パッケージの赤い部分は、東北・福島県の大雑把なシルエットですナ。
今年の春は天候が出鱈目で、その影響か露地モノ野菜が高かったですナ。最近改めて梅雨末期の豪雨の影響で高めに成ってる様ですが、露地モノが高く成りますと突然脚光を浴びるのが「モヤシ」。あのひ弱なモヤシ君です。
卵と並んで物価の優等生。何時でも至ってお安いお値段で売られてまして、ヒドイ時は特売で一桁円(!)で売られたりする。私メも前座〜二ッ目前半の頃は財布が淋しく、モヤシ君には随分お世話に成ったモンです。感謝深謝。
偶々モヤシ工場の見学に参加する機会が有りまして、彼とは随分親しく成ってたモンですから、私ぁ「よ〜し、彼奴の生い立ちをこの際確かめてやろう」と意気揚々と乗り込んでったと思って下さいナ。大規模で近代的な栽培工場。
モヤシと云ってもイロイロと種類が有る様で、様々な国から輸入された様々なお豆サンを見せて貰ったンですが、いや工場内の蒸し暑いコト蒸し暑いコト。そして鋭利な青臭さでございまして、私ァ思わず気分が悪く成りましたねぇ。
必要なのは、兎に角モヤシを大量に入れるコト。添えるは一味唐辛子!
ソレから暫くの間、私ぁモヤシ君と疎遠に成った時期が有ったンですが、今は復縁致しまして友達として仲良くやって居るンでございます。そんな彼と私ぁ今回久し振りに強力なタッグを組みました。挑んだ相手は「浪江焼きそば」。
先日私ぁ数年ぶりに、福島県・浜通り地方の中心都市・いわき市へ参ったンですが、いわき駅(昔は『平』駅だった・・)周辺の整備ぶりにビックラこいたと同時に、地場のスーパーをドシドシ見て廻り、この難敵を手に入れたのヨ。
いや麺の太ぇコト太ぇコト。いわき市の少し北の「福島県浪江町」と云うトコで戦後すぐから作られて居たらしいンですが、材料はこの太ぇ麺と豚バラ肉と大量のモヤシだけ・・。「不安に成る位」にモヤシをガバガバ入れるらしい。
そう云えば昔、原子力発電所の見学で行ったコトの有る様な気が・・。あの時は核分裂起こしてる中心炉の真ン前まで連れてって貰ったなぁ、但し物凄い防御服を着させられましたが・・。核とモヤシ、人間ってホント恐ろしい。
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★明日は「なぞの金曜日 第577回放送」の記録です★
(参考リンク)
★「究極のご当地グルメ」浪江焼麺太国HP
http://www.namie-yakisoba.com/
★「創業昭和十年」めんの旭屋HP
http://asahiyamen.com/
★「そうそう大好き」相双ビューローHP
http://yumesoso.jp/
★「飯島直子絶賛・金山油揚」表郷村・伊藤食品HP
http://itousyokuhin.co.jp/
(関連する記事)
★「目次 【やきそば】シリーズ」
http://rifuh.jugem.jp/?cid=33
(ウスター系ソースが食欲を誘いますナ。もっと強火のガスコンロが欲しい・・)
デカいモンついで。福島南部で売ってるこの厚い油揚げ、私ァ好きです
256 【やきそば13】福島・浪江焼きそばで馬九行久
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