きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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3169 【やきそば354】再生目指す副都心と「銀河の焼きそば」・・黒崎

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JR黒崎駅前から放射状に拡がるアーケード街は客離れが止まらず、恐ろしい程の閑散ぶり・・昼間でコウだから夜は怖いでしょうナ。チェーン店の居酒屋に掲げられてた「黒崎再生」の字が、空しく感じられます

 

ソコで生まれる筈だった小倉を含む、九州じゃ二番目に大きな百万都市「北九州」を旅する私メです。父が全国転勤組だったンで東京に戻ってから結局生まれましたが、ホントは「小倉っ子」に成りたかったですネ。

 

だもんで小倉・・いや北九州市に親近感を持つコトは特別で、「九州=福岡市」みたいな風潮にゃ異論を挟みたくて仕方ない。そりゃ今は抜かれちゃったけど、昔はコッチが九州唯一の政令指定都市だったンだ!

 

昭和三十八年(1963)に九州最北端の五つの市が大合併し、百万都市と成ったのが北九州。その中心は新幹線の停まる小倉ですが、副都心と位置付けられてるのは旧八幡市(現:八幡西区)の黒崎と云うトコ。

 

アーケードを通り抜けた先に鎮座されるのは、日本が建国される前から在るとされ、神武天皇サマが九州から近畿へ攻め込んだ際に長逗留されたと古事記に出て来る「岡田宮」さま。想像を絶する古社ですナ

 

昔は随分賑やかな街だった記憶が有りますが、北九州工業地帯の衰退とモータリゼーションの進展。そして街造りの失敗で周囲から集まってた客の足が逸れ、恐ろしい程に一気に「没落」したのに驚愕しましたヨ。

 

ですが前回の訪問から五年経ち、ソコまで酷くないとは云え・・同じ様に寂れてた小倉駅前が結構復活してましたンで、さて黒崎は?と列車を降りれば・・むしろ悪化した位かしらん。もうドウにも成らないンでしょうナ。

 

ソレでも多少は挽回を図ってる様で、駅から真っすぐ正面に延びる道沿いは概ね建て替えられたのか?妙にスッキリしちゃった感が。アーケード街に居ると寂しいだけナンで、その周りを少しブラついてみましょか。

 

黒崎駅から遠くない街中に、コレほど立派な松並木が在るとは!長崎街道・黒崎宿の西搆口(出入口)の先に延びる「曲里(まがり)の松並木」と云うトコで、伐採・消滅の危機に有ったのを保護・育成してるンだとか

 

ホント寂れちゃったナと嘆きつつ、テキトーに巡ってますと目に付くのが「長崎街道」の表示。この道は江戸幕府が整備させた「五街道・八脇街道」の一つで、ソコら辺の●●街道とはチョイト格が違う天下の官道!

 

江戸から西へ向かう「東海道」は五街道の筆頭ですが、京都で繋がるのが「西国街道(山陽道)」でコチラは脇街道の筆頭。本州の西の果て・下関まで続きますが、関門海峡を船で渡った小倉より先が「長崎街道」。

 

名前通りに長崎へ向かいますが、長崎は諸外国に対して唯一開かれてた港だから、ソコへのルートを幕府も余程重要視したンでしょうネ。南蛮や唐土から渡来する文化や物資は、全てココを通って江戸へ上方へ。

 

「山笠」は博多ばかりが有名ですが、福岡県内は同名の祭礼がアチコチに有りますナ。「黒崎祇園山笠」は慶長十年(1605)以来の歴史を持ち、「喧嘩山笠」と云う別名が有るンだとか。来月半ばに開催されます

 

黒崎は長崎街道の最初の宿場で、下関からの渡し船は小倉よりコチラに来る方が多かったとか。九州北部・西部の諸大名も参勤交代でココから船に乗ったンで、明治時代に工業地帯化する前から栄えてたらしい。

 

