きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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2430 【保存食品61】悲劇の吉良サマと「おべんとうのおかず」・・吉良町

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吉良上野介義央サマの国元での菩提寺は、吉良町の「片岡山華蔵寺(へんこうざんけぞうじ)」。一旦没落した名門・吉良家が江戸幕府の高家旗本として復活した、慶長五年(1600)に創建された臨済禅寺です

初めから謝罪で恐縮ですが、吉良サマ申し訳ございません。我々講釈師は元禄十四年(1702)の「元禄赤穂事件」発生以来、三百年以上の長きに渡り、貴方サマを「極悪非道の卑劣漢」として扱って参りました。

逆に貴方サマに江戸城内で斬り付けた暴漢・浅野内匠頭長矩を「悲劇の人」と決めつけ、また御屋敷に乱入して貴方サマの御命を奪った大石内蔵助ら無法者共を、「天晴忠義の武士達」と褒め称えて参りましたヨ。


上野介サマのお墓は東京・東中野の萬昌院功運寺に在りますが、吉良町は吉良家代々の領地だっただけに、華蔵寺サンにも当然の様にお墓が在りますナ。コチラのお墓にも、心よりお詫びしてきた私メです

お客さまの関心にお応え出来る様、判り易く勧善懲悪の一席を申し上げるのが稼業なれども、最高裁の判事でも無いのに「悪いのは吉良上野介」と勝手に断罪して来た、古今東西全ての講釈師は万死に値します。

今更泣いてお詫びしても始まりませんが、精一杯の償いをしますンで、どうか許して下さい・・と思わずに居れなかったのが、愛知・西尾市吉良町の華蔵寺へ久しぶりに参り、吉良上野介サマのお墓を詣でたから。


上野介サマを「悪人じゃ無い」と懸命に弁護した、大小説家が二人居られますヨ。お一人は吉良邸の在った、東京・両国で育った芥川龍之介センセ。そしてもうお一人が、吉良町ご出身の尾崎士郎センセですゼ

我々講釈師は高座の上で日頃、如何にもソレらしく「見て来た様な」お噂を口演致して居りますが、その殆どは虚構で滑稽無糖な筋立てばかり。でも虚構を組み立てる為にゃ、或る程度の事実を知っておかねば。

だから歴史資料を調べ上げ、場合によっては一次文献まで読み込んだりして・・ソレなりに納得した上で、嘘を嘘と承知して真実っぽく話す訳ですナ。だから敢えて言う、吉良サマは悪くない!完全な被害者ですネ。


吉良家は室町幕府・足利将軍家のご分家で、元々は徳川家の主人筋に当る大名門!水害に困ってた吉良町を救う為に上野介サマが、私費を投じて造った「黄金堤」は今も残り、名君と崇め立てられてますネ

講談や歌舞伎・小説等で「吉良の悪事」とされてるモノの殆どは、当時の常識や状況を鑑みると・・殆ど言いがかりみたいなモンで、ソレが事実ならば・・赤穂の家来に討ち入られる前に、お取り潰しに成ってた筈。

むしろ最初に斬り付けた浅野サマを糾弾すべきナンですが、真相より思い込みの方が勝る場合が多いのは、今も昔も変わりませんナ。古典は今更変えられませんが、吉良サマ弁護の新作・・需要は有りますかネ?



吉良と云う名前は、古代からココで取れた特産の「雲母(きらら)」に由来するンだとか。また吉良町は温泉地でも有りまして、三河湾沿いに観光ホテル等が集まってますナ。因みに米ハワイ州から正式な許可を取り、温泉地前の海岸を「吉良ワイキキビーチ」と呼ぶ様ですが、冬の黄昏は本場ハワイでも・・やっぱり風寒いンでしょうか?凍えそうです

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★明日から更新を暫く休ませて戴きます、申し訳ございません★


(参考リンク)
★「歴史と文化の薫る抹茶の里、西尾へようこそ」西尾市観光協会HP
★「こころ、潤う。」吉良温泉観光組合HP
★「吉良歴史さんぽ」西尾市観光協会HP
★「吉良上野介を巡る旅」西尾市観光協会HP
★「知ると面白い!愛知県西尾・吉良上野介の菩提寺とゆかりの場所を巡る旅」たびねすHP
★「吉良町吉良家墓所 華蔵寺」愛知限定 歴史レポ・ブログ
★「冤罪を晴らして!」ひようすけの写真俳句ブログ
★「私は吉良上野介擁護派だ!忠臣蔵の真実について考える」徒然草現代版by Vamos ブログ
★「反骨の村に生まれ (尾崎士郎)」馬込文学マラソン・ブログ
★「おべんとうのおかず」缶詰まにあくすブログ
★「はごろものおべなとうのおかず」ぷ〜のなんくるないさ〜ブログ


(関連する記事)
★「021 【お米料理01】どう考えたって浅野の方が悪い・・ような」
★「022 吉良さまにだって言い分はある・・でしょ」
★「023 NTTさん、あんた洒落がキツイって!」
★「1201 【名物パン103】竹島に上陸して「うずまきパン」を食べた男‥蒲郡」
★「1211 【野菜果物43】名門・吉良家の没落と『筆柿』‥西尾」
★「1469 【麺類色々103】『蒲郡ブラックラーメン』と瀬戸内みたいな海」
★「1856 【お米料理138】『どて煮丼』と面倒臭い三河武士・・岡崎」
★「1880 【お肉料理58】吉良さまの御墓所と『鉄板麺』・・東中野」
★「2367 【団子饅頭74】赤穂義士最期の地で『豆大福』を・・高輪台」
★「2407 【名物パン283】抹茶の里で『抹茶メロンパン』を・・西尾」
★「2429 【煎餅お餅25】真冬のヨットハーバーで『えびせんべい』・・蒲郡」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(もちろん赤穂や高輪へ参ったら、意見がコロッと変るンですが・・ネ)

吉良町の郷土料理と云えば「箱ずし」ですが、このブログ旅日記を始めた直後にご紹介してまして・・他にナニも思い浮かばなかったンで、愛知県内でしか見たコトの無い缶詰「おべんとうのおかず」を。鯖入りの魚肉野菜煮の缶詰で、昆布巻き・京がんも・筍・こんにゃく・大豆が甘辛く煮られて入ってますヨ。味が濃いンでご飯は進むでしょうが、お弁当に入れるには汁気が多過ぎる様な・・。はごろも缶詰サンは静岡の会社なのに、静岡じゃ見た記憶が無い様な・・私ぁ静岡育ちなのに




| 2016.02.19 Friday (00:15) | 愛知三河においでん | - | - |
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| 2017.03.27 Monday (00:15) | - | - | - |
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