きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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2254 【スイーツ173】江戸の避暑地と「久寿餅」と・・王子

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東日本三十三ヶ国のお稲荷サンの総社たる「王子稲荷神社」は、平安時代に創建された(らしい)古社ですヨ。毎年大晦日の晩にゃ関東中のキツネが集まるコトに成ってますが、真夏だから一匹も居ませんでした

昨年末から一日も欠かさず、青空療法で十kmほど歩き廻る私メです。とは云え・・夏の盛りは少し自重する様に心掛け、今日もまた御近所散歩に。但し方向は昨日までの逆、JR板橋駅ソバの拙宅から東の方へ。

石神井川沿いに二km半ほどブラブラ歩き、辿り着いたのは北区王子。東京十社の「王子神社」サンや、関東一の稲荷神社「王子稲荷」サンの門前町。桜の名所「飛鳥山公園」まで在って、城北随一の歴史ある街。


王子稲荷サンの奥に在るのが、昔は都営の有料庭園だった「名主の滝公園」。幕末の安政年間(百五十年ほど前)に王子村の名主・畑野孫八サンが、屋敷の庭を避暑の為に開放したモノで、滝が涼しいですヨ


何しろ王子界隈にゃ、ノンビリ過ごせる大きな公園や庭園が幾つも在って羨ましい。ソレらの少ない板橋村の住民は、緑を求めて区境を越え、時折参っちまいますヨ。だって王子は、江戸時代からの行楽地ですし。

昔の人は今の私メみたいに、ドコへ行くにもまず歩き。と云っても・・歩き始めて八ヶ月強の私メなんぞと違い、昔の人は健脚ばかり。日本橋から御成街道を通って十km弱と、王子は程好い距離だったンでしょうネ。


名主の滝公園は「避暑」を主題としたトコだから、園内は渓流っぽい流れに成って居り・・深い木陰と相まって、実に涼しく感じられますヨ。もちろん昔と違って本物の滝じゃ無いですが、コレこそ「滝浴み」ですゼ


涼しい朝に出発し、一刻(二時間)強テクテク歩いて王子界隈へ行き、幕府の作った庶民の公園・飛鳥山や、七つの滝轟く音無渓谷(石神井川)。お稲荷サン等を参拝して、夕方また涼しく成ったらテクテク歩いて帰る。

ソレしか方法が無かったンだから当然ですが、昔の人はホント良く歩きますヨ。如何に歩くのに慣れた私メだって、往復二十kmも歩いたら流石にゲンナリしちまう。ましてや真夏にソレをやったら、多分熱中症に。


元は大名屋敷だった庭園は都内の方々に在りますが、一介の村名主が作り上げた庭園が、当時そのままじゃ無いとは云え、今も残ってるって凄いですヨ。江戸は如何に裕福だったのか、深い緑が物語ってます

江戸期のデータは当然残ってませんが、聞けば五十年前の東京の夏の気温は、現代と大して違いが無いとか。但しコレは気象庁の観測で、実際の体感温度はもう少し高い筈。エアコンの放射熱とか酷いですしネ。

ですが深い緑の中に一旦入っちまえば、ナカナカ如何して、結構耐えられる。ましてや木陰の水辺で佇めば、気分は江戸期の避暑ですヨ。心神が不調に成ったお蔭()で、ソレに気付くとはホント皮肉な夏です。


JR王子駅前に聳え立つ、北区のシンボル「北とぴあ」最上階の展望ロビーから、お稲荷サンや名主の滝公園を眺めてみました。深い緑の一角がソレで、電車の走ってる辺りとの高低差を、上手く活かした作りに成ってますヨ。ちなみに画像奥が北区赤羽で、その彼方は埼玉県です

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★明日は「東京都北区十条台」への訪問記です★

(参考リンク)

★「歩きたくなるまち」北区役所観光HP
★「江戸時代からの観光名所−北区王子・十条」東京散策HP
★「王子稲荷神社」猫のあしあとHP
★「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」王子狐の行列 実行委員会HP
★「名主の滝公園」北区役所HP
★「名主の滝公園」東京写真紀行HP
★「滝野川で滝と渓谷を味わう」尊い東京の姿ブログ
★「『滝浴み』とは、何と風流な納涼だろう。」江戸散策・クリナップHP
★「北とぴあの展望台から新幹線を見てみよ〜」いや、それ、ちょっと・・2ブログ
★「今に残る江戸の下町おやつ『久寿餅』」きたナビHP
★「江戸老舗探訪記『石鍋商店』 (東京・王子)」江戸料理百選へようこそHP

(関連する記事)

★「144 【ご近所めぐり05】飛鳥山と音無渓谷、探検実録」
★「313 【東京十社03】王子神社でマウンテン」
★「314 【ご近所めぐり13】一億円はそんなに重くない」
★「667 【スナック07】王子の造兵廠跡」
★「925 【スナック09】満開の飛鳥山と『カールいそあじ』」
★「1240 【スイーツ70】ドナルド・キーン先生のコレクション」
★「1301 【スナック19】桜咲く飛鳥山と『お米のカール』‥王子」
★「1546 【揚げモン52】東十条じゃ『トンカツ定食が五百円』!」
★「1999 【団子饅頭60】一里塚と『浅見光彦のお団子』・・西ヶ原」
★「2121 【スイーツ153】音無川の桜と『老舗のあんドーナツ』・・滝野川」
★「2165 【名物パン246】バラ咲く洋館と『女子大の葉酸ロール』・・西ヶ原」
★「2169 【やきそば229】清けき青葉の飛鳥山と『ラーメン鉢の焼きそば』」
★「2235 【スイーツ171】長く続く崖と東京一のどら焼き『黒松』・・東十条

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」

★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

(『名主の滝』はかつて王子名物だった、七つの滝の最後の一つです)


「名主の滝公園」は実に涼しげで、そして人影が少なくて・・ホント落ち着けるトコですナ。でも近隣住人としては、もう少し有名に成って欲しい様な・・成って欲しくない様な複雑な感も有りますが、滝浴みして心を鎮めたら、当然甘いモンでしょ!お酒を呑めなく成って丸八ヶ月、大酒呑みの鯉風サンも随分と変わっちまいましたヨ。さて王子界隈の甘いモンと云えば、やっば王子稲荷参道・石鍋商店サンの「久寿餅(くずもち)」でございますナ。上方のソレと違って関東のくずもちは、葛を使わずに澱粉を発酵させて作る!特にココのは二年も発酵させますンで、もぅモッチモチ。良く水晒ししたのを蒸し上げ、良く冷やしたのに黄粉と甘い蜜を掛けて食べますと、夏の疲れが少し消えてく様な・・但しお腹に大分溜りますが・・流石に明治二十年(1887)創業の老舗です




| 2015.08.14 Friday (00:15) | きたくなるまち北区 | - | - |
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| 2019.11.17 Sunday (00:15) | - | - | - |
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