きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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3072 【今川焼き85】五千円札のお墓と「羽根つきの鯛焼き」・・下高井戸

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私メが大学への通学で乗ってた頃は「京王帝都電鉄」と云う社名でしたが、ソレを「京王電鉄」に変えてから満二十年。その記念なのか?京王は今月から一部区間で運賃の値下げをするンだとか

 

新宿から十分ほど京王電車に揺られ、下高井戸へ久し振りに参った私メです。山手の路面電車「世田谷線」と乗り換えられる駅自体は世田谷区なのに、下高井戸と云う地名は杉並区なのがヤヤコシイ。

 

恐らくは線路の北側を並行する国道二十号線(甲州街道)が区境だろうと思いますが、今日はその辺りの決着を付けに来た訳じゃ無し。だって目出度い「上巳の節句」・・要するに「桃の節句」ですナ。

 

下高井戸駅から甲州街道を越えますと、エラク広い墓地・・築地本願寺の分院「和田堀廟所」で、関東大震災で焼失した本堂再建の為に、昭和九年(1934)に墓地だけコッチに移って来てます

 

そもそも節句は季節の変わり目と云う意味で、宮中じゃソレを祝って宴(節会)を開いて居たとか。江戸時代に「五節句」として整理され、今日は今年二度目の祝いの日。でも厳密にゃ今日じゃ無い!

 

正しくは旧暦三月三日で、新暦ならば来月半ば過ぎ・・ソレなら桃の花が咲いてる。本来は女の子だけの祝いじゃ無いですが、今はソウ云うコトに成ってますから、エライ女性を言祝ぎに参りましょ。

 

和田堀廟所に在る、樋口一葉女史のお墓にお詣りを!本名は「お夏」さんですが、困窮してお金が無い(お足が無い)のを、一枚の芦の葉船に乗って中国へ漕ぎだした達磨大師に掛けた筆名だとか

 

我々が使うお札に描かれた方はコレまで大勢居られますが、こと女性は明治初期に使われた神功皇后さまと、現行五千円札の樋口一葉女史の二人だけ。そして後者は最年少でお札に成ったスゴイ方!

 

明治二十九年(1896)に肺結核で二十四歳の若さで亡くなられてますが、その早過ぎる晩年を過ごされた文京区本郷界隈を良く歩くンで、私ぁエラク親しく感じてしまい・・何度も記事にしてます。

 

比較的裕福な家庭で育った一葉女史ですが、父が莫大な借金を残して他界した十七歳から一転して極貧の生活に。没落後の殆どを本郷で過ごし、その終焉の地は東京ドームの近くだったりします

 

近代女流文学の先駆者ですが、作品の中身より貧乏暮らしの方が世間じゃ知られてる様な。ソレが五千円札に成ったンだから、「その分だけコッチに廻してヨ」と御本人もビックリだったでしょうナ。

 

芸界じゃ五千円は「ご声援」だから縁起が良いンですが、まさかお墓が下高井戸に在るとは知らンかった!尤もコリャ墓地ごと移転したからで、桃の花にゃほど遠い寒風の中、初めて詣でた私メです。

 

墓参から戻った下高井戸駅前の名物は、昭和二十六年(1951)開設の「駅前市場」。私メが学生だった頃から寂れてましたが、潰れそうで潰れないのは・・昭和っぽさを丸出しのこの雰囲気が好きなファンが多いンでしょうナ。もちろん私メも好きですが

 

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★明後日は「静岡県静岡市葵区」への訪問記です★


(参考リンク)
★「すぎなみ学倶楽部」杉並区産業振興センターHP
★「世田谷の魅力」世田谷区役所HP

★「世田谷の観光スポット・下高井戸」世田谷見聞録HP
★「ず〜っとしもたか」下高井戸商店街振興組合HP
★「下高井戸を散歩しました」ジモトぶらぶらマガジン・サンポーHP
★「京王電鉄、相模原線の運賃を2018年3月から値下げ・・大人運賃最大20円引き」鉄道チャンネルHP
★「市場大好き
(下高井戸駅前市場)」経験デザイン研究所ブログ
★「築地本願寺からの憶いを受け継ぐ・・」築地本願寺和田堀廟所HP
★「築地本願寺 和田堀霊廟」樋口一葉ゆかりの地ガイド・ブログ
★「【樋口一葉】『5千円札の人』の涙ぐましい借金生活【貧乏作家列伝】」P+D MAGAZINE HP
★「樋口一葉が小説家の道を選んだ意外な理由とは」武将ジャパンHP
★「上巳の節句
(桃の節句)って何?ひな祭りの由来とは?どんな食べ物を食べるの?」日本文化研究ブログ

★「たいやき」下高井戸 居酒屋たつみHP
★「下高井戸 たつみやのたいやき」東京ライフ・ブログ


(関連する記事)
★「462 【五色不動05】目青不動と青い路面電車」
★「463 【お肉料理09】豪徳寺の招き猫伝説は、とっても講談的!」

★「868 【五色不動10】目金不動と国士舘大『牛すじ丼』」

★「1060 【国内で海外旅行07】東京ジャーミィにコーランは轟く」

★「1318 【スイーツ74】一葉終焉の地で『アップルパイ』を‥本郷」

★「2006 【今川焼き20】下高井戸で『薄皮たいやき』を」
★「2299 【麺類色々198】東京ジャーミーと『元祖つけそば』・・代々木上原」

★「2332 【お米料理202】台湾物産館で『本場の魯肉飯』を・・笹塚」
★「2333 【調味料類31】人生の登り降りと『甘〜いマヨネーズ』・・三軒茶屋」
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(一葉さんが夏目漱石センセの義姉に成る可能性も有ったとか)

下高井戸名物は数々有れど、やっぱ寒い時期の大定番は「たつみやの鯛焼き」ですナ。地元の居酒屋さん直営だったりしますが、常に行列が出来てる大人気!ココのは餡子が美味いだけじゃ無く、鯛の表面の模様がキレイなのも人気の理由だったりしますが、コウ云う型を作るのも大変な技術。一葉さんが何度もお札の候補に挙げられながらナカナカ叶わなかったのは、お若くして亡くなられたモノだから「顔にしわが少なく」て、偽札偽造防止が上手く出来なかったからと聞きましたネ。因みにたつみやの鯛焼きも羽根を一々ハサミで切って、しわを少なくして呉れますが・・頼めば切らずに渡して貰えますヨ。初めて知りましたが、ナンだか得した気分に成ります




| 2018.03.03 Saturday (00:15) | 渋谷・目黒・世田谷区 | - | - |
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| 2019.08.23 Friday (00:15) | - | - | - |
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