きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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洗礼も受けてないのに、月に一度はお祈りしに行ってるのが、関口台に在る日本最大のカトリック教会「東京カテドラル聖マリア大聖堂」。全くの自己流ですがマリア様に告解すると、気分がスッキリするンですヨ

 

「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったモノで、おはぎを食べる時期に成った途端に涼しく成った都内を、誰かに頼まれた訳でも無いのに頑張ってテクテク歩き廻る私メです。こんな毎日に成って、まもなく満四年です。

 

良うもまぁこんなに続くと感心するばかりですが、なるべく薬に頼らずに脳内物質セロトニンの分泌を促す為にゃ、お昼前の穏やかな陽射しを浴びながらリズム良く歩くのが最善で、ホント仕方なくなくの苦肉の策。

 

処がもともと極端な性格なのに、懸命に闘病してる間にソレが一段と強まりまして、雨が降ろうと風が降ろうと地面が揺れようと身体が震えようと関係なく・・とにかく歩く!一体いつまで続けりゃ良いンでしょうかネ。

 

カテドラルのお向かいの「椿山荘」は、私メが婚礼MCをしてた頃の古巣ですンで、懐かしく思いながら庭園をいつもブラブラと。崖の高低差を上手く生かしてるトコで、高台のシンボルは室町時代の三重塔です

 

最近またセロトニンの分泌が不順に成ってる自覚が有りますンで、取り合えず年内一杯は続ける心算ですが、その内いつかは止められる日が来る筈。どんなに遅くても人生が終わる日までに・・やっぱ極端ですナ。

 

人の命は有限ですが、ソウじゃ無いのが私メが勤しむ講談を始めとした文化や芸術・芸能ごと。後継者が絶えぬ限り、その伝統は引き継がれて一層輝きを増して行く。私メも早く身体を治し、その列に戻らなくちゃネ。

 

或いはお店や会社・団体も同じくで、日本は世界でも珍しい位に長寿なソレの多い国。創業百年を超す会社が二万社以上も在るソウで、世界最古の企業「金剛組」は西暦578年・・聖徳太子の時代の創業ですヨ。

 

椿山荘の西側に在るのは、肥後国(熊本県)五十四万石の大々名だった細川侯爵家の御本邸「肥後細川庭園」。崖下の泉水庭園は広くないですが、高台へ広がる森は深く・・夏はココで結構涼ませて貰いました

 

流石に東京はソコまで古い会社は無いですが、四百数十年前の江戸開府の頃から続いてる店は幾つも有るらしく、他所から移って来たトコなら赤坂の虎屋さんは仁治二年(1241)の創業・・鎌倉時代の中頃ですゼ

 

ソウ考えると私メが歩き続けてる四年間ナンて屁みたいなモンですが、我が講談は話芸として成立してから三百八十年近く。お店だったら堂々たる老舗の扱いを受けて然るべき。落語よりも百年くらい古いンですヨ。

 

尤も老舗の暖簾を潜るのは恐れ多く、精々五十年ぐらいの大衆食堂が一番気楽だったりしますが、私メが良く歩きに行く関口台から神田川を渡りますと、ソコに在るのは明治十五年(1882)創立の早稲田大学。

 

板橋宿の拙宅から雑司が谷を通ってカテドラルへ行ってお祈りし、椿山荘で休憩してから細川庭園でボーっとする・・コレが私メの関口台周遊コースだったりしますが、細川庭園の泉水の畔に彼岸花。秋ですナ

 

早稲田は街全体が学食みたいなトコだから、関口台をブラついた帰りにお昼を食べにココへ出る事が多いですが、明治三十九年(1906)創業と早稲田随一の老舗食堂が七月末、突然お店を閉じてしまいましたヨ。

 

ソレは日本で初めて卵でとじたカツ丼を出した「三朝庵」サンで、カレー南蛮もココが元祖。多くのバンカラ学生に愛され、早大のOBじゃ無い私メだって時折寄り、コレが元祖の味だとカツ丼を嬉しく食べましたネ。

 

