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四条通より南側のお茶屋街「祇園・花見小路」は、電線の地中埋設と舗装の石畳化で映画セットみたいに成った街並みが人気で、日が暮れても散策を楽しむ観光客が絶えませんナ。私メもその一人ですけどネ
忘年会のシーズンですナ。喜びにつけ悲しみにつけ、何かと名目を設けて酒を呑みたがるのが日本人で、そろそろ一年が終わるから反省と慰労を兼ねて酒を呑もう!って、いつ頃から在った習慣ナンでしょうかネ。
フト疑問に感じて調べてみましたら、諸説有りますが、ドウやら鎌倉時代中期にゃ似た様な風習が在ったらしい。尤もコリャ京都の朝廷にお仕えする殿上人だけで、庶民まで広く普及したのは明治以降のコトだとか。
但し現在みたいに呑み食いして騒ぐ訳じゃ無く、公家が一所に集まって「連歌のお催し」を一晩かけて行うモノだった様。要するに「五・七・五」と「七・七」の和歌のやり取りを、大勢で延々続けるお遊びでござンすナ。
もちろん寒さ対策でお酒を呑み乍らだろうと思いますが、連歌のルールを守って洒落た句を詠み続けないと、「あいつは歌心の無い駄目な奴」扱いされ出世に響くンだから、殿上人も大変。ナンとも過酷な忘年会。
コチラは先斗町だったと思いますが、昨年秋に完全施行された日本一厳しい「屋外広告物条例」のお蔭で、京都市の歓楽街・飲食街のサッパリしちゃった事。コウでなきゃと思う反面、何だか寂しい様な気も・・
ソレに比べりゃ今の忘年会の楽なコト・・と思いますが、お酒を呑めない人間は、呑める者に比べて余り楽しくないって判りましたネ。何しろ私ぁ昨年末から絶対禁酒状態で、宴会に出ても烏龍茶で闘ってますから。
ソレ以前が大酒呑みだっただけに、天から地への大転落。呑めてた頃のイメージが強いのか、今年も忘年会に結構お誘い戴きましたが・・申し訳ございません。全てお断りさせて戴きました、新年会も同じくです。
思い起こせば昨年の忘年会から呑めなく成り、その時は「桜が咲いたら是非」と謝ってたのに、続いて「花火の頃までにゃ」と詫びる様に成り、今は「早ければ来年の秋頃」と未来を語る様に。私メだって辛いのヨ。
正直「呑みたい」、祇園で呑んで楽しく騒ぎたい。一晩位呑んだって病状に大した影響は無いでしょうが、一度呑んだら止まらぬ恐れが・・己の性格は己が一番判ってますから。来年の忘年会を楽しみにする私メです。
ホント有難いと思うのは、「また呑める様に成ったら、俺がイイとこに連れてってやる」と今も仰って下さる方々の存在。その期待に応えにゃ成らぬと思うから、時折爆発的に覚える「呑みたい」と云う欲求を、私ぁ辛うじて抑えるコトが出来てるンでしょうナ。今は空しく通り過ぎるだけの祇園界隈ですが、早く寛解して美味いお酒を呑める様に頑張らにゃ!
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★明日は「和歌山県和歌山市」への訪問記です★
(参考リンク)
★「京ごよみ」京都市観光協会HP
★「京都観光Navi」京都市産業観光局HP
★「京都祇園 八坂神社参道」祇園商店街振興組合HP
★「あなたは祇園観光の全てをまだ知らない!」カウモHP
★「祇園花見小路の古い町並み」一路一会HP
★「京都観光徹底ガイド・祇園花見小路の歩き方」ギャザリーHP
★「京都 先斗町のれん会」先斗町のれん会事務局HP
★「鎌倉時代の忘年会が過酷すぎる?知られざる『忘年会の起源』」ガウ!マガジン・ブログ
★「忘年会のルーツをさぐる」ココリラHP
★「茶、一つを保つ」京都・寺町二条 一保堂茶舗HP
★「茶の葉言の葉図鑑 いり番茶」京都・寺町二条 一保堂茶舗HP
★「京都・一保堂茶舗の『いり番茶』」しろねこ帝国ブログ
(関連する記事)
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★「282 【京都上ル下ル08】あまりの暑さに土下座したくなる」
★「1050 【やきそば84】地獄への入口と『京都焼きそば』」
★「1051 【粉なモン19】祇園で涼を楽しみ『一銭洋食』を」
★「1402 【スナック22】『東海道五十三次ポテチ』の起点と終点は?‥京都」
★「1600 【名物パン165】吉例顔見世!南座と『三つ編みサンライズ』・・四條」
★「1680 【スナック35】『京七味ポテチ』と祇園精舎の鐘の音・・京都祇園」
★「2030 【お米料理161】『皿盛』とスッキリした祇園・先斗町」
★「2086 【団子饅頭63】『阿闍梨餅』と夜の祇園散策」
★「2262 【名物パン259】夏の水遊びは『ペッパーカルネ』を連れて・・祇園白川」
★「2328 【麺類色々200】平安神宮と『天下一品のこってり』・・岡崎公園」
★「2329 【麺類色々201】四条通の歩道革命と『天下一品のあっさり』・・河原町」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(独演会の打ち上げも烏龍茶で失礼しました、でもアレは楽しかった)
折角の京都でお酒が呑めないのなら、お茶でも飲むコトにしましょうかネ。日本一のお茶の産地・静岡県で少年期を過ごした私メにゃ、茶葉は蒸したのを良く揉んで針状に成った緑色のモノが当然ですが、京都のソレって違うのネ。蒸したら揉んだりせずに乾燥させ、強火で炙って仕上げるンで「いり番茶(京番茶とも)」。袋を開ける前から漂う強烈な燻製臭さにまず驚き、大きめの急須に熱湯と共にたっぷり入れて、飲める様に成るまで十分も掛るのに又驚きます。なのに想像を反するアッサリした味に再び驚き、カフェインの少なさに更に驚き・・驚きが止まりませんヨ。最近は島根・津和野町の薬用茶「ざら茶」に頼ってる私メですが、時々いり番茶も飲んで気分転換。京都じゃコレが一般的らしく、お酒が呑めない今の内に、コレまで知らなかった飲み物探検してます
2370 【呑みモン62】強烈すぎる「いり番茶」と夜のお茶屋街・・祇園
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