2369 【団子饅頭75】紅葉と桜と「飛鳥山おはぎ」・・王子
フェイスブック、本格的に始めてみました!どうかご覧下さいませ
この頃と違い、数日前に訪ねた王子の「飛鳥山公園」は正に紅葉の絶頂期。江戸時代から有名な行楽地で、明治六年(1873)に明治政府により日本最初の公園の一つに指定された、由緒あるトコだったりします
昨年末から心神の状態が些か不安定に成り、ソレを治そうと服薬治療と青空療法の両輪で、汗かきベソかきの弛まぬ努力をしてる私メです。一度失敗した減薬練習に再挑戦しようと、今は体調を整えてる最中です。
今年の東京は異常に秋が長く暖かく、木々の色付きがその分遅く、銀杏が何時まで経っても黄色く成らンので、心神の余裕の無さから「頑な」に成っちまった私メは、随分ヤキモキしました。美しい季節が見たくてネ。
江戸庶民の行楽地として飛鳥山を整備されたのは、江戸幕府の八代将軍・徳川吉宗公。飛鳥山をこよなく愛された将軍さまは、桜だけじゃ無く楓も沢山植えられ、ココで宴席を張られたコトも多々在ったそうナ
雑司ヶ谷の鬼子母神サマや東大本郷キャンバス、そして神宮外苑の銀杏が色付くのが待ち遠しく、「ドウだろう?」と数日おきに見に行ってた自分を可笑しく思いますが、その時は大真面目だったンだから仕方無い。
今秋ほどソレを恋しかったコトは無く、願い叶って絶頂の輝きを存分に眺め、両の眼にシッカリ焼き付けた心算ですが・・きっと忘れちまうンでしょう。服薬の副作用の一つだから半ば諦めてますが、ホント悔しい。
JR京浜東北線やメトロ南北線も走ってますが、飛鳥山と云えばやっぱり都電荒川線。昭和五十三年(1978)に引退した「6080号電車」が公園の真ん中で保存され、ココで遊ぶ子供たちの人気者に成ってますヨ
処が頑なな癖に気紛れで、今や関心は紅葉に移ってるから尚更可笑しい。中山道・板橋平尾宿の拙宅近くを流れる「石神井川」は、「紅葉川」と云う別名を持ってた行楽地。江戸っ子達に親しまれた、紅葉の名所。
尤も今や昔のコトで、都市洪水対策のコンクリ護岸は桜の木が殆ど。何しろソメイヨシノ発祥地の染井村が近くだから、ソレはソレで素晴らしく、春は毎日眺めに行ってた記憶が薄らと。随分と心を慰めて貰いました。
師走と思えぬ暖かさが続いてるからか?紅葉と黄葉だけじゃ無く、飛鳥山じゃナント桜まで咲いてましたヨ。尤も狂い咲きでは無く、春と冬に二度咲く「十月桜」。年内一杯、薄紅色の可憐な花が咲き続けるそうナ
紅葉はドコ行った?近隣で一番キレイなのは、拙宅から僅か二kmほどの「飛鳥山公園」。ココも桜の名所で春は大変な賑わいですが、ソレばかり有名で、紅葉もスゴイのは知られて居らず、独り占めに近い状態。
都内に紅葉の名所は数多いですが、人混み苦手症の中々治らない私メにゃホント有難い。遠くまで歩いて行かずとも、近くにも美しい季節が在るのを今更ながら感謝しつつ、静かに燃える秋を眺めて居た私メです。
飛鳥山の恩人は吉宗公だけじゃ無く、明治財界の大立者・渋沢栄一翁もソウですナ。石神井川の水を使って王子製紙を設立した渋沢翁は、隣接する飛鳥山に邸宅「曖依(あんい)山荘」を構え、晩年の三十年間をココで過ごすと共に、飛鳥山の自然を遺すのに尽力されてます。邸宅の多くは空襲で焼失しましたが、国の重要文化財指定の洋風茶室「晩香蘆(ばんこうろ、大正六年築)」と写真の建物「青淵文庫(せいえんぶんこ、大正十四年築)」は今も健在。桜の季節は賑わいますが、こんなに紅葉がキレイなのに静かで・・勿体無い。嬉しい様な、悲しい様な
