きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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2846 【お魚料理108】放浪の果ての海峡で「チイチイイカの天ぷら」を・・尾道

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尾道は呆れる位に坂だらけの街ですが、国の重要文化財「天寧寺の海雲塔(三重塔)」から見下ろせば、狭い海峡沿いに細長く延びる街の様子が手に取る様。「海が見えた」・・放浪記の一節が納得出来ます

 

昨日ご紹介の岡山市から更に西へ進み、広島・尾道市へ参った私メです。昨日や一昨日の訪問じゃ無いですが、元々リアルタイムやソレに近い更新を諦めてる拙ブログ旅日記ですンで、とうぞ御勘弁を願います。

 

さて・・親の転勤でアチコチで育ったとは云え、東京・板橋で生まれて今もソコに住んでる私メ。根っからの東日本の人間ですが、だからこそ西の方へ行くのが大好きで、タイミングを掴んではソッチへ旅してますナ。

 

瀬戸内有数の観光地・尾道ですンで、街中にゃ見て楽しいトコが多々在りますが、まずは本通り商店街の長いアーケードへ。尾道駅にほ近い芙美子女史の像の前から、東へまっすぐ一km以上も続いてます

 

普段と雰囲気が違うし、言葉や文化が違うし、食べモノの種類も随分違うンで、ソレを見知るだけで妙に嬉しく成っちまう。自分で言うのもヘンですが、転勤族の子弟であったが故の「生来の根無し草」ナンでしょうネ。

 

もちろん今は生まれ故郷に帰ってるンで、多少の根っ子は生えてるンでしょうが、ソレでも微妙な違和感を覚えてるのも事実で、未だに「自分の住むべき場所はドコか」ドウかを、旅に出るコトで確認してる様な気が。

 

一昨日ご紹介の「明石海峡大橋」は世界最長の吊り橋ですが、同じ峡を渡る吊り橋でもグンと小ぶりなのが、尾道水道に架かる「新尾大橋(センタースパン215m)」。しまなみ海道の本州側最初の橋です

 

一所にジッとしてられなかった作家に、「放浪記」で知られる林芙美子女史が居られますナ。昭和二十六年(1951)に亡くなられた方ですが、そもそも出生がドコなのか良く判らぬ。鹿児島とも門司だとも下関だとも。

 

複雑な環境で生まれ、九州各地を転々として育ち、上京してからも中国に渡ったりヨーロッパで暮らしたり。帰国後も都内を転々とし、大戦勃発の前年に新宿で終の住まいを得たモノの、四十七才で急逝されてる。

 

対岸まで僅か二百mの狭い海峡「尾道水道」は、橋を渡るより渡し船の方が気楽で、航路は減ったけれど・・朝から晩まで頻繁に行き来してますナ。私メも何度も乗ってますが、短いながらも楽しい船旅ですゼ

 

尤も女史は「自分探し」の為に転居や旅を繰り返した訳じゃ無く、日々の暮らしや文筆活動を続ける為に、仕方なくなく放浪を重ねる破目に成った感が強く、当時の世論から常に糾弾され続けた苦しいモノだった様。

 

そんな女史を支えたのが、多感な時期を過ごした尾道の想い出だったとか。「私は宿命的な放浪者である。私は古里を持たない…したがって旅が古里であった」で始まる放浪記をフト思い出しつつ、歩く尾道です。

 

尾道本通りのアーケードの入口で屈みこんでるのが、この街で十三歳からの六年間ごした作家「林芙美子」女史。終りの見えぬ放浪生活を繰り返しながらも、尾道を恋しがって度々「帰郷」されてたソウです

 

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★明日は「東京都新宿区東新宿」への訪問記です★


(参考リンク)
★「おのなび」尾道観光協会HP
★「おのなび.COM」尾道観光協会HP
★「尾道観光のポータルサイト」尾道の歩き方HP

★「坂道をのんびり歩こう♪『尾道』の観光名所とおすすめスポット」キナリノHP

★「林芙美子ゆかりの地 広島・尾道」NUA WORLD HP
★「面白うて悲しき『放浪記』の林芙美子」nozawa22ブログ
★「<尾道・・乙女『林芙美子』が作家を志した街>」鈴木康央のいのち文化研究所 赤心庵2ブログ
★「日本で唯一!五重塔を三重塔に改装した天寧寺三重塔とは?」ギャザリーHP

★「尾道本通り」尾道本通り連合会HP
★「尾道本通り商店街のレトロな街並みを撮り歩く」いたみわけ.com ブログ
★「しまなみ海道 新尾道大橋」本州四国連絡高速道路HP
★「向島渡船」瀬戸内しまなみ海道・しまひとHP
★「ベイカ
(Beka squid)」ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑HP
★「チイチイイカ料理」Woody Goody
(松川製材所) HP

(関連する記事)
★「961 【スイーツ53】坂だらけの街・尾道と『焼きたてワッフル』」
★「962 【お魚料理52】狭い海峡と細長い街と硬い『デベラ』・・尾道」
★「963 【粉なモン17】小冊子を貰いに因島まで、そして名物『いんおこ』を」
★「964 【名物パン74】頑張れ因島!と『オカノパン』」
★「1189 【麺類色々80】尾道の『天ぷら中華』『カレー中華』」
★「1190 【名物パン99】向島の『ねじりパン』と『ミルクセーキ』‥尾道」
★「1191 【お肉料理30】『ブロイラー』と千光寺山からの絶景‥尾道」
★「1320 【お魚料理73】尾道大橋の無料化と『極上えび味噌』」
★「1938 【スイーツ134】海峡を見下ろす山で『レモン大福』を・・尾道」
★「1939 【粉なモン33】夜の海辺で『尾道焼き』を」
★「1987 【スイーツ143】『鯨羊羹』と感傷的な瀬戸内・・尾道」
★「1988 【呑みモン58】『チャイダー』と渡船で小さな旅・・尾道」
★「1990 【名物パン215】向島に渡って『レモンカステラ』を・・尾道」
★「2035 【野菜果物74】今年も到着『瀬戸田1号』from生口島」
★「2342 【お魚料理104】ヤル気と御さい銭と『玉子かに』・・尾道」
★「2423 【野菜果物84】2016年も到着『瀬戸田1号』・・生口島」
★「2805 【やきそば309】海峡を見下ろす桜の山で『尾道焼きそば』を」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(何度も読んだ放浪記ですが、やっぱ故森光子丈のお芝居の印象が)

芙美子女史が色紙に好んで書いたのが、「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」の文句。毀誉褒貶ばかりの波乱万丈の人生を送った女史ならではですが、尾道や福山市等の広島・備後地方で好まれる「チイチイイカ(正式名はベイカ)」と云う小さな烏賊は、鮮度が短くて苦しきことのみ多かりきナンですヨ。だもんで急いで酢漬けにしたり、湯引きにしたり煮込んだりしますが、ソレと同じ位に天ぷらにするのが好まれてますナ。春から初夏にかけてが旬ですが、備後に行かなくちゃまず食べられない季節の恵み。芙美子女史も当然、コレを食べてた筈です




| 2017.06.15 Thursday (00:15) | えぇじゃろ広島備後 | - | - |
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| 2019.06.24 Monday (00:15) | - | - | - |
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