フェイスブック参加、三年目に入りました!どうかご覧下さいませ
横浜市の中心街を「関内(かんない)」と呼びますが、ソレは開港当時に外国人居留地とソレ以外を隔てた、「吉田橋の関所の内側(海側)」と云う意味だったりしますヨ。JR関内駅の近くに、関所の跡が残ってます
普段は拙宅の在る都内をテクテク歩き廻って居りますが、偶にゃ違う街をブラつきたいと横浜へ参った私メです。東京特別区を除けば日本一の人口(三百七十万)を誇る大都市で、独自の雰囲気が楽しいトコですナ。
大阪に対する神戸と同じポジションで、東京駅から電車で三十分も有れば着く位に近いのに、流石の開港地・・横浜はドコかしら洒落てるンで、ソレを探しながら歩いてると時間がスグに経っちまう!文明開化の街。
関内が有れば「関外」だって有る訳で、同じ通りでも吉田橋の海寄りを「馬車道」と称すのに対し、外側(山側)は「伊勢佐木町商店街」と呼びます。尤も関内・関外はあくまでも通称で、ソウ云う地名は有りません
ですが横浜ほど歴史の浅いトコは無く、幕末の安政六年(1859)に開港されてから僅か百五十八年だけ。大阪や京都の方から馬鹿にされてる東京だって、裕に四百年を超える歴史が有るのに・・街全体が新開地。
だもんで東京以上に「由緒ある地名」に乏しく、現在あるソレは・・正直大したコト無い由来ばかり。逆に云えば「なぜソコをソウ呼ぶの?」が判り易いンで、地理マニアとしては逆に興味津々だったりしますケド。
横浜駅西口に市内最大の繁華街の地位を奪われたとは云え、伊勢佐木町も一時の低迷を脱して蘇りつつ有るとか。街としてのココが成立したのは明治七年(1874)、その頃からの店が何軒か残ってるソウです
開港して暫くから高度成長期の頃まで、横浜最大の繁華街として栄えたのが関外の「伊勢佐木町」。「いせざきちょう」と呼ぶのがフツーですが、初めは「いせさぎちょう」と読ませてた様。コレも由来に関係してるとか。
開港当時の横浜は幕府の神奈川奉行が支配してましたが、中でも名奉行と呼ばれたのが「依田伊勢守」サマと「佐々木(ささぎ)信濃守」サマ。恩ある二人の名を冠して「いせさぎちょう」にした・・って本当かしらん?
伊勢佐木町はミナト最大の夜の盛り場でも有ったンで、歌謡曲にし易かったンでしょうネ。百万枚も売れた大ヒット曲、青江三奈サンの「伊勢佐木町ブルース」の碑が!ボタンを押すと一分間、曲が流れるとか
いやいやソウじゃ無い、街の最初の大立者「伊勢屋文蔵」サンと「佐々木治平」サンから採ったンだ・・何れにしろ、所縁の人の名を繋げて作った合成地名と云うヤツで、やっぱり大した由緒じゃ無かったりしますが。
今更ながら初めて知ったこの事実に、思わず「イイじゃん」と快哉を叫びざろう得ませんナ。如何にも横浜らしいやと喜んで、「あなた知ってる、ミナトよこはま〜」と伊勢佐木町ブルースを口ずさんでしまった私メです。
伊勢佐木町は吉田橋寄りの一丁目から、以前ご紹介した横浜橋に近い七丁目まで商店街が続いてますが、一丁目と二丁目は全面歩行者天国に成ってる「イセザキモール」。一番賑やかなのはこの辺りですヨ
(参考リンク)
★「横浜観光情報」横浜観光コンベンションビューローHP
★「横浜のキニナル情報が見つかる!」はまれぽ.com HP
★「横浜の有益な情報」はまてなしHP
★「関内の由来」横浜観光マップHP
★「イセザキ・モール1・2st」横浜・伊勢佐木町商店街HP
★「今も昔も伊勢佐木町は港に続く散歩路」横浜・伊勢佐木町商店街HP
★「伊勢佐木町の由来」タイムスリップよこはまHP
★「昔は田畑と沼地?人々を魅了し続ける繁華街『伊勢佐木町』」関内新聞HP
★「ムード歌謡の女王【青江三奈】官能的とも妖艶とも称された青江三奈の歌声に隠された素顔とは・・?」ミドルエッジHP
★「伊勢佐木町ブルース歌碑」横濱茶館HP
★「横浜名物 シウマイの崎陽軒」崎陽軒HP
★「横浜っ子でも知らない?崎陽軒にシウマイ味の『ソーセージドッグ』がある」Excite Bit HP
★「あの崎陽軒がシウマイ味のホットドッグだと!?『横濱シウセージドッグ』が伊勢佐木モール店で買えるぞ!」mitok HP
(関連する記事)
★「082 【粉なモン03】おいしいシウマイ、きよ〜けん」
★「626 【やきそば35】横浜下町の三色焼きそば」
★「635 【揚げモン18】アイスのはじめては馬車道」
★「919 【呑みモン29】横浜大桟橋の巨大客船と『はまっ子どうし』」
★「991 【揚げモン38】横浜ランドマークタワーと『三角コロッケ』」
★「1274 【麺類色々84】実は横浜発祥!『ナポリタンスパゲティ』」
★「1283 【今川焼き15】『皮だけで具の無い今川焼き』って‥上大岡」
★「1720 【やきそば182】帆船日本丸と『極太チャーメン』・・横浜」
★「1773 【お米料理130】アラメヤ音頭と『横濱チャーハン』・・横浜」
★「1815 【名物パン196】ハマっ子は『かもめパン』を食べて育つ・・横浜」
★「2013 【お米料理158】今も続くバブルの開発と『シウマイ弁富』・・横浜」
★「2827 【お米料理267】久し振りの横浜で『バーソーハン』を・・関内」
★「2828 【名物パン326】港の見える丘のバラと『日本初の食パン』・・横浜元町」
★「2829 【麺類色々246】夜光に輝く帆船と『家系ラーメンの総本山』・・みなとみらい
★「2842 【お米料理270】『横濱ピラフ』はシウマイ旅情と・・横浜東口」
★「2843 【やきそば314】ミナトの下町の商店街で『三色焼きそば』を・・横浜橋」
★「2865 【今川焼き76】青空の臨港パークと『コイキング焼き』・・みなとみらい」
(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(伊勢佐木町の由来は他にも諸説が・・歴史が浅いのにワヤですわ)
横浜と云えば「崎陽軒のシウマイ」な訳で、浜っ子以外にもファンは大勢居るンで都内にも崎陽軒の売店は多く、拙宅近くにも少なくとも三軒は在りますが、イセザキモール入口の崎陽軒に行かないと買えないのが、ナゾの名物「横濱シウセージドッグ」。驚いたコトに「シウマイの味がするソーセージ」を挟んだホットドッグで、添付のマスタードは当然シウマイ用のモノ!シウマイの味がする・・と云うより、シウマイの味しかしない衝撃の一品で、シウセージの部分だけで良いから都内でも売って貰えぬモノか。ま、昔の崎陽軒はシウマイ本体を挟んだホットドッグを売ってましたから、その進化版とも言えるかも知れませんがネ。因みにイセザキモール店以外は、横浜スタジアムでベイスターズの試合が有る時だけ売られるソウで、コレを食べながらの観戦も面白そうですナ