ソウとは知らんかった。何しろ私メら東京の講釈師は東海道なら熟知してますが、西国街道は知識が急に朧げに成り、更にその先の長崎街道と成ると・・名前しか判りませんナ。その宿場ナンて知ってる訳が無い。

 

アーケード街が賑わってたら、ソッチに関心が偏って街道にゃ気付かなかった筈。余り芳しいコトじゃ無いけれど、こうして知識を増やせたンだから良しとしましょ。ですが黒崎の復活を願って止まぬのが本心です。

 

黒崎からは筑豊電鉄(ちくてつ)の路面電車に乗り、ガタゴト揺られながら明日ご案内の直方へ。黒崎が賑やか経った頃はこんな路面電車が街中を走り回り、大勢の買物客や通勤客をこの街に運んで来てたンですが、ソレを廃止したのが間違いだったンじゃ!ま、その郊外部分だけでも残ってますンで、応援の意味も込めてJRじゃ無くコッチにしました

 

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★明日は「福岡県直方市」への訪問記です★


(参考リンク)

★「ぐるリッチ 北Q州」北九州市情報発信強化委員会HP
★「新くろさきナビ」くろさきナビHP
★「福岡県北九州市八幡西区の見どころ観光スポット10選!自然と歴史を感じる街」GOOBA HP
★「【福岡】昭和な雰囲気を残す黒崎のレトロ商店街」Y氏は暇人ブログ
★「黒崎の町を考えてみました・・」北九州・黒崎の情報サイトHP
★「御鎮座二千六百年」岡田宮HP
★「長崎街道 江戸時代の『文明ロード』」国土交通省九州地方整備局佐賀国道事務所HP
★「長崎街道を行く その弐 黒崎・曲里の松並木」Le Petit Jardin ブログ
★「長崎街道をゆく!筑前六宿のひとつ黒崎宿へ」めがねのコクラヤHP

★「黒崎祇園山笠」岡田宮HP
★「黒崎祇園山笠2018の日程は?交通規制と駐車場・口コミも調査!」メディガクHP
★「ちくてつ」筑豊電気鉄道HP
★「福岡ブランド 銀河のチャンポン」九州ブランド協議会HP

★「銀河のチャンポン」焼きそば名店探訪録ブログ

★「銀河のチャンポン:時々無性に食べたくなるカツのせ焼きそば@北九州・永犬丸」りくまろぐブログ

(関連する記事)
★「1384 【お米料理92】近代芸術なお城と『肉やきめし』‥小倉」
★「1385 【麺類色々95】大衰退した街で『かしわうどん』を‥黒崎」
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★「1453 【スナック24】黄昏の門司港レトロと勢揃い『九州醤油のポテチ』」
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★「3167 【名物パン355】懐かしき故郷(?)で『サニーパン』を・・小倉」
★「3168 【麺類色々302】なんしよん!夜の小倉で『資さんのかしわうどん』を」


(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(次回は宿場町としての黒崎を、ゆっくりジックリ巡ってみたいモノです)

黒崎からちくてつに乗ったのは応援の気持ちも有りますが、ソレ以上に沿線の「永犬丸(えいのまる)」と云う駅から歩いたトコに在る、八幡西区の名物「銀河のチャンポン」に行きたかったから。実は五年前にも行ってるンですが、その日はナゼかお休みだったンですよネ。もはや執念ですが、看板商品のチャンポンと並んで大人気なのが焼きそばで、店主さんがオーブンキッチンで作ってる様を見てましたら・・野菜と肉をフライパンで炒めて麺を入れるトコまでは同じ作業。ソレに豚骨スープを加えて煮込むか、ソースを掛けて更に炒めるかの違いだけですナ。そして熱々の鉄板に移し替え、揚げたての一口チキンカツを載せて出してくれますが、このカツが実にスパイシーで・・焼きそばソースが甘めだから助かった位。、如何にも九州らしく、総じて味が濃いです




| 2018.06.17 Sunday (00:15) | よぅきんしゃった福岡 | - | - |
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