きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 3123 【スイーツ265】桜咲くみちのくの湖と「南湖団子ソフト」・・白河 | main | 3125 【お肉料理118】朝の連ドラ誘致運動と「ラジウム玉子」・・福島市 >>
3124 【保存食品74】戊辰戦争百五十年!桜咲く二本松城と「菊芋の甘酢漬」

フェイスブック参加、四年目に入りました!どうかご覧下さいませ

JR二本松駅近くの「二本松神社(御両社)」サマは鎌倉幕府の有力御家人で、奥州安達郡(二本松辺り)の地頭だった安達盛長公が、九百年前に創建させたお社だとか。もとは二本松城の場所に在ったソウです

 

東京より遅い桜を追い、東北地方を北上する私メです。と云ってもコレは二週間ほど前で、桜前線は北端の青森県に到達してますナ。なのに南端の福島・白河市でノンビリしてたンで、ナカナカ前に進めません。

 

ですが白河にゃまた来るからと、北へ六十kmほど移動して同じ中通り地方の城下町・二本松へ。郡山と福島市の間に在る街で、藩主の丹羽家は白河からココに転封されてますンで、続けて訪ねるに宜しかろう。

 

二本松は山坂だらけの街で、駅からお城へ行くにゃ峠を一つ越さねばならぬのが大変ですが、その分・・桜に包まれた城山(白旗が峰、345m)が見えてくると嬉しく感じますネ。ココが百五十年前の激戦地です

 

白河をブラついた時に気付いたンですが、今年は幕末の戊辰戦争からちょうど百五十年ナンですヨ。薩長土肥を主力とした新政府軍と、旧幕府側の列藩同盟が激しく戦い、後者が各個撃破されて敗北した内戦。

 

中でも最大の戦いは会津攻めで、自決した白虎隊の悲劇ばかりが喧伝されてますが、アレは判断能力の不足で徒に自滅したと云うべきで、ホントの悲劇が起こったのが二本松。つまり二本松少年隊の壊滅ですヨ。

 

二本松の霞ヶ城はフツーの城と違い、麓の居館と山頂の本丸が分離した本格的な平山城。加えて周囲の山を城壁として取り込み、二本松神社は出城としても使える構造だったとか。スゴイ城塞都市だったのネ

 

白河口から攻め込んだ新政府軍の大軍を、中通り最大の藩として迎え撃ったのが二本松藩。初めは一進一退の攻防だったのに、敵は増援を次々に投入するのみならず、味方と信じてた三春藩が突然裏切った。

 

コレが実に悪辣な掌返し・マキャベリズムで、隣藩の卑劣さに激怒憤慨した二本松勢は「死を賭して信義を守るのが武士の本懐である」と徹底抗戦するのを誓いますヨ。頼みとするのは防御に長けた本拠・霞ヶ城。

 

本来ならば合戦に出さない十代前半の少年・六十二名が急ぎ出陣し、その多くが大人同然に激しく戦ったのが「二本松少年隊」。会津の白虎隊も確かに悲劇ですが、コチラは実戦で散っただけにより悲しいですヨ

 

処が十万石の禄高のわりに元々兵力が少なく、しかも相次ぐ戦いでソレが減る一方の二本松藩は予備戦力に欠しく、また同盟他藩からの援軍も敵に阻まれて近付けず、やむなく老人や少年まで総動員するコトに。

 

こんな絶望的な籠城戦の長く続く筈は無く、家老ら上級藩士は全員討ち死にし、その他もほぼ玉砕に近い大損害を出して落城してますヨ。三春藩の裏切りを長く憎んだと聞きますが、そんな悲劇から百五十年です。

 

二本松の戦いが起きたのは、慶応四年(1868)七月二十九日のコト。因みにその一ヶ月後に明治と改元されてますが、当時のココにゃ桜が植わってたンでしょうか。かつて大激戦の起きた場所と信じられぬ位に穏やかな城内でしたが、だからこそ尚更に悲しく感じられて成りません

 

にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
↑↑ドレかを押して貰えると更新する張り合いが出ます↑↑

 

