きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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2966 【今川焼き78】芝浜の現場と「スゴイ抹茶の天然たい焼き」・・三田

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並びあってる駅なのに、手前の東海道(国道15号線)の下を通る都営地下鉄は「三田駅」。奥に駅舎の在るJRは「田町駅」と違うからヤヤコシイですが、地名は共に「港区芝五丁目」。界隈全てが昔の芝区です

 

相も変わらず青空療法で、都内を毎日テクテク歩き廻ってる私メです。雨が降ろうと風が吹こうと関係無く、毎日十kmを一応の目安にしてますが、気分と体調次第で超過したりサッサと止めたり、ホント気侭ですヨ。

 

大体が目的地を決めて出掛けぬコトが殆どで、通りすがりに面白そうなモンを見付けたら、大喜びでソッチに舵を切りますナ。ソウした方が意外な発見が多いモンだから、逆にそんな偶然を楽しみにして歩いてる位。

 

田町駅(三田駅)近くの東海道沿いに、江戸開城を巡って西郷隆盛公と勝安房守が幕末に論議した、薩摩藩の蔵屋敷跡が在りますヨ。今は三菱自動車の本社が在りますが、近く超高層ビルに建て替えられるとか

 

処がこの日は珍しく、ガッチガチの目的地が有るンで余所見なんかして居られン。てぇのは「講談の根多」の雰囲気を感じ取る為に、現場を見に行く大切な勉強で、三田まで行かにゃ成らぬ。いや芝浦・・芝浜だ。

 

と書いただけで演芸好きはお判りと存じますが、三代目三木助師匠の改作で知られる人情落語噺の傑作「芝浜の皮財布」の舞台を見に行こうと云う、エラク殊勝な心掛け・・でもドウして講釈師が落語の勉強を?

 

三菱自動車本社ビルの裏手には、芝の中心地「本芝」に古くから在った二つのお社を平成十八年に合祀した「御穂鹿嶋神社」サマが。この前が昔は海岸で、芝の浜辺だから「芝浜」と呼ばれる様に成ったとか

 

発祥が全く異なりますし、スタイルも随分違いますが、和服を着て座布団に座って面白おかしく語る点じゃ、落語と講談は良く似た芸。実際同じ高座に上がるコトも多く、私メも連中と一緒に修行して育ちましたネ。

 

根多の貸し借りも昔から多く、落語の人情噺は元は講談だったモノばかり。確実に違うのは「子別れ」と「芝浜」位な気もしますが、講談だって貸しっ放しじゃ悔しいと、講談化された「芝浜」が大正時代から有りますヨ。

 

神社とJRの線路の間に在る「本芝公園」が、芝浜の舞台だったりしますヨ。まさかこんなトコがと思えますが、海岸沿いに鉄道が敷かれるまでは海岸で、江戸幕府御用の魚市場「雑魚場(ざこば)」だったンだとか

 

ソレを我々は「早起き五十両」と称しますが、酒好きが欠点の魚売りが、女房に諭され早起きして芝浜の雑魚場へ行き、偶々拾ったのが五十両入りの皮財布。ソレから巻き起こる大騒動・・が大雑把なストーリー。

 

二ッ目時分に一度挑ンだモノの、流石に大根多過ぎて手に負えず、以来お蔵入りさせてましたが、そろそろ良かろうと再挑戦致します。だから訪ねた現場ですが、幾らナンでも変わり過ぎで・・。ま、頑張りましょ。

 

明治初年に鉄道が日本で初めて走った時、芝界隈は軍部の意向で遠浅の海ン中に設けた突堤の上に線路が敷かれたンで、浜辺は残されたソウですヨ。ですが戦後の海岸埋立てや、線路の数が増やされた結果、半世紀ほど前に完全に陸地化して公園に成ったンだとか。今じゃ海まで結構な距離が有り、埋立て地に住んでる人達が線路下の低いトンネルを潜って通ってますナ。皮財布が落ちてたとされるのは、一体ドコら辺だったのやら?全く見当が付きませんが、この先は昔の海です

 

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★明日は「東京都千代田区お茶の水」への訪問記です★


(参考リンク)
★「MINATO 港区を楽しもう!!」港区観光協会HP

★「東京・田町(三田・芝浦)の粋な情報を発信するWEBマガジン」田町新聞HP

★「芝浦ポータルサイト」芝浦エージェンシーHP

★「都内を散歩しよう!東京三田エリアのおすすめ観光ポイント」Latte HP

★「三菱重工業 JR田町駅に近接する『第一田町ビル』を含む一角を再開発。高さ150m規模の超高層ビルを建設して事業部門に集約!」東京・大阪 都心上空ヘリコプター遊覧飛行ブログ
★「御穂鹿嶋神社」御朱印・神社メモ ブログ
★「江戸魚市場めぐり
() −芝雑魚場−」日日の幻燈ブログ
★「写真今昔物語 雑魚場跡
(ざこばあと) 区立本芝公園」港区役所HP
★「港区探訪:落語の舞台を歩いてみれば〜芝浜」KissポートHP
★「【落語】大晦日にしんみりと聴く『芝浜』という話」めぐりめぐる。ブログ
★「芝の寿堂」芝商店会HP
★「たい焼きレポ♯31『寿堂』in東京」KK U−Blog


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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(今度もまた手に負えなかったら・・また十年くらい寝かせるだけです)

芝浜が魚市場だった頃の面影は全く無く、コレじゃ頭ン中でのイメージ作りが全く捗らンわい、弱ったネ。そうだ、では尾頭付きを買いに行こうと参りましたのは、芝二丁目の商店街の中に在る「寿堂」と云う、明治四十二年(1909)創業の鯛焼き屋さん。もちろん当時から鯛を焼いてた訳じゃ無いですが、何れにしろ老舗には違いなく、一匹ずつ手際よく焼いて呉れる「天然モノ」の鯛ですナ。餡子入り()のは塩味の効いたサッパリとしたモノで、流石に海岸沿いの街だっただけ有ると思わせて呉れますが、ソレより凄いのが抹茶餡入り(手前)ので・・私メも方々で鯛焼きを食べて参りましたが、ココほど強い抹茶を他に知らンわい。餡子と云うより、少し柔かめの田舎風抹茶羊羹が入ってると云う方が正しい位で、お茶無しじゃとても一匹食べられない程に強烈なお味です




| 2017.11.06 Monday (00:15) | MINATOみなと港区 | - | - |
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| 2019.10.17 Thursday (00:15) | - | - | - |
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