きこしめす講釈師

寄席芸人 講釈師(講談師) 神田 鯉風 の「毎日更新続行中」な旅日記でございます。
大体五百円程度の範囲で、セセコマしい雑多な勝負を連日連夜繰り広げております。
二週間から一月ほど前のお出掛け報告が殆どですが、どうかご容赦下さいます様に。
取り上げましたお料理やお店の詳細は、「参考リンク」をご覧戴きます様に願います。
「 心から こころの鬼に せめられて 身のおきどころ なき人もあり 」 by 糟谷 磯丸
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東海道本線・醒ヶ井駅のホームから仰ぐのは、滋賀と岐阜の県境に聳える「伊吹山(1377m)」。国内有数の降雪量で知られる山ですが、夏は千種類以上の花が山頂を埋め尽くす、高山植物の宝庫だソウです

 

昨日ご案内の地蔵盆に刺激された訳じゃ無いですが、拙宅の在る都内を後に東海道を列車で西へ向かい、真夏の関西地方を旅して参った私メです。東京だって暑いのに、もっと暑い方へ行くナンて我ながら酔狂。

 

尤も毎年幾度も参ってますし、今年もコレが何度目なのか判らぬ位の上方好きだから、半端ない暑さなのは元より承知。だもんで暑さの盛りのお盆前はパスをして、残暑に入ってから向かったのに・・苦行そのモノ。

 

関西の方は良くぞ暮らせると感心しますが、住めば都で馴れてりゃコレが当たり前。私ぁ上方芸界に亡命したいと思うコトが時折有りますが、夏の暑さがネックで踏み切れません。ま、踏み切る必要も無いですが。

 

東海道本線の駅前なのに、通ってる街道は中山道!江戸から数えて六十一番目の宿場「醒井(さめがい)」で、駅名と違って小さな「ヶ」が入らないのネ。関ヶ原や信州を通って江戸まで459km、随分遠いです

 

さて東京駅を順調に出発したモノの、余り早く着き過ぎても面白くない。ドコか寄り道して行くのに宜しそうなトコは無いかしらん。車内の無柳に物を言わせ、スマホで調べて面白そうだったのが「醒井宿の梅花藻」。

 

醒井は関ヶ原の西側に在る中山道の宿場町で、駅なら新幹線の停まる米原から東海道本線で一つ戻ったトコ。明治時代の非力なSLじゃ鈴鹿峠を越せず、名古屋より西の東海道線は中山道沿いを走ってますナ。

 

拙宅はその中山道の首宿・板橋の一番都心寄りで、家は旧街道に面してますヨ。自ずと普段の暮らしでも中山道を往来してますが、拙宅真ん前の道をそのまま歩きゃ京都まで行けちまうのが不思議。興味が湧く。

 

中山道の六十九の宿場はそれぞれ特徴が有りますが、醒井宿は古代神話の「居醒泉(いさめがい)」にルーツを持つ清水の里。宿場内を流れる地蔵川は全て湧水で、古くから大勢の旅人を癒して来たンでしょうネ

 

毎日歩く青空療法もそろそろ満五年、三ヶ月で東海道を往復するペース(約1000km)は崩してませんナ。こりゃ東海道しかスマホアプリに無いから止むを得ずですが、同じ江戸・京都間の中山道はもう少し長い。

 

何れにしろスマホの記録じゃ二万kmに達しようとしてるのに、実際の街道を通しで歩いてないのが残念無念。スポンサーさえ居れば明日にも出立しますが、半病人の講釈師にソコまでする篤志家は居ませんナ。

 

いつかはきっとと決めてるモノの、当分果たせそうもない遥かな願い。だもんで今は東海道・中山道の宿場に寄れたら行ってみる。コリャ将来の偵察だから必要なコトと自分を誤魔化してますが、醒井は二度目だネ。

 

コレが地蔵川の流れに咲く「梅花藻」。清涼な流水の中でなきゃ育たぬ沈水植物で、夏に五弁の白い花が咲はますヨ。コレを見るのは東海道の清水湧く宿場町・三島以来ですが、花は水中でも平気で咲いてます

 

但しソレは真冬、四年半前の病気が一番辛かった頃。一体ナゼ寄ったのか覚えてませんが深い雪の中で、宿内を巡る観光客なんか一人も居なかった。宿場裏の名神高速と、時折走る列車の音以外は冬の静寂。

 

猛烈な底冷えで・・余りの寒さに堪えかねて街道脇の清流に手を入れたら、流石の湧水で外気より暖かだった記憶が。真夏は?突然ソウ思い立ち、同じ様にしてみたら・・今度は水の方が冷たくて気持ち良いねぇ。

 

大地を長い時間かけて巡った清水は同じでも、廻りが変わったから違う様に感じる。私メもアレから随分経ったけど、多少回復して変ったンだろうか。梅花藻を見に来た筈なのに、ソレばかり考えてた醒井宿です。

 

伊吹の神に戦いを挑んで返り討ちに遭った、古代神話の英雄「日本武尊(ヤマトタケル)」はココの清水で意識を取り戻したとされてますネ。ですが深手は癒えず、大和国(奈良県)を目指して彷徨う内に三重・亀山市の能褒野(のぼの)で落命したとされてますヨ。神話の里でも有ります

 

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★明日は「滋賀県大津市」への訪問記です★


(参考リンク)
★「長浜・米原・奥びわ湖を楽しむ観光情報サイト」米原観光協会HP
★「これからもびわ湖の素 米原」まいばら水奇譚HP

★「心を癒してくれる、水辺の美しい風景がここに。滋賀県『醒ヶ井』の魅力とは」icotto HP
★「【涼絶景】天上の花景色!『伊吹山』で高山植物をめでるひんやり涼さんぽ」ウォーカープラスHP
★「中山道の宿場町 醒ヶ井」毎日馬鹿な事書いてますブログ
★「清水湧く宿場町、旧中山道醒ヶ井宿」トシの旅ブログ
★「米原市 居醒の清水」水問題研究所HP
★「醒ヶ井最終回は梅花藻とヤマトタケルの話など」現身日和 【うつせみびより】ブログ
★「醒ヶ井に梅花藻を見に行った
滋賀」Sakak’s Gadget Blog
★「丁子屋製菓」orite米原HP
★「丁子屋
(米原市醒ヶ井)」滋賀で気ままにランチ&カフェ♪ブログ


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(鯉風のお仕事)
★「日本全国へ、『出前講談』にお伺い致します」
★「『フルオーダー講談』を作ってみませんか?」


(余りの暑さに地蔵川に飛び込みたかった位・・関西ってスゴイです)

醒井が混み合うのは梅花藻の咲いてる真夏だけで、ソレ以外は静かなトコらしく・・コレと云った特産品は有りませんが、宿場内の丁子屋と云う和菓子屋は百年以上続いてる老舗で、名物は湧水を使った「名水まんじゅう」だとか。滑らかな漉し餡をわらび粉を捏ねた生地で包んだツルんとしたモノで、半透明な瑞々しさが涼を誘いますナ。しかも日本武尊の意識を覚まさせた名水を使ってると来たら、余りの暑さでボーっとしてた私メの頭もチョットは覚めて来そうです




| 2019.08.30 Friday (00:15) | 琵琶湖は滋賀の1/6 | - | - |
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| 2020.09.23 Wednesday (00:15) | - | - | - |
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