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑
★明日は「京都府京都市東山区祇園」への訪問記です★
(参考リンク)
★「歩きたくなるまち」北区役所観光HP
★「江戸時代からの観光名所−北区王子・十条」東京散策HP
★「飛鳥山とは」飛鳥山3つの博物館HP
★「王子駅直結の飛鳥山公園で四季折々季節を感じながら遊ぼう!!」ノハナコHP
★「飛鳥山の紹介」王子セレクションHP
★「飛鳥山公園の歴史散策(渋沢栄一の足跡)」歴史の旅&外出の記録ブログ
★「紅葉の飛鳥山公園」佳景探訪HP
★「北区飛鳥山公園に十月桜が咲いてました」赤羽ほっとcafe HP
★「都電荒川線」東京都交通局HP
★「カフェ・ヴァーチェ(北区飛鳥山博物館3階)」飛鳥山3つの博物館HP
★「飛鳥山おはぎ」神楽坂れむのカフェ雑貨etc.HP
(関連する記事)
★「144 【ご近所めぐり05】飛鳥山と音無渓谷、探検実録」
★「313 【東京十社03】王子神社でマウンテン」
★「314 【ご近所めぐり13】一億円はそんなに重くない」
★「667 【スナック07】王子の造兵廠跡」
★「925 【スナック09】満開の飛鳥山と『カールいそあじ』」
★「1240 【スイーツ70】ドナルド・キーン先生のコレクション」
★「1301 【スナック19】桜咲く飛鳥山と『お米のカール』‥王子」
★「1589 【調味料類18】『東京最古のソース』と紅葉の川‥滝野川」
★「1999 【団子饅頭60】一里塚と『浅見光彦のお団子』・・西ヶ原」
★「2121 【スイーツ153】音無川の桜と『老舗のあんドーナツ』・・滝野川」
★「2165 【名物パン246】バラ咲く洋館と『女子大の葉酸ロール』・・西ヶ原」
★「2169 【やきそば229】清けき青葉の飛鳥山と『ラーメン鉢の焼きそば』」
★「2254 【スイーツ173】江戸の避暑地と『久寿餅』と・・王子」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(昨日も行って参りましたが・・銀杏と楓は随分散っちゃってましたナ)
飛鳥山公園にゃ「紙の博物館」「飛鳥山博物館」「渋沢史料館」の三博物館が在りますが、評判なのが飛鳥山博物館のカフェで売ってる「飛鳥山おはぎ」。ズッシリと重量感のある手作りおはぎで、早く行かないと売れ切れちまうとか。毎日歩き廻ってる所為か、無性に甘いモンが欲しくて堪らぬ様に成った私メ。季節外れと思いつつカブリ付いてみましたが、季節外れの桜も咲いてたコトだし宜しいかと。暖かな晩秋です
この頃と違い、数日前に訪ねた王子の「飛鳥山公園」は正に紅葉の絶頂期。江戸時代から有名な行楽地で、明治六年(1873)に明治政府により日本最初の公園の一つに指定された、由緒あるトコだったりします
昨年末から心神の状態が些か不安定に成り、ソレを治そうと服薬治療と青空療法の両輪で、汗かきベソかきの弛まぬ努力をしてる私メです。一度失敗した減薬練習に再挑戦しようと、今は体調を整えてる最中です。
今年の東京は異常に秋が長く暖かく、木々の色付きがその分遅く、銀杏が何時まで経っても黄色く成らンので、心神の余裕の無さから「頑な」に成っちまった私メは、随分ヤキモキしました。美しい季節が見たくてネ。