★明日は「福島県福島市」への訪問記です★


(参考リンク)
★「とっておき二本松」二本松市観光連盟HP
★「にほんまつ観光処」二本松市役所HP
★「福島県二本松市のおすすめ観光スポット5選!自然もお酒も満喫しよう!」skyticket HP
★「旧二本松藩領総鎮守」二本松神社HP
★「二本松城跡」二本松市教育委員会HP
★「二本松城の石垣は素晴らしかった〜二本松城の壮大さと魅力」戦国武将列伝Ωブログ
★「ダイジェスト版 二本松藩の戊辰戦争」青空亭HP
★「二本松少年隊」二本松市教育委員会HP
★「二本松少年隊〜戊辰戦争に散った少年たち」WEB歴史街道HP

★「二本松市戊辰150年事業」二本松市役所HP
★「菊芋」JA農産物直売所 愛情館ブログ
★「菊芋の甘酢漬」風土47HP


(関連する記事)
★「726 【名物パン52】福島市の名物『サラダパン』」
★「1521 【スイーツ91】故郷を守ろうとした少年隊と『玉羊羹』・・二本松」
★「1522 【やきそば158】避難先の『浪江焼きそば』は馬九行久?・・二本松」
★「1735 【名物パン185】桜咲く郡山の元祖『コーヒーパン』」
★「1736 【スナック38】智恵子の空と『東北限定ポテチ』・・二本松」
★「1737 【保存食品45】桜咲く福島市で『桃の甘酢漬け』を」
★「1738 【名物パン186】頑張れ!中合と『水虫パン』・・福島市」
★「1901 【お米料理144】鬼婆と『さんま丼』とホントの空・・二本松」
★「2390 【麺類色々207】東北第二の都市で『郡山ブラック』を!」
★「2391 【名物パン279】開拓者の街で『カフェオレボックス』を・・郡山」
★「2400 【やきそば255】『ソース焼きそば』と光の国の姉妹都市・・須賀川」
★「2401 【お魚料理106】城址に建つ県庁と『鮭の紅葉漬』・・福島市」
★「2402 【名物パン281】オリンピック賛歌を編んだ日本人と『みそぱん』・・福島市」
★「2730 【名物パン317】復興なった郡山で『コンビニのクリームボックス』を」

★「2731 【お肉料理98】光のしずく灯る福島市で『ふくしまブルブル』を」
★「3122 【やきそば344】震災からの修復間近な桜の城と『白河ラーメンの焼きそば』」
★「3123 【スイーツ265】桜咲くみちのくの湖と『南湖団子ソフト』・・白河」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(戊辰戦争の中で一藩まるごと壊滅したのは、二本松だけナンです)

桜がホント見事だった二本松城ですが、もっと凄いのは秋の菊ナンだとか。だからと云う訳じゃ無いでしょうが・・「菊芋」の生産が盛んだソウでして、その甘酢漬けをご紹介させて戴きます。菊芋はキク科の多年草の地中根が肥大化して芋みたいな塊と成るモノで、見た目は似てても芋とは違うンで澱粉質は殆ど無く、代わりに血糖値を下げる効力の強いイヌリンがたっぷり含まれてる健康食品ですナ。バター焼きやフライにして食べるコトが多いですが、より健康的に酢漬け成ってるンで・・糖尿病の心配は全くない私メですが、パリポリした食感が楽しいです




| 2018.04.26 Thursday (00:15) | 負げるな!福島中通 | - | - |
スポンサーサイト



| 2019.12.13 Friday (00:15) | - | - | - |
ブログ内の検索はこちらから
このブログを書いてンのは?
profilephoto
ただいまのお時刻は?
何かと便利なカレンダー
鯉風のツイッター!フォロワーお待ちしてます
お噂さの貯蔵庫(種類別)
お噂さの貯蔵庫(日付順)
お噂さの貯蔵庫(年月別)
他HPへのリンクの入り口
こんなのに参加してます
これまでご来場のお客様
アクセスカウンター
欲しログカラコンジュエリー市場

ジオターゲティング
RECOMMEND

 
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS