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東京で一番の商店街が銀座なら、大阪で一番はミナミの「心斎橋筋商店街」。江戸時代中頃から栄えてた歴史ある盛り場で、雨降りだからなのか?いつにも増して混雑してた様な・・フツーの平日だったンですが
冷たい雨降る大阪を、拙宅の在る東京と同じくテクテク歩く私メです。幸い横殴りの雨じゃ無く、笠さえ差してりゃ歩くのに困りませんが、身体の芯から凍えちまいソウな氷雨。コレが東京なら・・デパートへ逃げます。
拙宅にほど近い池袋の西武デパートか、同じ池袋の東武デパートのドチラかへ行き、共に国内最大級を誇るの両店ン中をブラつきますが、巨大百貨店のナニが良いって、どの階に行っても違うモンが置いて有る!
京阪淀屋橋駅から道頓堀に架かる戎橋まで、南北に二km半ほど続くのが心斎橋筋で、賑やかなアーケードが在るのは戎橋側。グリコのネオン前で観光客が記念撮影する戎橋は、雨降りで逆に空いてます
ソレを見ながら歩きゃ全く飽きないし、濡れないし寒くないし休憩するトコも沢山在るし。平日午前の店内は空いてるし、雨降りの日は尚更空いてるンで、無暗矢鱈と広い両デパートが近所に在るのはホント有難い。
処が大阪には東京に殆ど無い「全屋根式の長大アーケード街」が方々に在るンで、ソコを歩く方が遥かに面白い。その双璧と思うのが、先月ご案内の「天神橋筋商店街」と、今日ご案内の「心斎橋筋商店街」。
戎橋を渡って道頓堀界隈へ入りますと、大正十二年(1923)に竣工した「大阪松竹座」が目に付きますナ。日本初の鉄筋コンクリの映画館として建てられたトコで、平成九年(1997)から劇場として再生してます
共に繁華な大アーケードで、何度歩いても飽きませんが、天神橋筋の方は実に庶民的なトコ。逆に心斎橋筋は「大阪一のブランド街」を称するだけ有って、中々に高級感溢れるトコ。銀座ほどじゃ無いですケド。
ですが昨今の銀座が中国や韓国の観光客に占拠された様に、心斎橋筋や南接する道頓堀界隈も彼らがウジャウジャ闊歩して、ドコの国なのかが判らぬ位。晴れなら避けますが、雨だから仕方無い・・歩きましょ。
道頓堀から南海難波駅へ抜ける「戎橋筋」も、ソウ長く無いけど賑やかなアーケード街。その途中に豚まんで有名な「551蓬莱」の本店が在りますが、ココで買った「本店だけの或るモノ」は明日ご紹介します
一時より大分良く成ったケド、ソレでも雑踏がツラいのは治って居らず、「発病前はこの程度は平気だったのに」と悔しがりつつ、懸命に堪えて難波駅から心斎橋筋を一往復。氷雨に濡れるよりマシだと我慢我慢。
療法じゃ無くコレじゃ苦行の様ですが、混雑はともかく雰囲気は何度訪ねても新鮮で、野放図な外国人観光客を避けながら結構楽しめたのも事実。雨降りだったからとは云え、ソレなりに回復して来た気がします。
大阪ミナミのシンボルと云えば、南海電車のターミナル難波駅の在る「南海ビルディング」。昭和七年(1932)に完成した堂々たる近代コリント建築で、その大部分を占める「高島屋大阪店」は、全国の高島屋デパートの本店だったりします。この後背に聳える「なんばパークス」のイルミネーションが見事だったンで、ソレも明日ご紹介させて戴きます
(参考リンク)
★「OSAKA−INFO」大阪観光局HP
★「中央区にぎわい発見サイト 大阪中心」大阪市中央区役所HP
★「SHIN SAI BASHI」心斎橋筋商店街振興組合HP
★「いっとこミナミ」いっとこミナミ実行委員会HP
★「This is DOTONBORI」道頓堀商店会HP
★「世界最大級の繁華街、大阪ミナミのド真ん中」なんば戎橋筋商店街HP
★「大阪松竹座」松竹HP
★「ENJOY THE REAL TASTE OF GOOD EATING」551蓬莱HP
★「大阪タカシマヤ」高島屋HP
★「南海ビルディング(高島屋大阪店+南海電気鉄道難波駅)」大阪の古建築ブログ
★「大阪はいつから中国になったのか?中国人観光客にマナー順守徹底を」産経新聞WEST・HP
★「メインディッシュは”心”です」心斎橋ミツヤHP
★「心斎橋ミツヤ アツアツ鉄板の『元祖カニコロスパゲッティ』」大阪すごろくHP
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(中国と韓国人観光客の野放図は、正直目に余るモノが有りますナ)
心斎橋筋商店街の一番南側、つまり戎橋のスグ近くに「ミツヤ」さんと云う、昭和二十二年(1947)創業の老舗喫茶店が在りますヨ。と申しましても小さな純喫茶じゃ無く、昔ながらのファミレスと云った感じの広いお店で、お昼時はとっくに過ぎてるのに随分な賑わいですナ。千種類以上あると云うメニューの中の大名物は、アツアツの鉄板に載せて出される「元祖カニクリームコロッケスパゲッティ」。今風のパスタと一線を画す昔ながらのスパゲッティで、小ぶりのカニコロごとトマトソースをぷっ掛けて、コッテリしたソースで火傷しそうに成りながら、ホフホフ言いつつ麺を食べ終えると額にうっすら汗が。氷雨を忘れちまいそうです