江戸庶民の行楽地として飛鳥山を整備されたのは、江戸幕府の八代将軍・徳川吉宗公。飛鳥山をこよなく愛された将軍さまは、桜だけじゃ無く楓も沢山植えられ、ココで宴席を張られたコトも多々在ったそうナ
雑司ヶ谷の鬼子母神サマや東大本郷キャンバス、そして神宮外苑の銀杏が色付くのが待ち遠しく、「ドウだろう?」と数日おきに見に行ってた自分を可笑しく思いますが、その時は大真面目だったンだから仕方無い。
今秋ほどソレを恋しかったコトは無く、願い叶って絶頂の輝きを存分に眺め、両の眼にシッカリ焼き付けた心算ですが・・きっと忘れちまうンでしょう。服薬の副作用の一つだから半ば諦めてますが、ホント悔しい。
JR京浜東北線やメトロ南北線も走ってますが、飛鳥山と云えばやっぱり都電荒川線。昭和五十三年(1978)に引退した「6080号電車」が公園の真ん中で保存され、ココで遊ぶ子供たちの人気者に成ってますヨ
処が頑なな癖に気紛れで、今や関心は紅葉に移ってるから尚更可笑しい。中山道・板橋平尾宿の拙宅近くを流れる「石神井川」は、「紅葉川」と云う別名を持ってた行楽地。江戸っ子達に親しまれた、紅葉の名所。
尤も今や昔のコトで、都市洪水対策のコンクリ護岸は桜の木が殆ど。何しろソメイヨシノ発祥地の染井村が近くだから、ソレはソレで素晴らしく、春は毎日眺めに行ってた記憶が薄らと。随分と心を慰めて貰いました。
師走と思えぬ暖かさが続いてるからか?紅葉と黄葉だけじゃ無く、飛鳥山じゃナント桜まで咲いてましたヨ。尤も狂い咲きでは無く、春と冬に二度咲く「十月桜」。年内一杯、薄紅色の可憐な花が咲き続けるそうナ
紅葉はドコ行った?近隣で一番キレイなのは、拙宅から僅か二kmほどの「飛鳥山公園」。ココも桜の名所で春は大変な賑わいですが、ソレばかり有名で、紅葉もスゴイのは知られて居らず、独り占めに近い状態。
都内に紅葉の名所は数多いですが、人混み苦手症の中々治らない私メにゃホント有難い。遠くまで歩いて行かずとも、近くにも美しい季節が在るのを今更ながら感謝しつつ、静かに燃える秋を眺めて居た私メです。
飛鳥山の恩人は吉宗公だけじゃ無く、明治財界の大立者・渋沢栄一翁もソウですナ。石神井川の水を使って王子製紙を設立した渋沢翁は、隣接する飛鳥山に邸宅「曖依(あんい)山荘」を構え、晩年の三十年間をココで過ごすと共に、飛鳥山の自然を遺すのに尽力されてます。邸宅の多くは空襲で焼失しましたが、国の重要文化財指定の洋風茶室「晩香蘆(ばんこうろ、大正六年築)」と写真の建物「青淵文庫(せいえんぶんこ、大正十四年築)」は今も健在。桜の季節は賑わいますが、こんなに紅葉がキレイなのに静かで・・勿体無い。嬉しい様な、悲しい様な
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(昨日も行って参りましたが・・銀杏と楓は随分散っちゃってましたナ)
飛鳥山公園にゃ「紙の博物館」「飛鳥山博物館」「渋沢史料館」の三博物館が在りますが、評判なのが飛鳥山博物館のカフェで売ってる「飛鳥山おはぎ」。ズッシリと重量感のある手作りおはぎで、早く行かないと売れ切れちまうとか。毎日歩き廻ってる所為か、無性に甘いモンが欲しくて堪らぬ様に成った私メ。季節外れと思いつつカブリ付いてみましたが、季節外れの桜も咲いてたコトだし宜しいかと。暖かな晩秋です