きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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吉良で買った愛知の郷土料理「箱寿司」。中身がズッシリ詰まってる

私ぁ講釈師というナンとも珍しい商売をもう二十年間近くして居りまして、持ちネタは若手としては随分多い方だろうと自認してるンですが、中でも多いのが「講談・赤穂義士伝」。つまりお芝居でいう「忠臣蔵」のお噂が多いンですよ。

赤穂義士伝は「本伝・銘々伝・外伝」と大きく三つに分かれてまして、まず元禄十四年春の「松ノ御廊下」から始まり、翌冬の「吉良邸討入り」、そして「義士切腹」迄のメインストーリーが本伝。銘々伝は赤穂四十七士のお話し。

また外伝は吉良家側ですとか、赤穂の脱走藩士。そして討入りの手伝いをした人ナンぞのお話しで、一番多かった頃で五〜六百席はお話しがあったらしいンですよ。今はそんなにございませんで、精々百五十席位ですかねぇ。

日本人の一番好きな「勧善懲悪」「因果応報」なお話しばかり。根本思想は「吉良が悪い、浅野は可哀相」という哲学でございまして、その哲学に則った「古典は上手く出来てるなぁ」と私ぁ高座上で感心する事しきりでございます。


吉良様の国許菩提寺「片岡山華蔵寺」。秋の陽が暮れていきます・・

ですが講釈師という立場を離れ、これまで集めた様々な資料をもとに冷静になって考えて見ますと、講釈師として絶対にコレは言ってはならぬコトなれど「浅野が悪い、吉良は可哀相」なんです。でもソレじゃ講談にならないのヨ。

確かに吉良様もやり過ぎたンでしょうが、どう考えても赤穂藩浅野家側はいわば「逆恨み」の感が強いンです。でも誰かをスケープゴートに仕立てる当時の必要が、我々の先輩かも知れないケド、誰かにあったンでしょうな。

吉良様は国許では名君だったそうでして、何年か前に「年賀葉書の切手」に使われた「吉良の赤馬」は、吉良様が領内見回りのときに乗っていた馬をモチーフにした伝統玩具。吉良家は足利将軍家の御三家に当たる大名門。

冬に成ると高座で義士伝を読む事が多くなりますンで、今回私メは吉良町の「華蔵寺」まで行きまして、取り敢えず吉良様のお墓にお詫び致しましたが、こりゃいつか「吉良様徹底弁護」の講談を私メも作らにゃ成らないような・・

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★次回も「愛知県吉良町」への訪問記です★

(参考リンク)
★吉良町観光協会HP 
http://www.town.kira.lg.jp/kanko/toppage/index.html
★吉良温泉観光組合HP
http://www.japan-net.ne.jp/~kira-spa/

(そういえばペンギン村のモデルって吉良町らしいねぇ)




| 2009.11.19 Thursday (10:54) | 愛知三河においでん | - | - |
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| 2017.12.14 Thursday (10:54) | - | - | - |
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