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吉祥寺には賑わう通りが沢山在りますが、十年ほど前まで伊勢丹だったSC「コピス吉祥寺」前が元町通り。元町とは昔からの街と云う意味だから、万治元年(1659)に開拓された頃は中心だったンでしょうか
昨日に続き、GW後半に巡った吉祥寺界隈のお噂でございます。私ぁ近くの高校へ通ってましたンで、ココは我が青春の街だったりしますが、最近は井の頭池の畔の専門病院へ受診の為に参る街に成ってましたヨ。
病院なんて少しも楽しく無いンで、池畔で逡巡の末に覚悟を決めて診察券を出してましたが、イザ済んじまえば診断内容は兎も角、取り敢えず解放された感は著しく、街中へ繰り出して買い物したりお昼を食べたり。
三十数年前から親しい街ですし、基本的な骨格は変わって無いンで気楽なモンで、故郷へ帰った様な安心感。他の街の病院だったらコウは参らず、我が主治医Nセンセに良いトコを紹介して貰ったヨと感謝ばかり。
駅前の中心街からは少し外れてますが、個性的なお店が並ぶ「中道通り」は吉祥寺が村だった頃、広がる畑ン中を通る農道だったとか。その名残りじゃ無いですが、面白い八百屋や物産店も多かったりします
勿論ドクターも信頼出来る御仁でしたが、GWの間は病院もお休みだから逡巡は不要で、井の頭公園や自然文化園の中をブラブラし、お昼も済ませて胃袋も満足したから、珍しいモンを探して好奇心を満たしましょ。
中央線沿線の多くの街と同じく、吉祥寺も駅前より少し外れたトコの方が謎の店は多く、ソッチを覗いた方が奇怪なモンに巡り合う確率が高い様な。私メの高校生時分は辺鄙な通りだった、「中道」が今じゃメッカ。
中心街で新しいビルを造る度、ソコから押し出された個性的なお店がコチラへ移って来た様で、そこに類共で新たな不思議ショップが出店して混沌の度合いを増し、ソレが熟成して如何にも吉祥寺らしい雰囲気に。
買い物帰りに改めて井の頭池へ。武蔵野三大湧水池の一つで、旧石器時代の遺跡が見付かったと言うから・・数万年前から池畔に人の営みが有った様ですが、歴史に姿を現すのは平安時代中期からですナ
何軒かお目当ての店が有るンで順に寄り、目に付いた不思議なモンの中から楽しめそうなモノを幾つか買い、ドウすりゃ良いのか判らないモノは眺めるだけ。500mほどの短い通りですが、そんなお店が沢山。
ソレらを一々ジックリ見てると前に進めませんし、財布の中身が次第に心許なく成っちまうンで、早々に脱出せにゃ成らぬのが残念ですが、私メ以上のモノ好きは大勢いるンで繁盛してる店ばかりなのが頼もしい。
こんな吉祥寺は城南の広尾や恵比寿・麻布辺りと比べられるコトの多いですが、大きなアーケード街にデパート・駅ビル。そして広い森と池と動物園・学園が在ったりと、他のお洒落タウンとカテゴリーが違う様な。
井の頭池は一時水質が悪かったですが、平成末に三度行った「かいぼり」のお陰でキレイに成りましたナ。幸か不幸か長い通院と重なったンで、ソレを見届けてしまいましたが・・鏡の様な水面が嬉しいですネ
今回は通院じゃ無くて遊びだし、GW中で空いてるからと板橋宿の拙宅からバイクで参りましたが、吉祥寺最大の難点は道が狭すぎるコト。江戸の昔に原野を開拓した頃の、元は農道だったモノばかりが残ってる。
だもんで車は比較的大きな道に集中しますが、ソレだとて余裕ある広さとはとても言えず、明らかにキャパシティーを超過しちゃってますナ。しかも都内と違って都下だから、車が無いと生活が不便なエリアですし。
尤も昨日や今日ソウ成った訳じゃ無いし、恐らくコレからも解決されないでしょうから、電車でやって来てテクテク歩き廻るのが一番向いてるンでしょうネ。そろそろ診察して貰いに行かなくちゃ、気分が重く成ります。
そろそろリスのゲージは空いたかナと、帰りに自然文化園に再び入ると突然の土砂降りに。大慌てで逃げ込んだのは、詩人・野口雨情センセの書斎を移築した「童心居」と云う日本家屋の縁側。雷鳴轟き雹まで降る中、幸いにして濡れずに済みましたが・・同じ東京でも多摩は気候が違いますナ。尤も大雨の森をひたすら眺めるって滅多に無いコトなんで、ドコか遠くの高原へでも参った様な気分に成ったのも事実です
(参考リンク)
★「むー観」武蔵野市観光機構HP
★「吉祥寺なんでもサイト」ホームタウン吉祥寺HP
★「吉祥寺発信のタウンサイト」グータイム吉祥寺街ガイドHP
★「吉祥寺の『歴史散策』に出かけよう。万葉歌人、将軍、太宰、みんな大好き」吉祥寺ズムHP
★「吉祥寺は住みやすい?住みにくい?」街覧板HP
★「GREENINGしよう。」コピス吉祥寺HP
★「kichinaka style」吉祥寺中道通り商店会HP
★「吉祥寺の個性派が集う商店街?中道通り商店街」吉祥寺ファンページHP
★「井の頭恩賜公園」東京都建設局HP
★「井の頭池」家康公史跡めぐりHP
★「吉祥寺の由来と井の頭公園」Socio planning HP
★「井の頭池だより30 鏡のような水面」井の頭恩賜公園100年実行委員会HP
★「井の頭自然文化公園」東京都動物園協会HP
★「野口雨情の童心居」写真で実感!吉祥寺・井の頭公園HP
★「高知県アンテナショップ」高知屋HP
★「ヤマテパンのぼうしパン」高知まるごとネットHP
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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」
(他所へ出掛けず、ココだけで暮らすのなら吉祥寺は最高の街です)
中道通りには個性的なお店だけじゃ無く、地方のサテライトショップみたいなお店も結構在るンで楽しいですが、前回参った時に偶々入った「高知屋」さんが妙に面白く、今度もナニか有るかナ?と寄ってみましたら・・「ぼうしパン」のミニサイズが!名前通りに高知県から直送された各種物産を並べてるお店で、高知の二大製パン会社の一つ「ヤマテパン」の製品も、イロイロと送って貰ってる様。名物ぼうしパンも種類がイロイロ有りましたが、おやつにするならこのサイズで良かろう!井の頭池の畔で水鳥を眺めながらムシャムシャと・・ホント呑気なGWです