湖東の名城「彦根城」は関ヶ原合戦の後、石田三成公の治めていた近江国(滋賀県)東部を恩賞として賜った、徳川四天王の筆頭・井伊直政公が築き始めた城。直政公は関ヶ原で受けた戦傷の為、その翌々年に没されてますが、井伊家は譜代最高の家柄として重職を担う事に


直政公没した後の井伊家を継いだのは、まだ幼少の直孝公。ソレを心配した徳川家康公は、彦根城を「天下普請」によって築かせますヨ。何しろココは江戸幕府が西国の外様大名を監視する為の要塞で、完成するまで約二十年も掛かったとか。重要視されたお城だった様ですネ


井伊家は幕臣の最高職「大老(将軍代行みたいな役)」を務められる四大名の一つで、譜代じゃ最高の三十五万石まで加禄されてますヨ。初代の大老を直孝公が務めた後、日米修好通商条約を結んだコトで有名な直弼公に至るまで、合わせて六人の大老が井伊家から出てます


幕末に大老に就任した直弼公は、文化十二年(1815)の誕生から今年でちょうど二百年!この方は十四男坊()として生まれ、本来なら藩主に成れなかった筈なのに、兄達が早世したり・・イロイロ有って三十五歳で十五代藩主に。彦根では藩政改革を行い、名君と呼ばれたとか


直弼公は十七歳から約十五年の長きに渡り、彦根城の片隅で半ば飼い殺しにされて居たのは有名なお話。自らを花の咲かぬ埋木に例え、粗末な住まいを「埋木舎」と名付けて居られた様ですが、ソレでも春の夜は桜を眺め、心を慰めて居られましたかネ?絶対されてた筈ですヨ


人の評価はホント難しいですが、激動の幕末に大老として国の舵取りを任された直弼公は、間違いなく「歴史上の大偉人」だと私ぁ思ってますヨ。因みに千利休居士の唱えた茶道の思想「一期一会」を、世間に広めたのが直弼公だったりします。私ぁ今回、彦根で初めて知りました


元々は鎖国論者だった筈の直弼公が、外国と通商を始める決断役として大老に就任したのは、桜の咲く安政五年(1858)四月二十三日。余りに多忙過ぎて、故郷・彦根に帰るコトは以降無かったソウですが、心の中じゃこの桜を懐かしンで居られたでしょうか?静かな美しさです


「国を守る」為に仕方なく剛腕を振るった直弼公が、反対派によって江戸城・桜田門外で暗殺されたのは、安政七年(1860)正月十五日。その日の江戸は大雪が降ってたソウで、江戸城の石垣の木々は、こんな風に真白だったンでしょうネ。時折舞う花びらが、正に花吹雪でした


彦根城は桜の老木化が深刻な問題に成ってるソウで、来年はこの桜を見られないかも知れないとか・・正に「一期一会」の夜桜に成ってしまうかも。明日・明後日のコトを考えるより、「今日一日を心穏やかに何とか生きる」だけで精一杯な私メ。彦根で埋木として過ごした直弼公広められた「一期一会」の思想を改めて考え、「今この瞬間を悔いなく懸命に生きる」コトで明日・明後日に繋げたい・・と思った、そんな素敵な夜桜でしたヨ。叶う事ならばまた来年、春の彦根に参りたいです

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★明日は「岐阜県岐阜市」への訪問記です★

(参考リンク)

★「彦根城を世界遺産に!」彦根観光協会HP
★「彦根城のご案内」彦根観光協会HP
★「市民が紹介する ひこにゃんのまち」うらひこねHP
★「荘厳な古城を仰ぎながら満開の桜を愛でる喜び『彦根城の桜』」wondertrip HP
★「彦根城と満開の桜」やぐちえすと〜り〜ブログ
★「彦根城 夜桜」champ湖北の翼ブログ
★「直弼を知る」井伊直弼と開国150年祭実行委員会HP
★「一期一会の縁(えにし)〜井伊直弼の心」matiereブログ
★「残し置く言の葉:井伊直弼」なるほど!幕末HP
★「国宝・彦根城のサクラがピンチ!樹勢衰え景観悪化 対策乗り出す彦根市」産経新聞WEST・HP
★「昭和三十八年創業 元祖・彦根ちゃんぽん」ちゃんぽん をかべHP
★「チャンポン@彦根・をかべ本店」タムラブログ

(関連する記事)

★「124 お城のそばのステキな礼拝堂・彦根」
★「125 【麺類色々06】琵琶湖の畔にもチャンポンは有る」
★「463 【お肉料理09】豪徳寺の招き猫伝説は、とっても講談的!」
★「989 【麺類色々59】夜陰の彦根城と『豚そば』」
★「1535 【名物パン150】早逝させられた英俊と『サーティーン』‥福井市」
★「1671 【麺類色々120】『近江ちゃんぽん』と救国の偉人・・彦根」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」

★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

(私メなら途中で投げ出して故郷に帰りますが、偉人はソコが違います)


彦根で飼い殺しにされてた頃の直弼公の歌に、「世の中の 他所に見つつも 埋れ木の 埋もれて居らむ 心無き身は」と云うモノがございますヨ。埋れ木の様に世捨て人として生きる自分だが、このママ埋もれて無いゾ今に見てろ・・と云う意味と理解してますが、心神衰弱が依然続く私メもそんな気持ちで頑張りませんとネ。さて夜桜を観て身体が冷えたので、暖かいモンを食べに参りましょうか。この彦根には「近江ちゃんぽん」と云う、長崎チャンポンと云うより東京のタンメンに近い麺類が有りますヨ。「ちゃんぽん亭」と云うチェーン店が便利なトコに多いンで、今までソッチで食べてましたが・・元祖はソコじゃ無いらしい。「をかべ」と云うお店がソレで、ちゃんぽん亭とは色々ヤヤコシイ事情が有るとか。今はそんなコト斟酌出来るほど頭が廻ってませんので、「今まで行ったコトが無い」と理由だけで元祖のお店へ。成るほど確かに味が違う、コッチの方が遥かに深い味の様な気が・・。ちゃんぽん亭サンは派手な商売をしてる分、今は元祖が埋れ木の様な感じに成ってます




| 2015.04.20 Monday (00:15) | 琵琶湖は滋賀の1/6 | - | - |
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| 2019.12.16 Monday (00:15) | - | - | - |
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