きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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2373 【お米料理209】「めはり寿司」と武蔵坊弁慶の故郷‥紀伊田辺
銀杏や紅葉見物に忙しく、少し前の旅のご報告です。御容赦の程を

JR紀勢線・田辺駅前で仁王立ちされてるのは、田辺出身とされる荒法師「武蔵坊弁慶」サン。源平合戦の英雄・源九郎義経公の忠臣だったと講釈師は高座で読みますが、実態は殆ど判ってないお方ナンですヨ

気候温暖な紀伊半島を気侭に旅してます。「日本一の梅の産地」和歌山県みなべ町の砂浜でボンヤリ太平洋を眺めてる内、心地良い波音に誘われて眠く成りましたが、寝ちまうと風邪ひきますンで移動しましょ。

何しろ私ぁ痩せ過ぎて、体脂肪率が六〜七%の危機レベルまで落ち込んでますンで、余裕の無さから下手に風邪ひくと大事に成りかねず、正直ソレが今は一番怖い・・他にも「饅頭」を始め怖いモノだらけですケド。

一時間おきのローカル電車に八分ほど揺られる長旅で、辿り着いたのは紀伊田辺。平成大合併で「面積だけは近畿地方最大」に成っちまった、安藤家三万八千石の城下町。安藤家については明日触れますネ。

そして田辺は、「武蔵坊弁慶」の故郷と称してる市ですナ。この荒法師を知らぬ日本人は居ないでしょうが、一体ドウ云う方だったか知ってる人は殆ど居ない筈。世間で知られてる逸話は、殆どが虚構なモンだから。


約千六百年前に創建の「闘鶏神社」サマが、田辺城下の総鎮守。弁慶サンはココを管轄した熊野別当・湛増(たんぞう)の子で、源平どちらに味方するか紅白の鶏に闘わせて占ったンで、こんな神社名ナンだとか

記録大好きニッポンだから、時代に影響を与えた歴史上の偉人・英雄達は、ドコで生まれて一体ナニしたのか、信頼出来る同時代の文書等で、概ね実像が掴めますナ。処が時々「正体不明な有名人」が居たりする。

そんな人に限って波乱万丈な人生を送ったと流布され、誰もが知った心算に成ってますが、ハッキリ言っちまえばソリャ全て・・琵琶法師・浄瑠璃語り・講釈師・歌舞伎役者等が拵えた、虚構・出鱈目・ホラ噺ばかり。

源平合戦で有名な源義経公は、実在の人物ですが・・実際はスタンドプレーのし過ぎで嫌われた、ゲリラ部隊の一前線指揮官。盛衰記で語られる程の英雄じゃ無いのが、文献からハッキリ判る。ならば弁慶サンは?

コチラも実在した様ですが、怪力無双の荒法師だったか全く判らない。どうも同時代の豪傑達の逸話を、全て弁慶サンの行為として集約させた様。庶民の留飲を下げさせる、時代欲求の象徴だったみたいです。


闘鶏神社での占いの結果、源氏に味方すると決めた熊野水軍は田辺から出航し、義経や弁慶サンを乗せて壇ノ浦の合戦で大暴れ・・とお話は成りますヨ。実際、源平合戦で熊野水軍が活躍したのは事実で、後には織田信長公・豊臣秀吉公にも重用されますが、関ヶ原合戦で西軍に味方して・・。その時は闘鶏神社で占いをしなかったンでしょうか?

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★明日も「和歌山県田辺市」への訪問記です

(参考リンク)
★「田辺探訪 〜文化の香りの城下町〜」田辺観光協会HP

★「南紀ほんまもん王国」南紀エリア観光推進実行委員会HP
★「ようこそ、熊野へ。」田辺市熊野ツーリズムビューローHP
★「熊野の歴史や文化、熊野古道の歩き方」み熊野ねっとHP
★「闘鶏神社(とうけいじんじゃ)」み熊野ねっとHP
★「田辺の偉人 武蔵坊弁慶」田辺観光協会HP
★「弁慶誕生の地(和歌山県)」義経伝説を追うブログ
★「武蔵坊弁慶=架空人物説について・・」今日は何の日?徒然日記ブログ
★「武蔵坊弁慶イメージ論」義経伝説HP
★「熊野水軍(くまのすいぐん)」み熊野ねっとHP
★「わかやま食旅 めはり寿司」わかやま観光情報HP
★「いい味、旅気分 めはりずし(和歌山県)」象印マホービンHP

(関連する記事)

★「675 【揚げモン22】武蔵坊弁慶とジェット戦闘機・・小松」
★「827 【名物パン61】漆黒の和歌山城と『ナカタのパン』」
★「828 【スイーツ39】和歌山遺産『グリーンソフト』」
★「2265 【スイーツ174】昔は近かった和歌山と『グリーンソフト』」
★「2266 【お米料理189】『早なれ寿司』と挫けぬ吉宗公・・和歌山市」
★「2267 【麺類色々194】『和歌山ラーメン』と夜の和歌山城」
★「2268 【スイーツ175】『ミカンかき氷』と醤油発祥の街‥湯浅」
★「2269 【スイーツ176】『しょうゆソフト』と稲むらの火・・紀州広川」
★「2371 【やきそば252】双子の紀伊一宮と『片面焼きやきそば』・・和歌山市」
★「2372 【名物パン274】『ナカタのスイート』と南高梅のふるさと・・紀伊みなべ

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」

★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」

(弁慶サンは『平家物語』じゃ殆ど出て来ないのに、『義経記』では・・)


奈良・吉野地方でも食べますが、ソレ以上に和歌山・南紀地方で愛されてる郷土料理が、高菜の浅漬けで大きな酢飯の塊を包んだ「めはり寿司」。余りに大きいンで食べる時に「目を張る様に」口を開けるとか、山仕事や農作業で疲れた身体にゃ「目を張るほど」美味しい等の説が有る様ですが、最近は熊野古道巡りの観光客にも親しまれてるそうナ



| 2015.12.20 Sunday (00:15) | 和み和らぐ和歌山県 | - | - |
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| 2019.11.23 Saturday (00:15) | - | - | - |
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