処が女将をはじめ店員さん達の高齢化が著しく、事前に告知もせずに突然暖簾を下した・・常連だけはソレと無く知ってた様ですが。最後に食べ収めに行きたかった・・また一つ伝統が終わったと寂しいばかりです。

 

私大の雄「都の西北」早稲田大学は、新学期が漸く始まったらしく学生の姿を多く見受けられる様に成りましたネ。夏の間は街全体が静まり返ってましたンで、ナンだか寂しいと敢えて行かなかったのが裏目に出た・・まさか三朝庵サンが止めちまうとは、夢にも思わなかったンで

 

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★明日は「東京都港区北青山」への訪問記です★


(参考リンク)
★「歴史と文化に恵まれた緑豊かな区」文京区観光協会HP

★「目白台周辺の歴史」目白台に住みたいHP

★「早稲田の街‥わせまちドットコム」早稲田大学周辺商店連合会HP
★「St.Mary’s Cathedral」カトリック東京カテドラル関口教会HP

★「これが教会!? 丹下健三建築の代表作『東京カテドラル聖マリア大聖堂』」キナリノHP

★「カトリック初心者の疑問 告解ってどうやるの?」Francescaブログ
★「世界をもてなす、日本がある。」ホテル椿山荘東京HP

★「肥後細川庭園」公園財団HP
★「肥後細川庭園(新江戸川公園)に行ってきた!見どころ・アクセスを紹介」護国寺ナビHP
★「世界最多の長寿企業を持つニッポン」nippon.com HP
★「飛鳥時代西暦五七八年創業」金剛組HP
「Waseda University」早稲田大学HP

★「早稲田大学」書を持って街へ出ようHP
★「『カツ丼発祥の店』早稲田の最古のそば屋が、突如閉店した真相」現代ビジネスHP
★「『カツ丼 早稲田発祥説』を探る −キング・オブ・ワセメシはなぜ生まれたのか」早稲田ウィークリーHP


(関連する記事)
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★「2138 【名物パン239】新緑の新江戸川公園と『元祖フランスパン』・・関口台」

★「2300 【名物パン263】東京カテドラルと『元祖バゲットサンド』・・関口台」
★「2421 【今川焼き35】梅と桜とカテドラルと『天然鯛焼き』と・・関口台」
★「2469 【お米料理220】神田川の桜と『前ぬき明太マシ』・・江戸川橋」
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★「2994 【お米料理290】椿山荘の紅葉と『チキンオーバーライス』・・関口台」

★「2998 【お肉料理108】早稲田の杜の紅葉と名物『ジャンジャン焼き』」
★「3043 【お米料理297】銀雪輝く椿山荘と『WASEDA丼』・・関口台」

★「3093 【お米料理305】満開の神田川の桜と『白いカレー』・・江戸川橋」

★「3147 【保存食品76】初夏の花咲く庭園で『お殿様の辛子蓮根』を・・関口台」

★「3202 【保存食品77】盛夏のカテドラルと『セロリーの粕漬』・・関口台」

(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(花に嵐の例えも有るぞ、サヨナラだけが人生だ・・心にきつく響きます)

てな訳で‥食べ収めが出来なかった「三朝庵のカツ丼」を、以前ご紹介したモノから改めて。カツ丼の起源には諸説有りますが、卵とじのもソース掛けのも早稲田で発祥したのは間違いないらしく、中でも卵とじは大正七年(1918)に「宴会で余ったトンカツが勿体ないから、玉子丼みたいにして出した」のが初めとされてますヨ。元来がお蕎麦屋さんだから、カツオ節の出汁で肉厚なカツと玉ネギを軽く煮て、最後に溶き卵を掛けて熱々の丼ご飯に盛る・・日本の正しいカツ丼のスタイルは全てココから始まった!変に技巧に走らず、元祖らしくドッシリ構えた安心の味わいだったのに、もう二度と食べられないンですナ・・残念です




| 2018.09.23 Sunday (00:15) | 音羽・関口・早稲田 | - | - |
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| 2018.11.17 Saturday (00:15) | - | - | - |
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